大学生の夏休みって何してる?インターン?旅行?帰省?

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はじめに:夏休み目前、「今年の夏はどう過ごそう?」と悩んでいた自分へ

こんにちは、慶應義塾大学経済学部4年生のたくです!

今回は「大学生の夏休みって何してるの?」というテーマで、自分の実体験や周りの話を交えながら書いていこうと思います!特に今、高校生の人たちにとって「大学生活」ってふわっとしたイメージだと思うんですが、少しでもリアルに感じてもらえたら嬉しいです。

まず、今年の夏。大学4年生、つまりラストサマーです。正直、めちゃくちゃ悩みました笑

というのも、大学生の夏休みって自由度がかなり高い分、何をするかは完全に自分次第なんですよね。

特に4年生の夏ともなると、就活も終わってて、時間はたっぷりある。逆に言えば、何もしなければ本当に何もせずに終わってしまう。それが怖かったんです。

高校までって、夏休みの過ごし方がある程度決まってたじゃないですか?

  • 宿題をやる
  • 部活に打ち込む
  • 塾に行く
  • 友達と遊ぶ

こんな感じで「やるべきこと」があった。でも大学生になると、それが一気になくなります。

特に大学4年の夏は、“自由”という名のプレッシャーがすごい。

「就活も終わったし、何して過ごそう? どうせなら有意義なことしたいけど…何が有意義なんだ?」って、無限ループに入ってました笑

そんなとき、ふと過去の自分の夏を思い出したんです。

  • 3年生の夏は、週3で長期インターン(ほぼバイト)をしてました。
  • バイト代をためて、バリ島やグアムに旅行にも行きました。
  • 地元にも帰って、家族や愛犬と過ごしました。

…うん、結構いろいろやってるじゃん自分!って思ったんですけど、同時に「どれも楽しかったけど、心の底から“やりきった!”って言えるか?」って聞かれると、正直ちょっと微妙でした。

それで改めて思ったのが、

「今年の夏は、“誰かの正解”じゃなく、“自分の気持ちが動くこと”をやろう」

ってことでした。

今ってSNSとかで、いろんな人の過ごし方が見えちゃうじゃないですか。

長期インターンでバリバリ働く人や一人でバックパッカー旅に出てる人、資格取得に向けて勉強してる人。全部すごいし、尊敬する。でも、全部が自分に合ってるとは限らない。

だからこそ、4年生の夏は「他人のすごさに流されず、自分の感情に正直になる」っていうのが、自分のテーマになりました。

この記事では、そんな自分の夏の過ごし方を振り返りつつ、

  • 「大学生って本当にそんなに自由なの?」
  • 「みんなどうやって夏を使ってるの?」
  • 「旅行やインターンって実際どうなの?」

っていう疑問に答えていきます!

高校生の人が読んで、「大学ってこういう世界なんだ!」ってワクワクしてもらえたら嬉しいですし、同じ大学生でも「ちょっと参考になるかも」って思ってもらえたら本望です。

それでは次から、実際にどんな夏を過ごしてきたのか、紹介していきます!

大学生の夏休みって、実際どのくらいあるの?

高校生のみなさん、まず最初にびっくりするかもしれないですが——

大学生の夏休み、めちゃくちゃ長いです!!

僕の通っている慶應義塾大学では、だいたい7月末にテストや課題が終わって、10月の初めまで休みというスケジュール。

つまり、2ヶ月以上あります。長すぎ!笑

もちろん大学によって多少の差はありますが、1ヶ月ちょっととかではなく、ガッツリ2ヶ月以上休みがあるところが多いと思って大丈夫です。

大学生の夏休みのイメージ(僕の場合)

僕が1〜3年生の夏休みに感じたことをざっくりまとめると、こんな感じです:

  • 授業も部活もないから、本当に自分次第で予定が組める!
  • アルバイトを入れまくって稼ぐ人もいれば、完全オフで旅行三昧の人も。
  • 試験が終わる7月下旬からは、すぐに「夏モード」に入れます。
  • レポートやテストが早く終わった人は、もっと早く夏休み状態になることも。

「夏休みって言っても、課題あるんでしょ?」と思うかもしれませんが、大学の夏休みには基本的に宿題はほぼゼロ! (もちろん一部のゼミや授業で出ることもありますが、基本的には自由)

夏休みに何するの?ってよく聞かれるけど…

正直、最初の夏休み(1年生のとき)は何すればいいのかよくわかってませんでした笑

だからまずは、上京したての友達と一緒に、東京観光(スカイツリーや浅草、下北など)を行ったり、大学の友達とBBQや花火をしたり、実家に帰省して地元の友達と再会を楽しんだり…って感じで“青春感”全開で過ごしました!

そして2年生になると、語学留学を考えたり(結果行かなかったけど笑)、バイトに力を入れて月10万近く稼いだりと少し「何か残したい」という意識が出てきます。

3年生になると、インターンを始めたり、旅行を本格的に計画したりして、だんだんと”社会人準備”みたいな過ごし方になってきました。

というわけで、大学生の夏休みは、自由すぎるからこそ、自分で動かないと何も起きないというのがリアルです。

「自由って楽しそう!」って思うかもですが、裏を返すと「誰も予定を作ってくれない」ということでもあります。

でもそれこそが、大学生の夏の一番の魅力!

次のパートからは、実際に僕がどんな夏を過ごしてきたのかを具体的に紹介していきます!

去年の夏は“働く夏”だった —— 週3の長期インターンで得たもの

大学3年生の夏。それはまさに、“働く夏”でした。

というのも、当時の僕は週3で長期インターンに参加していました。よくある「就活のため」って感じではなく、どちらかといえば「社会ってどんなとこなんだろ?」っていう素朴な興味から始めた感じです。

僕の大学3年生夏の頃のアルバイトシフトカレンダー(青い点とオレンジの点がシフト)

こう見たら、結構バイト漬けだったことがわかりますね…。

長期インターンって、そもそも何するの?

「インターンって何? バイトとどう違うの?」って思う人、多いと思います。僕がやってたのは、あるベンチャー企業のマーケティング系のインターンでした。具体的にはこんなことをしてました:

  • SNS運用(XとかInstagramの投稿案を考えたり)
  • サイト記事のリサーチやライティング
  • Googleスプレッドシートでのデータ整理
  • ミーティングへの参加、プレゼン準備

……と、普通に「仕事」してました(笑)

時給も出るし、週3でシフトも柔軟に組めるので、ぶっちゃけ「バイト+α」くらいのノリで始めたんですけど、やっていくうちにだんだんと責任も増していきました。

学生気分が抜けた“あの感覚”

印象的だったのが、初めてチームのプレゼンに参加した日。

先輩社員や他大学のインターン生と一緒にZoomで発表したんですが、終わったあと「ちゃんと準備してくれてありがとう。次回はこれも加えてみて」と普通に“仕事仲間”扱いされたんですよね。

それがなんか、めちゃくちゃ嬉しくて。「ただの大学生」だった自分が、社会の中で“誰かと何かを作る側”になっている。それってすごく特別な経験でした。

もちろん、うまくいかないこともたくさんあったし、慣れない業務で落ち込んだ日もありました。でもそのぶん、ちょっとずつ自分の中に“仕事感覚”が育っていくのを感じられたのは、大きかったです。

学んだこと・良かったことをまとめると

1年間インターンを続けてみて、特に夏の時期は集中してシフトも入れてたので、めちゃくちゃ濃い経験ができました。振り返って「これはよかった!」って思うことをざっくりまとめると:

社会人と一緒に働く感覚がつかめた

責任ある仕事を任されるようになった

自分の意見を言葉で伝える力が鍛えられた

働くことへの不安が減った(むしろ楽しさを知った)

何より、就活の自己分析にもめちゃくちゃ役立った!

正直、ただ大学の授業を受けてるだけじゃ得られないリアルな経験が詰まってました。

もちろん、インターンをやらなきゃいけないわけじゃないです。でも、もし「働くってどんな感じ?」「自分に向いてる仕事って何だろう?」ってモヤモヤしてる人がいたら、一歩踏み出す価値はある!と伝えたいです。

働く中で、変わった“夏の価値観”

インターンに時間を使う分、旅行とか遊びの時間はどうしても減ります。でも、そのぶん得られる経験の価値がすごく大きい。

僕はこのインターンを通じて、「“楽しい夏”って、遊びだけじゃないんだな」と気づきました。誰かと本気で何かをやることも、めちゃくちゃエモいし、やりがいがある。

もちろん、遊びも大事です!でも、「夏休み=遊ぶだけ」じゃない。大学生の夏には、“働く”という選択肢もアリ!ってことを知れたのは、大きな収穫でした。

次は、そんなインターンと並行して計画していた“あの夏の海外旅行”について紹介していきます!バリ島、グアムで感じたこと、ガッツリ書きます✈️

旅は、人生をちょっと広げてくれる —— バリ島とグアムで見た世界

大学生になってから、「今しか行けない場所に行きたい」とずっと思っていました。

社会人になれば、休みは短くなるし、お金も時間ももっとシビアになる。

だからこそ、“自由に動ける大学生の夏”にこそ、海外に飛び出したい!という思いがあって、思い切って行ってきました。バリ島とグアムに。

旅行って、ただの“観光”じゃない

正直、高校生の頃までは「海外旅行=観光」ってイメージしかなかったんですが、大学生になってから行く海外って、ちょっと違うんですよね。

  • 計画から全部自分でやる
  • 費用はバイトで貯める
  • 英語も自分で話す(カタコトだけど笑)
  • トラブルも自分で対処する

こんなふうに、全部“自己責任”。でも、それが逆に楽しかった。

特にバリ島。リゾートなイメージが強いかもしれませんが、実際に現地の市場やローカルの食堂に行くと、めちゃくちゃ生活感がある。観光地とローカルがごちゃまぜになっていて、「これがリアルな世界なんだな…」って、肌で感じました。

例えば、ある日バリのビーチでサーフィンをしていたら、現地の青年と仲良くなって、そのまま夕方から地元の屋台に連れていってもらいました。そのとき、彼が話してくれたのが、

「観光客って、みんな“綺麗なバリ”しか見て帰るけど、本当のバリはもっといろんな顔があるよ。」って言葉。これがすごく印象に残ってます。

ちょっと細い路地に入ると、生活感のある道がありました👀

グアムで感じた、“日本の外”の気楽さ

一方グアムは、バリに比べるともっと気楽に楽しめるリゾートって感じでした。英語も通じやすいし、気候も最高。何より「自分の常識が通じない環境」がめちゃくちゃ刺激的でした。

例えば、コンビニでペットボトルの水を買おうとしたら、レジで「それより大きいサイズの方が今セール中だよ!」って店員さんがフレンドリーに教えてくれる。

そんな“ちょっとした優しさ”に触れると、「ああ、言葉が違っても人ってあったかいんだな」って思えるんです。

言葉の壁があるからこそ、ジェスチャーや笑顔で伝えようとする。そして、「伝わったときの嬉しさ」って、ちょっと感動モノなんですよね。

旅行で得たもの、意外と多かった

旅行って、もちろん楽しいし、景色もきれいなんですけど、僕が一番感じたのはこれです:「自分の当たり前が、当たり前じゃなくなる瞬間」をたくさん経験できたこと。

たとえば:

  • 信号がない交差点でも、なんとなく譲り合って成り立ってる
  • 屋台の料理の味付けが強烈すぎてびっくりした
  • 英語が通じない場面でも、スマホの翻訳アプリで何とかなった
  • 物価が安すぎて、お金の感覚が狂いそうになった(笑)

こういう小さな驚きが積み重なると、自分の中の“枠”みたいなものがちょっとずつ広がっていくんですよね。「日本の外には、こんな世界があるんだ」「自分の世界って、めっちゃ狭かったかも…」って、気づかされる旅でした。

バイト代で行った旅だからこそ、価値があった

ちなみにこの旅行、インターンとバイトで貯めたお金で行きました。だからこそ、「1円も無駄にしたくない!」って気持ちが強くて、現地では朝から晩までめいっぱい動き回ってました。

旅行の楽しさって、「お金をかけたから楽しい」じゃなくて、「自分で準備して、自分で決めて、自分で動いたから楽しい」っていうのを実感しました。

それに、旅の終わりに帰国してから「また行きたい!」って思える感覚があると、バイトや勉強にも前向きになれるんですよね。不思議なモチベーションが湧いてくるというか。

というわけで、大学生になってからの海外旅行は、ただの「レジャー」じゃなくて、「人生経験」になるという話でした。

特に夏休みは、2ヶ月以上の長期休みだから、行こうと思えばどこでも行けます。海外でも、国内でもいい。ちょっとだけ“普段の自分”から離れる経験を、ぜひしてみてほしいです。

次は、そんな旅やインターンを経て、毎年欠かさずやっている「地元への帰省」についてお話します!

地元に帰る2週間 —— 家族と愛犬と、“変わらない”を感じる時間

大学進学と同時に上京してから、毎年夏になると2週間ほど地元に帰省しています。

場所は…まぁ、よくある「田舎すぎず都会すぎない」地方都市。電車の本数は少ないけど、コンビニもスーパーもある。そんな、ちょうどいい場所です。

でも不思議なことに、上京してからは、そんな“ちょうどよさ”が恋しくなる瞬間が増えました。

東京とのギャップに気づいた、初めての夏

上京して最初の夏、帰省したときのことは今でもよく覚えています。

東京から新幹線に乗って地元の駅に着くと、まず耳に入ってくるのは「静けさ」でした。車の音も少ないし、人もまばらで、駅のホームにはなんとなくのんびりした空気が流れている。それだけで、「ああ、帰ってきたな…」って思えるんです。

上京してからというもの、毎日がちょっとせわしなくて、満員電車、人混み、時間に追われる生活が当たり前になっていました。そんな中で、“何も変わらない地元”に戻ると、自然と呼吸が深くなるというか、自分のペースが戻ってくる感覚があるんですよね。

家族との時間、愛犬との時間

帰省中は基本、あまり予定を詰めすぎずに、家でのんびり過ごす時間を大切にしています。

父と一緒にスーパーへ買い出しに行ったり、母の作る地元野菜たっぷりのご飯を食べたり、兄弟と深夜までテレビを見ながら他愛もない話をしたり、何より、愛犬と散歩に出かけるのが日課です🐶

この「なんてことない日常」が、今の自分にとってはすごく特別に感じるんです。

特に、愛犬との時間は本当に貴重で。僕が東京にいる間は会えないから、再会すると毎回「忘れられてないかな…?」ってちょっと緊張します(笑)

でも、玄関を開けた瞬間にしっぽを全力で振って迎えてくれるあの姿を見ると、「ああ、ちゃんと帰ってきたな」って心から思えるんですよね。

“変わらない”の価値に気づいた

東京での暮らしは、刺激的です。毎日が新しくて、面白くて、学ぶこともたくさんあります。だけどそのぶん、変化が多くて、気づかぬうちに疲れていたりもする。

そんな中で、地元の景色――田んぼの匂い、夕焼けに照らされた住宅街、虫の声が響く夜――そういった“毎年変わらない風景”が、自分を落ち着かせてくれるんです。

高校時代によく通っていた商店街の道も、駅前の古い喫茶店も、ほとんど変わっていない。

でも、自分自身は少しずつ変わっているからこそ、「変わらない場所」の大切さが、より身に染みるんだと思います。

大学生になって、気づいた家族のありがたさ

上京したての頃は、正直「実家、ちょっと窮屈だな」とか思ってた時期もありました。でも、大学生になって親元を離れてからは、むしろ家族の存在のありがたさを実感するようになりました。

  • ただいまと言える場所があること
  • 疲れて帰ったときにご飯が用意されていること
  • くだらない話を安心してできる相手がいること

そういった「当たり前」が、実は当たり前じゃなかったと気づいたとき、家族の時間の価値が変わった気がします。

夏が来るたび、ちゃんと“帰ろう”と思える場所

僕にとっての帰省は、リセットの時間です。いろんな経験を積んで、ちょっと疲れていたとしても、地元に帰れば、いつもどおりの景色と人たちが迎えてくれる。

都会で感じる焦りやプレッシャーが、地元にいるとスッと抜けていく感覚があって、毎年お盆の時期になると「今年も帰ろう」って自然と思えるんですよね。

今は大学4年生で、来年からは就職してもっと忙しくなるけど、この2週間の“何もしないけど大事な時間”は、これからも大切にしたいなって思っています。

友達は何してる?インターン、旅行、勉強、それぞれの夏休み

ここまで僕自身の夏休みの過ごし方を中心に書いてきましたが、今回は少し視点を変えて、「他の大学生たちって、どんな夏を過ごしているのか?」を紹介してみたいと思います!

実際、周りの友人たちの話を聞いていると、ほんっっとうに過ごし方がバラバラなんです。

大学生って自由な時間が多いからこそ、みんな自分のやりたいことや考えに合わせて、いろんな選択をしていて。その姿勢に刺激をもらうこともあれば、逆にちょっと焦ることもあります(笑)

そんなわけで、いくつか実際の友人たちのエピソードを交えて紹介していきます!

インターンに全力投球!“社会人予備軍”な友人たち

まずは、長期インターンや就活準備に力を入れているタイプの友人たち。僕自身も3年生の夏はインターンをしていたので、その気持ちはすごくよく分かります。

たとえば、法学部の友人Tくん。彼は夏休みまるごと外資系コンサルのインターンにぶっ通しで参加していました。

「夏のうちに社会人の働き方を知っておきたかったんだよね」

「体力的には大変だったけど、他大の優秀な学生と働けて刺激になった!」

と言っていて、自分の将来に本気で向き合う姿勢がめちゃくちゃ伝わってきました。

一方で、Sくん(商学部)は「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を作るために、スタートアップのインターンに参加。

業務内容はマーケティングやSNS運用で、社員とほぼ同じようなタスクを任されていたらしく、夏休み中はほぼ毎日渋谷のオフィスに通っていたそうです。

「正直、遊びたい気持ちもあったけど、ここで踏ん張った経験が就活で活きた!」

という話を聞いて、「夏休みにこうやって“社会に触れる経験”をしている人って、本当に強いな」と感じました。

海外ボランティアや留学で、“世界”とつながる夏

次に紹介したいのは、海外で活動するタイプの友人たちです。

僕の学部の友人Kさんは、大学の国際ボランティアプログラムに参加して、夏の2週間をタイで過ごしていました。

内容は、現地の小学校で日本語を教えたり、地域の清掃活動に参加したりというもの。

「観光じゃ絶対に出会えない現地の人たちとの関わりが、何よりも心に残った」

「英語が通じない場面も多くて、ジェスチャーや笑顔でのコミュニケーションの大切さを実感した」

と言っていて、ただの“経験”ではなく、人生の価値観を少し変えるような出会いがあった様子でした。

また、語学力向上を目指して、1ヶ月の短期語学留学に行った人もいます。行き先はアメリカ・ロサンゼルス。

現地の語学学校に通いながら、ホストファミリーの家で生活し、英語漬けの日々を過ごしていたそうです。

「最初は話すのが怖かったけど、だんだん“通じた!”って感覚が嬉しくなってきて」

「帰国後も英語の勉強を続けたくなったし、将来は海外で働くのもアリかもって思った」

とのこと。こういう“海外での挑戦”って、もちろんお金もかかるし、勇気も必要。

でも、行った人の話を聞くとみんな口をそろえて「行ってよかった!」って言うんですよね。一歩踏み出す人って、やっぱりかっこいいです。

資格勉強に打ち込む!静かな“内燃型”の夏

そして、もう一つのタイプが、自分のペースで勉強に集中している人たち

たとえば、宅建(不動産系の国家資格)や簿記、TOEICなどに取り組んでいる人もいます。特に経済・商学系の学生には多い印象です。

友人のNくんは、将来のために宅建を取ろうと、夏休み中は朝から図書館にこもる日々を送っていました。

「遊びに行く友達のSNS見てちょっと羨ましかったけど、やりきった後の達成感が大きかった!」

と話してくれて、まさに“見えない努力”を積み重ねていたタイプ。

他にも、英語力を伸ばしたいからと、毎日1日1本は英語映画を見てシャドーイングしてたという人もいたり。

こういう“自分磨き系の夏”も、大学生ならではの時間の使い方ですよね。

地元でゆるく過ごす夏もアリ

もちろん、全力で何かに打ち込む人ばかりじゃありません。中には、地元でのんびり過ごすことを選ぶ人もたくさんいます。

「バイトして、昼寝して、夜は友達とドライブ」みたいな、肩の力を抜いた夏。これはこれで、すごく大事な時間だと思っています。

大学生活って、実は意外と忙しい。学期中は課題、試験、サークル、バイト…と何かと予定が詰まりがちなので、「夏だけは何もせずに休みたい!」って気持ち、めっちゃ分かります(笑)

リラックスする時間も、自分を整えるうえで立派な“過ごし方”なんですよね。

何を選ぶか、じゃなくて、どう向き合うか

いろんな過ごし方がある中で、毎年夏になると考えるのはこれです。

「何をするか」より、「どう向き合うか」が大事。

インターンを選ぶ人もいれば、旅行に行く人も、勉強に集中する人もいる。

どれが正解ってわけじゃないし、むしろ「選択肢が多すぎるからこそ悩むのが大学生の夏」なんですよね。

でも、どんな夏にするにしても、「この夏、自分はこれをやる!」って決めて動いてみると、きっと秋には少し違う自分になれてるはず。

実際、僕の周りで「夏休み、何となく終わっちゃった〜」って後悔してる人よりも、「あの夏、◯◯したのが今に活きてる!」って語れる人の方が、生き生きしてます。

だから、高校生の皆さんにも伝えたいのは、

「大学の夏休みって、自由すぎるぶん、自分次第で本当に変わる」ということ。

「何をしたらいいか分からない」って思うかもしれないけど、まずは興味のあることを1つ、思い切ってやってみる。それだけで、夏休みの価値ってぐっと変わってきますよ!

おわりに:大学生最後の夏、どうやって過ごすかは「誰かの正解」じゃなくていい

気づけば、大学生活ももうすぐ終わり。

ついこの間まで「大学生になったばかり」って感覚だったのに、今はもう4年生の夏。「最後の大学の夏休み」という言葉が、少しずつ現実味を帯びてきました。

ここまで1〜3年生の夏の過ごし方を振り返ってみると、それぞれが全然違った時間だったなと感じます。

  • 1年生の頃は、東京に慣れることで精一杯で、気づけば夏が終わっていた。
  • 2年生は旅行に全力を注ぎ、バリやグアムで初めて「世界は広い」と感じた。
  • 3年生は“働く”ことを意識して、インターン中心の夏を過ごした。
  • 毎年欠かさず帰省して、「変わらない地元」に安心し、家族の温かさに触れた。

こうして振り返ると、「何をしたか」ももちろん大事だけど、それ以上に「その時、自分が何を感じたか」が一番記憶に残っているんですよね。

バリの海の美しさよりも、「こんな場所に自分が来られるんだ」と思った感動。

インターン中の業務内容よりも、「このまま社会に出ていけるのか?」と悩んだ日々。

そして、家族と他愛もない会話をして、「帰れる場所があるって、やっぱりいいな」と思った安堵感。

大学生活の中でも、夏休みは特に“感情の揺れ幅”が大きい時間だったように思います。

「どうやって過ごすか」で迷ったときに大事なのは、自分の心の声

SNSを見ていると、いろんな人の“充実した夏”が流れてきます。

・海外インターンに行く人

・1日10時間勉強してる人

・毎週末イベントに参加してる人

…正直、羨ましくなることもあります。「自分の夏、これでいいのかな?」って焦る瞬間もあります。でも、ここまで大学生活を送ってきて、僕は1つはっきり思うことがあります。

「誰かの正解」は、自分の正解じゃない。

これは間違いなく、大学生の夏において特に当てはまる言葉です。たとえ周りがどんなことをしていようと、自分が納得できる夏だったかどうか、自分の心が動いたかどうか。それが一番大事なんだと思います。

最後の夏は、自分のために過ごす

大学4年生の今、正直“やるべきこと”はたくさんあります。内定先の準備、卒論、残された学生生活のやり残しチェック…。

でもだからこそ、この「最後の夏」を、ちゃんと自分のために過ごしたいと思っています。

誰かと比べず、「自分にとって意味のある時間だった」と思えるように。何をするかより、「どう過ごしたか、どう感じたか」が心に残るように。

この夏もきっと、いろんな感情があると思います。楽しい瞬間もあれば、ちょっと落ち込む日もあるかもしれない。それでも、そのすべてが「自分だけの夏」をつくってくれる。

これから大学生になる高校生へ

このブログを読んでくれている高校生の皆さんに、最後に伝えたいことがあります。

大学の夏休みは、ほんとうに自由です。だからこそ、「どう過ごしたらいいか分からない」って思うかもしれません。でも、大丈夫です。

「何をするか」より、「その時間をどう感じるか」が大事。

焦らなくていいし、比べなくていい。自分のやりたいことを、やりたいようにやってみる。それだけで、ちゃんと意味のある夏になります。

大学生になったら、ぜひ“自分だけの夏”をつくってみてください!

そして、いつか振り返ったときに、「あの夏が、ちょっと自分を変えてくれた気がする」って、そんな風に思えたら最高ですよね!

たく

たく

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