【短期国際ボランティア体験談】観光大国タイにボランティアしに行った話

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私は今年大学2年生の夏休みに、タイのチェンライ5日間の短期国際ボランティアに行ってきました。今回は現地での体験談、出発までの流れなどについてお話ししていきたいと思います。

海外留学に興味がある方、ボランティアをしてみたいと考えている人、長い大学生の夏休みなにか有効な使い方がしたい!と考えている人におすすめです!

なぜ留学ではなく、国際ボランティアなのか

私は今まで国内含め、ボランティア活動というものに参加したことはありませんでした。私が国際ボランティアに参加しようと思った理由は、1つ目は、単純に海外にいきたかったからです笑

国際ボランティアは観光で外国に行くのと比べて安く外国に行くことができます。

長期で留学に行こうとすると、どうしてもお金がかかってしまいます。また留学はTEAPなど試験を受けなければならなかったり、大学の授業との兼ね合いなど準備が大変なため、2ヶ月もある大学の夏休みに短期間で濃い体験ができる短期国際ボランティアという選択をしました。

英語留学の大きな目的は英語力の向上になりますが、国際ボランティアは

英語力+ボランティアの経験

と、プラスアルファで貴重な経験ができます。

2つ目は英語力を試してみたかったからです。

日本では英語の勉強はできますが実際に英語を使ったコミュニケーションをする機会はあまりありません。タイという異国の地に行けば日本語は通じないので木強制的に英語力を鍛えることになります。

国際ボランティアに出発するまで

ボランティアに行こうと決意したのち様々なサイトでプログラムを探しました。

参考にしたサイトは、

の3つです。この3つのサイトは海外だけでなく、国内のボランティアの他長期ボランティア、インターンなども見つけることができます。

私は今回、activoで見つけたソーシャルエンタープライズsharing eco tour & homestay という団体の8月20日から26日の約1週間のプログラムに参加することにしました。

このプログラムは、現地でのボランティアの他に山岳民族の村にホームステイができるという珍しいプログラムでした。

チェンライってどんなとこ?

タイのチェンライとはどのようなところなのか、簡単に紹介します。

タイでよく知られているのは首都であるバンコクだと思います。チェンライはバンコクから飛行機で約1時間半のところに位置するラオスと国境を接するタイ最北の地です。

チェンライの自然豊かな山岳地帯には、ヤオ族、ラフ族、アカ族、カレン族、リス族など、独自の風習を持つ山岳少数民族の村が点在しています。ちなみに私が今回ホームステイしたのはラフ族の村です。

チェンライ市内には有名な美しい寺院や文化施設が数多くあります。

現地での体験

今回参加した1週間のプログラムの内容としては大きく分けて、

小学校での子供達との交流や農作業などのボランティア活動、ラフ族の村に一泊二日のホームステイオプショナル観光の3つです。

タイのチェンライや山岳民族についてよく知らない人も最初に行われるオリエンテーションで歴史や現在抱えている問題まで学ぶことができます。

では、早速それぞれ詳しく見ていきます。

ボランティア活動

小学校での活動

小学校では日本の文化を伝える交流活動を実施しました。内容としては折り紙を使用した工作、書道の体験です。

グループに分かれ前日に集まるなどして準備を進めました。言語が通じないという点で不安も多かったですが現地の小学生は積極的に参加してくれとてもたのしいものでした。

寺院での農作業のお手伝い

寺院で農作業をしている現地の方のお手伝いをしました。夏のタイはとても暑く、体力的に大変なものでしたが現地の方々はとても元気で励まされました。

農作業を終えた後は寺院で用意してくださったご飯を食べお昼寝しました笑

ちなみに、食についてですがタイにいる間はずっと毎食タイ料理です。

私はタイ料理がとても好きなので毎日幸せでした。また日本ではあまり見ることがないようなフルーツや日本で買うと高いフルーツが沢山あるので食について困ることは特にありませんでした。

ホームステイ

プログラムには1泊2日のラフ族が暮らす村、ヤフー村へのホームステイが組み込まれています。

ラフ族は、80年ほど前にチベットから移動してきた山岳民族の1族で使う言語はタイ語ではなくラフ語です。最初は言語も全くわからず、生活環境も全く違うため、様々な不安と心配がありました。

しかし、現地の子供達と鬼ごっこをして遊んだり、ラフ語を教わり交流する中で次第に打ち解けていくことができました!

言語が伝わらなくてもコミュニケーションはできます!

電気が貴重な環境のため夜には今まで見たことがない数の星を見ることができました。日本では体験することができない生活と自然との距離の近さを体感しました。

日本では見れない数の星

オプショナル観光

プログラムの最終日にはオプションで観光をつけることができます。

私はカレン族の象使いから象について学ぶことができる象使いのオプショナルに参加しました。

その後源泉掛け流しの温泉に入り、ローカルな市場を見学し、ナイトマーケットではお土産を沢山買いました!その他にもオプショナルの他に活動が終わったのちBlue templeというとても綺麗な寺院を訪れました。

今回のプログラムはボランティアだけでなく観光も楽しむことができ、1週間でボランティア同士とても仲良くなることができます!

ボランティアのプログラムが終わった後、乗り換えのバンコクで観光してから帰るという人もいました。

国際ボランティアに参加して

今回初めてボランティア活動に参加して考えさせられたことがあります。

それは、日本とチェンライの生活水準の違いについてです。

日本にずっといるとその環境に慣れてしまって気づかないのですが、当たり前に電気がずっと使えて、お湯がでて、トイレが流れることは、当たり前ではありません。

1週間クーラーを使用せずシャワーも水しか使えないチェンライで過ごし、どれだけ日本の生活は恵まれていたのか、今までどれほど電気や水を無駄にしていたか気付くことができました。

日本で暮らしていると考えられない電気や水道に限りがあるチェンライでの生活は最初は大変でしたが1週間いると慣れました。シャワーも冷たい水があったかく感じられたほどです笑

むしろ、日が沈むと寝て、外で鳴く鶏の鳴き声で目覚める生活はストレスがなくずっとこの生活を続けたいなと感じるほどでした。

たったの1週間でしたが、価値観を見直す貴重な経験ができ、このプログラムに参加して本当によかったなと思います。

ラフー村の子供達

皆さんもぜひ大学生になったら、国際ボランティアに参加してみてください!

ぱおちゃん

ぱおちゃん

早稲田大学 文学部

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