こんにちは、早稲田大学国際教養学部のせうです!
今回は、大学生活最後の思い出として行った卒業旅行(韓国編)について紹介します✈️

目次
計画段階から始まった特別な時間
実は、この韓国旅行の計画は半年前から始まっていました。就活が終わって、なんだか気が抜けた感じの10月頃、友達が「せっかく大学生最後だし、みんなで海外旅行しない?」って提案してくれたのがきっかけ。
最初は「予算的に厳しくない?」って心配もあったけど、4年間のバイト代を考えると、今使わなくていつ使うの?って気持ちになって。それに、社会人になったら有給も取りづらいし、みんなで一緒に旅行するのって難しくなるよね。
行き先を決める時も、みんなでめちゃくちゃ悩んだ。ヨーロッパも憧れたし、東南アジアも安くて魅力的だったけど、最終的に韓国にしたのは、「近いから気軽に行けるけど、でも海外の特別感もある」という理由。あと、K-POPにハマっている子もいて、「聖地巡礼もできるじゃん!」って盛り上がったのも決め手でした。
航空券は早めに予約して、一人往復3万円くらい。ホテルも早割を利用して、4人部屋を2部屋取って、一人当たり1泊6,000円程度に抑えました。でも、今思えば、この「みんなで一緒に計画を立てる時間」も含めて、卒業旅行だったなって思います。
まずはおしゃれホテルでテンションUP!
朝8時の便で羽田を出発。みんなで空港に集合した時から、もうテンションMAX!「本当に韓国行くんだ!」って実感が湧いてきました。
機内では、韓国語の簡単なフレーズを復習したり、行きたいお店のリストを確認したり。あっという間の2時間半で、仁川国際空港に到着。
空港から市内への移動は、A’REX(空港鉄道)を利用。日本語のアナウンスもあって、思ったより簡単でした。
韓国に着いてすぐ向かったのは、「Hotel Anteroom Seoul」。とにかく、ここが最高すぎた。内装はギャラリーみたいに洗練されてて、部屋の色味もシンプルで落ち着いてるのに、ちゃんとかわいい♡ Instagramで見つけて「ここ泊まりたい!」って即決したんだけど、本当に大正解。
ホテルのロビーに入った瞬間、「うわぁ、おしゃれすぎる!」って声が出ちゃった。アート作品が飾られていて、まるで美術館にいるみたい。フロントスタッフも日本語が話せる人がいて、チェックインもスムーズでした。
荷物を整理してから、まずは腹ごしらえ。ホテルの近くにある人気の冷麺屋さんに行ったんだけど、韓国の冷麺って日本で食べるのとは全然違う。スープが透明で、すごくさっぱりしてて、「これ、冬に食べるの?」って最初は思ったけど、食べてみるとなんだか癖になる味でした。
夜は新沙に移動して、カンジャンケジャンを初体験🦀 正直、見た目でちょっと怖かったんだけど、食べてびっくり。ごはんと一緒に食べると止まらない!
店員さんが丁寧に食べ方を教えてくれて、親切だなって感じました。カニの身がプリプリで、醤油ベースのタレがご飯と絡んで、本当に美味しかった。みんなで「明日も食べたくない?」って笑いながら、初日の夜が終わりました。
安国のチマチョゴリ体験と梨泰院ナイト
2日目は朝からいいお天気!ホテルの朝食ビュッフェで、韓国風のお粥やキムチ、焼きのりなどをいただきました。「韓国の朝ごはんって、日本と似てるけど、やっぱり辛いものが多いんだね」って話しながら、しっかり栄養補給。
午前中は、安国で韓国の伝統衣装チマチョゴリ体験!
地下鉄で安国駅まで行って、そこから徒歩で韓服レンタル店へ。お店には色とりどりのチマチョゴリが並んでいて、「どれにしよう?」って選ぶのも楽しかった。私は淡いピンクを選んで、友達たちはそれぞれ水色、黄色、薄紫を選択。
着付けをしてもらって、鏡を見た時の感動は今でも忘れません。「私、こんなに可愛くなれるの?」って思っちゃった(笑)。
韓屋村を背景に写真を撮ったら、一気にテンションアップ📸 観光客の人たちも「Beautiful!」って声をかけてくれて、なんだか恥ずかしかったけど嬉しかった。
韓屋村の中を歩いていると、韓国の伝統的な生活を垣間見ることができました。木造の建物や石畳の道、庭園の美しさに、「韓国って、こんなに歴史がある国なんだなぁ」って改めて感じました。
お昼はトッポッキとスンデを路上の屋台で。寒すぎて、湯気が顔にかかる感じすら最高に幸せ。「韓国の冬って、寒さも一つのアトラクションだよね」って言いながら凍えつつ完食。
屋台のおばちゃんが、私たちが日本人だと分かると、「アリガトウ!」って日本語で言ってくれて、なんだか嬉しかった。韓国語で「カムサハムニダ」って言うと、すごく喜んでくれて、もっと韓国語を覚えたいなって思いました。
午後は景福宮を見学。衛兵交代式を見ることができて、華やかな衣装と音楽に圧倒されました。「韓国時代劇で見たことあるー!」って友達が言って、みんなで笑っちゃった。
宮殿の中を歩いていると、韓国の王朝時代の歴史を感じることができました。日本とは違う文化や建築様式に、「隣の国なのに、こんなに違うんだなぁ」って思いました。
夜は梨泰院でディナー&バー巡り🍷 多国籍な雰囲気で、日本にいると味わえない空気感。英語が飛び交うおしゃれなバーで、韓国人の学生とちょっとだけ話してみた。
「日本から来たの?卒業旅行いいね!」って言われて、なんだか誇らしかったな。彼らも大学生で、「韓国の大学生活はどんな感じ?」って聞いてみたら、「日本と似てるけど、もっと競争が激しいかも」って教えてくれました。
バーで飲んだカクテルも美味しくて、「韓国って、こんなにおしゃれなバーがあるんだ」って驚きました。音楽も洋楽やK-POPが流れていて、国際的な雰囲気を感じました。

ソンスと明洞で”今どき韓国”を味わう
3日目は、今、韓国の中でもトレンドのエリア ソンスへ。
ソンスは、古い工場地帯をおしゃれにリノベーションしたエリアで、若いアーティストやクリエイターが集まる場所として人気になっているんだって。地下鉄で聖水駅まで行って、そこから徒歩で散策開始。
倉庫をリノベしたカフェがたくさんあって、どこも”映え”の宝庫。特に行ってよかったのは「Daelim Changgo Gallery」。天井が高くて、光がめっちゃ綺麗に入るの。
カフェの中には、韓国の若いアーティストの作品が展示されていて、コーヒーを飲みながらアートを鑑賞するという贅沢な時間を過ごせました。店員さんも英語が話せて、「このエリアのおすすめを教えて」って聞いたら、地図にマークを付けてくれました。
他にも、古いレコード店やヴィンテージショップ、小さなギャラリーなどがあって、「韓国の若者文化って、こんなに多様なんだ」って思いました。日本の下北沢や吉祥寺みたいな雰囲気で、なんだか親近感を感じました。
午後は明洞でショッピング!コスメにスキンケア、雑貨、ぜんぶ揃ってるし、日本語対応してるお店も多くて安心。
明洞は、韓国コスメの聖地って言われているだけあって、本当にたくさんの化粧品店がありました。「エチュードハウス」「イニスフリー」「ザ・フェイスショップ」など、日本でも人気のブランドが並んでいて、「本場で買えるなんて!」って興奮しました。
韓国の学生ブランドの洋服も安くてかわいくて、つい買いすぎた…。「8seconds」というブランドで、シンプルでトレンド感のあるアイテムを発見。日本で買うより断然安くて、「韓国ファッションって、こんなに手頃な価格で手に入るんだ」って驚きました。
夜は、ホテルに戻ってスーツケース整理しながら、コンビニで買ったマッコリとキンパでしっぽりナイト。旅って、こういう”なんでもない時間”がいちばん記憶に残るんだよね。
韓国のコンビニって、日本のコンビニとは品揃えが違って面白かった。マッコリも種類が豊富で、「どれにしよう?」って選ぶのも楽しかった。キンパも、具材が日本の巻き寿司とは違って、牛肉やナムルが入っていて、「韓国らしい味だなぁ」って思いました。
みんなで今日の出来事を振り返りながら、「明日で最後かぁ」って少し寂しい気持ちになりました。でも、まだ1日あるから、最後まで楽しもうって気持ちを新たにしました。


東大門の早朝ショッピングとホンデでラスト
最終日は、東大門へ。ここは24時間営業のお店も多くて、朝の時間に行くのが狙い目。
朝7時に起きて、8時頃に東大門に到着。「こんなに早い時間なのに、もう人がいっぱいいる!」って驚きました。現地のバイヤーっぽい人たちと混ざって買い物するのが、なんだか「韓国通」になった気分(笑)。
友達の一人が「これ、原宿で見たことあるデザインだけど、ここだと3分の1の値段で買える!」って言って、みんなで驚きました。
朝食は、市場の中にある小さな食堂でユッケジャンを食べました。朝から辛いスープを飲むのは初めてだったけど、体が温まって、「韓国の人って、朝からパワフル」って思いました。
ラストはホンデへ。
ホンデは、弘益大学の周辺エリアで、韓国の若者文化の発信地として知られています。街を歩いていると、K-POPの音楽が聞こえてきて、「韓国の音楽文化って、こんなに日常に根ざしているんだ」って感じました。
ストリートでは、若いダンサーたちがパフォーマンスをしていて、観光客だけでなく、地元の人たちも足を止めて見入っていました。
駅前のカフェで最後にワッフルを食べながら、「この旅、またいつかみんなで来たいね」って話しました。ワッフルにはアイスクリームとフルーツがトッピングされていて、甘くて美味しくて、旅の締めくくりにぴったりでした。
空港に向かう電車の中で、「あっという間の4日間だったなぁ」って思いました。でも、濃密な時間を過ごせて、たくさんの思い出ができました。
卒業旅行を振り返って
あれから約半年経った今、改めてこの卒業旅行のことを思い返すと、本当に行って良かったなって思います。
社会人になって、平日は仕事、休日は疲れて家でゴロゴロ…という生活になってしまった今、あの時の「時間もエネルギーも有り余っていた」感覚が懐かしいです。
友達との関係も、旅行を通してさらに深まったような気がします。今でも韓国で撮った写真を見返しながら、「また行きたいね」って話しています。
卒業旅行の価値って、その時に訪れた場所や体験したことだけじゃなくて、「一緒に旅行した友達との思い出」「4年間頑張った自分へのご褒美」「新しい生活への区切り」みたいな意味合いもあるんだなって思います。
これから大学生活を送る人、今まさに卒業を控えている人、みんなにとって素敵な思い出ができますように。
最後まで読んでくれて、カムサハムニダ!✨
