1か月で8か国10都市に1人で行って、地球1周分した話

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 昨年の大学3年生の夏から約1年間、交換留学でタイへ行っていました(こちらについては過去の記事をご覧ください。)
日本に帰国したのが、ゴールデンウィークが終わった直後、つまり5月上旬です。
その後2週間弱くらい実家で生活してから、また海外へ旅立ちました(笑)

 過去の『交換留学のここが大変!―タイ留学のリアル、語ってみた―』の記事でも触れましたが、留学後は10月の後期開始まで、授業はなく時間があるんですね。
その期間を利用して、長期間の海外旅行に行きたい!と思い、計画を立てました。
社会人になったら、1週間の休みを取るのすら難しいって言いますからね…

 てことで、私の旅日記にお付き合いくださいませ(^^)/

旅行スケジュール

以下、出発時刻と到着時刻は現地時間で表示しています。

成田空港フィリピンのマニラ(11:10発 14:50着、4時間40分のフライト)
マニラ3泊
マニラアラブ首長国連邦のドバイ(12:20発 18:10着、9時間50分のフライト)
ドバイ4泊
ドバイハンガリーのブタペストで乗り継ぎ(21:30発 翌日早朝1:15着、5時間45分のフライト)(実際は1時間遅延)
ブタペストモロッコのマラケシュ(6:25発 9:50着、4時間25分のフライト)
マラケシュ5泊
🚌日帰りでモロッコ国内のエッサウィラ
マラケシュイタリアのミラノで乗り継ぎ(20:55発 翌日早朝1:10着、3時間15分のフライト)
ミラノデンマークのコペンハーゲン(7:25発 9:30着、2時間のフライト)
コペンハーゲン4泊
🚃日帰りスウェーデンのマルメ
コペンハーゲンイタリアのミラノ(20:30発 22:35着、2時間のフライト)
ミラノ2泊
🚌ミラノイタリアのボローニャ(14:25発 16:50着、バスで2時間半
ボローニャ3泊
🚌ボローニャスロベニアのリュブリャナ(12:45発 20:00着、バスで7時間半
リュブリャナ2泊
🚌リュブリャナオーストリアのウィーン(11:45発 16:45着、バスで5時間
ウィーン4泊
ウィーンエジプトのカイロで乗り継ぎ(15:30発 19:50着、3時間半のフライト)
カイロ成田空港(0:25発 17:25着、11時間のフライト)

 以上、31日間8か国10都市一人で行ってきました。
 まぁ、たしかに、誰かと行けたらなっていう思いはありましたけれども、友達はみんな大学の授業があるし、親も1か月丸々仕事を休むなんてできないので、一人で行きました。
その方が自由に行動できますしね。

ヨーロッパから日本へ帰るときに経由したエジプトに着陸するとき。かすかにピラミッドが見えた!(写真右下の3本線)
エジプト→日本の便での機内食。深夜初で、離陸直後に1食目(下)、着陸前に2食目(上)。途中に軽食のバーガーが出た。1食目はチキン、ビーフ、魚から選べたが、2食目は1種類しかなかった。

なんで1か月にしたのか

 後述のネット保険の最長期間が1か月だったからです。
出発日直前に安いネット保険を探していて、利用した保険会社の場合、私的な旅行が目的の場合、1か月が最長でした。
ただ、個別に連絡すれば対応してもらえそうな書き方をしていたので、ちゃんと計画を立てて、早い段階で連絡していれば、もっと長い期間の契約も可能だったのかもしれませんが。

なんでこの国を選んだのか

 もともと、イタリア南部のシチリア島に行きたいって小学生のころから思っていたんですね。
それと、少し前にスウェーデンの「Disgusting Food Museum」という、一風変わった世界の食べ物を集めているミュージアムの存在を知り、
この2つに行きたいっていうのが、大きな目的でした。
(諸事情でシチリア島に行くのは断念しましたが)

 で、この目的地があるヨーロッパに向かうにあたり、日本から直接ヨーロッパに行くよりも、途中に中東とかを経由した方が、
・時差ボケしにくい
・ルートによってはトータルでも安く行ける
・値段そんなに変わらないのに、さらに他の国で遊べる
という理由から、東南アジアや東アジアらへんに寄ることにしました。

 で、日付とかルートを見つつ、安くて楽しめそうだったのが、
フィリピンのマニラとアラブ首長国連邦のドバイ、そしてついでにモロッコのマラケシュでした。

移動手段・宿

 飛行機は基本的にLCCの安いやつを、Trip.comで予約しました。
コペンハーゲンまでのルートは、1か月くらい前にチケットを買ったのですが、それ以降はルートやスケジュールを決めていなかったので、日本を出発してから購入しました。
 一番最後、オーストリアのウィーンから日本に帰るときは、値段の都合で、LCCではなくエジプト航空のチケットにしました。
今回の旅で最初で最後の機内食を楽しみました😊

 またヨーロッパ内は、国と国の距離も近く、陸路が発達しているので、高速バスで安く抑えました。
Omioという交通機関アプリ?があるので、それをインストールして、予約しました。

 宿はすべてホステルに泊まりました。
私は基本的に女性専用ドミトリーを選んで予約しました(男女共用部屋にも泊まりましたが。)
AgodaBooking.com、あるいはホステルの公式サイトから予約しました。
宿を選ぶ際は、google mapのレビュー含め、口コミをしっかり読むようにしていました。
安くてある程度は安全そう、清潔そうなところにしました。

モロッコのマラケシュで泊まった宿の入り口。この細い道の奥にある。

費用

 気になるお金の話。
 旅行資金は、大学入学後に始めたアルバイト代だけで賄いました。
普段からお金を使わないタイプなので(フッ軽でもないし、お酒も弱いし、実家暮らしだし、推しとかいう存在もいないし、これといったお金のかかる趣味もないので…)、それなりの額が貯まっていました。

日本円にして
 総額費用 50万円弱
うち
 交通費(飛行機や市内の移動含めたすべて)20万
 宿代 10万
 食費 5万
 お土産や観光など上記以外 6万円
 海外保険 1万5千円


みたいな感じでした。
食費やお土産に関しては、散財はしなかったです。
特にヨーロッパは確かに物価は高かったんですけど、レストランではなくスーパーで済ませたり(酒飲めないし1人でレストランは敷居高い雰囲気で入りづらい、ディナーならなおさら)。
お土産も、機内持ち込み荷物なしで行ったので、たくさん買っても持ち帰れないし。
ただ、観光スポットでは入場料はあまり気にしないとか、観光ツアーに申し込むとか、観光のためにはケチらなかったです。

保険・SIM

 保険は、以前にも利用したことがあるサイトで申し込みました。
安いけどそれなりに保証されているし、もしものときはLINEで24時間対応していただけるので、良かったと思います。
 クレジットカード付帯の保険もありますが、私が持っているクレジットカードは保証内容が薄めだったので、念のため別途海外保険に加入しました。
 結果、保険に加入していて良かったです!!!(後でお話しますね)

 SIMについては、元々使っているのが楽天モバイルで、その契約しているプランの中に海外データローミング枠が入っていて。
基本データ量を超えて追加で購入するとしても、1ギガで500円と格安だったので、別途eSIMや物理SIMを購入することはありませんでした。

現地通貨

現金

 結論から言います。
日本で両替して現金で持って行ったのは、1か国目に行くフィリピンのお金と、もしものときのユーロだけでした。
その他の国では、WiseRevolutというカードから、現地のATMで引き出しました(後で詳しく述べます)。

 持って行ったフィリピンペソは4000ペソ、ユーロは125ユーロ。
 3泊のフィリピン(マニラ)は、4000ペソでちょうど良かったです。
宿は事前に決済してあったので、市内移動のタクシー代や食費だけです。
ショッピングを楽しんだり、レストランでいいものを食べたいっていう人は、もう少し持って行ってもいいかもしれません。
 ユーロは、メインで利用していたカードが盗まれた・不正利用されたときなど、もしものときに備えるために持って行っただけでした。
ユーロ圏では現金じゃないといけなかった場面はなかったと思います。

カード

 そして、それ以外の国では、WiseRevolutを利用していました。
これらは海外送金や両替を主な目的としたカードで、それぞれについて分かりやすくまとめているサイトもあるので、調べてみてください。
私は今回の旅行で両替するために、旅行前に新しく発行しました。


私のカードの使い方
 マニラとマラケシュは現金しか使えない感じでしたが、ドバイとヨーロッパ諸国はカード決済で問題なかったと思います。
 はじめに、日本円で自分のアカウントに必要な分だけ入金しておきます。
 マラケシュでは、まずアプリ内で、現地通貨のモロッコディルハムに両替しておきます。
そして現地に着いたら、現地のATMにWiseなりRevolutなりのキャッシュカードを読み取らせ、現金を引き出していました。
マラケシュ空港のATMは、現金が残っていなかったのか、カードを読み取らせても現金は引き出せませんでした。
街に出てからATMで引き出したのですが、手数料を取られました。安くない値段だったと思います。引き出す金額に関係なく、1回ごとに手数料を取られます。
どうやらネットで調べてみると、手数料がかからないATMもあるらしい?ので、調べてみると良いと思います。
 ドバイでも同様に、事前にアプリ内で、現地通貨のディルハムに両替しておきます。
空港についたら空港内のATMで引き出しました。
 それ以外の国は、現金を引き出さずにカードで決済しました。

持ち物

 美容にもそんなに命かけてないし、必要最低限だけ持っていきました。
 夜にシャワーを浴びるタイミングで、シャワールームで毎晩服を手洗いしていました。
宿はすべてホステルで共用部屋でしたが、洗濯ロープを持っていき、ベッドにくくりつけて、そこに服やタオルを引っ掛けて干していました、
自分のベッドにカーテンがないときもあったので、タオルや服を外側にかけて目隠しにしました。
工夫してベッドの対角にも紐を結べば、その分干せる場所が増えるので、下着は内側に干していました。
ホステルやホテルは基本的に空気が乾燥しているので、夜洗って翌日の夕方にシャワーを浴びる時には、カッピカピに乾いてます。物によっては翌朝に乾いてたりもします。
 以下、持って行ったものリストです。
ただし、旅行したのは5月下旬から6月にかけてで、国にもよりますが初夏~夏を想定して準備しました。

  • 下着や洋服3セット
     部屋着としても着られるラフなTシャツを選び、夜のシャワー後は翌日に着るものを着て寝ました。
  • UVカットの薄手の長袖(日焼け&冷房対策)
  • ハンカチ1枚
  • レギンス、ユニ〇ロの極暖やモフモフの上着(北欧はまだ寒そうだった&冷房対策)
  • サンダル(シャワー浴びる用)
  • 薄くて細長いフェイスタオル(バスタオルとして)
  • 身体洗うタオル
  • クレンジングや洗顔料、化粧水など
  • 念のための小さい固形石鹸とシャンプーやリンス
  • 歯ブラシやコンタクト、綿棒、くし、メイク用品など
  • 薬(粉末経口補水液、頭痛薬、便秘薬、風邪薬)、体温計、爪切り、絆創膏、塩タブレットなど
  • ポケットティッシュ(多めに。海外だとトイレットペーパーないことも)、ウェットティッシュ、マスク
  • 世界対応の変換プラグ
  • モバイルバッテリー(機内持ち込みの規定に注意)
  • 耳栓やアイマスク
  • サングラス(日差し対策&自分の目線を隠す)
  • 洗濯紐
  • カタピラやクリップなど、何かのときに役立ちそうなもの
  • 鍵(南京錠とか、ロックするためのもの。細くて長いやつがいい。短太だと穴に通らなくて使えなかった。)
  • 虫よけ、ムヒ・ウナとか
  • 晴雨兼用折りたたみ傘
  • ドライヤー(荷物になるし、私は持って行かなかった。けどホステルによっては置いてない。そのときはしょうがない我慢。)
  • 懐中電灯(砂漠ツアーに参加する予定だったので念のため。ただ必要なかった。強いて言うなら、ベッドライトが不調だったときに活躍するかな)

    こんな感じですかね。
    あとは各々必要に応じて。
35L分くらいのリュックと、羽織るようの冬服が入ったトートバックと、貴重品などを入れるショルダーバッグ

さいごに

 以上、8か国10都市を1か月で1人で巡ったときの概要でした。
 次回以降で、各都市での様子をレポートしたいと思います。お楽しみに~

いかちゃん

いかちゃん

東京海洋大学 海洋生命科学部 食品生産科学科

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