こんにちは、蔓迷路です。
このサイトをご覧になっている人に中には、都市圏から離れた地域にお住いの、いわゆる「地方勢」の受験生もたくさんいらっしゃると思います。
僕もその一人で、家の周りは田んぼ畑・どこに行くにも車が必須・最寄り駅まで車で10分以上・5年前まで小学校の学区にコンビニなしという街に住んでいました。
今回は、そんな地方出身の僕が早稲田の学生になって分かったことをいくつか紹介しようと思います。
早稲田の地元占有率は想像以上!
皆さんは、早稲田には全国各地から学生が集まっていると思っていませんか?
確かに全国津々浦々から受験生が集まるのですが、合格者の大半は東京近辺の出身になります。
2021年度入試の合格者の出身高校所在地は、東京(39.48%)、神奈川(18.10%)、埼玉(9.58%)、千葉(9.39%)の関東4都県が上位を占め、なんとこれだけで全体の76.55%に上ります!
次に愛知県が2.81%で続きますが、これ以降は2%を下回り、上位4位までとの差は歴然です。
早稲田大学 学部入学案内2022 入学データ編 2021年度一般選抜および大学入学共通テスト利用入学試験結果
https://www.waseda.jp/nyusi/ebro/ug/admissions_jp_2021/html5.html#page=181
僕が所属する教育学部理学科生物学専修の19年度入学生は、なんと9割が上記4都県出身です。
初顔合わせのガイダンスで、みんな「東京です」「埼玉です」「神奈川です」と言うのでびっくりしたのを覚えています。(笑)
理系だからですかね、理由はよくわかりません…
塾通いは当たり前!
田舎だとそもそも塾という存在が身近でない人もいると思いますし、僕も高校時代は塾なしで勉強しました。
しかし、早稲田生の多くは大手予備校や個人塾、そのほかにも映像授業や通信教材といった、学校以外の様々な学習の場を利用している印象です。
これは、上記の関東近郊の出身者が多いことを加味すると、おそらく受験産業が発展している首都圏だからこそ合格者数が多いという結果につながっているのではないかと推測できます。
最近は地方勢でも利用できるツールが増えているので、地方勢のチャンスは膨らんでいると思います!
内部生の実力がとんでもない!
僕のまわりの早稲田の内部生は非常に優秀な学生が多く、尊敬できる友人ばかりです。
僕と同じ生物学専修にいる早稲田大学高等学院出身の友人は、高3時に卒業論文を書き上げるそうで、つい先日の実験でも「これ卒研でやったわー」とつぶやいており、僕より3年先を学んでいたことに驚かされました。(笑)
さらに、その卒論で賞を受賞し、海外の論文発表会にも出席したとのこと。
他にも、早稲田高校出身の友人は外部受験も視野に入れていたようで、毎年学年300人中なんと30人も東大に、50人も医学部に合格するのだそうです…。
凄い、凄すぎる…!
またあるいは、系属校の早稲田摂陵中高出身の友人の話によると、摂陵高校からの内部推薦枠は、成績上位1割の生徒にしか与えられないそうです。コツコツ積み上げた彼の3年間の努力に賛辞を贈らずにはいられませんね!
実は知らないことばかり!
皆さんの先入観はどれくらい覆されましたか?
学生の生の声は皆さんの大学選びのヒントになると思うので、これからも有益な情報を発信していこうと思います!
早稲田大学の資料を請求する!