女子大生が海外インターンシップでインドに行ってみた!〜波瀾万丈?!な生活〜

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はじめに

みなさん、こんにちは!

突然ですが、「インド」と聞いて皆さんはどんなイメージを持っていますか?例えば、ターバンを巻いた人たちや、本場のカレーやナンを思い浮かべる方もいるかもしれません!それとも、「インドってちょっと怖いかも?」という不安を感じる方もいるでしょうか。私はずっとインドという国に興味を持っていて、どうしても長期間滞在してみたい!という思いが強く、「海外インターンシップ」という形で3ヶ月間インドに渡航することを決意しました。

「インドでインターンシップ!」と言うと、周りからは「え、本当にインドで大丈夫?」とか「なんでわざわざインド?」という反応をたくさんもらいました。実際、インドに対する印象って日本では結構極端ですよね。「危ないんじゃないか」と心配する人もいれば、「カレー好きだし、文化に興味がある!」という前向きな意見までさまざまです。でも、私はこのインターンシップを通じて、インドのリアルな生活や文化を体験したい!と思っていたので、挑戦してみました。

この記事は、インドに少しでも興味がある人や、「海外インターンシップってどんな感じなの?」という疑問を持っている人に役立つ内容にしたいと思っています!インドは日本とは全く違う文化があって、最初は戸惑うことも多い国です。しかし、その分、新しいことを学べるチャンスが無限大にある国でもあるんです!インターンシップを通じて、異文化の中での働き方を知りました。インドでの3ヶ月間の体験は、私にとってかけがえのないものになったので、そのリアルな感想を皆さんにお届けします!

渡航先をインドにした理由は?

私が海外インターンシップの渡航先としてインドを選んだ理由は、大きく分けて2つあります!まず1つ目は、インドの経済成長が目覚ましく、これからますます重要な役割を果たす国として注目されているからです。現在のインドは、驚くべきスピードで経済が発展しており、インフラ整備やIT産業の拡大、スタートアップ企業の急増など、さまざまな分野で革新が進んでいます。こうした変化の中で、実際にその地で働き、現地の経済やビジネス環境を肌で感じることは、とてもに貴重な経験だと考えました!

社会人になってからインドで働くことを考えると、現地の生活に慣れるまでの時間や、ビザの取得、生活費など、さまざまなハードルがあります、、、、生活していく上での責任も増えます。さらに、仕事に追われて自由に現地をうろうろしたり、異文化にどっぷり浸かる時間を確保することは難しいのでは?と思います。しかし、学生という立場であれば、インターンシップという柔軟な形態を利用して、現地で働くことができるうえに、自分のペースでインドの文化やビジネスに触れることができると考えました。学業と仕事の両立が可能なインターンシップは、社会人になる前にこうした海外での経験を積む絶好の機会です。今しかないタイミングだと思い、思い切ってインドに渡航する決意をしました。

2つ目の理由は、もともと南アジアの地域に強い興味があったからです。大学1年生の頃にバングラデシュを訪れたことがあり、その時の経験が私の心に深く残っています。バングラデシュでは、イスラム文化や人々の温かさに触れ、南アジアという地域の多様性や独自の文化に強い関心を持つようになりました。その後、さらにインドという国に目を向けたのは、バングラデシュとはまた違う文化や宗教背景を持ちながらも、同じ南アジアの一部として多くの共通点を持つインドが、どのように異なるのかを直接体験してみたかったからです!

インドはヒンドゥー教が主流の国であり、バングラデシュのイスラム教文化とは異なる宗教観や社会構造を持っています。宗教が人々の生活やビジネスにどのような影響を与えているのか、日常生活や仕事の場で宗教的な価値観がどのように反映されているのかを実際に体験することで、南アジアの多様な文化をより深く理解できます。

さらに、インドは2023年に人口が中国を超え、世界一の人口を誇る国となりました。これにより、インドの経済的な影響力はますます強まり、世界中から注目を集める国となっています。特に、これから日本企業もインド市場にどんどん進出していくと予想されており、インドは日本にとっても非常に重要なパートナーとなります。そのため、インターンを決めました!

マーケットで買ったインドの衣装(ディワリ用)

インターン先について

私のインターン先は日本人向けホテルでした。インドに出張できている方のショートステイやインド駐在野方のロングステイを受け入れていました。ホテルには地下に日本食レストランもついていて、食事だけのお客様もいます。インターンシップの条件としては、

・3食付き(地下のレストランのメニューから選択)

・ホテルで滞在

・給料25000ルピー支給(インターン当時の為替で4万5000円くらい)

・空港送迎

でした。他のインターンシップよりも条件がよく、割と過ごしやすかったです。そして、お客様との交流を通じてインドに進出している日系企業についての理解も深まり、就活にも役立つ経験を得ました!

しかし、初めて南アジアで長期間のステイだったため色々な問題もありました笑起こった問題を紹介していきます!!↓

起こった5つの問題

その1.知らない土地での遊牧民生活?!

私のインターンシップ先には4つの拠点がありました。インターン開始前には「1つの拠点でインターンシップを行える」と聞いていたのですが、まさかの事態が起きました。突然、ホテルとは全く関係のないインド人の土地オーナーが「宗教上の理由でお客さん以外の人を同じ場所に泊めることはできない」と言い出し、予想外の状況に巻き込まれることに。そこから、強制的に4つの拠点を2日に1回移動する生活がスタートしました笑 重たいスーツケースを毎回自分で運びながら、タクシーを手配し、次々と異なる場所へ移動する日々が始まりました。そのせいで疲労がどんどん溜まっていき、体力的にも精神的にもかなりハードな体験となりました。

とはいえ、この状況にもプラス面はありました。いろいろな場所に行けたことや、異なる人々と接する機会が増えたのは確かです!インターン先のホテルも、この予期せぬ事態に対して何度も謝罪してくれましたが、誰の責任でもないことは明らかでした。なので、私は「もうポジティブにいこう!」という精神で乗り切ることに決めました。それでも、移動中に突然知らない道端で荷物ごと降ろされたり、夜中に気を張りながら移動して体調を崩し、熱を出したこともあり、本当に大変な経験でした…。疲労困憊しながらも、なんとかこのカオスな状況を乗り越えた自分に、今ではちょっと誇りを感じています笑笑

荷物はこんなにありました(泣)筋肉はついたのでいいとしましょう笑

その2.インドあるある?な高熱!

インド滞在中に、私は2回も高熱を出してしまうという経験をしました。特に1回目は本当に辛くて忘れられない出来事です。その時は、サロジニマーケットという激安で何でも手に入ると有名な市場に、インターン先で知り合ったインド人の友人と一緒に遊びに行ったんです。市場を楽しんでいるうちに、友人が食べていたストリートフードをせっかくだからと思って、私もつい一緒に食べてしまいました。これが大きな間違いでした。その翌日、なんと40度もの高熱が出て、さらに吐き気とひどい下痢にも襲われ、ベッドから起き上がるのも困難な状態に。「本当に死んでしまうんじゃないか」と思うほどの苦しみでした笑笑地元のインド人たちは体が慣れていて平気でも、外国から来た私の体にはそのストリートフードが全く合わなかったようです。

もちろん、インドでのストリートフードは「絶対に食べないほうがいい」と事前に何度も忠告されていたのに、油断してしまった自分が完全に悪かったんですけど、それにしても本当に厳しい体験でした!現地の人との体の強さの違いを改めて痛感しました、、、、、あの時の苦しさは本当に半端なく、もう経験したくないと思いました笑笑

なので、これを読んでいる皆さんには、絶対にストリートフードには手を出さないように心から忠告します!いくら美味しそうに見えても、絶対に我慢してください!ストリートフードは、ダメ、絶対です!気軽に食べてしまうと、私のように地獄のような数日間を過ごすことになるかもしれません!くれぐれも気をつけてください!

サロジニマーケットでお腹を壊す前の写真

2回目は38度くらいなのですが夜中の移動で緊張してしまい疲れも相まって熱が出ました。異国の地での発熱は本当に辛くてインターン中で初めて日本に帰りたいと思いました。泣くと体温も上がってしまうかもと思ったため涙を引っ込めるのに必死でした。しかし、現地スタッフの友人たちが看病してくれて、心が温まりました!くれた薬を飲んだら熱は落ち着いて本当によかったです。その瞬間ホームシックは熱と共に消え去りました笑笑

インドの体温計は摂氏ではなく華氏表示なため一瞬めちゃくちゃビビります!
これは日本で言う38度です

その3.インド英語 VS 私

私の働いていたホテルのスタッフはほとんどの人が英語がペラペラだったのですが、ペラペラ=理解しやすいというわけではなく、発音でや話すスピードによってとても理解しにくくて、ヒンディー語の発音と英語が合わさった“Hinglish(ヒングリッシュ)”と呼ばれるものに苦労しました!英語とヒンディー語が混ざり合った言語形式で、日常会話において両言語の単語やフレーズが自由に組み合わされるのが特徴なのでわからないことも多く、逆に私の英語もたまに理解してもらえなかったです….そのためヒンディー語を並行したり現地の英会話教室に通って勉強したのですが、だんだんヒングリッシュを聞きまくっていると慣れていきました笑笑みんな優しかったので聞き直したり携帯に文章書いてもらったりで最後には上達していきました!!

ちなみに現地の英会話教室に通って感じたのはインド人って本当にディスカッションや話し合いに積極的で「もっとディスカッションや話し合いに積極的になって!!日本についてみんな興味あるよ!!」と言われました笑笑みんなすごく自国の政治だったり課題に詳しくて熱意を感じました。日本の政治について語ってと言われて焦ったので他国に行く際はもっと自国を知るべきだなと思います。みんなアニメにもすごく詳しくて、クレヨンしんちゃんやドラえもん、パーマン、キテレツ大百科が大人気だと言うことを知りました。ヒンディー語のフレーズもたくさん教えてもらえてとても楽しかったです!!現地の英会話教室は3ヶ月、週2回で4000ルピー(7500円)と格安なのでインドに英語留学するのアリだなと思います!!

ディワリの日が近くて浮かれている私たち笑笑

その5. 家族、友達、恋人が”インド”にものすごく不安がる

インドは安全面や衛生環境、文化の違い、特に治安や医療体制の面が家族や友達、恋人が不安を感じる要素になります。しかも多くのメディアがすごくインドを”ザ、発展途上国”みたいに紹介することが多くて、インド=危険というイメージが強く、インドに行くと言った時も反対されたし、行った後も心配だから早く帰ってきてとずっと言われました。私が毎回みんなに言っていたのは「大学生活でないといろんな場所に自由にインターンなんてできないし、やらなかったら絶対後悔するからお願いやらせて。絶対に安全には気をつけるから!」です。日本人向けホテルにインターンを決めたのも家族からせめて日本人がいる空間で働いてくれと言われたからです。実際に私は犯罪にあったりはしませんでしたが、私が行っていた時期にスペイン人の女性がレイプされた事件があり、その事件の記事を見てたくさんの人から連絡がありました。女性が1人でインドに行くとなるとたくさんの人が心配になります。そのため本当に安全に過ごし、無理をして人に心配かけないように過ごそうと意識しました。インドで私は”外国人”であり、マイノリティであるため変に目立たないことも意識しました。しかし、熱が2回出したり遊牧民生活になったりしたので特におばあちゃん、彼氏、親友の3人はすごく焦ってしまってずっと電話を繋いでいました笑笑もっと心配させないように工夫するべきだったなと反省しています、、、。皆さんも同じようにインドでインターンしたい!と言ったら反対されるかもしれませんが、みんなの意見を全部聞いて、その上でやっぱり行きたい場合は優しく説得してみてください。そしてくれぐれも無理をせず安全第一を意識してください!

海外インターンシップのメリットとデメリット

インドで海外インターンシップしてみたい!インドではなくても海外でインターンして外国で働くイメージをしたい!など様々な人がいると思います。あくまで主観ですが海外インターンシップのメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

1 非日常を楽しめる

大学生にとって、異国でいきなり働くのは本当に非日常的な体験で、私は新しい環境に適応するのが得意なので、その冒険を存分に楽しむことができました。普段の学校生活に飽きている人には、こういう経験は特におすすめです。私の学部は留学が必須だったので、インターンシップで休学している時期に、友達は留学したり、休学してインターンをしたりしていました。そのため、学校に行っても友達がほとんどいなかったので、寂しさを感じることはありませんでした。私はどうしてもインドに行きたかったのですが、大学の協定国にはインドが含まれていなかったため、インターンとして渡航することにしました。社会人になると、責任や制約が増えて、大学のように簡単に長期で休むことができなくなるため、この自由な大学時代を最大限に活かすことができました。この貴重な経験を通じて、さまざまなことを学び、新たな視野を広げることができたと思います。

2 就活、他のインターンの選考に有利

海外インターンシップの経験は、履歴書に書く時に非常に強力なアピールポイントとなります。外資系企業とか国際的なビジネスを展開している会社では、海外での実務経験や、多文化環境での適応力がとても評価されると思います。例えば、面接で「なぜこの会社で働きたいのですか?」と聞かれた時に、海外でのインターンシップ経験を通じて「国際的な環境での仕事に対する理解と意欲があること」を具体的に説明できれば、結構有利かも?って感じです。私はまだ就活が始まっていなくて日本でのインターンの面接しか経験してないのですが、帰国してから違うインターンを応募したときに「インドで働いたことあるなら心強いね」と言われ、現在その会社で長期インターンをしています。そのため、ガクチカ(就職活動においてよく使われる略語で、「学生時代に力を入れたこと」を指します。主に自己PRや面接で、学生が学業や部活動、アルバイト、インターンシップなどで頑張った経験をアピールする時に使われます!)として優秀だし、ここから話を広げることができると思います!ポイントは自分の就きたい職種のところか自分の興味のある国のインターンを探すことです。

3 語学力の向上

語学は、実際にその言葉を使和なければいけない環境に身を置くことで劇的に伸びます!!学校で学んだ文法や単語だけでは、実際のビジネスシーンや日常会話では足りないことが多いです、、、、ビジネス英語が自然に使えるようになるのは、教室では得られない大きな成長です。また、日常会話の中ではスラングやカジュアルな表現にも多く触れることができるため、生きた英語を身につけることができます。現地の人々と深い信頼関係を築くきっかけにもなります。さらに、語学力だけでなく、「異文化間でのコミュニケーション能力」が向上します。これは、単に言葉を話せるだけではなく、異なる文化的背景を持つ人々とのやり取りにおいて、誤解を避け、適切な表現を選び、相手の立場に立って理解し合う力です。ビジネスの場面では、このスキルが非常に重要で、国際的なプロジェクトにおいてリーダーシップを発揮する際に大いに役立ちます!

デメリット

1 文化的なギャップと適応の難しさ

異なる文化や価値観に触れることはとっても学びになりますが、同時に大きなストレスとなることもあります、、、例えば、コミュニケーションスタイルが日本と全く異なる国では、意見の違いから摩擦が生じることがあります。インドでは直接的なコミュニケーションが好まれる一方、日本ではより控えめで間接的な表現が多い傾向があります。こうした文化の違いに戸惑ったり、誤解されることも少なくありません、、、さらにインドは時間の概念が日本とは全く違って、ざっくりしています。そのため仕事においても「予定通り」になることは保証されていません。渋滞が多い国なので時間通りが難しいという理由もあると思います。それがストレスになってしまう人もいると思います、、!

2 ビザや労働許可の問題

海外で働く際には、ビザや労働許可の取得が必須です!!これはインターンシップにおいても同じで、特に海外で働く経験を積むためにはしっかりとした事前準備が求められます、、各国のビザや労働許可にはそれぞれ異なる条件や規制があり、国によっては取得が非常に難しく、手続きに多くの時間がかかる場合があります 泣 例えば、アメリカやカナダなどはインターンシップビザの取得に複雑な申請プロセスが必要で、準備不足だと、インターンシップが開始する時期までにビザが間に合わないということも起こり得ます。

インドも同様に、ビザ取得には一定のプロセスと条件が必要です。インドでインターンシップを行う場合、「Stident Visa」または「Business Visa」(多分学校に所属してたら取得不可?)を取得する必要があり、申請者の状況やインターンシップ先企業の協力によっては、これらのビザの取得がスムーズに進むこともあれば、逆に手間取ることも考えられます。インドのビザ申請は、複雑な書類の準備や現地の企業からのサポートが求められるため、時間をかけて慎重に進めることが重要です、、!私は最初「Business Visa」を取れって言われて頑張ってもビザが取れなくて結局「Stident Visa」で通りました笑笑私のインターン先が日本からのインターン生を募集するのが初めてだったため企業側も戸惑いました。 インドのインターンシップビザの取得には、インターンシップ先からの正式なオファーレター(招聘状)が必要です。このレターには、インターンシップの目的、期間、内容、給与(無給って書いてもらって手渡しにしてもらったほうが通りやすい)などが詳細に記載されている必要があり、加えて、申請者自身の学歴や背景、インドでの活動目的が明確に示されていなければなりません。これらの書類をそろえるには、インターンシップ先との連携が不可欠であり、場合によっては書類の不備や遅延により、ビザの審査が遅れることもあります。

ビザの取得条件に応じて労働時間や活動内容にも制限が課される場合があります、、インドの法律では、学業の一環として行うインターンシップの場合、就労ビザではなく、特定の条件下でのみ許可されるインターンシップビザが必要とされるため、手続きがさらに複雑化することがあります。こうした条件のため、希望している内容のインターンシップが必ずしも実現できるとは限らないのが現実です、、、、、、、

さらに、ビザの発行手続きはインド政府の審査機関や大使館によって異なる対応がなされるため、申請者によって処理のスピードが異なることもあります。ビザ申請の過程では、インドの大使館や領事館で面接が必要になる場合もあり、この面接のスケジュール調整や、申請後の審査待ちが長引くことも想定されます。したがって、早めにビザの準備を進めることが求められ、インターンシップの開始時期に間に合うよう、余裕を持って手続きを開始することが非常に重要です!

また、インドでのビザ手続きには、一部オンラインでの申請が可能なものの、最終的には紙の書類を揃える必要があることが多いため、インドの大使館や領事館とのやり取りが必須です。この際、現地の言葉や文化に詳しいサポートがあると手続きが円滑に進むこともありますが、そうでない場合、誤解や不備によって手続きが遅れることも考慮しておくべきです。

ビザの取得プロセスをしっかりと理解し、インターン先企業と密に連絡を取り合い、すべての書類や要件を的確に満たすように準備を進めることが大切です

でも今思えば給与は手渡しだったし観光ビザでもいけたのでは、、?と思います笑笑(本当はダメ!)

まとめ

以上が、私が体験した「海外インターンシップのメリットとデメリット」です!インドに限らず、海外インターンシップにはたくさんの良い面もあれば、挑戦が伴う厳しい面も確かに存在します。ですが、それはどの国に行っても、またどんな経験を積んでも同じことが言えるのではないでしょうか?新しい環境に飛び込むことで得られる学びや成長は、間違いなくあなたの今後の人生やキャリアにプラスになると思います。

大変なこともありますが、そんな中でも自分がどう向き合うか、自分自身がその経験をどう活かすかが最も重要だと感じました。特にインドのような多様な文化を持つ国では、違いを受け入れる柔軟な姿勢が必要になりますが、その一方で、自分の成長を感じる瞬間もたくさんありました。そうしたチャレンジが、結果的には自分を強くし、視野を広げてくれるんです!

インターンシップを通じて、自分が本当にやりたいことや、将来どのようなキャリアを築きたいかについて、改めて深く考える時間を持つことができました。また、異文化に触れることで、単に「働く」こと以上に、人とのコミュニケーションや多様な価値観の理解がどれだけ重要かを学ぶことができました。こうした経験は、これからのグローバルな社会で働く上で、大きな財産になると思います。

なので、これから海外インターンシップを考えている方は、自分自身とよく相談して、「本当にこの国で働いてみたいか?」「どんな経験をしたいか?」をじっくり考えてみてください。インターンシップ先の国や業界を選ぶ際には、自分の興味や将来の目標をしっかり見据えて、慎重に判断することが大切です。でも、もし少しでも「行ってみたい!」という気持ちがあるなら、ぜひ挑戦してみる価値はあると思いますよ!

たとえ大変なことがあっても、それを乗り越えた先には必ず素晴らしい経験や、新しい視点が待っているはずです。私自身、インドでのインターンシップを通して、多くの壁にぶつかりながらも、それ以上に学びや感動を得ることができました。皆さんにも、ぜひ自分らしい道を見つけて、海外インターンシップを楽しんでほしいと思います。

最終的には、自分の目標や価値観に合ったインターンシップ先を選ぶことが一番大切です。自分自身と向き合いながら、この貴重な機会を最大限に活かしてくださいね!

最後にインドの魅力を紹介!

まず、インドといえば、首都はニューデリー!と思うかもしれませんが、実際にはムンバイやバンガロール、チェンナイなどの都市もとても活気がある場所として知られています。それぞれが経済、技術、文化の中心地として、国内外から多くの人々を引きつけています!!人口はすでに14億人を超え、2023年には世界で最も人口が多い国となりました^^砂漠、海、山、川、全てがある国、その名もインド、、、、

インドの公用語はヒンディー語と英語ですが、国内には22の公認言語があり、地域によって全く異なる言語が話されているんです!例えば、南インドではタミル語やテルグ語、カンナダ語が話されています。インドは言語的にも非常に多様性のある国です。

歴史的には、インダス文明という世界で最も古い文明の一つの発祥地です。モーリヤ朝やグプタ朝、ムガル帝国など、インドの歴史には多くの文化的遺産が残されていて、今も見ることができます!!歴史好きにはたまらない話ですね^^インドは1947年にイギリスから独立を果たしましたが、その独立運動の象徴的存在であるマハトマ・ガンディーは、非暴力運動を通じて世界に大きな影響を与えました。そのためお金にはマハトマ・ガンディーの顔が載っていて大事にされているんだなーと感じます。

宗教的には、インドはヒンドゥー教の発祥地であり、国民の約80%がヒンドゥー教徒です。ちなみに北インドでは全く牛肉が手に入りません、、でも、イスラム教、キリスト教、シク教、仏教、ジャイナ教みたいな他の宗教もあっていろんな人がいるなあと街を歩いてても感じます。特に、ディーワーリー(光の祭典)やホーリー(色彩の祭り)など、宗教的な祝祭はインド文化の超ハイライト^^これらの祭りには地元の人々だけでなく、わたしたちのような観光客も多く参加します!とっても楽しいです!

さらに、インドといえばボリウッド映画が有名です。ボリウッド映画は、歌やダンスがふんだんに盛り込まれた面白い映画です!インドだけでなく、世界中で親しまれていて最近日本でも人気が出てきてて嬉しい、、、!また、インドには地域ごとに映画産業があって、例えばタミル語映画やテルグ語映画など、各地域で独自の映画文化が発展していてボリウッドだけではなくインド映画はとても奥が深いんです!

経済面でも、インドは急速に成長を遂げており、現在では世界で5番目に大きい経済大国なんです!!特にIT産業が発展しており、バンガロールは「インドのシリコンバレー」とも呼ばれています。インドの経済成長は、都市部だけでなく農村部にも広がりつつあって他の国の想像を超える成長率だなと思います。

インドの食文化は本当に多様で、スパイシーなカレーはもちろん、パンジャーブ地方のタンドリーチキンや南インドのドーサ、ビリヤニなど、どこへ行っても新しい味に出会えるのが魅力です!また、インドではベジタリアン料理が豊富で、スパイスを使った野菜料理が多くの人々に愛されています♡

このように、インドは一度訪れると忘れられないほど多様でインパクトのある国です!!!その豊かな歴史と文化、急成長する経済、そして多様性が、インドを特別な場所にしているんだなと感じました。

ウデプールにある城(めっちゃ綺麗でした!!!!)
ホテルスタッフの母の60歳誕生日会
アグラフォート(個人的にタージマハルよりおすすめ!!!!)

注意:危機管理について

旅行とか留学を考えてる人には結構大事なポイントなので確認しておいてください!

旅行する時には気をつけるべきこともあります。特に初めて行く人は、ちょっと文化の違いとかに驚くことがあるかもしれないです、、、例えば、人がたくさんいるから、ちょっとした混乱とか、スリとかには注意が必要です。バッグはしっかり持って歩くことが大事!あと、貴重品はできるだけ見えないようにするのがポイントです。いつも紐付きケースで携帯をぶら下げている人は要注意!

そして、インドは地域によっては治安がちょっと心配な場所もあるので、夜遅くに一人で歩くのは避けましょう。特に女性は、できるだけ明るい場所や人が多いところを選んで行動するのが安心!タクシーとかリクシャ(インドの三輪タクシー)に乗るときは、ちゃんとした会社のものを利用するよく、UBERで予約したものに乗りましょう(UBERアプリはダウンロード必須)。スマホに地図をダウンロードして、行き先を確認しながら移動するとさらに安心です!

そして健康面でもちょっと注意が必要で、インドの水は日本の水とは違ってお腹を壊しやすいので、基本的にペットボトルの水を飲むべきです!ストリートフードもすごくおいしいけど、屋台の清潔さには気をつけて選んでください。もしお腹が弱い人だったら、絶対に食べないほうがいいと思います、、、。ちなみに私はお腹を下して40度に熱が出たり、違う時には胃腸炎になってまた39.0度以上の熱が出ました、、、。悪夢です、、、。

そして、気候も結構厳しいところがあるので、暑い時期に行くなら、熱中症対策はしっかりと!日差しが強いので、帽子とか日焼け止めを忘れずに持っていきましょう。あと、適度に休憩をとって、水分補給をこまめにして安全に旅行しましょう!

インドでは色んなことを経験できると思いますが、きちんと危機管理をして、安心して楽しんでほしいなって思います!たくさん準備をして、安全に、そして素敵な思い出をいっぱい作ってください!!

リディー

リディー

立教大学 異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科 5年一貫国際協力コース

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