カルフォルニア留学で味わう!オススメ外食グルメ&節約術

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私はカリフォルニアに留学中なのですが、すぐに直面したのが「ごはん事情」。

外食も多いのですが、金額に本当にびっくりしました。ハンバーガーとポテトとドリンクを頼むだけで$15近く、レストランで普通に食事するとチップ込みで$30オーバー。日本の感覚からすると「え、これが普通なの!?」とショックを受けたのを今でも覚えています。

でも暮らしていくうちに、だんだんと気づいたことがあります。確かに外食費は高いけれど、探せば$10前後でお腹いっぱいになれるごはんがたくさんあるということ。

さらに驚いたのは、食べ方の文化そのもの。車社会ならではのドライブスルー、どんな料理も自分好みに細かく選べるカスタマイズ、1人では到底食べきれない巨大サイズのポーション、そして「残したら持ち帰る」のが当たり前のto-go box文化。

そんなカリフォルニアの外食体験を、留学生目線でまとめていきます。

目次

カリフォルニアで「安く食べる」は工夫次第

物価の高さにまず驚いた

日本では「ワンコインでお腹いっぱい」みたいなお店がいくらでもあります。でもこちらだと、ハンバーガーとポテトとドリンクを頼んだだけで税金とチップを入れて$15前後。学生にとってはかなり痛い金額。

私も最初の頃は「これは外食なんて贅沢、基本は自炊だな」と思っていました。でも生活が始まると、授業や課題に追われて毎回料理をするのも大変だし、夜遅くに「みんなでご飯行こうよ」と誘われることも多い。そんなときに役立ったのが、安く食べられるファストフードやカジュアルなお店でした。

留学生のリアルなごはん事情

学生同士でよくやるのは、「シェアしてコスパを上げる」ことです。例えばピザを頼んで5人で分ければ、一人$5くらいでお腹いっぱいに。

私自身も最初は「外食は高いし避けたいな」と思っていたけれど、クーポンを使ったり、to-go boxをもらって翌日のランチにまわしたりと工夫するうちに、「これはこれで楽しい」と思えるようになりました。節約=つらいではなく、節約=楽しむ工夫になるのがアメリカ生活の面白さかもしれません。


バーガー編

In-N-Out:最強コスパバーガー

まず驚くのは圧倒的なコスパ。バーガー単品は$3〜4程度、ポテトとドリンクをつけても$8前後と、アメリカの外食の中では破格の安さ。

留学中は、夜中に友達とドライブしてIn-N-Outに寄るのがちょっとしたイベントでした。店の駐車場でシェイク片手に語り合ったり、ポテトをシェアしながら笑ったり。高級レストランに行ったわけじゃないのに、そういう時間が一番思い出に残っています。In-N-Outは、「安い・美味しい・思い出になる」三拍子そろった学生の味方です。

Five Guys:トッピング自由、ボリューム満点の贅沢バーガー

魅力はなんといってもトッピングの自由度。ピクルス、トマト、マッシュルーム、マヨネーズ、BBQソースなど15種類以上のトッピングをすべて無料で追加でき、「全部のせ」も可能。

もう一つ印象的なのが、ポテトの量。注文するとカップに山盛り入れてくれるうえ、さらに紙袋の底に追いポテトのように追加で入れてくれるんです。友達と一緒に袋を広げて食べたときは「これ、3人分くらいあるよね?」と笑ってしまったほど。

ただし、値段はIn-N-Outの倍以上。バーガー+ポテト+ドリンクで$15〜20と、学生にとっては「ちょっと贅沢したいとき」の選択肢です。

つまり、Five Guysは「ガッツリ食べたい日」や「給料日・仕送り後のご褒美」に行くお店。一方でIn-N-Outは、日常の中で気軽に立ち寄れるお店。両方を知っていると、気分に合わせて選べるのが楽しいんです。


メキシカン編

Chipotle:1つで2食分、カスタマイズ自由のブリトー

ブリトーやブリトーボウルを自分好みにカスタマイズできる人気チェーンです。

最初に驚いたのは、サイズの大きさ。ブリトーは両手で抱えるほどのボリュームがあって、1人で食べると正直かなり苦しい。私も最初に食べたときは「これは無理だ」と思って半分残し、翌日のランチにまわしました。それ以来、Chipotleは私の中で「1つ買って2食分」という節約スポットになりました。

健康志向の人にも人気で、タンパク質や野菜をしっかり摂れるのも魅力。お昼に食べれば夜までお腹が空かないし、2食に分ければ実質1食あたり$5くらいで済む。コスパ重視の学生には救世主のような存在でした。

Taco Bell:学生の夜食代表、安さと手軽さの象徴

Taco Bell(タコベル)は、留学生なら必ず一度はお世話になるファストフード。理由はシンプルで、安い・遅くまでやってる・すぐ食べられるの3拍子が揃っているから。

一番ベーシックなタコスは$2〜3程度から。ハードシェルのパリッとしたタイプと、ソフトタコスのしっとりタイプが選べます。チーズやレタス、挽き肉が入ったシンプルな構成ですが、深夜に食べると何倍も美味しく感じるんですよね。

私の友達の間では「夜中にお腹空いたらTaco Bell行く?」が合言葉みたいになっていて、試験前や課題の徹夜をしているときによく利用していました。勉強の合間にタコスをかじりながら愚痴を言い合ったり、クランチラップを半分こしたりする時間は、安いファストフード以上の価値があったと思います。

アメリカの学生にとってTaco Bellは、ただのファストフードではなく夜の社交場。行った回数は数えきれませんが、全部が楽しい思い出に結びついています。

Del Taco:ローカル感とボリューム感で愛されるチェーン

Del Taco(デルタコ)は、カリフォルニアならではのメキシカンチェーン。

特徴はメニューの幅広さとボリューム感。タコスやブリトーだけでなく、ナチョス、チリチーズフライ、シェイクなど、アメリカ的な“ジャンキーな comfort food”が勢揃いしています。しかも価格帯は学生でも手が届きやすいレベル。

例えば「The Del Taco」という定番タコスは$2台からで、挽き肉・チーズ・レタスのシンプルな構成。さらに「2 for $5」や「タコス3つで$5」といったお得なキャンペーンをよくやっていて、友達とシェアすると一人あたり$5以下でしっかり食べられるのがありがたいところ。

私が初めてDel Tacoに行ったのは、学校帰りに「Taco Bellもいいけど、こっちも試してみよう」と友達に誘われたとき。そこで食べたタコスはTaco Bellよりちょっとメキシカン寄りの味付けで、レタスもシャキシャキ。個人的には「普段使いするならDel Taco、深夜テンションはTaco Bell」という使い分けがしっくりきました。

また、Del Tacoの面白いところはメキシカンなのにフレンチフライが人気なこと。タコスと一緒にポテトを頼んで、ソースにつけて食べるのがローカルっぽい楽しみ方。これもアメリカらしい自由さだなと感じました。


中華&アジアン編

Panda Express:アメリカ風チャイニーズの王道

アメリカで「中華といえば?」と聞かれて真っ先に出てくるのが Panda Express(パンダエクスプレス)。ショッピングモールのフードコートや大学の近くに必ずと言っていいほど入っていて、学生の定番ごはんです。

私が最初に食べたのは、みんなが口を揃えておすすめする「Orange Chicken(オレンジチキン)」。甘辛いソースが絡んだカリッと揚げた鶏肉は、日本の中華料理にはない独特の味付けで、一度食べたらクセになる人が多いんです。実際、アメリカ人の友達も「Pandaといえばオレンジチキン!」と豪語していました。

また、友達と違うおかずを選んでシェアすると、色々な味を試せるのも楽しいところ。留学生仲間と「今日は何頼む?」と相談しながら分け合うのは、ちょっとしたイベントでした。シェア文化と相性抜群のファストフードなんですよね。

ベトナム料理:Phoは学生と留学生の味方

カリフォルニアで意外と出会う機会が多いのが ベトナム料理。特に「Pho(フォー)」は、留学生の間で“心の拠り所”みたいな存在でした。

丼いっぱいに盛られたライスヌードルに、牛骨からじっくり煮出したスープ、薄切りビーフやチキン、そして香草がどっさり。アメリカンなピザやバーガーと比べて、軽くてヘルシーで、でもしっかりお腹に溜まる。だからこそ、アメリカ飯に胃が疲れたときの救世主になるんです。

値段はだいたい$12〜15前後。アメリカの外食としては良心的なほうで、しかも大盛りなので学生にはありがたい。私も何度か食べに行きましたが、お店にはアジア人留学生がずらっと座っていて、「みんな同じこと考えてるな」と笑ってしまったことも。

さらにカリフォルニアには 「リトルサイゴン(Little Saigon)」 と呼ばれる世界最大級のベトナム人街があり、そこでは本格的なベトナム料理が楽しめます。オレンジカウンティのウェストミンスターにあり、フォーだけでなくバインミー(ベトナム風サンドイッチ)や春巻きも味わえます。観光として訪れる人も多く、レストランの数は数百軒とも言われています。

韓国料理:Korean BBQとコリアタウンの魅力

ロサンゼルスには「コリアタウン」と呼ばれるエリアがあり、レストランやカフェ、スーパーまで韓国文化がぎゅっと詰まっています。

なかでも人気なのはやっぱり Korean BBQ(韓国式焼肉)。大きな鉄板をテーブルで囲みながら、自分たちで肉を焼いて食べるスタイルは、日本の焼肉とはまた違った魅力があります。食べ放題のお店も多く、$25〜30くらいで肉も野菜も食べ放題。キムチやナムルといった小皿(パンチャン)が無料でどんどん出てくるのも驚きポイントでした。

私も誕生日会や学期末の打ち上げで何度か行きましたが、ワイワイ盛り上がれるのでイベント感が強く、「ただの食事」ではなく「体験型の観光」みたいな気分になれるんです。特に週末の夜は混雑必至で、順番待ちをしながら周りの賑やかさにワクワクしたのを覚えています。


チキン編

Raising Cane’s:シンプルなのに行列必至のチキンフィンガー

KFCを思い浮かべる人も多いですが、カリフォルニアでは Raising Cane’s(レイジング・ケーンズ) が学生に大人気。

面白いのは、メニューがほぼ 「チキンフィンガー(フライドチキンのスティック状)」とサイドメニューだけ というシンプルさ。

ソースがクセになる味で、ピリッとした酸味とクリーミーさが絶妙なんです。

値段はコンボで$9〜11ほど。アメリカの外食としてはお手頃で、ボリュームもしっかり。私も初めて食べたとき、「チキンだけでこんなに満足できるの!?」と驚きました。

お店の雰囲気も学生向けで明るく、夜に行くと若者でいっぱい。特に大学の近くにある店舗は行列ができることも珍しくなく、「学生のソウルフード」といってもいい存在です。

Wingstop:味のバリエーションが無限大のウィング専門店

Wingstopは、カリフォルニアの学生にとって欠かせない「ウィング専門チェーン」。アメリカではスポーツ観戦やパーティーの定番フードがチキンウィングで、その代表格として人気を集めています。

値段は6ピースで$9〜10、10ピースで$12前後。サイドにポテトやコールスローをつけるとちょうどいいボリュームになります。さらにお得なのがアプリ限定のクーポン。私がよく利用したのは「10ピース+ポテトで$7.99」というセットで、これを友達と2〜3種類頼んでシェアするのが定番でした。

留学中の思い出で一番印象に残っているのは、NBAの試合をみんなでテレビ観戦しながらWingstopをテイクアウトして食べた夜。ウィングを手に持ちながら「この味が一番だ!」とか「やっぱりAtomicは無理だね!」とか言い合う時間は、食事というより小さなイベントでした。


ピザ編

Papa John’s:宅配ピザの定番、学生パーティーの象徴

アメリカの学生生活で、Papa John’sを食べたことがない人はいないんじゃないかと思うくらい定番。

私が初めて食べたのは大学の寮での勉強会。夜遅くまで課題に取り組んでいたら誰かが「ピザ頼もう!」と一言。しばらくするとドアの前に大きな箱がいくつも積まれていて、それを開けた瞬間のチーズの香りとボリュームに一気にテンションが上がりました。「勉強+ピザ」=アメリカの学生生活あるある、まさにその体験でした。

Papa John’sの特徴は、ガーリックソースが必ずついてくること。ピザの端のクラスト部分にたっぷりつけて食べるのが定番で、これがまたクセになる。味はペパロニやチーズといった王道が中心ですが、ソースのおかげで最後まで飽きずに食べられます。

Little Caesars:最強の節約ピザ「Hot-N-Ready」

節約を考えたときに欠かせないのが Little Caesars(リトルシーザーズ)。とにかく「安くて早い」が売りで、学生から絶大な支持を得ています。

看板メニューは「Hot-N-Ready」。注文してから待つ必要がなく、店に行けばすぐに$5〜$6でLサイズピザを持ち帰れるというシステム。私が初めて行ったときは、本当にレジの後ろに山積みになったピザがあって「え、これ本当に全部そのまま持って帰っていいの?」と驚きました。

味はシンプルで、チーズやペパロニなど基本的なものが中心。ただ、サイズは大きくてボリュームたっぷり。友達と2人で1枚をシェアすれば、1人$3でお腹いっぱい。コスパだけでいえば最強です。


アメリカンダイナー編

Denny’s:日本のデニーズとはまったく別物

日本のデニーズを知っていると、アメリカの Denny’s はまるで別世界です。

最大の特徴は 24時間営業。アメリカでは「夜遅くに勉強や仕事を終えても、開いているお店が少ない」ということが多いですが、Denny’sはどの街にもあって、どの時間に行っても「とりあえず何か食べられる」安心感がありました。留学中も、夜中の1時や2時に「もう無理、課題の気分転換しよう!」と友達と出かけた先はDenny’s。暗い夜道をドライブしてたどり着く黄色いサインを見た瞬間の安心感は忘れられません。

メニューはアメリカらしくボリューム満点。特に有名なのが Grand Slam という朝食セット。パンケーキ、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージなどがワンプレートにのっていて、朝だけでなく夜でも頼めるのが面白いところ。

値段はプレートで$10〜12くらいと、外食の中では比較的お手頃。学生にとってはありがたい存在でした。量が多すぎるのでto-go boxをもらって翌日の朝ごはんに回すのも定番。Denny’sは、学生にとって夜食の拠点であり、勉強や友達付き合いの一部になっていた場所でした。

The Melt:ほっとするグリルドチーズとスープ

アメリカといえばバーガーやピザのイメージが強いけれど、実は「シンプルで温かいごはん」を食べたいときに人気なのが The Melt(メルト)。カリフォルニア発祥のチェーンで、看板はグリルドチーズサンド+トマトスープ

パンはこんがりと焼かれてカリカリ、中からはとろけるチーズが溢れてきます。それを熱々のトマトスープに浸して食べる瞬間は、ジャンキーな食事に疲れた胃にじんわり染みる味。アメリカらしい豪快さはないけれど、「家庭的な軽食」という安心感があります。

値段は$8〜10前後で、学生のランチや夜食にちょうどいいライン。野菜のサラダや小さめのスープを追加しても$12以内に収まるので、節約したいけど外食したいときの選択肢になりました。私は課題帰りに友達と立ち寄って、静かな店内でチーズサンドをかじりながら「たまにはこういうシンプルなごはんが一番だね」と話したのを覚えています。派手さはないけど「ほっとできる味」、これがThe Meltの魅力でした。

IHOP:パンケーキの楽園、夜中でも甘党を満たす

IHOP(International House of Pancakes) は、その名の通りパンケーキ特化のダイナー

IHOPの魅力は、パンケーキのバリエーション。クラシックなバターミルクパンケーキから、イチゴやブルーベリー、バナナが山盛りのもの、ホイップクリームが雪のように積もったものまで種類豊富。さらに4種類のシロップ(メープル、ストロベリー、ブルーベリー、バターピーカン)がテーブルに置かれていて、自分で好きにかけ放題というのも楽しいポイント。

値段は$10〜15前後で、パンケーキは2〜3人でシェアできるくらい大きい。期間限定で「All-You-Can-Eat Pancakes(パンケーキ食べ放題)」をやっていることもあり、甘党の友達は「今日は絶対元を取る!」と張り切って挑戦していました。

私にとって印象的だったのは、友達の誕生日を夜中のIHOPで祝ったこと。キャンドル代わりにシロップをたっぷりかけたパンケーキを前に「Happy Birthday」を歌ったのは、レストランでありながら家パーティーみたいで温かかったです。IHOPは、アメリカの甘党文化を象徴するダイナーだと思います。

Johnny Rockets:50年代レトロなアメリカを体験

Johnny Rockets に一歩入ると、まるで50年代の映画の中に迷い込んだような気分になります。

メニューはクラシックで、ジューシーなバーガーにカリカリのフライドポテト、そして分厚いミルクシェイク。値段は$12〜15前後で、ファストフードより少し高め。

私はハリウッド観光の帰りに寄ったのですが、店内の雰囲気に圧倒されて、ハンバーガーよりも写真を撮るのに夢中になってしまいました。友達とシェイクを分け合いながら「まるでグリース(映画)に出てきそう!」と笑い合った時間は、食事以上の思い出。Johnny Rocketsは、食べ物だけでなく「アメリカらしい体験」を味わえるレストランでした。

Norms:地元民が集うローカルダイナー

観光色が強いチェーンが多い中で、Norms(ノームズ) は「地元民に愛される日常のダイナー」という印象が強い。

店内は観光客向けというより、家族連れや仕事帰りの人、常連のおじさんたちで賑わっています。Denny’sのように全国チェーンではなく地域密着型なので、「LAに住んでいる人たちのリアルな日常」に入り込めるのが魅力。

メニューはボリューム満点のステーキや朝食プレート。$10〜15でステーキ&エッグにパンケーキが付いてくるセットを見たときは「これを朝から食べるの!?」と驚きました。私は夜に行ったのですが、隣の席の家族がパンケーキを夕飯にしていて、「アメリカの食文化って自由だな」としみじみ感じました。


番外編

Pink’s:ホットドッグの名店

とにかくメニューの種類が豊富。シンプルなチリドッグから、ベーコンやチーズ、ハラペーニョを豪快にのせたアメリカンスタイルまで。

値段は$6〜10程度と観光地にしては手頃。しかも「有名人御用達」として知られていて、ハリウッドスターや歌手が訪れた写真が店内にびっしり飾られています。私が行ったときも観光客で大行列ができていて、30分以上待ってようやく食べられました。でもかじった瞬間、「これが本場のアメリカンドッグか!」と感動。パンチのある味付けとボリューム感は、夜食にぴったりでした。

Pink’sは、学生が毎日のように通う場所ではないけれど、「LAに来たからには一度は行きたい観光スポット兼B級グルメ」。観光ついでに立ち寄るのに最適なお店です。

Costco Food Court:最強コスパの会員制フードコート

カリフォルニア生活で意外と学生や留学生がお世話になるのが Costco(コストコ) のフードコート。フードコートだけ利用する人も多いんです。

最大の魅力は 驚異的な安さとボリューム

特にホットドッグは大きなソーセージがパンからはみ出すサイズで、さらにドリンクはリフィル自由。「これで1.5ドルはありえない」と初めて食べたときは感動しました。

私も「コストコのフードコートは絶対行くべき」と連れて行かれ、ピザとホットドッグをシェアしました。お腹いっぱいになっても財布にはほとんどダメージなしで、まさに学生の味方。

The Cheesecake Factory:メニューは辞書級、シェア前提の巨大レストラン

名前の通りチーズケーキが名物ですが、実際にはアメリカを代表するファミリーレストランです。

まず驚くのは メニューの厚さ。本当に辞書のように分厚くて、パスタ、ピザ、サラダ、ステーキ、さらにはアジアンフュージョン料理まで何でも揃っています。最初に行ったとき、メニューを開いた瞬間「え、ここは百科事典?」と友達と笑ってしまいました。

値段は一皿$20前後と学生にとってはやや高め。でもその分、量がとにかく多い。パスタを注文したら、3人で分けても余るくらいのボリュームで、結局to-go boxに入れて翌日も食べました。結果的に2食、3食分になるので、うまくシェアすればコスパも悪くありません。

そしてもちろん忘れてはいけないのが チーズケーキ。種類は30種類以上あり、オレオ、チョコレート、ストロベリー、季節限定フレーバーなどバリエーション豊富。私は「オレオ・ドリーム・エクストリーム」という名前からしてすごいケーキを食べたのですが、1切れで日本のケーキ3つ分くらいの大きさ!甘党の私でも最後は友達に助けてもらいました。


節約のコツ

ドリンクは水にする(無料)

アメリカの外食では、ドリンクだけで$3〜4取られることもざら。学生にとっては地味に痛い出費です。
そこで最強の節約術が 「水(tap water)を頼む」こと。レストランでもカジュアルなお店でも、基本的に無料で出してくれます。私は最初「水を頼むのは失礼かな?」と思っていたのですが、アメリカでは普通のこと。むしろ健康志向の人も同じように頼んでいて安心しました。

テイクアウトで2食に分ける

量が多いので、最初から2食に分ける前提で頼むのが賢いやり方。
ChipotleのブリトーやCheesecake Factoryのパスタは、一度では絶対食べきれない量。私は食べ始める前に「半分はto-go boxに入れる」と決めておくようにしました。これなら無理して食べすぎなくて済むし、翌日のランチ代も浮いて一石二鳥。

クーポン・アプリを活用

私の友達は「食べたいお店のアプリは全部入れてる」と言っていて、実際にそれだけで月に数十ドルは浮いていたと思います。慣れないうちは戸惑ったけど、アメリカで外食を続けるならアプリは必須の節約ツールでした。

友達とシェアして楽しく節約

巨大ピザや山盛りポテトは、1人で食べるとお腹も財布もつらい。でも友達とシェアすれば、量もちょうどよくなるし、色んな味を試せて楽しさ倍増。Cheesecake Factoryで3人で1皿+デザートを分け合ったときは、1人$10で満腹&満足でした。

「節約しなきゃ…」と考えるとちょっと寂しくなるけど、友達とシェアすればむしろ節約=楽しいイベントに変わるのがアメリカの外食のいいところ。


おわりに

カリフォルニアでの外食は、節約も贅沢もひっくるめて文化を体で味わう体験でした。お金をできるだけ節約する工夫も大事だけれど、たまにはちょっと贅沢して特別な体験を買うのも価値がある。

これからカリフォルニアに留学する人や旅行する人には、ぜひ「高いからやめとこう」ではなく、「せっかくだから一度は体験してみよう」という気持ちで挑戦してほしいです。食べたものはお腹の中から消えてしまうけれど、そのときの会話や雰囲気は記憶に残り、留学や旅を象徴する大切な思い出になります。

そしてこの記事を読んでいる高校生のみなさん。今はまだ「海外の外食なんて遠い世界の話」と思うかもしれませんが、大学に進んだり留学したりすると、必ずその機会が訪れます。夜中に友達とハンバーガーを食べに行ったり、大きすぎるピザをシェアして笑い合ったり、そういう体験が「海外にいる自分」を強く実感させてくれます。勉強ももちろん大事ですが、食を通じた小さな冒険が、将来きっと忘れられない思い出になるはずです。

めろちゃん

めろちゃん

早稲田大学 文学部

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