私はタイに約1年間の交換留学に来ています。
今回は
留学を決定するまでに大変だったこと・悩んだこと
について書いていきます~
留学の基本情報
まず私の交換留学について、簡単に情報をまとめます。
留学国:タイ
大学名:Mae Fah Luang University (MFU)
場所:チェンライ(タイ最北部の都市で、ミャンマーとラオスとの国境に接している)
留学期間:大学3年の8月~翌年5月までの10か月間(学事日程としては、1学期+2学期の1年度分です)
専門分野:日本で所属している大学での専門は食品科学で、留学先でも同様の学科で勉強しています。
大変だったこと
情報収集
留学するにあたり、いちばん大変だったのが情報収集です。
留学を考え始めたころ、まずはネットから情報を得ようと思ったのですが、なかなか情報が見つからず。
個人的な感覚ですが、私の大学では海外留学というのはあまりメジャーではなく、他の同じくらいのレベルの大学と比べても、留学に行く人の割合は少ないと思っています。大学のHPで情報公開はしていますが、私が知りたい詳細までは入手できなかったり、コロナ禍だったのもあり情報が古いということもあったりしました。
さらに、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどと比較すると、タイというのは留学先としてはマイナーな国で、しかも地方の都市での生活の様子を知るとなると、かなり大変でした。
タイの首都バンコクでの留学の様子については、ネットでいくつか見つかりました。しかし私が留学するチェンライは、タイの最北端の都市。観光地は多少ありますが、プーケットやパタヤ、チェンマイと比較するとかなりマイナーです。
街がどれくらい発展しているのかや、店の数や道路の様子なども想像がつかず、
もう「行って見てみるしかない!」という感じでした。
どの大学に留学するか
留学する大学を決めるのにも、一苦労しました。
私が日本で在籍している東京海洋大学の交換留学サイトには、交換留学協定を結んでいる大学一覧があり、その中から留学先を探していきました。
以前「タイ留学ー出発前の準備編ー」という記事でも書きましたが(詳しくは下のリンクから)
私の留学先の条件としては、
【自分の専門分野(食品科学)が学べる・学部生でも英語で授業が受けられる・刺激的な国】というのがありました。
東京海洋大学は名前にもある通り海洋系の大学なので、交換留学協定を結んでいる大学も水産学部や海洋生物学科がある大学ばかりでした。
さらに、協定大学の9割近くが東南アジアの大学でした。アメリカ、カナダ、オーストラリア、北欧にも協定大学が1・2つずつくらいあったのですが、自分の専門の学科がなかったり、授業が英語では行われていなさそうだったりと、条件に合わず…
その大学に何の学科があるのか、そしてそれは英語で授業が受けられるのか、
ということを しらみつぶし に調べていったので、少々やっかいでした。
留学中・留学後の進級について考える
結論から言いますと、私は1年間の留年をすることになりました。
しかしこれは、日本で在籍している大学によって大きく異なってきます。
私の留学前の単位状況はこのような感じでした↓
・大学として、留学は必修ではない
・条件を満たした場合、留学先で修得した単位を自分の大学の単位として認定可能
・4年次進級に必要な単位数を、留学前の3年前期で修得
・ただし留学に行く時点では、卒業に必要な単位(講義+卒論)は不足
そのため、留学開始時は3年生で、留学中に年度が替わるタイミングで4年生になります。
そして、5月に留学期間が終了した後はこのような予定です↓
(私の大学では、4年生から研究室配属になります)
・帰国した時点で、在籍学年としては4年次(留学に出発したときは3年次)
・後期(10月)から、一つ下の学年(3年生)と一緒に授業を受ける
・翌年度に研究室配属
つまり、在籍している学年としては
1年→2年→3年→4年→4年→卒業
となりますが、履修の仕方としては
1年→2年→3年→3年→4年→卒業
みたいな感じになる予定です。
まとめ
このような感じで、交換留学に行くかどうかを決定するまでに、
留学に行ったらどんな生活になるのか?
留学後の進路はどうなるのか?
といろいろ悩み、考えました。
私自身、卒業が1年遅れることに対して抵抗はありませんでした。
大学受験で現役で入学したのもあり、1年卒業が遅くなっても、1浪した人と卒業するタイミングは変わらないし、
その後のキャリアを考えたうえでも、1年くらいなら、そんなに気にならなかったです。
皆さんの通っている大学・留学する大学によって、留学してから卒業するまでの流れは違うと思いますが、ひとつのケースとして参考になれば幸いです。