初めての台湾一人旅:自由と発見に満ちた私の3日間(前編)

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やっほー!だにだよ!

今日は私が夏休み中に行ってきた台湾1人旅のレポートを紹介します!

大学生になったらたくさん旅行に行きたい人、一人旅に出てみたい人は、ぜひ見てみてね

この記事がおすすめな人

  • リアルな大学生活に興味がある高校生
  • 海外旅行初心者だけど、海外に行ってみたい人
  • 一人旅をしてみたい人
  • 大学生になったら旅行に行ってみたい人

【筆者の紹介】

ペンネーム:だにえる(一人称たまにだにになります。)

学校:立教大学経営学部国際経営学科

学年:1年生(2024年現在)

受検方式:一般受験(英検利用)

サークル:軽音系サークル、ベリーダンスサークル

1.台湾一人旅を決めた理由、きっかけ

・一人旅を決意したきっか

私が海外の一人旅を決意したきっかけは、ふと自分の限界に挑戦してみたいなと考え始めたからでした。

大学に入学して約2か月がたった6月ごろ、周りの友達が部活にサークルに授業に、充実した大学生活を送っている一方で、私は友達作りや生きがいチックな活動探しに苦戦してたんです。

片道2時間の長距離通学でしたので、電車に揺られ学校にいって授業を受けてそのまままっすぐへとへとになって帰ってくる毎日。

そんな時、「あーなんか一人で遠くに行きたいな。」と思うようになりました。

外国語だったり異文化だったりといったものは元々興味があったし、せっかくこれから長い夏休みがあるんだからと一人旅の計画を立て始めることになります。

2.一人旅を決意してから準備したこと

<予算>

まずは予算を稼ぐことから始めました。とはいえ、早ければ早いほど航空券やホテルは安くなるので、最初は両親に相談して私の将来の貯金からお金を建て替えるようにして航空券・ホテルの予約をしました。

予算ですが、結論から言えば、全部含めて10万円ほどかかりました。

ちょっとお金かけすぎたかなとも思いますが、初めての一人旅だったこともあって航空券・ホテルの予約に旅行代理店を仲介してもらったり、立地の良いホテルを選んだりしたのでまあ仕方ない。(今度の春休みに行く予定の韓国やタイの旅行は自分で安いホテル、航空券を予約しています。)

というわけで6月から7月にかけては、平日に某ディスカウントストアのレジ打ちのバイト、休日に飲食店(居酒屋?)のホールのバイトに1日中入ってとにかくお金を稼ぎまくりました。

大学生はバイトできる時間がたくさんあるので、実家暮らしだと特に自由に使えるお金が増えて楽しいです。

<航空券・ホテルの予約>

先ほども少し触れましたが、この時は航空券・ホテルの予約に旅行代理店をつかいました

私が通う立教大学には立教・トラベル・プラザという、サークル団体等の合宿や、個人の旅行・留学の面倒を見てくれる機関があり、私もそこでお世話になりました。

担当してくださった方(私たちの親世代くらいの女性の方かな)は親身に相談に乗ってくださって、航空券やホテルの決め方のポイントなど色々教えてくださいました。

もし初めて自分で航空券やホテルを予約する人で、身近に相談できる人がいなければ、少し割高にはなりますが、旅行代理店などを仲介すれば安全かつ確実なやり方で予約できるのでおすすめです。

<旅行グッズ・パスポートの用意>

最後に海外旅行に行ったのがだいぶ前だったので、スーツケースを買いに行ったり、パスポートを更新しに行きました。

スーツケースは父親のポイントがたまっている家電量販店で購入し、パスポートは8月の中旬(旅行が9月中旬だったのでかなりぎりぎり)に更新しに行きました。

パスポートの発行や更新は意外と時間がかかるので、早めに取りに行くことをおすすめします。また、航空券やホテルの予約の際に必要になることもあるので、まだ持っていない人は特に早めに準備しましょう。

3.事前に立てていた旅行計画

私は正直あんまり予定をぎちぎちに詰めて旅行するのがあんまり好きじゃないので、大まかなポイントを作ってそれに合わせてその場の空気でやっていくことにしました。

その方がなんというか、旅って感じで面白いかなって思って。

事前に私が決めていたのは、2泊3日で

・九分に行くこと

・有名なマンゴーかき氷を食べること

・有名な小籠包屋さん(鼎泰豊)に行くこと

・台湾シャンプーをしてもらうこと

・朝ごはん屋さんに行くこと

だけでした。

あとは台湾に行ったことがある友達や、住んでいた友達に現地でおすすめな場所を聞いてその場でスケジュールを組んで動いていました。

4.台湾旅行記 

1日目:旅の始まり、不安と期待の入り混じる出国

出発と空港での不安

私の旅は早朝、父親に車で空港まで送ってもらうところから始まりました。父親と別れ、空港に入った瞬間、急に不安が押し寄せてきて泣きそうに。初めて一人で飛行機に乗ることや、異国の地に行くことへの緊張からでしょうか。

ここで意外と自分は思っているよりも強くないんだなと実感しました(早い)

不安半分、でもわくわくも半分。そんな気持ちで空港内をふらふらし、本屋さんで台湾のガイドブックを購入しました。

行きの飛行機(機内食、外の景色)

今回はエバー航空の飛行機に乗りました!私の席は窓側。隣には中国人カップルらしき2人が座っていました。最初からぎこちなく、飛行機内での操作や機内食の受け取りにも戸惑う私を、隣に座っている彼氏さんが超至近距離なのにガン見していてちょっとシュールでした。多分ちょっと心配してくれてたんだと思います。

窓の外に広がる青空を見たり、飛行機のモニターについている地図で自分の今飛んでいる位置を確認したり、映画を観たりしているうちに、3時間ほどのフライトで台湾・台北に到着です。

・入国手続きと初めての台湾スタバ

空港で初めて「入国カード」を記入し、無事に入国審査をクリア。入国カードに関してはなんの事前知識もなかったので少し戸惑いましたが、とりあえず英語の部分を読んで書けるだけ書いて提出したら大丈夫でした。

入国審査を終え、まずは空港内のスタバで一息つくことにしました。店員さんはもちろん台湾人の方でしたが、英語で難なくコミュニケーションが取れました。あえて初見で、現地の人におすすめされたものを食べるのが今回の私の旅のモットーだったので、店員さんにおすすめの商品を聞いてみることに。

「あなたのおすすめを教えて」と伝えると、甘いのと苦いのどっち派?冷たいのと温かいのどっちが好き?と色々私の好みを考慮したうえで「黒蜜アイス抹茶ラテ」をおすすめしてくれたので、それを注文。無事商品を受け取れて、おいしいドリンクとともに体力を回復させることができました!

たどたどしい英語でも笑顔で接してくれた店員さんに少し安心しました。

・初めてのMRT(台北の電車)

スタバで一息ついた後は、電車に乗り、ホテルまで向かう道中は切符の買い方がわからず、駅員さんに助けてもらいました。

切符代わりに台湾で使われているのは青い丸いチップで、改札ででかざしたり、穴に入れたりして使います。

また、ホームはホームドアがあったのですが、壁のようになっていておおわれており、日本のホームドアとは一味違った安全対策がとられていたのが印象的でした。

なんとホームや電車内では飲み物を飲んだり、食べ物を食べたりすることが禁止されているらしく、見つかったら罰金がとられるそうです。

私が観光した一部の地域だけかもしれませんが、かなり駅や電車内のルールや設備がしっかりしているように感じました。

・九份での幻想的な夕暮れ

ホテルに荷物を置いた後、台北駅からバスに乗り、有名な観光地「九份」へ。

バスの運賃支払いは、現金100台湾ドル札かICカードしか必要だったのですが、一切の前知識を持っていなかった私は大きいお金しか持っておらず、パニックに。バスの運転手さんも中国語しかしゃべらないし、後ろには人が何人も並んでいるし、すごく焦ったのを覚えています。

困っていると、後ろの観光客(中国人、台湾人、韓国人ら辺の人かな。)が100台湾ドル札を差し出して「使え!」と言ってくれたんです。

見ず知らずの外国人にみんなして100台湾ドル札(日本円にして400円から500円くらい)を差し出すって多くの人ができることではないと思います。

私は毎日都会の方の学校まで満員電車に揺られる日々を過ごしていますが、そんな生活をずっと送っているうちに、知らず知らずのうちに自分のことでいっぱいいっぱいになっているところがありました。

国境や言葉を超えた人の温かさに色々なものを気づかされた気がします。

その優しさに感動しながら、バスで山を登って九份に到着。夕方になると提灯が灯り、映画「千と千尋の神隠し」の世界のような幻想的な風景が広がっていました。

千と千尋で有名なフォトスポット

お店のほとんどがその場で食べられるようなちょっとした軽食屋さんか、レストラン、そしてお土産屋さんでした。

店員さんは日本語が通じる人が多く日本語がだめでも簡単な英語で話ができたので困ることはなかったです。

あんまりおなかはすいていなかったので、ざっとお店を見て回って、最後に有名なフォトスポットに行って戻ってきました。

九分では特に、いたるところから日本人観光客がしゃべる日本語が聞こえてきたので、あんまり異国感はありませんでしたが、同じ日本人には安心して写真を頼みやすいのでちょっとやりやすいところもありました。

九份からの帰路での苦労

早めにバスに乗れるようにバス乗り場に行ったのですが、そのころにはもう人がたくさんバスを待っていて混雑していました。しかも、私が乗りたい帰りのバスが全然止まらず、大混雑の中で途方に暮れました。なんでだったんでしょうね。行きはあんなにスムーズだったのに。

結局、仕方なくバス乗り場の隣で呼び込みをしていたタクシーで台北駅まで戻ることに。本来駅で500円程度で帰れる場所に、タクシーで5000円もかけたのでがっかりでした。とはいえひとまず帰路につけて安心。

せっかくだから高いタクシー代のもとをとってやろうとタクシーの運転手さんにおすすめのレストランやご飯などを聞きまくることに。

英語で話しかけるも、英語が苦手らしくわざわざ自分のスマホで翻訳アプリを開いて対応してくれました。ちょっとうんざりしてそうでしたが、元を取りたいからしょうがない。

ちなみに彼のスマホの待ち受け画面は、小さい女の子。多分娘さんかお孫さんでしょうね。ぶっきらぼうだけどかわいいところあるんだから。

運転はとてつもなく荒かったです。首が飛んでいきそうでしたが、楽しいスリルドライブでした。

・夜市と台湾のコンビニでの晩ご飯

ホテルに戻り、近くの夜市に散策へ。徒歩で20分くらいでしょうか。安全な国とはいえ、異国の地の夜に女一人で出歩くわけですから、かなり警戒して歩きました。

屋台では肉、魚、臭豆腐などなど色々売っていましたが、特にその時もおなかがすいていなかったので(ど少食)さつまいも餅を買い、夜市近くのセブンイレブンで軽い食事を購入しました。

サツマイモもち
台湾のコンビニ

外国のコンビニというだけあってかなりわくわくしていましたが、日本とほとんど変わらないラインナップで拍子抜けでした。まあ、そもそもセブンイレブンだし。お菓子もカップ麺も、ホットスナックもほとんど同じでした。とりあえずカップ麺とハイチュウだけ買って帰りました。

イチゴ味だと思って買ったハイチュウをホテルで確認したらチェリー味だったところに外国要素を感じ、時差でテンションが上がりました。

2日目:がっつり台湾観光!

朝ごはん屋さんで台湾の文化を体験

台湾式揚げパン

台湾では朝ごはんを外で食べる文化があると聞き、ホテルの近くの朝ごはん屋さんへ。すごく狭くてなんだかレトロで、壁や窓のようなものはないので半分外!見たいな内装でした。

有名なお店だったのか、現地の人や観光客でまあまあ混んでいました。

中国語の注文票をGoogle翻訳で読みながら書いて揚げパンと書かれていたものを注文。出てきたのは、カラッと揚げられたクレープのような生地(めっちゃ油!)の中に春巻きの皮みたいなちょっとしなしなしているものでした。

味は、、、ほとんど無味です。でもなんだかおいしい。香ばしい香りが口いっぱいに広がります。味がないのはそういうもんだからなのか、それとも本来何かにつけて食べるべきものなのか。。

調べてみたところ、台湾式豆乳スープにつけて食べる食べ方もあるみたいです。

たまたま相席した日本人の40代くらいの女性(同じく一人旅)の方は何回か台湾を訪れていて、そのたびにここに朝ごはんを食べに来ているらしく、色々お話を聞きました。

その方は関西の方からきているらしく、「若いうちに色々なこと経験しておきなね。」とアドバイスしてくれました。

・台北101と鼎泰豊の小籠包

朝食を終えて、しばらく朝の街を散策しました。

中学校や高校があったり、文房具屋さんがあったり、色々な食べ物屋さんがあったりと、見ていて楽しかったです。

歩いているうちに駅に着いたので、電車で有名な観光地「台北101」に行ってみることにしました。台北101では少しショッピングを楽しみましたが、ほとんど売っているブランドも内装も日本のショッピングモールと変わらなかったのですぐに帰ることに。

昼食には小籠包の名店「鼎泰豊」を訪れました。やはり人気なだけあって、お昼時を少し外したにもかかわらず約30から40分待ちでした。

日本語の予約券をその場で発行してもらい、それまでは鼎泰豊のあるデパートの上の方の階に見つけた星乃珈琲店で時間をつぶすことに。本当に日本のチェーン店いっぱいでびっくりです。

星乃珈琲店ではカフェラテを注文しました。高校生くらいのバイトの女の子が中国語で案内してくれたのですが、「ごめんなさい。中国語しゃべれないんだ。」と英語で伝えると、英語ができる店員さんがそれ以降対応してくれることに。

やっぱり同じアジア人だと、日本人は特に中国人や韓国人と間違えられますよね。私も観光客の多い地域でレジ打ちのバイトをしているとき、日本語で話しかけたら韓国の方だったなんてこともざらにあります。

時間が来たので喫茶店を出て再び鼎泰豊へ。

日本語が流ちょうな店員さんが丁寧に案内してくれ、スムーズに席に着くことができました。ご飯が届くのを待っている間は急須を持った店員さんがこまめにジャスミン茶を交換してくれます。

頼んだのは6個入りの小籠包。実は小籠包を食べるのはその日が初めてでした。

本格的な小籠包のあの箱に入って運ばれてきました。

どうやらおすすめの食べ方があるらしく、その食べ方に沿って食べてみることに。蓮華の上に小籠包をのせて、まずは皮を破いて中に入ったスープを味わいます。

「おいしいいいいいい」(目がんぎまり)

ラーメンのスープのようなものが入っているのですが、これが本当においしかったです。びっくり。

スープを飲んだら、その1つ目の小籠包はそのままなにもつけずに食べます。

皮はもちもち、お肉もおいしい!!!!!!!

いままでご飯は日本で食べるのが一番おいしいんだろうとか、狭い世界で生きていましたが、やっぱりご飯は本場で食べるものが1番おいしいですね。

2つ目以降は、千切りにしたしょうがが付けてある特性のたれにつけて食べました。たれをつけると少し酸味や辛さが足されていいアクセントになりますね。

このたれにつけて食べます。

日本にも鼎泰豊あるので行ってみましたが、それでもやっぱり台湾の方がおいしい気がしました。もちろん、日本の鼎泰豊もめちゃめちゃおいしかったですが。

・台湾シャンプーでのユニーク体験

次に訪れたのは台湾の美容院。台湾名物の「台湾シャンプー」を体験しに来ました。

台湾シャンプーとは、カット台に座ったままシャンプーをされるといった台湾独自のシャンプーのこと。泡を立てた髪でミッキーやタワーなどさまざまな形を作られるというユニークなサービスが特徴です。

当時私は髪が赤かったので、まっすぐタテに伸ばしたタワーの時は赤ピクミンみたいになってしまいました。

赤ピクミン

シャンプーを流してもらうとき、私を担当してくれた美容師と、隣で同じくシャンプーを流してもらっている客とその美容師さん3人でなぜか口論になっていました。

中国語が勢いのある言語だからそういう風に聞こえたもかもしれませんが、狭いシャンプー台が2つぎりぎり入るくらいの小さな部屋で私以外の全員で中国語で争っているシーンはなかなか迫力がありました笑

少し戸惑いましたが私に対しては対応は丁寧で、英語はほとんどしゃべれない美容師さんでしたが、ジェスチャーなどでコミュニケーションを積極的にとってくれたおかげで楽しく過ごすことができました。

前編はこの辺で締めようと思います!

後編はよりカオスな事件がたくさん起きて見どころたくさん。

旅を終えて学んだことや、感想なども載せてるのでぜひ見に来てください

だに

だに

立教大学 経営学部 国際経営学科

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