大学生ハイコスパ国家資格「宅建」のススメ(勉強法・勉強時間を徹底解説)

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大学生の皆さんの中には、将来のキャリアや就職活動に向けて資格取得を考えている方も多いのではないでしょうか。

たくさんの資格がある中で、大学生のうちでの宅地建物取引士(宅建)資格の取得はかなり!オススメです。

不動産業界の需要が高まっている今、大学生のうちに宅建資格を取得することは、将来への投資として非常にメリットがあります!

今回は、大学生目線で宅建取得のススメから勉強法・勉強時間まで徹底解説します。

こんにちは!ウカルメ編集長のだんさんです。私は2022年10月に実施された宅地建物取引士試験で一発合格しました。勉強期間は約半年間。なんとか合格できた今「これ大学時代に取っておけばよかったなぁ…!」と感じることが非常に多いです!

目次

宅地建物取引士(宅建)資格とは

宅建士とは、不動産業界で働くために必要な国家資格の1つです。

宅建士は不動産の売買や賃貸借契約の仲介などを専門的に行います。つまり、人々が住みたい家やビジネスで使用する建物を探したり、契約手続きをサポートしたりする役割を果たします。

宅地建物取引士資格(通称: 宅建)は国家資格!

国家資格とは、国が定めた基準に基づいて試験を受け、合格することで取得できる資格のことです。宅建の他に、弁護士・医師・公認会計士などが挙げられます。それらと同じ国家資格が「宅建」。

宅建資格を持っていることは、国が不動産に関する一定の専門知識やスキルを持っていることを証明していることになります。国家資格を持っていることで、就職活動の際に信頼性や専門性をアピールすることができます。

不動産屋には宅建士がいないといけない!

宅建は独占業務として位置づけられています。

独占業務とは、法律上、特定の資格や免許を持つ者にしか行うことができない業務のことです。例えば、医師資格を持っていないと医療行為は出来ませんし、弁護士資格がないと、裁判はできませんよね。

それらと同じく、宅建を持っていないと、不動産の売買や賃貸借契約の仲介業務(具体的には重要事項説明など)ができないわけです。

実際、不動産屋さんは一定の割合で「宅建資格」を持っている人を雇う必要があります。薬局に薬剤師さんが必要なように、不動産屋に宅建士が必要なので、持っていることは大きなメリットがあるのです。

大学生で宅建を取っておくべき理由

就活で有利になる!

不動産資格である宅建ですが、実は不動産業界はもちろんのこと、他の業界でも有利になることがあります。

金融業界

宅建士資格を持つことで、不動産関連の金融業務にトライできる可能性があります。銀行や信用金庫、証券会社などの金融機関では、不動産担保ローンや不動産投資商品の提案などに宅建士の知識と経験が求められることがあります。その際に、宅建士資格や不動産に関する専門知識を持っておくと有利です。実際に金融業界では宅建士資格の取得を求められることもあるようです。

デベロッパー・不動産開発・建設業界

デベロッパーや、不動産開発や建設業界においても重宝されます。土地の開発計画や建築物の売買契約など、宅建士の専門知識が必要になるためです。

コンサルティング業界

不動産コンサルティング企業や経営コンサルティング企業など、さまざまなコンサルティング業界で活かすことができます。不動産市場の分析や評価、投資戦略の立案などにおいて、宅建士の知見を活かすことができます。

法務・行政機関

宅建士資格は不動産取引の法的な知識も必要となります。そのため、法務や行政機関での就職においても有利になる場合があります。不動産の契約書作成や法的な規制の監査など、宅建士の専門知識は役立つでしょう。

自己アピールに使える!

宅地建物取引士資格を持つことは、自己アピールの1つになります。

宅建士資格は、医師・弁護士・公認会計士と同じ、まぎれもない「国家資格」です。国家資格を持つことで、就活の面接や履歴書において、その努力の証と、不動産に関する専門知識や経験をアピールすることができます。

大学受験の勉強方法を応用できる!

これこそ大学生ならではのポイント。

大学受験を経験した大学生であれば、大学受験のときの勉強法をそのまま応用できるのです。

たとえば大学生のみなさんはこういった勉強法を大学受験のときにされてきたのではないでしょうか…

授業を受けて、問題集でアウトプット。苦手なところだけピンポイントで補強。

これらを受験を通じて学んできた大学生であれば、当たり前のように実行できるのではないでしょうか。宅建の勉強法も同じです。大学受験勉強と同じやり方で学習を進めることができます。

宅建って難しいんじゃ…合格までの勉強時間

結論、宅建は難しくない!ちゃんと勉強すればちゃんと合格できます!!

実際私自身、起業家・ウェブマーケターとしての仕事と平行しながら、半年間・1日約2時間の勉強で合格できました。大学生のみなさんだったら、もう少し時間の余裕があるかと思います。きちんと半年間コツコツ勉強すれば必ず国家資格たる「宅建士」の資格を取ることができるはずです。

写真草www

一般的に宅建合格に必要な勉強時間は200時間〜300時間と言われています。

  • 1日2時間勉強したら、100日~150日
  • 1日3時間勉強したら、67日~100日

意外にいけそう!

と思われた大学生の方も多いのではないでしょうか。
さらには、大学生のみなさんは、通学時間等のスキマ時間を活用することもできるでしょうから、2,3時間の学習時間捻出はそんなに難しいことではないはずです。

1日2,3時間の勉強を約半年続ければ…国家資格たる「宅建士」になることができる。

だからこそ、時間の調整がしやすい大学生にはハイコスパな資格なのです!

大学生のための「宅建士」勉強法

独学?資格予備校?

大学生が宅建を独学で学ぶメリット

自分のペースで学習が進められる

独学であれば自分の都合に合わせて勉強のスケジュールを組むことができます。自分の理解のペースに合わせて学習を進めることができるため、自由度が高いと言えます。

コストが安くすむ

予備校に通う場合に比べて、独学は費用がかからない場合があります。教材や参考書の購入費用のみで済みますし、YouTubeチャンネルも充実していますので、0円で合格を目指すことも十分可能です。

好きな教材を選べる

独学では自分が使いやすいと思う教材や参考書を自由に選ぶことができます。自分に合った教材を選ぶことで、理解しやすく効率的な学習が可能です。

大学生が宅建を独学で学ぶデメリット

学習の方針や進め方がわからない

独学では自分自身で学習の方針や進め方を決める必要があります。初めての場合は、正しい学習方法や重要なポイントを見落としてしまう可能性があります。

モチベーション維持

独学では他の学習者や先生との交流がないため、勉強に対する孤独感を感じることがあります。また、モチベーションの維持も難しい場合があります。

大学生が宅建を予備校に通って学ぶメリット

専門の講師からの指導が受けられる

予備校では経験豊富な講師から直接指導を受けることができます。難しい箇所や疑問点を講師に質問することで、理解を深めることができます。

学習環境が整っている

予備校には充実した学習環境が整っています。参考書や問題集、模擬試験などの資料が揃っており、集中して学習に取り組むことができます。

同じ目標を持った仲間との交流ができる

予備校に通うことで同じ目標を持った仲間との交流が生まれます。一緒に勉強することで刺激を受けたり、情報共有やモチベーションの高まりを得ることができます。

大学生が宅建を予備校に通って学ぶデメリット

費用がかかる

予備校に通う場合は授業料や教材費などの費用がかかります。独学に比べて経済的な負担となる場合があります。

予定に合わせた受講が難しい

予備校の授業スケジュールは決まっており、自分の予定に合わせて受講することができない場合があります。特に大学生の場合、授業やサークル活動との調整が難しいかもしれません。

結論、独学で十分です。

比較的時間の余裕がありながらも、経済的には厳しい大学生のみなさんは、YouTubeや参考書を使っての独学で全く十分です。大学受験で培った勉強法も熟知しています。

ただ、どうしてもモチベーションの維持が難しい といった大学生の方は予備校に通うのも手です。

モチベーション維持が頑張れそうであれば、独学で進めましょう!

宅建試験について

試験について

宅建試験は年1回行われます。

つまり!一回不合格になってしまうと、再チャレンジは一年後。なんとしても一発合格を目指したいところです。

2023年宅建試験日

2023年度(令和5年度)の宅建試験の日程は、2023年10月15日(日)です。

毎年10月第3日曜日に全国の都道府県で実施、合格発表は11月第3火曜日です。

試験形式

合計50問 で すべてマークシート形式です。

2022年度本番の問題用紙。バキバキになってるwww

例年、35点前後が合格ラインとなる「相対評価」ですが余裕を持って38点を取ることを目指したいところです。

お恥ずかしい話、私自身一発合格でしたが超ギリギリの36点合格でした…!でも合格は合格です(爆)!

試験時間は2時間。13:00~15:00で実施します。

50問のマークシートを2時間ということで、余裕があるかと思いきや、全然ないです…^^;

宅建試験の試験内容

権利関係(14問/50問)

民法や借地借家法などの不動産関係の法律やそれらに関連する権利について出題されます。問題は主に事例問題であり、文の意味を正しく把握する必要があります。問題数は比較的多く、難関とされています。

宅建業法(20問/50問)

試験全体の4割を占め、高得点が求められます。

問題は比較的簡単です。難易度のばらつきが少ない特徴があります。簡単に言うと暗記ゲーです!ここで高得点を取るのが重要です。地道なインプットとアウトプットが重要であり、知識の体系化と正確な理解が必要です。

法令上の制限(8問/50問)

都市計画法や建築基準法などの法律に関連する制限や規制について出題されます。細かい暗記がいっぱいです!

私は苦手でした…^^;

税・その他(3問/50問)

税法や統計、土地建物に関する問題が出題されます。統計問題は最新の情報が出題される傾向があります。地方税や地価公示法、不動産鑑定評価基準などがよく出題されますが、直前でOKです!

大学生の宅建<独学>勉強法

まず参考書を購入してください

以下の参考書を揃えましょう。

宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト

参考書でインプットに使うものです。基礎事項がフルカラーでイラストも交えながらわかりやすく解説されています。

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宅建士 合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集

分野別の問題集です。先程の「宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」とリンクしているので、問題集を解いてあやふやな部分をすぐにテキストで確認することができます。

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とりあえずこの2冊でOK!!勉強をスタートしていきましょう。

「宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト」宅建業法編を1週間で3周読む

不動産にこれまで関わっていない大学生の方がほとんどだと思います。いきなりテキストを読み込んでも、まったく意味がわかりません笑笑

まずは文字面に慣れることが重要!そのため、意味がわからなくてもOK。テキストをまず3周読んで(見て)いきましょう。

テキストは「権利関係」「宅建業法」「法令/税その他」の3分冊になっていて、パキッと切り離せるようになっています。

分冊を持ち歩くと便利!

そのうち「宅建業法」が一番シンプルでわかりやすいです。宅建業法の分冊を持ち歩いて、1週間で3周以上を目標に読んでいきましょう。

宅建士 合格のトリセツ 基本問題集」宅建業法編を1回やってみる

こんなんでいいの!?

と思うかもしれませんが、まず問題集の「宅建業法」を1回解いてみてください。するとあら不思議…!なんとなく解けちゃうのです。

というのも、宅建業法の中には

いや、そりゃそうやろ!

みたいな常識的に考えるとそりゃそうだ的問題もあります。共通テストで言うところの「現代社会」的なと伝えると大学生のみなさんはわかりやすいでしょうか。

実はこのなんとなく解けちゃうというのが非常に重要で、なんとなく解けちゃうと、モチベーションが爆上がりするのです。

私も宅建業法のテキストを3周読んだところで「こんなん覚えられないし、解けないよ~~(´;ω;`)」と思っていましたが、ものは試しにと思って問題を解いてみると…「あれ、意外に解けるぞ!」と思ってテンション爆上がり!ここから勉強のスイッチが入っていきました。

宅建士 合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集」宅建業法編を2周、3周やってみる

ここからは問題集をベースにアウトプットしながら、問題集→参考書を行ったり来たりするフェーズです。

問題集をやって→ここ覚えなきゃ。というところをテキストを読んで暗記していく繰り返しです。このあたりは大学受験と同じですね。

宅建業法の問題集→参考書ループを繰り返して問題集が6割くらい出来てきたら

参考書サラ読み→問題集→参考書ループを「権利関係」「法令/税・その他」で同じようにトライ

「宅建業法」と同じように「権利関係」「法令/税その他」の各分冊を1週間で3周サラ読みし、問題集にトライ。問題集でよくわからなかったり、覚えが不十分な部分だけ、参考書に戻るを繰り返していきます。

「権利関係」「法令/税・その他」どちらからスタートするかは諸説ありますが、私は「権利関係」からやったほうがいいと思います

「法令/税・その他」は私が苦手だったこともありますが、宅建業法以上に細かい暗記が求められ、モチベーションが下がってしまいます。それに配点も高くはありません。

それに対し「権利関係」は配点が高い上に、暗記というより論理的思考が求められます。そのため、暗記系の宅建業法から少し離れて頭の体操的に「権利関係」をやるとまた違う刺激になって、モチベーションの維持につながると思います。

参考書サラ読み→問題集→参考書ループを全分野でクリアー

このように、参考書サラ読み→問題集→参考書のループを繰り返しているうちに、暗記や理解が進み、徐々に問題が解けるようになっていきます。

なかなか覚えられないところはYouTubeを活用!

「なかなか覚えられない…」「全然理解できない…」分野が必ず出てきます。そのときにオススメなのが、YouTubeチャンネルの活用。

YouTuber宅建士によるわかりやすいポイント別解説でスッと入ってくるようになります。このピンポイント学習法でオススメのYouTubeチャンネルが

棚田行政書士の不動産大学

  • 棚田先生の軽快で辛口なトークがおもしろい!
  • 通し学習ではなく、受験生が苦手な分野を中心にピンポイントで教えてくれる
  • 1本の動画でインプットとアウトプットが完結しているので、勉強しやすい
  • どうしても暗記がしんどいところは「替え歌」で覚えられる!

といいとこづくめ!ぜひ活用してみてください。

「棚田行政書士の不動産大学」YouTubeチャンネル

通しの問題練習で得点力アップ

これまでは分野別のピンポイント学習でしたが、試験本番は50問2時間ぶっ通し。ここで重要なのが、

  • 時間配分
  • 集中力維持

そのため、2時間通しの問題練習もやっていきましょう。

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2時間通しの問題練習が全7回分トライできます。

問題演習→テキスト・YouTubeで分野別弱点補強

あとは問題演習→テキスト・YouTubeを繰り返していくだけです。大学受験を経験した大学生ならお得意な勉強の流れになります。

どうしても独学は…という方へ

これまでお伝えしたように、宅建の学習は独学で十分です。大学受験勉強を経験した大学生のみなさんであれば、これらの勉強法は当たり前のようにできると思います。

それでも、独学は自信が無いという方は、予備校や通信教育(映像授業)の活用も検討されてはいかがでしょうか。

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大学生の資格取得には「宅建」がオススメ!

  • 就活で有利になる
  • 自己アピールに使える!
  • 大学受験の勉強方法を応用できる!

大学受験を経験し、自分にあった勉強法を熟知しており、さらに比較的時間にゆとりのある大学生だからこそおすすめしたいハイコスパ資格!それが「宅建」

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ウカルメ編集部

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