高校生、大学生になってから自分でお小遣いを稼いで好きなことに使いたい!と考えるようになる人は多いと思います。
しかし、どの仕事がいいのか、自分に向いているのかわからなかったり、あるいは今の自分の仕事がいやで他の仕事を探している状況にある人もたくさんいると思います。
そんな人のために、今回は高校1年生から大学生に至る今まで、バイトの転職をしまくり、約8つの仕事を経験してきたこの私が!
「仕事体験談」、「向いている人の特徴」、「面白いところ」「うーんなところ」の4つのポイントで、経験した8つのアルバイトについて紹介していきます。
独断と偏見によるものなので、あくまで参考程度に捉えていただけると幸いです。
【筆者の紹介】
大学:立教大学
学部・学科:経営学部国際経営学科
サークル:最近自分で創作系サークルを作ろうと計画中
趣味:一人旅、youtube、動画編集、ピアノ・ギター演奏、温泉巡り、英語学習
【この記事がおすすめな人】
・大学生になったらバイトを始めたい!と思っている人
・高校生でもできるバイトを探している人
・大学生の実際のバイト事情が知りたい人
・人のバイト体験談が読みたい人

目次
1.すし屋チェーン・キッチン
高校1年生の6月に初めて採用されて、約2か月ほど働きました。地元のちょっと高級めな寿司チェーン店のキッチンです。
当時まさにコロナ禍だったこともあり、あんまりシフトに入れなかったのでやめてしまいましたが、コツコツ作業するのが好きな私はもう少し慣れていれば楽しく続けられたと思います。
仕事内容としては、既にできているシャリの上に、伝票が届いたら魚などの具材を載せ、値段ごとに色が違う専用の皿にのせてレーンに流すというもの。
ほかには、戻ってきた皿がたまっている水槽のようなところから皿の色ごとに分けて食洗器にかけたり、みそ汁を継いだりといったことを永遠に繰り返します。
あ、あとはてんぷらやから揚げなどを油で揚げたりもします。私は不器用だったのでしょっちゅう火傷して、ホールのおばさん「あんたまたやって!あつかったでしょ!」と心配されていました笑
個人的に好きだった仕事が、軍艦巻きを作る機械を使うこと。いくらとかうにとか、軍艦巻きって横にのりが巻いてあるじゃないですが。そののり、実は自動で巻いてくれる機械があるんです。
シャリをセットして、ボタンを押せば自動でのりを巻いてくれます。全然自分で蒔いた方が早そうだし、クオリティも高くできそうですが、そのちょっと無駄な感じが好きだったんですよね。
たしかのりまきも似たような機械があって、自動でやってくれた気がします。今はもっとハイテクになっているんでしょうか。
<寿司チェーン店のキッチンが向いている人>
・コツコツもくもく作業がしたい人
・料理が得意な人、洗い物が得意な人、あるいは好きな人
・寿司屋の裏側が気になる人
・シフトは少なめで過ごしたい高校生
・アルバイト初心者
<寿司チェーン店キッチンの面白いところ>
・寿司屋の裏側を知れる
・忙しく動いている時間が長いので、シゴデキ感を味わえる
・意外と従業員同士で雑談があったりもするので、面白い。
<寿司チェーン店キッチンのうーんなところ>
・ちょっと生臭いかも(特に匂いに過敏な人はきついかも)
・マルチタスクが必要な場面もあるかも
・周りを見て行動する必要がある(どの仕事でもそうかもしれないけどね)
2.居酒屋チェーン・ホール
コロナが落ち着いてきた高校1年生の11月から、2月くらいまで働いていました。
地元の居酒屋のホールです。
地元が田舎な方なこともあり、客層は大学生とか20代の若者より、1人で飲みに来るおじいちゃんや宴会でやってくる社会人が多めでした。だからか、あんまり派手に騒がれたり、嫌な思いをすることもなく過ごせました。
仕事内容は、キッチンの人が作ってくれる料理を運んだり、お客さんをテーブルまで案内したり、ドリンクを作って持って行ったりといったもの。あとは注文を取りに行くのも主な仕事です。レジや絡みが面倒なお客さんは、先輩や店長が対応してくれました。
時々酔っぱらったお客さんに「若いね!何歳なの?」と聞かれたり、「おすすめは何?」と絡まれることもあり、大変な時もありましたが楽しく過ごすことができました。当時その店のバイトで1番年下だったので、よくかわいがってもらいました。私は特に容姿も性格もかわいいわけではないので、学校ではそういう対応をされたこともなく新鮮な体験でした笑
12月、1月の宴会シーズンは本当に忙しくて、目が回りそうでした。いたるところから注文のベルが鳴り響き、気づけば食器やグラスは大量に席にたまっていて、もう何が何だかわかりませんでした。
休日やそういった宴会シーズンは忙しくてつらかったですが、200円くらい食べられるまかないは格別でした。海鮮系の居酒屋に勤めていたのですが、メニューから好きなだけ選んだり、カスタマイズをしたりしてもらえるので、海鮮大好きな私には天国のようなシステムでしたね。まかないのために働いていたと言っても過言ではありません。
<居酒屋のホールが向いている人>
・明るくはきはき接客ができる人
・忙しく動いていたい人
・体育会系の空気感が好きな人
・おいしいまかないが食べたい人
・マルチタスクができる人
・力持ちな人
<居酒屋のホールの面白いところ>
・おいしいまかないが食べられるところ
・同年代の友達が作りやすいところ
・お客さんとの会話が楽しいところ
・ワイワイした空気の中働けるので、働いてる感があるところ
<居酒屋のホールのうーんなところ>
・圧倒的のマルチタスクが求められるところ
・体力がないとかなりきついところ
・たまにちょっと難しいお客さんが来て対応に困ることもあるところ
・他の従業員との連携が大切なので、綿密なコミュニケーションが求められるところ
・静かな環境で働きたい、自分のペースで働きたい人にはちょっと疲れるかも
3.焼き肉チェーン・ホール
高校2年生の夏休みから秋にかけて働いていました。地元の焼き肉チェーン店のホールです。
1番従業員同士の距離が近くて、かつ店長がやる気に満ち溢れていた職場だったと思います。
バイトはほとんどが高校生か大学生、あるいは専門学生で、過ごしやすかったです。
仕事内容は、お客さんをテーブルまで案内、コースの説明、注文された料理の提供、網の交換、テーブルセット・片付け、野菜のカットや盛り付けなどのキッチンの手伝い、店内の掃除、ゴミ出しなどです。あとは、各テーブルに設置されている網の下の部分の掃除がメインの仕事です。これが1番多かったかな。
網の交換は不器用な私には少し難しかったですが、焼き肉屋でしかできない経験なので、1度はやっといてよかったです。人生経験として。
網の下の部分の掃除なのですが、墨が腕や手についてしばらく取れなくなるのでそれだけ困っていました笑 当時入ったばっかりでレジなどの細かい仕事は任せてもらえなかったので、そればっかりやってましたね。おかげで常に腕のどこかしらが墨で汚れていました。
居酒屋と同じく、こちらもまかないがかなり安く食べられたので最高でした。肉でも、店にある具材を使った料理でも、なんでもオッケー。
バーナーという火が直接出て、料理をあぶれる機械があるのですが、それが大好きなキッチンの人に誤ってまかないを頼むと全部バーナーであぶって出されるといったことがありました。それだけ回避すればおいしく好きな肉や料理が食べられます。
店長がいない時は、普段食べちゃダメなちょっと高級な肉も内緒で食べている人もいましたね笑
バイトが終わった後、みんなで机を囲ってまかないを食べる時間が1番楽しかったです。
<焼き肉チェーンのホールが向いている人>
・明るくはきはきと接客ができる人
・体力に自信がある人
・体育会系な雰囲気が好きな人
・協調性やコミュニケーション能力が高い人
・同年代の友達が作りたい人
・先輩ウケがいい人
<焼き肉チェーンのホールの面白いところ>
・同年代の友達ができる
・年代が近いバイト仲間が多いので、ワイワイバイトを楽しめる
・焼き肉の網交換ができる
・焼き肉の豆知識や裏側を知れる
・常に忙しくしているので働いてる感がある
<焼き肉チェーンホールのうーんなところ>
・体力勝負なところがある
・1人で静かに作業したい人には厳しいかも
・焼き肉のにおいが付くので、バイト後予定を入れにくいかも
・自分で考えて行動しないと怒られる
・たまに面倒なお客様対応がある
4.船の上のレストラン(単発)・ホール

高校2年生の夏休み、田舎生まれ田舎育ちの私は、都会のおしゃれなバイト先で働くべくホテル・レストラン系の派遣バイトに登録しました。
多少の飲食バイトの経験があった私に、初めて任せてもらえた仕事が都内の「船上レストラン」でした。
3時間ちょっとで東京湾を周遊するクルーズ船の中にあるレストランです。バイキング形式のレストランで、私の仕事は少なくなってきた料理の交換・各テーブルにどんどん積み重なる食器を片付けること・ゴミ箱の交換・ドリンクを運ぶことでした。
何より大変だったのが、各テーブルの食器を片付けること!
たしか全部で20テーブルほどあったのですが、各テーブル3人から5人が座っていて、すごい勢いで食べては持ってきてを繰り返すもんですから、永遠に食器がたまっていくエンドレスゲームに。
手前の方のテーブルを片付けたら奥の方のテーブルが食器の山になり、奥の方を片付ければ手前のテーブルが食器の山になり、そうこうしているうちに料理がなくなって「すみません!新しいの出してください!」とお客さんに言われてしまいます。
左右の端っこにテーブルが設置されているのですが、なんとその時のホールは私と外国人留学生の2人だけ!その相棒(外国人留学生)は何度か同じ仕事をしているらしく、片言の日本語で仕事を教えてくれます。
慣れないハイヒールで重い食器をもって走り回る私に同情してか、最後の方彼は私の分のごみや食器も片付けてくれました。
夏休みの良い思い出になりました。
<船の上のレストラン・ホールに向いている人>
・都内に通える距離に住んでいる人
・おしゃれなレストランで働きたい人
・体力に自信がある人
・非日常な体験がしたい人
・かわいい制服が着たい人
<船の上のレストラン・ホールの面白いこと>
・非日常な体験が楽しめる
・船からの景色が少し楽しめる
・色々な層のお客さんと関われる
・かわいい制服が着れる
<船の上のレストラン・ホールのうーんなところ>
・特に女の子はハイヒールで歩き回るので、ちょっと大変
・体力がいる
・特にまかないは別に高級料理ではなかった(私が働いていた時はそうでした)
・制服が選べなく、好みのデザインではないこともある
・クルーズの回数が昼と夜でそれぞれ1回ずつしかないので、融通が利きにくい。(2回のクルーズで働きたい場合は、昼1回クルーズで働いて、しばらく時間をつぶして夜のクルーズに出る必要があった)

5.高級ホテルレストラン(単発)・主にキッチン
これは高校2年生の冬から春にかけての単発バイトで、東京都内の高級ホテルのレストランで開かれる宴会でのお仕事でした。都心の方で、日常的に通うのは難しかったのでやめてしまったのですが、なかなか非日常な体験で楽しかったです。
私がたまたまシフトを入れた日は有名な歌手のレストランショーが入っていました。仕事内容としては、テーブルにセットされた食器やグラスを磨くこと、ナプキンをきれいにセットすること、シェフが作った料理にトッピングをすること、その他段ボールを畳んだり、お客さんへのお土産用の袋を用意したりといった雑務をしていました。
ちゃんとしたテーブルマナーなんかとは無縁の人生を過ごしていたので、ナプキンの正しい畳み方があることはここで初めて知りました。良い経験になりました。
バイトはほとんどが大学生で、派遣とはいえ顔見知りが多いようでした。シェフともかなり仲が良さそうで、学校生活のことなども話していました。シェフをちゃんとシェフって呼んでいて、「あ、ほんとにシェフのことシェフって呼ぶんだ・・・。」なんて素朴な感想を抱きましたのを覚えています。
入って1日目だったので、一応最初はホールとして入ったもののほとんどをキッチンで過ごしました。ほぼ一日中雑用みたいなことをやっていました。
ですが、お客さんに芸能人がいたり、コンサートの漏れて出てくる音楽が聴こえたり、そのイベントにちなんだかわいい料理を見たりとなかなか面白かったです。裏側から私の知らない世界、非日常を味わえました。
制服も足元までの長さの長くて黒い前掛けに、かわいいネクタイと、おしゃれで気分が上がりました。
<高級レストラン・キッチンが向いている人>
・てきぱき動ける人
・非日常な体験をしたい人
・身だしなみに気を使える人
・かわいい制服を着たい人
・自分で考えて動ける人
<高級レストラン・キッチンの面白いところ>
・おしゃれでおいしそうな料理を見ることができるところ
・かわいい制服を着れるところ
・シェフと関われるところ
・芸能人など普段関わることのない層のお客さんと出会えるところ
・おしゃれな空間で働けるところ
<高級レストラン・キッチンのうーんなところ>
・体力がいるところ
・身だしなみや接客マナーなどがかなり厳しい傾向にあるところ
・初めてのうちは、覚えることが特に多い傾向にあるところ
6.塾講師

高校3年生の3月、受験が終わって学校もほとんどない1か月間だけ働きました。
個別指導型の塾で、主に小学生から中学生を同時に2人に対して授業をします。
条件に合った塾を紹介してくれるエージェントを介して見つけた職場だったのですが、たまたま人手不足だったこともあって、簡単な面接と都立の入試問題を解いてすぐに入社しました。
受験が終わって超暇だった私は当時週3~4日の3コマ(1コマ90分)でシフトを入れていました。
仕事内容は、小学生や中学生の担当の生徒さんに向けて授業をする、それと同時に授業の理解度や生徒の様子を塾長や保護者向けに記録する、生徒と相談して宿題や授業の内容を考えるといったもの。あとは時期がちょうど春の入塾シーズンだったので、体験の生徒の対応などもしていました。
塾によっては保護者を含めた三者面談なども仕事内容に入ってくる場合がありますが、わたしが務めていた学習塾は、基本保護者対応はなく、塾長が担当していました。
一応指定の教科書やワーク、宿題として出す範囲などはあるのですが、ほとんど各先生の裁量に任されています。
その子の様子や予定、理解度などによって宿題の内容や量はわたしたちが決めます。もちろん、他の先生や塾長に相談できますが、だいたいは自分で考えて決めます。
生徒によって全然キャラも得意教科も、つまづくポイントも異なるので、それぞれに合わせて授業をします。大変に思うこともありますが、やりがいがあってなかなか楽しいです。
わたしが1か月でこのバイトをやめてしまった理由は、シフトの融通が利かず、大学の新歓や授業などの時間が不透明にもかかわらずシフトを詰め込まれてしまったからです。
たまたま勤めていた塾が人手不足だったことと、コミュニケーションの行き違いでこうなってしまったので、それさえ乗り越えられればもっと長く続けていたとも思います。少し残念ですが、仕方ないです。
<塾講師が向いている人>
・自分で試行錯誤して勉強してきた経験がある人
・年下や教えることが得意・好きな人
・人の気持ちに寄り添える人
・自分の裁量で考えて動きたい人
・人を応援・サポートするのが得意で、好きな人
<塾講師の面白いところ>
・少し年の離れた生徒と関わるので、新しい発見が多いところ
・自分で仕事に工夫できるところ、自分の裁量で働けるところ
・生徒の成長を感じたときのやりがいが半端ないところ
・自分の得意な科目中心に教えられるところ
・久しぶりに小学生・中学生の勉強内容に触れられるところ
<塾講師のうーんなところ>
・授業の時間割が決まっているので、融通が利きにくい
・だいたい固定シフト制なので、それを考慮して大学やプライベートの予定を入れなければならない
・特に責任感が必要な仕事なので、なかなか生徒の成績が伸びない時はプレッシャーを感じる
・自分自身も授業の内容をうろ覚えな場合があるので、多少の予習が必要な場合がある
・髪色やネイルなどの規定が厳しい傾向にある(特に大手)
7.コンセプト居酒屋・ホール
大学1年生の夏休み、某有名なゲームのコンセプト居酒屋の通訳コンシェルジュとして入社しました。
都心の方にあり、外国人観光客も多いので英語やそのほかの言語がしゃべれる人は重宝されます。時給も、英語や中国語などがしゃべれる人は最低賃金より200円ほど高くなります。
仕事内容は、お客さんのテーブルまでの案内、料理提供、テーブルのセットと片付け、店内の設備やゲームイベントなどの案内といった通常のホール業務に加え、外国人のお客さんへの質問対応などを英語でしていました。
コンセプト居酒屋なだけあって、ゲームの知識があるとお客さんからも同じバイトの同僚からも喜ばれます。料理やドリンクもゲームに出てくるキャラクターや物語に合わせたデザインで、見ていてとても楽しいものでした。毎回初めてのお客さんに料理を運ぶと喜んでもらえるので、それもうれしかったです。
なんとまかないもその店で提供されている料理を食べることができたんです。たくさんメニューがあるので、毎回出勤のたびにそれを楽しみに過ごしていました。
特に面白かったのは、タイから来たお客さんと英語を使ってゲームの話で盛り上がったことや、スイスの方から来たお客さんとドイツ語で会話したことです。
大学で少しだけドイツ語をかじっているので、初めて本物のドイツ語話者と話せてうれしかったです。
都心の方に出ると、英語など自分の専門や特技を活かした仕事が見つけられるので、それだけでも都会の大学に通っていてよかったなんて思います。
<コンセプト居酒屋・ホールが向いている人>
・アニメやゲームが好きな人
・接客が好きな人
・アニメやゲームの世界観に浸りたい人
・英語や中国語ができて、外国人観光客の対応ができる人
<コンセプト居酒屋・ホールの面白いところ>
・ゲームやアニメの世界観の中で働ける
・同じ趣味の従業員と出会える
・立地もあってか、声優・俳優・アニメーターの卵と一緒に働ける
・比較的髪色などの規定が緩い傾向にある
・お客さんとのコミュニケーションが多めな傾向がある
<コンセプト居酒屋・ホールのうーんなところ>
・ゲームやアニメに詳しくないとちょっと接客で躓くタイミングがあるかも
・店員さんの個性が強めな傾向にある
・料理やドリンクなどの名前やトッピングなどが細かくて難しい傾向がある上、お客さんに説明を求められる場合がある
・連休や長期休暇中はかなり混雑するので超忙しい。屍になりかねない。
8.スーパー・レジ(時々品出し)
大学生の夏休み、コンセプト居酒屋と同時に入社しました。
シフトが週1で提出でき、給料も同じく週1で振り込まれるのでかなり便利な職場でした。2時間とかからシフトに入れるので、大学の空きコマや放課後にちょろっとシフトに入ることもでき、ちょっとしたお小遣い稼ぎにはとても便利でした。
仕事は主にレジ、たまに品出しで、みなさんがイメージする通りのレジ作業をしていました。
もくもくと作業できるので、コツコツ仕事したい人はおすすめです。
また、品出しも日によってはやっていたのですが、品出しの業務内容は、思い段ボールを開いて商品を陳列したり、洋服に防犯用のタグをつけたり、といったものでした。
勤めていた店舗が都心の方で、比較的お土産なども品ぞろえが良かったこともあって外国人観光客の方も多く来ていました。
時間によっては日本語よりも英語の方が接客に使う時間も長く、英語を伸ばしたかった私のは好都合でした。外国人観光客の方はよく話しかけてくれるので、時にちゃんとした会話をする機会もありました。
また、私が働いていた店舗はシフトの自由がきいて、学生にとってかなりありがたいシステムだったこともあり、学生が多く働いていました。
<スーパーのレジ打ちバイトが向いている人>
・もくもくコツコツとした仕事が好きな人
・慎重に作業ができる人(お金を扱う仕事なので尚更)
・接客好きな人
・気遣いができる人
<スーパーレジバイトのおもしろいところ>
・お客さんの買い物の内容から今晩のご飯が予測できる
・お客さんとのちょっとした雑談が楽しい
・てきぱきテンポよくさばけるとなかなか楽しい
・空いた時間は同僚と少し話せる時間がある場合があるので友達ができる
<スーパーレジバイトのうーんなところ>
・お金を扱う仕事なので、ちょっとしたミスが大問題になりかねない
・たまに面倒なお客さんがいるので、対応が大変なこともある
・あんまり人とコミュニケーションがとりたくない人は難しいかも
まとめ

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
私のアルバイト遍歴を振り返ると、本当にいろいろな仕事を経験してきたなと感じます。でも、改めて並べてみてみると接客業が多めですね。
最初は「自分に合うバイトって何だろう?」と手探り状態でしたが、それぞれの仕事を通して学べることや楽しいこと、大変なことがあり、すべてが貴重な経験になりました。
アルバイトには向き・不向きがあると思います。コツコツ作業が得意な人には寿司屋のキッチンやレジ打ちが向いていますし、人と話すのが好きな人には居酒屋やコンセプトカフェのホールがぴったりだと思います。まかないの豪華さを重視するなら焼肉屋や居酒屋、英語を使いたいなら観光地のスーパーやコンセプト居酒屋など、それぞれのバイトに魅力があります。
実際に働いてみると、想像と違うことも多かったです。例えば、焼肉屋のホールは体力的に大変でしたが、従業員同士の仲が良く、楽しく働けました。塾講師はやりがいのある仕事でしたが、シフトの融通があまり利かず、予定を合わせるのが難しいこともありました。また、バイト先の雰囲気や人間関係も重要なポイントで、元気で活気のある職場が合う人もいれば、落ち着いた環境のほうが働きやすい人もいると思います。
もちろん、どんなバイトでも大変なことはあります。居酒屋では忙しさに圧倒されることもありましたし、船上レストランでは重い食器を運ぶのが想像以上に大変でした。塾講師では、生徒ごとに同じ内容でも躓くポイントが異なり、どう教えてあげればいいのか悩んだこともありました。時に頑張って乗り越える必要がある時もあれば、自分ではどうしようもならない時もあります。
バイト選びで大切なのは「自分が何を求めるか」をはっきりさせることです。「お金をしっかり稼ぎたい」「新しい経験をしたい」「友達を作りたい」など、人によって目的は違います。目的がはっきりすると、自分に合うバイトを見つけやすくなります。そして、もし合わなかったら無理せず辞めて、また次を探せば大丈夫です。実際、私もいくつものバイトを経験し、周りからは「またやめたの?!」とあきれられる時もありますが、そのおかげで自分に合う仕事のスタイルを見つけたり、それまで自分の知らなかった社会の構造を色々な視点から学んだりすることができました。
こうして新しいバイトでネタとして昇華することもできますし。
アルバイトは単なるお金を稼ぐ手段ではなく、新しい世界を知るきっかけにもなります。いろいろな職場で働くことで、自分の得意なことや苦手なことが見えてきたり、普段関わらない人と出会えたりするのも魅力の一つです。
これからバイトを始める方や、新しい仕事に挑戦したい方の参考になれば嬉しいです!
少しでも良いと思ったらいいね!お願いします!
