女子大生のベトナム一人旅4泊5日inホーチミン・ダナン・ホイアン前編!

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大学1年生の夏休みに経験した台湾1人旅で、海外1人旅の楽しさに気づいた私。

終わったそばから春休みにまた1人旅に出ようと決めていました。

今回選んだ国はベトナム

ホーチミンとダナン・ホイアンの2つの都市に行ってきました。日本でいうと、東京と大阪に行ってきたみたいな感じです。

ホーチミンは、首都ハノイと並ぶ有名な都市で、ベトナムの中でもかなり発展していることで有名です。

一方でダナンはビーチリゾートで有名な都市。ホイアンはそのそばにある古都です。旧市街と呼ばれる、金沢とか川越のような歴史的な街並みが有名なんですよ。

スパ・マッサージ、ショッピングなどの定番観光はもちろん、現地の人との飛び入りご飯、市場での値切り交渉などなどローカルでレアな体験もたくさん経験することができました♡

そして、悲しいことにぼったくりにも数回遭いました…。

この記事では、現役女子大生の私の波乱万丈ベトナム一人旅体験記をご紹介します!

航空券・準備

今回のフライトは

  • 羽田→ホーチミン
  • ホーチミン→ダナン
  • ダナン→ホーチミン
  • ホーチミン→羽田

計4回。

すべてベトジェットエアを利用しました(全部遅延しました笑)

私が行ったのが2025年3月中旬の月曜~金曜日までの4泊5日。

卒業旅行シーズンと被っており、激安だったわけではありませんが、羽田空港とタンソンニャット空港(ホーチミン空港)の往復は深夜便を利用したので、直行便でも往復7万円弱くらいで行けました。

時期をずらしたり、もう少し早く航空券を買えばもっと費用を抑えられると思います。

ホテルは行く3日前にエクスペディアで予約しました。

無計画なもので、直前になってしまいました笑

朝食込みで4000円ほどのホテルを予約しましたが、これまたもう少し早く予約しておけばもう少し安く済んだのかもしれません。

今回機内持ち込みの制限重量が7キロだったため、持ち物は着替えしか持っていきませんでした。基本ホテルのアミュニティで何とかなるので、余計に持っていく必要はないと思います。あ、でも化粧水や乳液はない場合が多いので、それだけ持参する必要があります。

女子大生の波乱万丈旅行記1日目

入国審査(8:30頃到着)

羽田空港を夜の3時ごろ出発する深夜便で約6時間。ようやくタンソンニャット空港(ホーチミン空港)に到着しました。出発時点で1時間の遅延があり、深夜だったこともあって私も他の乗客もへとへとです。

空港に着いてすぐ、International とarrivalと書かれた2つの看板があり、経由便の人はInternational、ベトナムに入国する人はarrivalとかかれた看板の場所に並ぶ必要があったみたいです。

私は間違えてInternationalの方に行ってしまい審査の人に怒られてしまいました。
後ろにいた日本語が喋れる東南アジア系の女の子に教えてもらって、列を抜け、足早にその場を離れます。

入国審査はものすごく並んでいて、周りはインド周辺の諸国から来たであろう人たちや、中国人ばかりでした。私が間違えて経由便の審査の方に行っている間に、同じ便に乗っていた日本人はみんな手続きを終えてしまっていたみたいです。

周りの中国人たちはみんなビザだと思しき紙を持ってて、私だけ持っておらず不安だったのですが、どうやら日本人はいらなかったみたいです。

とりあえずフォーを食べよう

フォー


約7時間の深夜フライトを終えて、かなり疲れていたのでまずは腹ごしらえをすることに。
空港内で5000円分だけ両替して、とりあえず外に出てみます。

空港を出てすぐ、屋台のようなお店がたくさんあります。BIG BOWLというフォー専門店があったので、そこに行くことに。

とりあえず見た中で1番安かったビーフフォーを注文。

フォーはあっさり系のスープと平べったい麺が特徴のベトナム料理。疲れた体に沁みます。牛肉は少しかためで、はごたえがあります。ラーメンのチャーシューみたいな感じです。

屋外のテーブルで食べていて気がついたのですが、ハエが時々飛んでます。

私が行った3月中旬は日本ではあんまり虫が出ない時期なので、ここで改めて南国、ベトナムに来たんだと実感しました(そこ?)

気候ですが、じんわりむしむし、じんわりあつい?というかあたたかかったです。3月のホーチミンはそこまで灼熱!超夏!って感じでもないみたいですね。長袖着てる人もいます。

ベトナムのスタバ

あんまり居座るようなお店でもなさそうだったので、フォーを食べたその足で空港近くのスタバに移動。

ここまで来てスタバなのー?って思う人もいるかもしれませんが、スタバって国によってメニューが全然違ったり、あるものやないものがあったりで1番異国を感じられる場所でもあると個人的に思っています。

スタバでは毎回現地の店員さんにおすすめを聞いて、頼むのが私の旅行ポリシー。

台北では黒糖抹茶ラテ、ソウルではグレープフルーツティーをおすすめしてもらっています(ちなみに両方大当たり)。

今回はストロベリーフラペチーノをおすすめしてもらいました。

特別ベトナムオリジナル!って感じでもなさそうですが、店員さんの好きなものをおすすめしてもらうのが私のポリシー。美味しくいただきました。

味は甘くてTheいちごフラペチーノって感じです。酸っぱさはあんまり感じません。入ってたいちごは若干甘酸っぱかったですが。

いちごフラペチーノを片手に、しばらく1日目何をするのかを作戦会議します(1人だけど)
この春休み、旅行に行き過ぎて金欠なのであんまり無計画にお金を使うことはできません。
とりあえず今はかなり疲れているので、安くて良いスパに行くことに決めました。
近くにいたお兄さんに、フラペチーノを持ち運べる手提げの存在を教えてもらい、フラペチーノ片手にいざ出発。

白タクにぼったくられた・・・

私が行ったスパは空港から徒歩20分ほどの場所です。さて地図アプリを頼りに歩いてみるか!としばらくスーツケースガラガラ歩いていたのですが、どうやら行き止まりです。

たくさんバイクが止まっている場所に行きつき、困っているとバイクに乗っていたお兄さんが話しかけてきました。

「どこに行きたいの?」とスマホの翻訳を見せられ、スパの地図を見せます。

すると「ここに行くにはバイクや車で行かないと無理だよ」と答えてくれました。

迷っていると「乗りな!」と半ば強引にバイクの後ろに乗せてくれました。

いきなり知らない人に話しかけられて、バイクに乗せられるのは流石に怖かったですが、「これが噂のバイタクかー!」としばらくバイクの旅を楽しみました。

初めて乗ったバイタク。というか、バイク。風が気持ちよく、楽しかったです。

バイクで10分ほど走ってスパに着き、お礼をしようとすると50万ドンね!と言われます。

「え?50万ドン?」

日本円にして大体2500円くらいです。流石にお金払わないととは思っていましたが、なんか高くない?ベトナムってバイタク安いんじゃなかったっけ、、、?と思いつつ財布を開くと、さっきご飯やスタバで使ったので50万ドンないことに気が付きます。

「Too expensive, I think…」

カタコトの英語で流石に高すぎるんじゃない、、?と伝えると「なければ日本円で払ってくれてもいいよ」と言われます。

持ってる日本円は1万円と1000円。そしてベトナムドン2000円分くらい。
パッと計算ができず、とりあえずありったけのベトナムドンと1000円札を渡します。

「Thank you.」

と彼は言い、俺で終わりかと思えば翻訳アプリで「スパが終わった後もう一回来ようか?両替のやり方教えてあげようか?」などと言われます。

いやいやいやいや

これ絶対おかしいでしょ。

これ絶対ぼったくりだ!(;’∀’)

と流石に察知し、ちょっと強めにNo!と返します。

「日本人はあなたのように美しい人ばかりですか?」

など一生懸命おだててきますが、そんなんじゃ負けません。

流石にこのままだと悔しいので、強引にちょっとしたベトナム語レッスンをその場でしてもらい、学ぶだけ学んで追い返しました。

最後謎に握手しましたが、ちょっと怖い顔しときました。

スパでマッサージとシャンプー体験!relaaax

空港から近くのyubiisupa

入国早々ぼったくられて凹んだ気持ちのままスパ屋さんに入ります。
スタバにいる時に事前に予約しておいたので、スムーズに受付ができました。

出迎えてくれたのは爽やかな若い男性で、施術をしてくれたのは若い女性です。

上半身だけ服を脱いで、シルクの布でできた筒のようなものを着ます。

最初はマッサージ。日頃の悪い姿勢やフライトなどで凝り固まった首から肩にかけてをマッサージしてもらいました。

正直ついさっきのタクシーのぼったくりがショックすぎて色々考えていたので、あんまりマッサージの内容は覚えていません。

ちょっと強めだけど気持ちよかったです。

洗髪はかたいクシや、なんだろう、頭マッサージの頭に被せてかしゃかしゃするやつでガシガシやられます。

痛え!

台湾シャンプーみたいなものを想像していたのですが、普通にガシガシやられて痛かったです(笑)

某かしゃかしゃするやつは気持ちよかったですよ。

トリートメントもしてもらい、花などがたくさん植えてある中庭で髪を乾かしてもらいます。

乾かしてもらっている間は、足湯として桶にお湯を溜めて花びらが浮いてるところに足を突っ込んでいました。

髪の仕上がりはふんわり。すっきりしました。

施術が終わった後はテーブルにゆで卵やお茶、ちょっとしたお菓子が用意されており、休ませてもらえました。
隣で受付のお兄さんはワイワイ電話をしたり、英語の勉強をしていたりとなかなか自由にやっています。改めて文化の違いを感じます。

しばらくお菓子やお茶をいただきながらゆっくりします。

Grabでホーチミン市内観光

次こそはぼったくられたくないので、Grab という安全なタクシー配車アプリをインストール。そして呼びました。

行き先と乗り場を指定すると、近くにいるgrabのタクシーとマッチングでき、乗り場まで来てくれます。

時々メッセージではなく電話ががかかってくる時もあります。
来てくれたのは40代くらいの小柄な女性。Grabの制服である緑のヘルメット、ジャケットを着ており、パッとみてわかります。

小さな体で大きなバイクを一生懸命動かす彼女はとてもたくましく見えました。

タンディン教会

行き先はピンクで洋風な外装で有名な観光スポット、タンディン教会!

せっかくホーチミンに来たので、一目見ておこうと思って。

行って降ろしてもらったのですが、どうやら定休日だったらしく中に入ることはできませんでした。

タンディン教会は、ホーチミンの繁華街、「ドンコイ通り」の近くにあります。フランス統治下の1876年に建てられたそうです。どうりで、洋風な建築なんですね。

外から柵越しにみる感じにはなりましたが、実際目の前にしてみると感動しました。ネットやガイドブックなどにたくさん載っている、有名な観光スポットです。

ハイランドコーヒー

持ち運び用のこのビニールのとっては割とベトナム内ではメジャーみたいです。スタバでももらえた。

とりあえずまたまた近くのカフェへ(休み過ぎ)。

その後のことを作戦会議しつつ、本場のあまーいベトナムコーヒーを楽しむべく、1番スタンダードなアイスコーヒーを注文!

今回も注文番号の書かれた札をテーブルに置き、待ってるスタイルでした。ベトナムはこのスタイルが主流みたいですね。

飲んでみると、すごく苦いコーヒーにあまーいコンデンスミルクが入ってることがわかります。ベトナムコーヒーは甘いとよく言われますが、そもそものベトナムコーヒーの豆自体はめっちゃ苦いんですね。新しい発見です。

この後は近くの両替所で残りのお金を両替した後、少し歩いてみることにしました。

中央郵便局

しばらく辺りを歩いていると、なにやら見覚えのある建物が。

そうです、かの有名な中央郵便局です!

ホーチミンのメインストリート、ドンコイ通りの北端にある建物で、こちらもフランス統治下だった時期に建てられた洋風な建物です。

パステルイエローの外装がかわいいですね。

私が行った時期は向かって左側の外装が工事中で、緑のカーテンのようなものがかけられていました。

私は中には入らなかったのですが、実際郵便局としてちゃんと機能しているので、手紙や絵葉書を送ることもできるそうです。

ショッピングモール

中央郵便局のすぐそばにあった「ダイアモンドプラザ」というショッピングモールにやってきました。

アパレルブランドが多く入っていて、H&MやZARAのようなファストファッション系から、ベトナム国内のブランドだと思われるものまで色々ありました。

やっぱり日本で買うのよりだいぶ安いし、夏用のワンピースやおしゃれなパンツの種類が豊富でした。

現地の人より、観光客をターゲットにしているみたいです。

色々見て回って末に、2階にあった服屋さんでびびっと来たライダースジャケットを購入。

暑いしそんなにベトナムでは着ないかな?と思っていましたが、案外ホーチミンの夜やダナンの海側の方は涼しめなので滞在中も役に立ちました。

ベンタイン市場

せっかくなので有名な市場を一目見てみようと近くのベンタイン市場に行ってみました!

魚や肉、果物などの食品コーナーと洋服や雑貨などが売っているコーナーでざっくり分かれていました。食品コーナーではご飯が食べられそうです。

ですが、さすがに疲れていて値引き交渉などできそうな元気がなかったので覗くだけで今日はおしまい。

ダナンから帰ってきて最終日、また来てみようと思います。

ブックストリート

grabのバイタクで、ブックストリートと呼ばれる本屋さんや雑貨屋さんが集まった通りに行ってきました!


似顔絵を描いてくれるお店が何件もあったり、小説から参考書いろいろ揃っている本屋があったりとなかなか面白かったです。英語で書かれたベトナム国内のガイドブックなんかが店の外に並べられていました。観光客を意識してなのか、ベトナム語の本より英語の本の方が気持ち多めだった気がします。

また、IELTSの参考書がたくさん売っていました。先ほど行ったハイランドコーヒーの広告でもIELTSの塾が宣伝されていたりと、ベトナムでは海外で働いたり、移住したりするためにIELTSをとる人が多いみたいです。

おしゃれなカフェもいくつかありました。

これはイチゴの酸っぱいジュース

偽Grabまたもやぼられた?タンソンニャット空港からダナンへ!

今回の旅の1番の目的はダナン・ホイアンに行くこと!ダナンのビーチリゾートや、ホイアンの灯篭流しにあこがれてベトナムに来たんです。

ダナンへはタンソンニャット空港(ホーチミン空港)からダナン空港まで飛行機で行区必要があるので、空港に戻らなければなりません。

意外と時間おしてます。バイタクを呼びたいのですが、通勤時間帯とかぶってしまったからかなかなかタクシーが捕まりません。捕まってもキャンセルされてしまいます。

「え?やばくね?」

と必死でアプリをいじっていると、近くにgrabの制服を着たバイタクのお兄さんが来てくれました。めっちゃにこにこで手を振ってきます。

「タンソンニャット空港へ!」

と告げ、乗せてもらいます。バイクで道路はめちゃめちゃ混んでいました。

マリオカートのレーススタート画面みたいです。

一つの車線に4、5台バイクが並んで、車線もあってないようなもん、横入りしてきたり、車がすごい勢いで来たりと超スリリングでした。

やたらとお兄さん翻訳アプリを見せながら話しかけてくれるのですが、こちらは緊急事態。時間がないのです。

「Airplane time is limited!!!!!」

何度も言っているうちに本気で走り出してくれました(笑)
急いで急いでー!

そんなこんなで降ろしてもらったのですが、そういえばグラブのアプリを介していないので料金がわかりません。

料金を尋ねるとまた、

「50万ドン」。

やられた!!!!こいつ、偽grabだった!!!!!!!!!

パチモンの制服着てるだけだ!(さっき市場でパチモンの制服が売ってるのをみた)

と気づいた時にはもう遅い。時間がないので仕方なく50万ドン手渡して走ります。

うわーーーやられた!

もうgrabしか使わないって決めてたのに、そうくるとは。

そんなことを考えている暇はなく、国内線急いでチェックイン。チェックイン時刻はとっくに過ぎており、急いで向かいます。

荷物検査などを終えて急いでゲートに向かうと「delay (遅延)」の文字が。
結局1時間くらい待たされました。よかったのか悪かったのか。

ようやく乗るはずの飛行機がやってきて、ターミナル内のバスでその飛行機のあたりまで向かいます。観光客でぎゅうぎゅうです。

現地の人だと思しき人はほとんどおらず、だいたいが欧州の方から来たであろう観光客でした。

しばらくバスに乗って飛行機に乗車。窓側3席の1番窓側の席でした。隣はフランス人だと思われる老夫婦です。前後に友達がいたみたいで、しょっちゅう立ち上がって彼らと話していました。

既に遅延してるのになかなか出発せず、窓から外を見ると宅急便のお兄さんがゆっくりと段ボールの箱を積みこんでいるところでした。

ゆるい!

荷物の積み込みが終わるのをだいぶ待ってから、ようやく飛行機は離陸。1時間の遅延です。

ダナンへの空路から見える夜景。道がやたらと明るいですが、これ多分全部バイクです。

事前にアマゾンプライムのアプリでダウンロードしていた映画を観ているうちに、あっという間にダナン国際空港に到着!

この時点で時計は21時ごろを回っています。

ダナン国際空港でもgrabを呼び、バイタクに乗ってホテルへ(今回は本物)

ホテルに到着

私がこれから3日間宿泊するのが、G8ラグジュアリーホテル&スパ。

一泊約4000円ほど(朝食バイキング追加してます)で、いろいろなサイトで見て評価がとても高かったホテルです。

ダナン国際空港からはタクシーで約20分ほど。どこに行くんでも割とアクセスは良く、バイタクで数分乗ればミーケビーチや有名なドラゴン橋にも行けます!

今回私はたまたま部屋をグレードアップしてもらい、キングベッド一つに大きい窓が着いた部屋になりました!ラッキー!そしてテレビもとても大きかったです。

疲れていたのでシャワーを浴びて、この日はそのまま寝てしまいました。

女子大生の波乱万丈旅行記!2日目

ホテルの朝食バイキング

朝9時ごろに起きて朝食のバイキングを食べに行きます。
正直あんまり疲れがとれてなかったので、半目です。

しかし朝食会場に着いた瞬間テンションは爆上がり。

たくさんベトナム料理、日本料理、パン屋飲み物、スイーツが並んでいました。

とりあえずパン2個とジャーマンポテト(?)の残り(行ったタイミングが遅かったのでほとんどなかった😨)、春巻き、サフランライス?ではないだろうけど黄色いご飯、そしてフィッシュボール、ハム、ミニケーキをよそい、コーヒーとミルクとコンデンスミルクをドバッと混ぜた飲み物を持ってきます。

やっぱりこのポテトは間違い無いです。人気なだけあって美味しかったです。春巻きもちょっと固かったけどおいしかったです。フィッシュボールはふしぎな味がしました。そのまんま、フィッシュボールって感じの味です。

そして、紫色のポタージュスープも後からよそって食べてみました。見た目はびっくりな感じですが、味は普通のポタージュスープ。濃厚で私の好きな味でした。ガブガブ行けます。

朝カフェでダナン名物の塩コーヒーを堪能

なんか召喚できそうな配置ですね笑 ベトナムの水道水は観光客が飲むとおなか壊すので、飲めません。

朝食後は身支度をしてダナン名物(?)塩コーヒーを飲みに行ってみることに。
ホテルの近くに美味しい塩コーヒーを提供しているカフェがあるみたいなので、今回は歩きで行ってみます。1日目でだいぶタクシーぼったくられてしまったので、少し節約です。

昨日買ったライダースのジャケットに黒いマスク、だいぶ色落ちしたけど緑の髪でずかずか肩で風を切るように歩きます。これでスリやぼったくりにはあうまい。

相変わらずバイクの交通量が多く少し危ない場面もありましたが、なんとかカフェに到着!
店内では韓国人カップルがイチャイチャしながらコーヒーを飲んでいたり、多分現地の人がパソコンで仕事をしていたりしており、静かに過ごせました。

ネットで調べたところ、塩コーヒーは甘く無い!しょっぱくて苦いだけ!って書いてあったのですが、全然そんなことはなく、若干の甘みを感じました。もしかしたらお店とかにもよるのかもしれませんが。

塩っぱさで苦さをまろやかにしている感じです。夏には良さそうだなって思いました。
私は普通のカフェラテに砂糖3本は入れないと飲めないくらい苦いの苦手なのですが、それでも全然飲めました。だから、苦さを心配してる人はご安心ください。

塩コーヒーを飲みながらまったり、今日はどうしようかなーと考えていると、とりあえずホイアンに行きたい!アオザイを着たい!ランタンが見たい!という気持ちが込み上げてきたので、その足でgrabを呼ぶことに。

灯篭流しにホイアンへ!バイタクドライブ40分

バイタクから見えた景色。

大体ホイアン旧市街と呼ばれる観光スポットまではタクシーで40分ほどです。
バイタクにぼられて若干トラウマにはなっていますが、バイク自体はものすごくハマったのでわくわくドライブです。

でも流石に尻が痛い!!!!!!

バイタクって基本太ももから腰にかけてと首から肩にかけての筋肉をずっと緊張した状態で乗るので、めっちゃ筋肉痛になるんですよ。
普段普通に過ごしていて使わない筋肉なので尚更ね。

筋肉痛痛いなーとは思いつつ、海沿いをビュンビュン飛ばすドライブを楽しみました。

ドラゴン橋の隣の橋を通り、ビーチ沿いの道ずーっとを走り、40分。頭の中では尾崎豊の十七歳の地図が流れています(十五の夜の方じゃないんだ)。ようやく到着です。

ホイアン旧市街

Grabのお兄さんには、ホイアンの1番有名な観光スポット、ホイアン旧市街におろしてもらいました。

そのあたりはワンピースやアオザイなど、The南国ファッションといった洋服が売っているお店がたくさん。あとでじっくり見てみよーと思いつつ、目的地のアオザイレンタルや屋さんに向かいます。

事前に日本人のレビューが高めのアオザイ屋レンタル屋さんを探しておいたのですが、定休日だったらしくドアが閉まっていまいした。わざわざこじ開けるような勇気はなかったので、仕方なくその辺にあった、ランタンが素敵なお店に入って作戦会議です。

アオザイレンタル屋さん

甘酸っぱいフルーツジュースを飲みながらネットで探していると、超日本人から人気なアオザイレンタル屋さんが近くにあるのを発見。

とはいえ少し旧市街からは離れた場所にあったので、Grabのバイタクで10分ほどかけて行きました。

事前にネットで予約もできたようですが、面倒だったので直行です。

ついてみるとそこはめっちゃ民家。一応アオザイレンタルの看板は立っているものの、静かで人の気配がしません。ちょっと迷ったものの、一応ドアが開いていたので家の入口から「ハロー!」と話しかけてみます。

すると、奥の方の部屋のベッドからさっきまで寝っ転がっていたであろうお兄さんが「ハロー!」と笑顔で迎え入れてくれました。部屋の様子も全部外から見えていて、プライバシーとかそういうのも一切なくちょっと面白かったです。

民家の一つの部屋にレンタルできるアオザイがたくさん並んでいて、その中から自由に選んでいいとのこと。

サイズはSからXLまで様々だったのですが、比較的大きめのサイズが多く、やせ型の私にはあまり合わないものばかり。

色やデザイン、サイズなどでかなり迷っていると、さっきのお兄さんが色々提案してくれました。

何枚でも着ていいよ!!そのたびに写真撮ってあげるからね!とかなり親切にしてくれました。

最初は濃い目の青色のアオザイを着て写真を撮ってもらいました。その後も色々着てみましたが、どうもしっくりこず、最終的に白いアオザイをレンタルすることに決めました。

どうやら白いアオザイが1番若い女性や学生にとってメジャーみたいです。学校の制服になっていたり、結婚式などの正装としても使われているそうです。

一方で、比較的年齢が高い女性は黒いズボンを履いたり、暗め・深めのアオザイを着る場合が多いみたいです。日本の振袖とかその辺の和装文化と同じく、年齢によって色々ルールがあるみたいですね。

記念撮影をしたら、次はホイアン旧市街の方に戻ってトゥボン川の灯篭流しを見に行きます。レンタル屋さんのお兄さんが約150円で旧市街までバイクに乗せて送ってくれました。

バイクで送ってもらっている時間帯はちょうど小学生の帰宅時間と被っていたようで、バイクに小学生を乗せて走っている人がたくさんいました。

ベトナムや台湾はスマホの待ち受けに家族や子供、孫の写真を設定している人が多かったり、一緒に過ごしながら働いている人が多かったりと、家族をとても大切にしている人が多い印象です。

皮をはがした状態でぶら下がってるアヒルの肉(目もついていた)や、授業中?の小学校などを横目に見ながらしばらくバイクで走っていると、アッという目にホイアン旧市街に着きました。

再びホイアン旧市街観光

灯篭流しなどが本格的に始まる日没までは時間がありますが、もう先ほどよりも観光客が圧倒的に増えていました。体感的にはディズニーランドくらい混んでいました。ぞろぞろとゆっくりじゃないと街を歩けないくらいです。

とりあえず朝ご飯以来まともにご飯を食べておらず、おなかが空いていたので屋台ゾーンに行ってみます。

お祭りみたいに可動式の屋台がたくさん並んでいたり、アクセサリー屋さんや洋服屋さん、レストランが並んでいたりとにぎやかな道へ出てみました。

焼き肉の串などが売っている屋台、バインミーのようなベトナム料理が売っている屋台、フルーツジュースが売っている屋台などなかなか活気あふれていて素敵でした。

バインミーとミークアンを食べてみた。

まだちょっと屋台でご飯を食べるのは勇気が出なかったので、近くのベトナム料理屋さん(半分テラス席のレストラン)でバインミーとミークアンを注文しました。

バインミーは有名なベトナム料理で、かためのパンに色々挟まっているサンドイッチです。イメージとしては、ホットドックみたいに真ん中が割れていて、だけどパンはフランスパンとかバケット並みにかたいって感じです。

ミークアンはダナンの方の郷土料理です。若干カレー風味で、麺や牛肉などが入っています。うどんのスープがあんまりないバージョンみたいな感じです。

いざ届いてびっくり。

バインミーになにも挟まっていない!!!

何が起きたんでしょうか。そう。メニューにビーフバインミーとか、シーフードバインミーとか色々あったんですよ。その中に、ただのバインミーって書かれたメニューがあったんです。

「色々あるけど、まずはスタンダードのバインミーでしょ!」

と約50円の圧倒的に安い「バインミー」を頼んだら、ただのパンでした。

ショック。。。

ミークアンの方のスープにつけて食べてみたりもしましたが、微妙でした。

そのままバリバリ食べましたが、パン自体はおいしかったです。

トゥボン川の船から灯篭を流してみる

ご飯を食べ終え、街並みを眺めながら歩いていると日が沈み、だんだん川に浮かぶ灯篭流しの船が増えてきました。

それぞれの船に一つずつカラフルなランタンが付いているのですが、きれいに光っていて、水面にも反射してまたとってもきれい。幻想的な風景です。

せっかくなので私も船に乗ってみることにしました。

船は現地でチケットを購入することができます。その辺を歩いていると、三角の麦わら帽子をかぶったおばさんが「チケットほしい?」と売りに来てくれます。(すごい勢いなので半分押し売りみたいです)

そこでチケットを買って、灯篭を買い、小船を待つ列に並びます。周りは観光客まみれで、欧州の方から来たであろう人、韓国人、中国人、そしてたまに日本人を見かけました。

灯篭は特に値段が決まっていなかったらしく、明らかに高い値段を吹っ掛けられたので多少値切りました。基本的に何か食べるのも買うのも高めの料金で吹っ掛けてくるので、ちょっと交渉が面倒だったりもします。楽しいけどね。

クルーズ自体そんなに長くもないので、割とすぐ私の番になりました。

チケットのおばさんと同じく、三角帽子をかぶった船頭さんが船に乗せてくれます。船に乗っている間は救命胴着を必ず着用する必要があるようで、アオザイの上から着ました。

動画をたくさん撮っていたのですが、船頭のおじさん、ヘビースモーカーらしくしょっちゅう淡はいてて最悪でした。全部動画に収まってるよおじさん!!!笑

また、船頭さん同士でわーわー言い合っていたり(多分仲良しが故です。不仲とか怒ってる感じではないです)、船同士がぶつかりそうになった時助け合っていたりとかなり和気あいあいとした様子。

ビジネス!って感じでかたすぎるわけでもなく、コミュニケーションや楽しさを大切にしてるゆるーい感じがすごく好きです。ベトナムに来てから割とそんな空気で働いている人がたくさんで、見ていて楽しいです。

結局最後の方は救命胴衣脱いで写真撮っていいよ!と船頭さんが声をかけてくれたので、無事アオザイとランタンの素敵な写真を撮ることができました。

ステージで小・中学生のショーが始まった

船を降りた後は、何やら川の近くの特設ステージの方で何かが始まりそうな感じがしたので、そっちに向かいます。太鼓と竜の置物がステージにおいてあり、ステージの端の方でははなやかな衣装を着た小学生、中学生くらいの子供たちがワイワイしています。

面白いステージが見られそうだったので、ステージの前で待つこと約30分。

ギラギラの照明、爆音のBGM、すごい勢いで噴射されるスモークとともに赤いアオザイを着たMCの女性が登壇します。全部ベトナム語なので内容は全然わかりませんでしたが、辺りにいた外国人観光客たちは大盛り上がり。

力強いMCが終わったあとは、華やかな衣装(ちょっとはっぴっぽい。個人的にうっすら沖縄感を感じた)をまとった男の子たちの太鼓の演奏と獅子舞パフォーマンスが始まります。

獅子舞はだいぶダイナミックで、二人の男の子で一つの獅子舞を演じるのですが、時には勢いよく肩車してびょーんと伸びてみたりとかなりかっこ良かったです。ねばーるくんとかってこれと同じ原理で伸びてるんですかね。

太鼓と獅子舞パフォーマンスの後は、男女10人ずつくらいの、アオザイを着た小学生のダンスパフォーマンスでした。最初は男の子たちが白いアオザイに三角帽子をかぶって登場。カンフー風な力強いダンスを踊っていました。

その後は入れ替わりで女の子たちが登場。白いアオザイに赤いスカーフでゆったりした音楽に合わせてアオザイをひらひらさせて踊ります。4人だけベトナムの国旗柄のアオザイを着て歌っている女の子たちがいました。

あとで調べて気が付いたのですが、これベトナム国歌でした。途中から男の子たちも合流して、みんなベトナムの旗を掲げて最後は決めポーズです。

舞台はベトナム色に染まっています。

すごい愛国心ですよね。ちょっと感動しました。

日本で同じようなことをやったら、「え?なに?右翼なの??」みたいに冷めた目で見られてしまいそうですが、これだけ自分の国を誇りに思ってパフォーマンスできるってすごいことだと思います。

社会主義国だから尚更そうなんでしょうか。

それにしてもこの国歌歌詞がすごくて、戦場へ急げ!とか、戦え!とか戦争が意識された詞ばかりなんです。そもそもの曲のタイトルも「進軍歌」っていうタイトルですし。すごいですよね。

まだパフォーマンスは続きそうでしたが、もうその時点で時計は20時を回っており、遅かったのでアオザイを返却することにしました。

地元飲み参加?アオザイ返却からホームパーティへの招待

観光満足したら迎えに行くから連絡してね!と言ってくれたアオザイ屋さんのお兄さんに電話をかけると「ごめん!アルコール飲んじゃったから運転できないわ。Grabかなんかで帰ってきてくれる?」とのこと。

その場でGrabを呼び、バイタクで向かいます。

アオザイって長めのたけのワンピースの横にスリットが入っていて、ズボンを履くので裾がひらひらしちゃうんです。

特に意識しないままバイクに乗っていると、裾がバイクの車輪に巻き込まれそうになっていたらしく、後ろから来たバイクに乗った現地人がわざわざ教えてくれました。優しいですね。

レンタル店に帰ると、先ほどバイクで旧市街まで送ってくれたお兄さんが友達(といっても30代、40代の子育て仲間だと思う)と庭でわいわいお酒を飲んでいました。

戻ってきた私に気が付くと、「Sorry!着替えて終わったらまた一回顔見せてね!」と声をかけてくれました。

お店の方に行くと、さっき来た時にはいなかったお兄さんの奥さんと、かわいらしい娘さんが迎えてくれました。娘さんは10歳で、小学生だそうです。

急いで着替えて、庭で飲んでるお兄さんのもとへ急ぎます。

バイクで送ってくれた分の料金を支払い、Grabを呼んで帰ろうとすると、「まあ座んなよ!」とお兄さんたちに迎え入れられ、ハイネケンビールを持たされ、なぜか飲み会に混ぜてもらうことになりました。

ベトナムでは飲酒は18歳からオッケーだそうです。

まじか。

(大丈夫かなこれ)と内心思いつつも、気が付いた時にはどんどん取り皿に料理を盛り付けてくれ、コップにビールをついでくれていました。

お兄さんと一緒に飲んでいたのは子育て仲間らしく、40代くらいの男性2人とそれより少し若そうな女性1人の計4人での飲み会に参加させてもらいました。

基本会話はベトナム語でしたが、ベトナム語が一切わからない私に気を使って英語を使ってくれる場面も多々ありました。

英語で大学のことや、出身地のこと、恋バナなどを聞かれ、お互い英語に不慣れなところはありつつも会話を楽しみます。

隣に座っていた男性(1番積極的に話しかけてくれた)はどうやらエンジニアの大学教授をしているらしく、日本に多くの自分の生徒を技能実習生として送っているといいます。

初めての彼氏が16歳でできた私に対し、俺は11歳で初めての彼女ができたんだ!と謎のマウントをとられたりもしました笑 

大学教授どこでマウントとってんだ。

そんなたわいもない会話の他には、youtubeをテレビに繋げてベトナムの有名な歌手を教えてもらったり、お互い知っているマイケルジャクソンの曲を聴いたりなどなど安全に楽しく過ごせました。

1番嬉しかったのが、本場のベトナムの乾杯音頭を体験することができたことです。

ベトナム人の知り合いがいる父親や学校の先生から「ベトナム人の乾杯は長くて勢いがあって面白いんだよ」という情報をだいぶ前に聞いており、一度体験してみたかったんです。

「I want to do ハイ・バ・ヨ(ベトナム人の乾杯の掛け声)!」と伝えると、にやにやしながら応じてくれました。

本場のハイ・バ・ヨは思っていたより短めかつ落ち着いていましたが、大満足です。間柄や年齢層にもよるのかもしれません。

1時間ほど会話を楽しみ、気づけば時計は21時を指していました。

さすがにホテルのあるダナンまでバイクで40分ほどの距離なので、お兄さんたちに別れを告げ、Grabバイクを呼びます。

すぐにバイクが来てくれて、そのまま1時間弱かけて戻ります。

再びGrabのバイタクでダナンへ!40分の海沿い爆速ナイトドライブ

夜でバイクが少ないこともあって、かなりGrabのお兄さん速度を上げていました。途中で母親と一緒に屋台の店番をしていた小学生の女の子と目が合い、手を振ると振り返してくれました。こういうローカルなコミュニケーション大好きです。

帰りはダナンの有名な観光スポット・ドラゴン橋を通ってホテルに向かいます。辺りはまだ観光客向けのお店でにぎわっており、ネオンがキラキラきれいでした。暗い通りでは仏像屋さんを3、4件見かけてしまい、少し不気味で怖かったです。

アオザイレンタル店のお兄さんたちとの飲み会の余韻に浸りながら、あっという間にホテルに到着。

この日も疲れていたので、シャワーを浴びてすぐベッドにダイブ!そのまま就寝です。

3日目以降の体験記は、次の記事に続きます!

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立教大学 経営学部 国際経営学科

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