アメリカ留学の準備は何から?8ヶ月語学→UCI1年の私がやった手順とエージェントの賢い使い方を全解説

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アメリカ留学の準備は何から?8ヶ月語学→UCI1年の私がやった手順とエージェントの賢い使い方を全解説

私はロサンゼルスの語学学校に8ヶ月、そしてカリフォルニア大学アーバイン校(UCI)に1年間留学していました。初めての留学では分からないことだらけで、書類・ビザ・学校選びなど、何から始めていいのかとても悩んだ経験があります。

この記事では、私が実際に8ヶ月+1年のアメリカ留学を経験する中で学んだ準備の進め方とエージェントの賢い使い方を、これから留学を目指す人にもわかりやすくまとめてみました。

目次

留学準備は「情報戦」

私の留学経験:ロサンゼルスからUCIへ

私は最初にロサンゼルスの語学学校で約8ヶ月間学びました。
英語に自信がなかったため、まずは現地の生活や英語環境に慣れることを目的にしていました。

このとき、留学エージェントを利用して学校選びから手続きまでサポートを受けたのですが、右も左も分からない初留学では本当に助けられました。エージェントを通じて、学校への出願・I-20の発行・学生ビザ申請・住居手配など、複雑なプロセスを一つずつサポートしてもらい、不安を感じる暇もなく渡航まで進めることができました。

その後、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)のプログラムに進学。
ここではデジタルマーケティングと国際金融を専攻し、語学留学から一歩踏み込んだ「専門留学」として挑戦しました。

この時は自分で直接学校に出願しましたが、語学学校での経験があったおかげで、手続きもスムーズに進められました。(語学学校時代に取得した学生ビザが残っており、再申請の必要がなかったのも大きいかと思います!)

留学の目的を明確にする

最初のステップは、“なぜ留学するのか”を明確にすることです。

ロサンゼルスの語学学校を選んだときは、「アメリカに行って英語を話せるようになりたい」という気持ちだけでスタート。でも現地に着いてから、「英語ができるようになったその先に、私は何をしたいんだろう?」という疑問が生まれました。

この問いに答えを出せるようになったのは、滞在を通じて少しずつ目的がクリアになっていったからです。

留学の目的は「手段」か「転機」か

大きく分けて次の2タイプに分けられます。

タイプ目的の方向性
手段型何かを達成するためのステップTOEFLスコア取得、大学進学、キャリアアップなど
転機型新しい価値観・自分を見つけるため異文化体験、自分探し、将来の方向性を探るなど

どちらが正しいということではありません。
大切なのは、「自分はどちらのタイプに近いのか」を把握することです。

私の場合、最初の語学学校は「手段型」、UCIでの留学は「転機型」でした。
最初は英語力を上げることが目的でしたが、現地で学ぶうちに「自分はどんな分野に興味があるのか」「どんな環境で成長できるのか」を見つめ直す時間になったのです。
結果的に、語学だけでなくマーケティングや国際ビジネスに興味を持ち、キャリアの方向性を決めるきっかけになりました。

行き先・学校・プログラムを決める

私の最初の留学先は、ロサンゼルスの語学学校でした。
理由は、世界中の学生が集まる多国籍な環境で英語を学びたかったからです。初めての長期海外生活ということもあり、まずは英語力の基礎と、“海外で学ぶこと自体に慣れる”ことを目標にしました。

ロサンゼルスのような大都市では、放課後や週末の過ごし方も学びの一部でした。アートや映画、音楽、食文化など、日常の中に多様な価値観が溶け込んでいて、“教科書の外で学ぶ時間”がとても多かったと思います。

映画の街 ハリウッド

次のステップ:UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)を選んだ理由

語学学校を終えた私は、次の目標として専門分野を英語で学ぶことを決めました。
その中で出会ったのが、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)のAccelerated Certificate Program(ACP)です。

UCIを選んだ決め手はいくつかありましたが、中でも大きかったのが、プログラムの中に現地企業でのインターンシップが組み込まれていたことです。

多くの留学プログラムは「授業で学んで終わり」ですが、UCIのACPでは学期の終盤に、現地企業での実務インターンが必修として組み込まれています。つまり、“学んだ知識をすぐに現場で使う”という実践的な流れが設計されていたのです。

私が選んだのは、デジタルマーケティングと国際金融のプログラムでした。
授業ではアメリカ企業の事例分析、SNS戦略の企画、データ分析など、現場レベルの課題に取り組むことが多く、チームでの発表も日常的でした。

授業で作成したマーケティングストラテジープレゼンのスライド

その後、実際に大学が提携している現地企業のいくつかにレジュメ(履歴書)を送り、英語での面接を経験しました。晴れて現地企業でマーケティングのインターンを経験し、自分が授業で学んだ理論をリアルに使う機会を得ることができました。

留学エージェントを上手に活用する

「エージェント=全部やってくれる人」ではない

留学準備を始めると、多くの人がまず調べるのが留学エージェント。
ネットで検索すれば数え切れないほどの会社が出てきて、「無料サポート」「最短出発」「提携校500校以上」など、どれも魅力的に見えます。

でも、実際に利用してみると分かるのは、エージェントは“魔法のサービス”ではないということ。彼らはあくまで「サポートのプロ」であり、「決断を代わりにしてくれる人」ではありません。つまり、エージェントを“使う側の姿勢”次第で、留学の質が大きく変わるのです。

エージェントの主な役割とサポート範囲

サポート内容説明
学校選び・カウンセリング目的・予算・期間をもとに候補校を提案してくれる。
出願手続きサポート願書・成績証明書・銀行残高証明書などの提出サポート。
ビザ申請代行または指導書類確認・面接予約・翻訳サポートなど。
保険・住居・航空券の案内提携先の保険・寮・ホームステイなどを紹介。
出発前オリエンテーション現地生活や入国時の流れを説明してくれる。

私が利用したエージェントは、出発前に英会話レッスンも無料で受けることができました。

特に初めての留学では、「何から始めればいいかわからない」を解消してくれる心強い存在です。ただし、提携校中心の紹介になる場合が多いため、選択肢が偏るリスクもあります。自分の軸をしっかり持った上で相談しましょう!

特に印象に残っているのは、担当者が“私の目的”を丁寧に聞いてくれたこと。
「英語を使えるようになりたい」という漠然とした目標を、「どんな環境で、どんな授業スタイルで、どれくらいの期間で学びたいのか」まで言語化してくれました。そのおかげで、漠然とした“アメリカ留学”が、自分の中で“ロサンゼルスで8ヶ月語学に集中する”という具体的な計画に変わりました。

また、初渡航時の空港送迎や入寮サポートもエージェント経由で手配できたため、到着直後に迷うことなく生活を始められたのは大きな安心材料でした。

一方で感じた「任せすぎの落とし穴」

便利な一方で、私はエージェントに任せすぎたことを少し後悔した部分もあります。当時、紹介された学校の中から一番人気だと言われた学校をそのまま選んでしまい、自分で他の候補を十分に調べることをしなかったのです。

結果的に学校自体は良かったものの、「もう少し少人数のクラスを選んでもよかったかも」「寮ではなくホームステイに挑戦してもよかったかも」という小さな後悔があとから出てきました。

UCI出願では「自力で動く」ことで成長した

UCIのACPプログラム出願時は、私はエージェントを使わずにすべて自分で手続きを進めました。

わからないことは、同じように大学留学に進む語学学校の友人に聞いたり、語学学校のスタッフも助けてくれました。

もし私のように、語学学校から現地大学へ進学したいと考えている方は、語学学校のその後の出願サポートまでしてくれるような学校を選ぶと良いと思います!

この時自力で出願したことで、必要な書類を調べ、英語で問い合わせ、メールで学校と直接やり取りするスキルが身につきました。“自分の留学を自分の手でつくる”という感覚が芽生えたのもこの頃です。
もちろん大変でしたが、語学学校時代にエージェントのサポートを受けていたおかげで、手続きの基礎が身についていたことが自信につながりました。

つまり、最初の留学ではエージェントを使い、次のステップでは自分で動く。
この段階的な使い方が理想的なバランスだと感じています。

代表的な留学エージェント

どのエージェントにも強みと弱みがあります。無料カウンセリングを2〜3社受けて比較するのが一番おすすめです。

担当者との相性やレスポンスの早さも、実はかなり重要です。自分が「話しやすい」「信頼できる」と思える担当者に出会えるかどうかが、留学準備のストレスを大きく左右します。

留学ジャーナル

特徴

サポート体制が手厚く、全国にオフィスあり。初めての留学でも安心。

向いている人

はじめての長期留学を検討している人

くわしくはこちら

iae留学ネット

特徴

世界中の大学・専門学校に強く、専門留学や進学型にも対応。

向いている人

語学より専門分野を学びたい人

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スクールウィズ

特徴

留学生の口コミベースで学校を比較できる。オンラインで完結。

向いている人

自分で比較・検討したい人

くわしくはこちら

スマ留

特徴

パッケージ料金が安く、費用を抑えたい層に人気。

向いている人

短期・低予算で行きたい人

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EF(Education First)

特徴

世界展開しており、自社校運営。国をまたいで転校可能。

向いている人

グローバルブランドの安定感を求める人

くわしくはこちら

私が選んだエージェント「ISS留学ライフ

私が初めて留学するときに選んだエージェントは、ISS留学ライフでした。

理由は単純で、当時の私は留学準備の基礎知識がまったくなく、「とにかくサポートが手厚く、初めてでも迷わないところ」を求めていたからです。

いくつかのエージェントに相談した中で、ISSを選んだ理由は大きく3つありました。

初心者向けの説明がとにかく丁寧だった

他のエージェントでは、「この学校がおすすめです」「料金は◯◯円です」など、とにかくスピーディに“選択”を迫られる印象を受けました。

一方ISSでは、最初の無料カウンセリングで

  • 留学の目的
  • 将来どうしたいか
  • 滞在期間のイメージ
  • 予算
  • 英語レベル
    を丁寧にヒアリングしてくれました。

「まず、あなたの目標がどこにあるのかを一緒に整理しましょう」という姿勢だったのが好印象でした。

語学学校の選択肢が多く、提案が中立的だった

ISSは語学学校との提携数が多く、ロサンゼルス内でもいくつかの学校を比較して紹介してくれました。他社が特定の提携校だけを強く推す感じだったのに対し、ISSはメリット・デメリットをセットで説明してくれたため、「納得して選べる」感覚がありました。

サポート内容が明確で、料金体系がわかりやすかった

初めての留学は、何にいくらかかるのかが本当に分かりづらいものです。
ISSは

  • 出願代行
  • ビザ書類サポート
  • 寮手配
  • 保険手続き
    などのサポート範囲が明確に書かれており、追加料金もシンプルでした。
ISSを選んで良かったこと
ビザ申請の“壁”を一緒に越えられた

初留学で最大の山場が“アメリカ学生ビザ(F-1)申請”。DS-160の入力やSEVIS費の支払いは、英語に慣れていないと詰まりやすい部分です。

ISSの担当者は画面を共有しながら、「ここは〇〇の情報を入れてくださいね」「この項目は空欄で大丈夫です」と一緒に進めてくれました。面接の流れや当日の持ち物も丁寧に説明してくれたので、初めてでも安心して挑めました。

ロサンゼルスの学生寮の手配が非常にスムーズ

初海外だった私はアパート契約が不安だったため、寮に滞在。
ISSが提携している寮は

  • 空港送迎あり
  • トラブル時はISS日本オフィスと連絡できる
  • 清潔で安全
    という点で心強かったです。

特に、到着当日に何も考えず鍵を受け取って部屋に入れる安心感は、初心者留学生には本当に大きいです。

返信が早く、小さな疑問も気軽に相談できた

ISSの担当者はレスポンスが早く、「こんなこと聞いていいのかな?」という質問にもきちんと答えてくれました。また、連絡をメールではなくLINEでできるというのが私にとってはとても便利でした!

ISSの気になった点
提案が“無難”になりやすい

ISSは安全で成功率の高い学校を紹介してくれる反面、少し冒険的な選択肢やニッチな学校を提案されることは少なめでした。

今思えば、「もっと自分の目標に合う学校はなかったかな?」と感じる部分もあります。

人によって担当者の質が多少違う

これはどのエージェントにもある話ですが、情報の深さや提案の幅は担当者の性格・経験に左右されがちです。

私の担当者はとても丁寧でしたが、口コミを見ると「説明が速すぎて分からない」という声も一定数ありました。

サポートは手厚いが、“任せすぎ注意”

ISSのサポートは便利ですが、任せすぎると「自分で考える力」が育ちにくくなる面があります。私自身、語学学校時代はISSに頼りすぎたせいで、UCIに進学するとき少し戸惑いました。

ただ逆に言えば、初めての留学ではISSのサポートは心強く、次の段階で自立に切り替えられたので、ちょうどよかったとも思います。

Z会グループの留学エージェント【ISS留学ライフ】

エージェントとの付き合い方3か条

自分の目的を最初に明確に伝える

「とりあえず留学したい」ではなく、「なぜ・どんな形で・どんな期間で行きたいか」を具体的に伝えることで、より自分に合った学校を提案してもらえます。

複数社の話を聞く

一社に決め打ちせず、比較してみるとサポート内容や料金体系の違いが見えてきます。無料相談だけでも十分に価値があります。

依存せず、自分で情報を確認する

エージェントの説明をうのみにせず、学校の公式サイトも自分で見ることが重要です。 「自分の留学」を自分の手で設計する姿勢を持ちましょう。

エージェントは“伴走者”。主導権は自分に。

エージェントは、あなたの夢を叶えるための“伴走者”です。頼りになる存在ですが、走るのは自分。どんなに手厚いサポートがあっても、最終的に留学の質を決めるのは、「どれだけ主体的に準備に向き合えたか」です。

私にとってエージェントは、“留学の最初の先生”のような存在でした。彼らのサポートを通じて手続きを学び、自分で調べ、判断する力を身につけた。そのプロセスがあったからこそ、UCIでの自立した留学生活につながったのだと思います。

留学準備は「早く・正確に・自分軸で」

留学準備を振り返って、私が特に大切だと感じた3つのキーワードがあります。

  1. 早く(Start Early)
     準備は早ければ早いほど選択肢が広がります。ビザや学校の締め切りは想像以上に早いです。
     「行きたい」と思った瞬間が、最初のアクションを起こすタイミングです。
  2. 正確に(Stay Organized)
     手続きや書類は小さなミスが大きな遅れにつながります。私は出発前にGoogleスプレッドシートで「準備チェックリスト」を作成し、日付・書類・ステータスを整理していました。小さな工夫ですが、安心感と達成感が全然違いました。
  3. 自分軸で(Be Authentic)
     エージェントや周囲のアドバイスは大切ですが、最終的に決めるのは自分です。
     「この学校で、この国で、何を学びたいのか」その軸を常に意識しておくことで、迷った時もブレずに進めます。

留学準備の最初の一歩は、「動いてみる」こと

情報を集める、エージェントに相談する、ノートに夢を書いてみる。どんな小さな行動でも、それは確実に未来への一歩です。

あなたの留学が、世界と出会い、自分を再発見する素晴らしい旅になりますように願っています!

めろちゃん

めろちゃん

早稲田大学 文学部

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