こんにちは。鹿屋体育大学のまさしです。
最近、私が書いている鹿屋体育大学の記事が非常に好評をいただいているようです。読んでいる皆さんに感謝すると同時に鹿屋体育大学の知名度向上と受験生の皆さんの手助けを少しでのできればという気持ちをもってこれからも頑張って記事を更新していこうと思います!
さて、今回のメインテーマに入る前に、みなさん体育大学生という人たちにはどのようなイメージを抱くでしょうか。
運動神経抜群?
筋肉モリモリ?
脳筋?
様々なイメージがあると思います。
私は正直、体育大学生は世間一般的にはあまりいいイメージを持たれていないと感じます。「勉強できないやつの集まり」「卒業してもメリットゼロ」
私が鹿屋体育大学に合格した、同級生にそんなことを言われたこともありました。
確かに他大学の学生より少し勉強面は劣るかもしれません。しかし、そんなこと関係ないくらい他大学にはない魅力が山ほど詰まっています!
今回は私自身が鹿屋体育大学に入学してよかったことを
- 体育大学生になって
- 鹿屋体育大学生になって
- 鹿屋市民になって
の3つの視点から書いていこうと思います。
鹿屋体育大学に入学して早3年半。皆さんがこれから
鹿屋体育大学に入学したい!!
と思ってもらえるような記事になっている(します)のでぜひ最後までお付き合いください。
目次
体育大学生になって
まずは大きく括って、「体育大学生になってよかったこと」について書いていこうと思います。大学生という部類の中でもあまり皆さんには馴染みのないジャンルの人間かと思いますが、私のリアルな体験を交えて書いていきます!
他競技の魅力を感じる
体育大学にはスポーツの各競技を極めた人たちが集まってきます。
周りを見渡せば全国大会入賞はもちろん、全国大会覇者や国際大会の代表選手がいることも珍しくはありません。
そんな日本のトップになった人と同じ環境で実技の授業を行うことができるのです。
一見すると「そんなレベルの人たちと授業するのは恐れ多い…」「レベルの差が大きすぎて逆につまらなくなりそう…」なんて思うかもしれません。
それは全くの逆なのです!!
体育大学に来る人は将来学校の先生や指導者になりたいと思う人も多いです。指導者になりたいということはその競技の魅力を広めたい!と思っているはずです。
実際にその人が将来初心者を指導することもあるかもしれません。そんな時にうまく指導できるような能力を身に付けるために体育大学では授業を行っているので、その競技のトップレベルの同級生から実際に指導を受けられるのです。
そんな気がなくてもその競技にのめりこんでしまうこと間違いなしです!
新しい競技に出会える
もちろん体育大学では他大学に比べて実技の必要単位数が多いです。その分自分が少し興味ない競技の実技授業も取らざるを得ないことがあります。
履修の時点では全く興味のなかった競技も最初は行きたくなかったけど、身体を動かしているうちになんか楽しくなってきたなんてことも珍しくありません。
実際私も1年生の時にエアロビックダンスの授業を履修しました。最初は「これしか残ってなかったから…」と思って取った科目でしたが、2回3回と授業数を重ねるうちにエアロビックダンスの魅力に気づきました。最後の発表会はもはやノリノリで踊ってました(笑)
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そんな新しいスポーツの魅力に出会えるのも体育大学の魅力の一つです。
運動不足の心配無用
体育大学では運動不足の心配は全く持って無用です!授業で身体を強制的に動かすことになりますし、トレーニング施設もばっちりです!
授業ではトレーニングに関する内容を多く学ぶので、効率的なトレーニングを自分で組むことができるようになります。
さらに、解剖学や生理学を学ぶとどうすれば人は脂肪の代謝を上げることができるのか、どのような筋肉、エネルギー系に作用させることができれば代謝が上がるのかなどより理論的に運動を行うことができます。
知識を蓄え、自分自身で実践する。しっかり授業で学び、実践できる環境が整っている体育大学では運動をやめようと思わない限りは運動不足になることはほぼないです。
ファッションが気にならない
これは人によってはデメリットかもしれませんが、私にとっては大きなメリットの一つでした。
体育大学生の基本的な服装はジャージorスウェットにサンダルです。逆にジーパンなんて履いたら浮いてしまうのです。なんだか不思議な状況ですよね。
毎日毎日「授業に着ていく服どれにしよう…」なんて心配がなくなります。何なら前の日寝る時に来ていた服のまま授業に行っても特になんてことありません。私自身もよくその方法で授業に出席しています。
しかし、いざちゃんと社会に出ていく上ではある程度のファッションセンスが必要になってくるのでそのあたりの感覚がおかしくなってしまうかもしれませんので注意が必要です。
鹿屋体育大学生になって
次は体育大学の中でも異質の存在である国立体育大学、鹿屋体育大学生になってよかったことについて書いていこうと思います。
やはり国立であるが故のよさもたくさんありますが、鹿屋体育大学独自の特徴も多くあります。
少数精鋭
何度も言うようですが、鹿屋体育大学は国立大学ですので、学生数は私立大学に比べてものすごく少ないです。
参考までに他の体育大学との学生数を比べてみたいと思います。
鹿屋体育大学 | 日本体育大学 (体育学部) | 大阪体育大学 (体育学部) | 国際武道大学 |
768名 | 3,928名 | 2,202名 | 1,654名 |
その差は一目瞭然です。学生数が1,000人を下回っているのは鹿屋体育大学だけです。日本体育大学と比べるとなんと約5分の1です。
その学生数の少なさの中であっても競技レベルは他大学とほぼ変わりません。全国大会でも他の体育大学と互角以上の成績で戦っています。
つまり、鹿屋体育大学は本当にその競技に精通した学生が在籍していることになります。そんな人たちと同じ環境で授業ができると思うとワクワクしますよね。
手厚いサポート
鹿屋体育大学は学生数が少ないものの、教授の人数は他大学とほぼ変わりません。
つまり、教授一人当たりの担当できる学生数が少ないため、教授が一人一人の学生に対してより時間をかけることができます。自分がわからない部分やもう少し深く知りたいことについて教授にゆっくりじっくりお話を伺うことができます。
また、鹿屋体育大学は教授のなかにも日本選手権優勝経験者や世界大会準優勝の経歴を持つ方がいます。
授業ではそんな先生方から基礎から教えてもらうことができ、部活動に所属すればより競技力向上へのアドバイスをもらうことができます。
授業においても、部活動においても鹿屋体育大学のサポートは手厚く、しっかりしています。
全国に仲間が増える
鹿屋体育大学には北は北海道から南は沖縄まで全国いろんなところから学生が集結します。私も千葉から来ましたが、周りの人に出身地を聞くと本当にいろんなところからきています。もちろん、留学生もいますのでその範囲は日本にとどまりません。
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日本全国から学生がやってくるので、実家から通っている学生は希少種です。ほとんどの学生が一人暮らしをしているので一人暮らしの知恵などを共有して仲良くなることもあります。
今はこういったご時世なのであまりないかもしれませんが、互いのアパートを行き来してパーティーを開催するなんてことも多いようです。
そうして仲良くなった友人関係が日本全国に広がるので、自分の人生の視野が一気に広がった感じがします。
また、大学は鹿児島にありながら鹿児島弁だけではなく様々な地域の方言なんかもゲットできるかもしれません。私の体感では「福岡」と「大阪」の方言がいたるところから聞こえてきます。
地域とのつながり
鹿屋には大学が鹿屋体育大学しかありません。そのため、地域の方々も鹿屋体育大学に多大なる支援をしてくれます。
昨年末に学内でクラスターが発生してしまった際にも食料や飲み物などをたくさん差し入れてくれました。
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他にも鹿屋体育大学では公開講座として、地域の方々を対象に学生が専門種目の指導を行う講座を開講しています。そうして鹿屋体育大学生の知識を地域の方々に提供しています。
また、地域のお店でも鹿屋体育大学生だということを伝えると少しサービスしてくれるお店もあります。そんな地域の方々と深いつながりができるのも鹿屋体育大学の醍醐味の一つです。
鹿屋市民になって
鹿屋体育大学に入学するということは同時に、鹿屋市民になった。ということになります。世間一般から見れば田舎で都会に比べれば魅力は少ない市ではあります。
最後はそんな鹿屋市民になってよかったことを書いていこうと思います。
お金に対する感覚が変わる
鹿屋にはディズニーやUSJのようなテーマパークも、イオンやジャスコのような大型ショッピングモール施設もありません。かろうじて娯楽施設としてはカラオケがあるくらいです。
そんな鹿屋では、娯楽費、いわゆる遊びに使うお金が高校生までに比べて格段に減ります。
その代わりに何にお金を使うようになるのかというと、圧倒的食費です。アスリートはただ単に三食食べるもの以外にもプロテイン、サプリメントなどに多額の金額を使います。
また、三食食べるものにも気を付けて生活しなければいけないため必然的に食費がかさむのです。
都会の大学ですと、私の勝手なイメージですが「遊びにお金使っちゃったから今月は食費節約しなきゃ~」ということがあるかと思います。アスリートがそんな状態に陥ることは一大事ですので、娯楽費が勝手に少なくなる分身体作りの主である食事にお金を使うようになるのです。
圧倒的ごはんのおいしさ
これは最初の記事でも少し紹介しましたがもう少し深く書きたいと思います。
鹿屋はカンパチの名産地として有名なだけあって海鮮料理がびっくりするほどおいしいです。
また、鹿児島では黒豚などが有名なため肉料理、特にとんかつは脂身も少なくジューシーで他のものとは比べ物にならないくらいおいしいです。
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上の写真の料理の味はどれも一級品です!しかもその料理が1,000円前後というとてもリーズナブルな値段で食べられる点も素晴らしいです。
それに、スーパーなどに売っている刺身などのパックもつれたての魚をさばいて売られているので、味が落ちることもありません。スーパーでお手軽においしい生鮮食品が買えるのも鹿屋のいいところです。
大自然囲まれた生活
鹿屋には大学の周りにはもちろん大学を少し出たところにも緑が広がっています。都会の窮屈なビル街の中で生活するよりもより広い心で優雅な生活を送ることができます。
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こんな夕焼けが鹿屋ではどこでも見ることができるのです。1日の終わりに見たらその日の疲れが吹っ飛ぶこと間違いなしです。
鹿屋の大自然については前の記事でもっといろんなことを書いているのでそちらも併せて見て下さい。
鹿屋体育大学生はいいことばかり!
今回もこのような記事に目を通してくださりありがとうございました。
ここまで書いてきた「いいところ」が鹿屋体育大学にはすべて詰まっています。ここまで記事を読んでくれた皆さんならこんな最高の大学を選ばない手はないでしょう。
もちろん他大学にも他大学の良さ・すばらしさはたくさんあるかと思います。
娯楽施設が充実してリフレッシュできるような大学に行くのも全然悪くありません。大事なのはその大学に行って4年暮らすことに後悔がないか。だと思います。
そういわれると悩みが増えてしまうかもしれませんが、鹿屋だって住めば都です。自分の選んだ大学で自分らしさが最大限発揮できるよういろんな情報を集めて大学を選んでいってください。
最後に一言だけ。私が今まで見たり聞いたりした大学の中で
鹿屋体育大学が最高です。
では、また次の記事でお会いしましょう。