今回は、社会人になったときに身につけておいてよかったと思える資格・スキルというものを探っていきます。
社会人になる前に取っておいてよかった資格や、先輩たちから聞いた「これだけは身につけとけ！」というリアルなスキルについて、みなさんにもわかりやすく具体的に書いてみたので読んでみてください！学生って意外と「何を準備しておけばいいの？」がわからないまま就活に突っ込むことが多いので、そういったことを防ぐためにもスキルや資格について早い段階から知っておいて損はありません！
就活でポイントアップにつながる資格
まず、私自身が就活で実際に“面接官の反応が良かった資格”があります。それが MOS（Microsoft Office Specialist）と TOEIC。この2つは、想像していた以上に面接官のリアクションが明確に変わる瞬間があって、お世辞抜きで役に立ちました。
MOSに関しては、企業によっては当たり前のように「PC使えますか？」と聞かれます。特に事務・営業・企画など、パソコンを日常的に触る職種ほど、ExcelやWordのスキルは素直に評価される傾向にあると実感しています。学生の中にはプレゼン資料を作るときくらいしかパソコンを触らない人もいるので、企業側も「本当に基本操作からできるのかな？」と不安になるのかな、、、。そのとき、資格として MOS を持っていると基礎レベルはクリアしているんだなとすぐに判断してもらいやすいため、面接官の反応はとてもよかったなと思います。面接官によっては「Excelはどのくらい使えますか？」など深掘りしてくることもありましたが、MOSを持っていると言うと安心したように「じゃあ問題なさそうですね」と言われる場面が多かったです！
そしてもうひとつが TOEIC。これは企業や部署によって“響き方”が全然違いますが、英語を使う可能性がある会社ではほぼ例外なく評価していただけます！海外クライアントがいたり、社内資料の一部が英語であったり、海外との電話やメールがあったりなど、グローバル企業はもちろん、日本企業であっても意外と英語を使う機会はあります（コロナ明けは特に海外事業を広げようとしているので語学を重要視している企業は多いです）。実際に面接官の表情が変わったり、英語はどのくらい使える？のかと質問をしていただけたりしました。私は、留学経験やワーキングホリデー経験、アルバイトでの語学経験が多くあったので、それらの経験についてもより掘り下げていただけました！TOEICの良いところとしては、私のように実際に海外経験、語学ビジネス経験がなかったとしても、スコアである程度の英語力を示せるので、学生にとっては大きな根拠のあるアピール材料になります。
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先輩から聞いた社会人に必須なスキル
ここからは、社会人になる前に身につけておいて本当に良かったと思うスキルについて紹介します。正直、業界によって必要なスキルは違います。でも、どの仕事を選んでも共通して役立つ“普遍的なスキル”というものがあります。これはすでに就職をして社会人経験を積んでいる先輩方からのアドバイスをもとに紹介していきます！
ひとつ目は、プレゼンテーション力です。これは本当に大事で、「大勢の前で発表する」というイメージが強いけど、仕事のプレゼンテーションというものはもっと多くのものが求められます。日々の業務でも、自分の考えをまとめて説明したり、上司に報告したり、クライアントに提案したり…つまり 、わかりやすく伝える能力 がとにかく必要になります。
学生のうちって、プレゼンに慣れていない人も多いと思うのですが、意識して練習しておくだけで社会人になってからの負担が全然違います、今からでも遅くありません！
プレゼン力の中でも大事なのは以下の3つです。
・話の順番や構成を作る力
・声の出し方、抑揚、間の取り方
・資料を簡潔にわかりやすくまとめる力
この3つは仕事で確実に使います。特に構成力は、上司への“報連相”にもそのまま関係してくるので重宝するとよく聞いています！社会人になると「結論から言って」「要するに何が問題なの？」とよく言われるので、学生のうちから慣れておくと本当に楽になるのかなというふうな印象です！
ふたつ目は、要点をまとめたメモの書き方になります。これはどう説明しても地味だけど超重要です。学生時代って授業のノートを取ることはあるけど、“仕事で使うメモ”とは全然違います。社会人になると、ミーティング中に
・重要な発言
・決まったこと
・役割分担
・次回までのタスク
これらを瞬時に整理して書く必要が出てきます。
議事録を取る力は、入社してすぐに「じゃあ今日の議事録お願いね」と突然振られたりするらしいです。慣れてないとパニックになりがちですが、学生のうちに“要点をつかむ練習”をしておくだけで対応力が段違いです。例えば、講義中に「今日のまとめ」「先生が特に強調した部分」「次の課題」を自分の言葉でまとめる練習をするだけでも、社会人になってから役立ちます。私が、このスキルを伸ばすために個人的に練習していることは、ストーリーのサマライズです。ひとつ15分から30分の物語を読んだりみたりして、その物語を知らない人にも概要が理解できるように5行以内でまとめるということをしています。これを続けていくうちに、省いて良い内容や詳細と、反対に述べておくべき重要な部分というもののジャッジがつくようになります。この、サマライズスキルを養っていくことは、総合的にプレゼンテーション力を上げていくことにつながっていきます！
そして、メモスキルはどの業界でも使える万能スキルです。営業でも事務でも、企画でもクリエイティブでも、結局ミーティングはどの仕事にもありますし、議事録やメモが取れる人って上司からの信頼が早く積み上がります。仕事ができる人の特徴のひとつとして、“必要な情報を的確に拾って整理できる”というものがありますが、それを作っているのがまさにメモ力です。
まとめ
学生の時間は思っている以上に自由で、準備しようと思えばいくらでもできる時期です。忙しくなってから後悔するより、少しずつでもスキルを積み上げておいたほうが、新しい環境に入ったときの余裕が違います！！
これから就活を考えていくというのは少し早すぎる。と思う人もたくさんいると思いますが、自分の夢や目標、やりたいことということをより明確にしていって、それを達成するために必要な資格やスキルというものは早めに養っていく努力をすることは大事だなというふうに思っています！もし、目標がまだないよという人や何から始めればいいかわからないという人は、ぜひ一つでもいいので興味のある資格やスキルから始めてみてください。それは、将来のあなたではなくて、今のあなたの自信になります！
みなさんが、もっと勉強が楽しくなるように、学びたいと思っていただけるような、資格・スキルが見付かればなと思っています！
他にも色んな資格取得を目指すなら
ゆに
神田外国語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科
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