高校生、受験生の皆さん、日々勉強お疲れ様です。
高校までは大半の人が進学する人が多いですが、その後の進路は大学に行く人、専門学校や短期大学に行く人、就職する人などなど様々ですよね。
また、それと同時に正直「大学生活」ってどんなもんなのかイメージがわきにくい人・リアルな情報がなかなかキャッチできない人も少ないと思います。
実際私がそうでした。(高校生の当時は身近に大卒の人や大学生があんまりいなかった)
「自由って聞くけど、実際どう自由なの?」と疑問に思っている高校生に向けて!
今回は、実際私が大学生活を1年間過ごしてみて、
大学生活で特に「面白い!」「楽しい!」と感じたポイントを8つにまとめてご紹介します。
【筆者の紹介】
大学:立教大学
学部・学科:経営学部国際経営学科
サークル:最近友達同士で作ったゆるゆるセッションサークルに入れてもらいました。
趣味:ネタ探し、一人旅、youtube、動画編集、ピアノ・ギター演奏、温泉巡り、英語学習。
【この記事がおすすめな人】
・大学進学予定の人
・高校卒業後の進路に悩んでいる人
・大学生活について知りたい受験生
・モチベを上げたい受験生
・最近の大学生の大学生活に興味がある大人の方

目次
遊びの幅が広がる
大学生になってまず1番感じたのは、「遊びの自由度」がぐっと上がったことです。
まず、大学生は基本時間割を自分で組めるので、空き時間をうまく使えば平日でも遊べるし、アルバイトで頑張れば自由に使えるお金も増えます。
18歳を過ぎて免許を取れば、友達とドライブに行くこともできて、小旅行なんかも気軽に計画できちゃうんです。
私自身は免許を持っていないのですが、周りのほとんど友達が持っているので、のせてもらって海に行ったり、友達の地元に遊びに行ったりなど楽しく過ごしています。
たまーにある休講日には、無理やり休みを作って遠くの温泉に小旅行に行ったりもしました。私は旅行が大好きで、旅行に生きがいを感じているので時々弾丸でこういう旅行に行きます。
「今日は何しよう?」って毎日が楽しみになる。それが大学生活の魅力だと思います。高校生の頃には考えられなかった遊び方が、今では当たり前になりました。
私は通っていた高校も、地元も田舎の方なので、遊びといえばカラオケかファミレスが大半でした。だから、大学から池袋に通うようになって、世界が一気に広がりました。
映画館は何軒もあるし、ボーリング場やおしゃれなカフェ、雑貨屋、古着屋、ライブハウス、劇場、美術館もすぐ近くにある。最初は何から楽しめばいいか迷うくらいでした。
個人的にはまってるのは空きコマの銭湯通いです。田舎の方があるんじゃないの?と思われがちですが、コロナで地元の方の銭湯はほとんど潰れてしまいました。大学の徒歩圏内に何件か銭湯やサウナがあるので、たまに課題やテストに疲れたときはふらーっと行きます。
都心へのアクセスがいい大学を選ぶと遊びやバイト先の選択肢が広がるのでお勧めです。
バイトの選択肢がぐっと広がる
転職しまくりな私のアルバイト体験記。各業界おすすめな人をまとめてみた。|ウカルメ~アコガレから探す私の将来~先輩の大学生活を覗き見できるウェブメディア
大学生になると、アルバイトの選択肢が一気に増えます。
高校生の頃は、時間や年齢の制限があって限られた仕事しかできませんが、大学生になると、カフェ、塾講師、イベントスタッフ、事務、家庭教師など、幅広い仕事に挑戦できます。
探してみると、おしゃれなバーや、webライター、テレビ局のバイトなどなど、自分の興味や特性に合ったバイトも見つけられます。将来の夢から逆算してバイトを決めることができるのも、大学生ならでは。
また、18歳以上になると深夜も働けるようになるし、免許を持っていればデリバリーなどの仕事もできます。
私は大学生になってから、塾講師、某ディスカウントストアのレジ打ち・品出し、コンセプト居酒屋の通訳・ホール、記事のライター、そして大学内のアルバイトを経験しました(長続きしなさすぎ)。
我ながらそれぞれのバイト先、なかなか長く続かなかったなあ、なんて思いますが、これも経験だとポジティブに捉えてみます。
逆に自分が大切にしたい価値観や向き不向きがわかったのでよしとします。
バイト先の皆さんには「全く・・・」とあきれられていそうですが。
自分の性格や興味に合った仕事を選べるので、働くこと自体が楽しくなりますよ。
〇実際私の周りの大学生がやってるバイト
・塾講師(多い)
・居酒屋店員(多い)
・ホテルのフロントor清掃
・Uber
・ディズニーキャスト(意外といる)
・スーパー店員
・カフェ店員
・高級レストランホール
・イタリアンホール
・イタリアンのデリバリー
・銭湯受付
・焼き肉屋ホール
・昭和の頑固おやじが営むふぐ刺し屋のホール
・ジャズ喫茶のホール
・コワーキングスペースの管理人
自分の好きな授業が選べる
高校では、ほとんどの授業が決まっていますが、大学では自分の興味に合わせて授業を選ぶことができます。
文学が好きなら小説の講義を、社会問題に関心があるなら政治学や社会学を、といったように、「学びたいことを学べる」のが大学の大きな魅力です。
好きなことを深く学べるのは、本当にワクワクしますよ。
私は経営学部の国際経営学科に所属しているのですが、経営学部では「リーダーシップ」「マネジメント」「コミュニケーション」「ファイナンス」の4つについてを学んでいます。国際経営学科なので、これに少し英語要素や国際要素が絡んできます。
大学1年生のうちは割とほとんどが必修で、あんまり自分の好きな授業を取れてはいなかったのですが、2年生以降はこの4つ種類のテーマを扱うそれぞれの授業を好きにとることができます。
私はリーダーシップとマネジメントに興味があるので、ゼミはリーダーシップを、授業はマネジメント系のものを多くとっています。自分の興味関心が向いている授業なので、かなり楽しいです。課題のモチベも上がるし、自分なりにノートにまとめたり、自分の生活にあてはめたりして学びを深めています。
大学のプログラムで派遣留学に行く関係で、割と満遍なくとらないといけないところもあったのですが、逆に元々興味がなかったファイナンス系の科目に興味を持てるきっかけになりました。
私の友達は公認会計士を目指している子も多く、そういう子はファイナンス系・アカウンティング系の授業をたくさんとっています。
他学部の授業をとることもできるので、中には趣味の写真を研究するために、他のキャンパスに通っているような人もいます。
自分の好きなこと、興味のあることをその道のプロから学ぶことができる。
実際かなり面白いし、役立ちます。

旅行に行ける自由がある

先ほども少し触れましたが、やはり大学生、お金も時間も体力も頑張り次第でかき集められるので、遠くに旅行に行くことができます。
長期休暇(春休み・夏休み)がとても長いのも大学生活の特徴です。
大学にもよりますが、夏休みはだいたい2か月から3か月、春休み(1月終盤くらいから始まる)も同じくらいあります。
そのため、国内旅行や海外旅行にも行きやすくなるんです。たくさんバイトを入れてお金を稼ぐこともできますし。
友達と計画を立てて旅に出たり、時には一人旅に挑戦してみたり…視野が広がる体験がたくさん待っています。
私は大学1年生では、国内は草津・軽井沢、箱根、伊香保、熊谷、秩父へ。
そして海外は台湾、韓国、ベトナムに行ってきました!
そのうちの台湾、ベトナムは一人旅、そして箱根、伊香保、韓国は大学に入ってからできた彼氏と行ってきました。
一人旅の楽しさについては他の記事でも扱っています。
何より思い立った時にすぐ行けて、自分の好きなように動けるのが魅力的です。
実際私も今週末、沖縄に弾丸一人旅に行ってきます。
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恋人とお泊まりもできるようになる
これは少しドキドキする話かもしれませんが、大学生になると親の管理も少しずつゆるくなる場合も多く、自分でスケジュールを決められるようになります。
それに、18歳以上なら自分でホテルを予約して泊ることができます。
その結果、恋人と旅行をしたり、お泊まりしたりといったことも、自然とできるようになるんです。もちろん、恋人に限らず友達やサークル・ゼミなどの仲間とのお泊りも楽しいです。
お互いに信頼関係を大事にしながらの話ですが、こうした自由も大学生ならではです。
私も彼氏とたくさん旅行に行ったり、夏休みはお泊りをしたりもしました。
朝から晩まで一緒に居れるので、ゆっくり映画を見たり、おしゃべりをしたりと幸せな時間を過ごせます。
ドライブや車の旅ができる

18歳を過ぎると、自動車免許を取ることができます。
受験が終わってすぐに免許を取りに行く人もいれば、長期休みなどを利用して免許合宿に行く人もいて、大学1年生が終わった今の時期になると、私の周りのほとんどの人が持っています。
まあ、私はお金が入るたびに旅行に出かけたり、派手髪の維持に使ってしまうので全然免許取りに行けてないんですけどね!!!
それでも、免許を持つ友達と一緒にドライブしたり、少し遠くまで日帰り旅行をしたり。
「車があると、こんなにも世界が広がるんだ!」と感じる瞬間がたくさんあります。(免許取ってから言えよ)
私のドライブの思い出は3つあります。
1つが、当時の彼氏と海に行ったこと。
初めて同級生の車に乗ったのが、彼氏との初デートでした。
授業をさぼって弾丸で彼の実家に車を取りに行き、そこから夜の海へ!!
自分の同級生が車を運転している姿を初めて間近で見たので、不思議な感じでした。大切な思い出です。
2つ目が、授業終わりにその場に居合わせたメンバーでこれまた弾丸で丸の内の方をドライブしたこと。
学校のそばに簡単に借りられるレンタカーがあったので、それを借りて丸の内へ。4限終わり(17時過ぎ)だったのでとにかく夜景がきれいでした。
私はそれまで丸の内へは電車でしか行ったことがなかったので、新鮮な感じでした。楽しかったなあ。
そして3つ目が、英語のクラスの仲良しグループ10人で秩父へ行ったこと!
免許を持っている友達2人の車で行きました。目的地に着くごとに席順を変えたりとワイワイ過ごしました。
前もって授業のグループワークのようなスタイルで、zoomをつないで計画を立てたり、朝の7時に池袋駅に集合してわちゃわちゃしたりといった思い出は、私の大学生活の中でも大きな思い出です。
出会う人の幅がぐっと広がる
高校は同じ地域・年齢の人が多いですが、大学では全国から、さらには海外からも学生が集まってきます。
年齢も価値観もさまざまな人たちと出会えるので、自分の視野も自然と広がります。実際、大学に入ってから今までかかわったことがないような出自の人や、出身の人とよく関わるようになりました。
中でも私の場合は、大学生になってから留学生と深くかかわる機会があったり、自分の興味のある分野に精通している教授と話せる機会があったりと、自分の知らない・でもすごく気になる世界の人と話せるようになりました。また、ここに大学生活の大きな魅力を感じています。
出会いが増えるのは大学内だけではありません。バイトやインカレサークル、学生団体などなど、外部でもたくさん出会いが増えます。
今はやめてしまいましたが、前勤めていたバイト先で役者見習いの先輩と仲良くなって、先輩の芝居を見に劇場に行ってみたことがあります。
多分、その先輩と出会っていなかったらそういう「地下の劇場」みたいな場所に行くことはなかったと思います。
他にも、バイト先では自分が今まで過ごしてきた人生と全然違う人生を送ってきたような同級生や、フリーターをしながら夢を追う先輩、趣味に生きる大人などなど、今まで出会ったことがないような人たちとたくさん出会えました。
大学と家とを行き来しているだけでは見れない世界が見れたと思っています。
どの職場も長続きはしなかったのですが、各職場で出会った人たちや、そこで話したことは私の財産になっていると思います。
「好き」をとことん追求できる
今まで色々語ってきましたが、結局大学生活の一番の魅力は、「好きなことに全力で向き合える時間があること」だと思います。
高校までは授業や部活、家庭のルールなどに縛られることが多く、やりたいことがあってもなかなか自由に行動できないことがありました。
でも大学生になると、時間の使い方も、学ぶ内容も、すべて自分で決めることができます。
私は元々動画編集や企画を考えるのが好きだったので、大学に入ってから思い切ってYouTube投稿を始めてみました。編集の方法を調べたり、面白い内容を考えたり、時にはインサイトと呼ばれるデータを見ながら毎回試行錯誤ですが、自分の「やってみたい」を形にできるのは本当に楽しいです。
また、文章を書くのも好きなので、記事を書く活動にも挑戦しています。
まだまだ読みにくい文章を書いてしまうこともありますが、それでも「文章を書ける環境」と「読んでくれる人がいる」ということはとてもありがたく感じています。時間に余裕があるからこそ、たくさん書いて書き方を工夫したり、日頃から記事のネタを考えたりと、より良い記事を書くためにたくさん時間を費やせています。
さらに私は、元々リーダーシップやマネジメントについて深く学びたいと思っていて、そういった授業も積極的に履修しています。授業以外の時間でも、自分で考えを整理したり、ノートにまとめたりする時間をしっかり取ることができています。
自分の「好き」に集中できる環境と時間がある今は、とても貴重な時期だと思っています。
高校生のときにぼんやり思い描いていた「やってみたいこと」が、今では当たり前のように実現できていて、毎日がとても充実しています。悩むことや、人と比較して落ち込むこともしょっちゅうですが、結局楽しくて仕方ないです。
最後に
大学生活には、自由があり、出会いがあり、挑戦があり、そしてたくさんの楽しさがあります。
今はまだ想像がつかないかもしれませんが、きっと「大学って楽しい!」と思える瞬間がたくさんあるはずです。
私は1年間大学生活を過ごしてきて、大学生が今までで一番楽しくて充実していると胸を張って言えます。
これから大学を目指す皆さんも、自分の未来にワクワクしながら、一歩一歩進んでいってください。
まだあまり想像がつかないかもしれないけど、きっと素敵な大学生活が待っています。
