リゾートバイトって実際どうなの?現役大学生の体験レポート!

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こんにちは!音大生のonoです。

リゾートバイト、通称「リゾバ」をご存じですか?

リゾバは、年末年始や学校の長期休暇期間など観光業にとっての繁盛期に2週間から1ヶ月ほどの短期間、ホテルやスキー場に住み込みで行うアルバイトです。

比較的時給が高く、寮生活でご飯が出されるため生活費を抑えることができ、高校生・大学生に人気のアルバイトとなっています。

しかし、謎に包まれた閉鎖的な環境から「危ない」「怖い」といったイメージが先行しています。

そこで、私の経験談仕事内容をお話ししたいと思います!

私は今までに、静岡県の旅館で2週間ほど、長野県のホテルで1ヶ月ほどのリゾバを経験しました。

この記事を通して、自分に向いてそうだから挑戦してみよう!あるいは、難しそうだから別のアルバイトにしよう!と何かきっかけを与えられたら幸いです。

リゾバのメリット

まずリゾバで働くことのメリットを3つ挙げます。

都会から離れた場所でリフレッシュできる

美しい自然や観光スポットに囲まれて過ごすことができ、非日常な体験を味わうことができます。

特に普段都会で暮らしている人にとっては、喧騒から離れ、リフレッシュできるのも大きな魅力です。

お休みの日に散策して撮影したアキアカネ

収入が上がり、支出が減る

リゾートバイトは長期休暇期間で1日に7~8時間稼働するため、まとまった収入を得ることになります。

また、寮や食事が提供されるため食費や生活費などの負担が減ります。

効率的に貯金を確保することができますね。

幅広い人と関わることができる

リゾバでは全国各地からさまざまな背景や価値観を持つ人が集まります。

地理的・年齢的な枠組みを超えて、人間関係の幅が今までより広がります。

…とメリットを挙げてみましたが、ポジティブなことだけではなく不安なことが多いと思います。

そこで、続いては私がリゾバに行く前に不安だったことを実際経験してみてどうだったか、正直に綴りたいと思います!

仕事内容

リゾバ先から徒歩ですぐの浜辺

職種は主に以下の4種類がありました。

  • ハウスキーパー
  • ダイニング
  • キッチン
  • フロント

ハウスキーパーとキッチンは表に出ない裏方のお仕事で、ダイニングとフロントが接客のお仕事になります。

ハウスキーパー

私が担当したのがこのハウスキーパーです!

お客さんのチェックアウト後、連泊の人は退室後に部屋の掃除やシーツの取り替えを行います。

複数人で1フロア分の部屋を担当し、掃除機をかける係、洗面所を掃除する係、シーツを取り替える係と役割が決まっていました。

そのため、作業内容自体は覚えやすく、すぐに慣れますが、制限時間内に終わらせないといけないため、集中して体を動かし続けなければなりません。

気づいたら時間が経っていて、終わったあとは達成感に満ちています。

キッチン

調理は普段もそこで働いているパートや社員が行い、短期のアルバイトは皿の洗浄を行っていました。

特に旅館で出る和食はお皿の種類と数が多いため、大きな洗い場で作業を分担して黙々と洗っていました。

ホール・ダイニング

ホールのお仕事は、一般的な飲食店のようにホテル内のレストランで案内から注文、配膳などの接客を行います。

ホテルや旅館によっては洋食レストラン、和食レストラン、バーなど複数飲食を提供している場所があるので事前にリゾバ先の施設を調べておくと良いですね!

また、旅館ならではの業務となりますが、客室内まで夕食を運び、配膳する業務も行うことがあります。

フロント

こちらはお客さんを最初にお迎えする役割を果たします。

お客さんにチェックインの書類を記入していただいてる間にお茶菓子を出したり、館内の説明を行ったりします。

さらに、部屋にいるお客さんから電話がかかってくる際には対応をします。

お客さんの要望は多岐にわたるので臨機応変さが必要不可欠です。

寮での生活について

寮から1時間歩いて見た初日の出

寮の設備

私の経験談をお話しします。

2人の相部屋で、キッチンとトイレ、洗濯機が共用、寝室のみ個室となっていました。

設備に不自由はなかったのですが、全体的に古いのと、手入れが行き届いているわけではないので、ここで人によって向き不向きが激しく別れるポイントだと思います。

私が以前リゾバをした旅館では、お風呂は大浴場が使用でき、シャンプーやドライヤーを用意する必要はありませんでした。

しかし、リゾバ先によっては必要になる場合もあるそうです。

また、特に虫が出るので苦手な方は注意です。

温泉街の旅館だと、大浴場が使える場合も…

食事について

食事は、勤務日は朝、昼、夜と従業員食堂で食べることができました。

自分で配膳から皿洗いまで行うスタイルで、好きなものを好きなだけ食べることができます。

私はご飯とお味噌汁を毎回おかわりしていました(笑)

寮周辺の環境

最寄りのコンビニまで徒歩30分で、外灯の無い道だったため行ける時間は限られていました。

駅までは2時間以上かかるため、来るときと帰るときは車で送迎をしていただきました。

車持っている人であれば大した問題ではないと思います。

一度、寮から1時間ほど歩いて見晴らしの良い丘から日の出を見に行きました。

周囲に人はほとんどおらず、とても美しい光景を鮮明覚えています。

人間関係

私は当時大学1年生でしたが、相部屋だったのは高校3年生の女の子で、Instagramを交換し、リゾバが終わったあとも遊びに行くことがありました。

私の所属している合唱団の演奏会にも来場してくれて本当に嬉しかったです。

車を出してくれる周りに一切人工的な光の無い高台まで連れていってくれて、星を見せてくれました。

写真におさめたのですが、スマホで撮影したため綺麗に写らず…(泣)

車を運転してくれる人のおかげで満天の星を見ることができました

こんな人は向いてる!(独断と偏見)

・知らない人とのコミュニケーションをこなせる人

・新しいことが好きな人

・タフな人

・群れなくても平気な人

知らない人とのコミュニケーションをこなせる人

初めて会う人と業務上コミュニケーションを取ることは必要不可欠です。

ただし、友達のような仲を作ることは求められていないので、新しい環境で人見知りして友達がなかなか作れない…と悩んでる人にはあまり関係のないことだと思います。

分からないこと、知らないことを躊躇なく質問したり、判断できないことを相談する、ビジネスライクな関係性を容易く構築できる人は向いていると思っています。

新しいことが好きな人

初めて行う業務や、覚えることがとにかく多いので、新しいことが好きな人は向いていると思います。

人間関係においても、業務においても新しいことに染まることが苦にならないことは立派な強みです。

短期間という特殊な条件下ではなおさらですね。

タフな人

これは多くのお仕事にも言えることですね!(笑)

しかし、リゾバは2週間から1ヶ月の短期となるため、頭を使う業務よりも、体力を使う業務を割り当てられることが多い傾向にあります。

また、普段とは違う環境で働くことや、生活リズムを変えることで体を壊し、途中キャンセルとなる人もいます。

身体的に、精神的に安定している人はリゾバに向いているでしょう。

群れなくても平気な人

友達同士で参加していたり、リゾバ経験者同士が再会していたりといった環境下では、人によっては疎外感を覚える人もいるでしょう。

輪の中に入らないといけないと焦って無理をすると逆に壁ができてしまうかもしれません。

友達のような仲の良い関係になれなくても良いと、割りきれる人は向いているでしょう。

ただし、以上に挙げたことは私自身の数少ない経験を踏まえてですので、当てはまらない人でもリゾバに向いている人はたくさんいるでしょう。

あとがき

私からは以上です。

リゾバに行きたくなった!または、別のアルバイトにしよう!など何か考えを深めるきっかけになっていたら嬉しいです。

ではまた~!

次は富士山の山小屋でリゾバをしてみたいな…

ono

ono

昭和音楽大学 音楽学部音楽芸術運営学科 アートマネジメントコース(副科専攻:声楽)

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