今、カリフォルニアに留学していて、毎日新しい発見や出会いを楽しんでいます。
特に心に残っているのが、カリフォルニアの遊園地です。
日本でもディズニーやUSJにはよく行っていましたが、カリフォルニアのテーマパークは「こんなに違うんだ!」と驚きの連続でした。
目次
カリフォルニアは“エンタメの聖地”
世界的に有名なテーマパークが集結
“エンタメの結晶”ともいえるテーマパークが一つの州にぎゅっと集まっています。
- ディズニーランド・リゾート(アナハイム)
- ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
- シックス・フラッグス・マジック・マウンテン
- レゴランド・カリフォルニア
- ナッツ・ベリー・ファーム
留学や旅行で訪れるなら一度は行きたい!
私が最初に遊園地に行ったのは、ディズニーランドでした。正直、学生にとってチケット代はかなり高いです。100ドル以上を1日で払うのは勇気がいりましたし、「行ったら本当に元が取れるかな?」と不安もありました。
でも実際に行ってみると、そんな心配は一瞬で吹き飛びました。すべてが圧倒的で、日本のテーマパークとの違いを強烈に感じました。
ユニバーサル・スタジオでは、映画のセットそのものを使ったライドに大興奮。巨大な恐竜が飛び出してきたり、突然街が爆発したりする演出は迫力満点で、「これが本場の映画の世界か!」と何度も叫びました。
学生時代の友達と一緒に、朝から晩まで思いっきりはしゃぐ――そんな経験は、将来社会人になってからではなかなかできないもの。だからこそ、カリフォルニアに来たなら一度は行ってほしい。私は強く感じています。
ディズニーランド・リゾート・アナハイム
世界初のディズニーランド
日本のディズニーと比べて、“素朴さ”が残っているのが印象的。アトラクションは派手ですが、歩いているだけでアメリカらしい自由な空気を感じられてます。
2つのパークで1日では遊びきれない
「ディズニーランド・パーク」と「カリフォルニア・アドベンチャー」の2つのパークで構成されています。名前は似ていますが、雰囲気や楽しみ方はまったく別物です。
私は1日だけだったので、すべてを回り切ることはできませんでした。両方のパークに入れる「パークホッパー・チケット」を使ったのですが、移動や待ち時間もあって本当に体力勝負。初めて訪れる人には「どちらかに絞ってじっくり回る」プランをおすすめします。
最新エリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」
映画の世界を忠実に再現したエリアで、入り口を抜けた瞬間から完全に別世界に放り込まれます。
建物はすべて惑星バトゥーの街並みを再現していて、ストームトルーパーやレイのキャラクターが普通に歩いているのも当たり前。
特に印象的だったのは「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」。仲間と一緒に宇宙船を操縦し、撃ち合いやミッションをこなす参加型アトラクションで、私は操縦席を担当しました。
周りのアメリカ人ゲストたちが大声で「Go! Go!」と盛り上げてくれるので、一気にテンションが上がりました。日本のディズニーではあまり見られない“全員で一体感を楽しむ雰囲気”がここにはあって、まさにカルチャーショックでした。
夜を彩るスペクタクル・ショー
日本の花火やショーも素晴らしいですが、この「アメリカならではの豪快さ」と「観客の盛り上がり方」は別格。ショーが終わったあと、周りの人たちが「That was amazing!」と口々に言い合っていたのが印象的で、その熱気ごと自分の思い出になりました。
私の体験
「夢の国の原点」でありながら、最新のアトラクションも詰まった“進化する遊園地”。1日だけでは足りないくらい見どころが多く、訪れるたびに新しい発見があります。
私にとって特に大きかったのは、「ただ遊んだ」以上の体験ができたことです。アメリカのゲストたちが全力で楽しむ姿を見て、エンタメを心から愛する文化に触れられたこと。友達と一緒に朝から晩まで歩き回り、疲れてヘトヘトになりながらも「最高だった!」と笑い合えたこと。どれもが、留学生活の中で特別な思い出になりました。
もしカリフォルニアに来るなら、ぜひ一度は訪れてほしい場所。それがアナハイムのディズニーランド・リゾートです。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
映画の本場にあるテーマパーク
他のテーマパークと大きく違うのは、「ここでは本当に映画を作っている」という点。敷地内には撮影所が並び、今も数々の作品が撮影されています。つまり、テーマパークで遊びながら、映画制作の現場を身近に感じられるのです。まさに“映画好きの聖地”。
名物「スタジオツアー」で舞台裏を体験
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの一番の目玉は、やっぱりスタジオツアーです。30分以上かけて専用のトラムに乗り、実際の撮影セットやスタジオを回るアトラクション。
印象に残っているのは、ニューヨークの街並みを再現したオープンセット。ビルや道路のディテールまで本物そっくりで、ここで俳優たちが実際に演技をしているのかと思うと、現実と映画の境目がわからなくなるほどでした。
映画の世界に浸る特別な一日
ただアトラクションに乗るだけでなく、歩いているだけで映画の世界に浸れることです。ストリートには大道芸人やキャラクターが登場し、ゲストを巻き込みながらショーをしてくれる。突然恐竜が現れたり、車の爆発シーンが始まったりと、常に“サプライズ”が散りばめられています。
日本のユニバにも行ったことはありますが、ハリウッド版はやはり“本場感”が強い。例えばスタッフのトークも完全に映画のノリで、ジョークを交えながら盛り上げてくれるのが印象的でした。
私の体験
私は映画が大好きなので、ここを訪れたことで「エンタメの街ロサンゼルスに留学しているんだ」とあらためて実感できました。日本の友達に写真を送ったら「まるで映画の中みたい!」と驚かれ、ちょっと誇らしい気持ちになったのもいい思い出です。

シックス・フラッグス・マジック・マウンテン
絶叫好きの聖地
ロサンゼルスから北へ車で1時間ほど走ったヴァレンシアという街にある「シックス・フラッグス・マジック・マウンテン」。ここは“絶叫マシンの聖地”と呼ばれるほど有名。
日本の遊園地にもジェットコースターはありますが、ここは「大人が本気で怖がる場所」です。コースターの高さも速さも桁違い。でもその不安と期待が混ざる感覚こそ、この遊園地の醍醐味かもしれません。
絶叫文化に触れる体験
一番印象に残ったのは、アメリカ人の楽しみ方そのもの。コースターに乗る前から「これが最高だぜ!」と叫び、降りたあとには知らない人同士でもハイタッチ。怖がっている人がいれば「You can do it!」と声をかけ合う光景もあり、アメリカの“ポジティブな絶叫文化”を肌で感じました。
私の体験
私はそこまで絶叫が得意なタイプではなかったのですが、シックス・フラッグスでは「怖い」より「すごい!」という感情が勝ちました。アメリカ人のテンションに巻き込まれて、一緒に大声を出して、降りたあとは笑って抱き合う――そんな体験は日本ではなかなかできないものです。
一日遊んだあとは体がクタクタになりましたが、心の中には「また挑戦したい」という気持ちが残っていました。
レゴランド・カリフォルニア
ファミリー向けの夢の国
サンディエゴ郊外のカールスバッドに位置する「レゴランド・カリフォルニア」は、世界中にあるレゴランドの中でも特に規模が大きく、子どもやファミリーに大人気のテーマパークです。サンディエゴ観光と組み合わせて訪れる人が多い印象でした。
見どころは「ミニランドUSA」
レゴランドに来たら絶対に見逃せないのが「ミニランドUSA」。これは、アメリカ各地の名所をレゴブロックだけで忠実に再現した巨大ジオラマです。
ニューヨークのマンハッタンの摩天楼、ラスベガスのカジノ街、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ、ワシントンD.C.のホワイトハウスなど、実際の街並みが驚くほど精巧に作られていて、思わず「どうやって作ったんだろう…」と感嘆してしまいました。しかも、ただの模型ではなく、車が動いたり船が行き交ったりと、細部まで工夫されています。
私はニューヨークのセクションに特に感動しました。タイムズスクエアの電光掲示板まで再現されていて、しかも点灯しているのです!思わず写真を撮りすぎて、友達に「そんなに夢中になる?」と笑われたくらい。大人でも童心に返ってじっくり楽しめるエリアでした。
日本との違い
日本のテーマパークは“夢の国”という完成された世界観が特徴ですが、レゴランドはもっと“遊び心”が強い印象でした。スタッフも子どもと一緒に遊びながら案内していて、アットホームでフレンドリー。遊園地というより「レゴの町で一日過ごす」感覚に近いです。
私は友達と訪れたのですが、大人だけでも十分楽しめました。スター・ウォーズのレゴ展示では映画の名シーンがレゴで再現されていて、オタク心をくすぐられて大盛り上がり。巨大なレゴドラゴンの前では思わず何枚も写真を撮り、SNS映えスポットとしても最高でした。
ナッツ・ベリー・ファーム
ディズニーより古い!?歴史あるテーマパーク
ナッツ・ベリー・ファームは、実はディズニーランドよりも古い歴史を持っています。もともとはナッツ一家が営む小さな農園で、ここで栽培された「ボイズンベリー」という果物がきっかけで誕生しました。
そのため園内の随所に“農園の名残”が残っていて、装飾やテーマ設定もどこか手作り感があり、温かい雰囲気を感じます。
名物グルメ「ボイズンベリーパイ」
絶対に外せないのがボイズンベリーを使ったグルメです。ボイズンベリーはラズベリーとブラックベリーを掛け合わせた果物で、甘酸っぱくてクセになる独特の風味があります。
中でも有名なのが「ボイズンベリーパイ」。サクサクの生地にぎっしり詰まったベリーの酸味と甘さのバランスが絶妙で、一口食べた瞬間に「これがナッツの原点なんだ」と納得しました。私も友達とシェアしましたが、もっと大きなサイズを頼めばよかったと後悔するほどのおいしさ。
園内ではこのベリーを使ったアイスクリームやソーダ、ジャム、グミなども売られていて、食べ歩きするだけで十分楽しめます。
テーマパークというより“食文化の体験”をしている気分になれるのは、ナッツならではだと思います。
ローカル感と学生に優しい価格
ディズニーやユニバーサルと比べて、ナッツ・ベリー・ファームはかなりコスパが良いのも魅力のひとつ。学生旅行や留学中のお出かけ先としては、非常にありがたい価格帯です。
園内の雰囲気も、観光客より地元の人が多い印象。特に週末は家族連れや地元の高校生グループが多くて、まるで「カリフォルニアの人たちの日常に混ざって遊んでいる」ような気分になれました。
また、混雑も比較的穏やかで、平日であれば人気アトラクションも待ち時間が短め。私が行ったときも30分以上並ぶことはほとんどなく、快適に過ごせました。
私の体験
ナッツ・ベリー・ファームは、派手な演出や圧倒的スケール感はないものの、“温かさ”と“素朴さ”で心に残るテーマパークでした。絶叫マシンで叫び疲れたあとに、甘酸っぱいボイズンベリーパイを食べてひと休み。クラシックなアトラクションでレトロな雰囲気を味わったり、地元の人たちの笑顔に混ざって遊んだりすることで、他の大手テーマパークでは得られない体験ができました。
節約のコツ
チケットは公式サイトで購入すべし
テーマパークのチケットは基本的に公式サイトから購入するのが安心ですが、実は旅行者向けの外部サービス(KlookやVoyaginなど)で割引価格が出ていることもあります。
ただし、「日付変更できない」「払い戻しが難しい」など条件が厳しいことが多いので、予定が固まっている人にはおすすめ。一方で柔軟に予定を変えたい人は、公式サイトの方が安心です。
私自身も友達と比較してみて、ディズニーは公式が一番安定、ユニバやシックス・フラッグスはKlookで少し安く買えることがありました。事前に両方をチェックするクセをつけると、ちょっとした節約につながります。
学生視点のTips
友達と行くときのおすすめプラン
カリフォルニアのテーマパークを1日で全部回りきるのはまず不可能。だからこそ、学生同士で行くときは“ゆるくてもいいからプランを立てておく”のが大事です。
例えば私がディズニーに行ったときは、前日の夜に友達と「明日はまずスペース・マウンテン行こう、昼はピザを食べて午後はショー中心で!」と簡単な流れを決めました。結果的に全部は予定通りにならなくても、“最初の行動方針”があるだけで無駄な時間が減り、スムーズに楽しめました。
ユニバーサルなら「午前はハリポタとマリオに集中」「午後はスタジオツアー&写真タイム」「夜はシンプソンズや買い物」と時間を区切ると効率的。シックス・フラッグスに挑戦したときは、「午前=絶叫、午後=休憩とソフト系アトラクション」という流れにしたら体力がもって良かったです。
ポイントは、グループ全員で“絶対外せないもの”を共有しておくこと。それさえ決めておけば、あとは臨機応変でOK。みんなでワイワイ相談しながら回るのもまた思い出になります。
節約+最大限楽しむ裏ワザ
学生にとって大事なのは、やっぱり“どうお金を節約するか”。私が実践した&友達がやっていた工夫を紹介します。
- フードはシェアが基本
アメリカの遊園地フードはサイズが異常に大きいです。シンプソンズの巨大ドーナツやディズニーのコーンドッグは、1人で食べると途中でギブアップ。友達とシェアすれば半額で済むし、いろいろな種類を味わえるのでおすすめです。 - 水は持参+リフィル
園内のドリンクは1本5〜6ドルもするので、ペットボトルを持参してウォーターファウンテンで補充するとかなり節約に。ユニバーサルではリフィル対応のドリンクボトルも売っていて、買ってしまえば一日中飲み放題という裏技もあります。 - グッズは園外で調達
パーク内のグッズは高額ですが、ダウンタウン・ディズニーや近くのアウトレットには、同じキャラクターグッズが安く売っていることも。私はダウンタウン・ディズニーの「World of Disney」でポストカードやマグカップを買って、パークでは限定ピンだけに絞りました。 - 時間帯チケットを狙う
一部のパークでは夕方から入れる「ナイトチケット」が割安で出ています。短時間でもショーや夜景を目的にするなら十分楽しめますし、学生にはありがたい選択肢です。 - 友達とシェアライド(Uber/Lyft)
帰り道は疲れて公共交通は大変…というときに、みんなで割り勘してUberを使えば一人10ドル程度で快適に帰れます。これも学生ならではの節約術。
私の体験まとめ
学生視点で言うと「行くのにお金も体力もかかるけど、それ以上の価値がある」場所です。友達と計画を立てる段階から盛り上がり、当日は一緒に叫んで笑って、帰り道は疲れ果てて爆睡――そんな1日全部が大事な思い出になります。
英語が苦手でも大丈夫。むしろ「言葉に頼らず楽しむ」経験ができるのは留学中ならではです。そして節約の工夫をすれば、学生でも十分満喫可能。少しの工夫で「高すぎて無理…」が「また行きたい!」に変わります。
高校生のみなさんへ
今この記事を読んでいる高校生の皆さんは、きっと勉強や受験で忙しい日々を過ごしていると思います。私も同じように机に向かってばかりの時期がありました。でも、大学生になると、そんな日々の先に思い切り羽を伸ばせる時間が待っています。
カリフォルニアの遊園地で過ごした一日は、私にとって「頑張ってきてよかった」と心から思える瞬間でした。大声で笑って、叫んで、夜のショーに感動して、友達と「最高だったね」と語り合う――そんな体験は、勉強だけでは得られない宝物になります。
だから今はどうか無理しすぎず、でも後悔のないように、最後まで頑張ってください。きっと未来には、思いっきり遊んで楽しめる時間が待っています。この記事が少しでもその励みになったら嬉しいです!