大学受験にとって最も重要な時期である、勝負の夏ももう少しで終わろうとしています。みなさんはこの夏は有意義なものにできたでしょうか。
早稲田大学の資料請求はこちら上手な参考書選びの方法とは
大変な毎日を送っている受験生の皆さんですが、勉強するときには何を一番重視しているのでしょうか。
勉強時間を確保したい人、勉強環境を整えたい人、効率的な学習をしたい人、様々だと思います。しかし、どのようなパターンに対しても共通して重要であることがあります。
それは参考書選びです。
さらにみなさんはこの疑問に陥ることだと思います。
「どの参考書が一番いいのだろう」
筆者も高校生時代には頭を抱えたものです。先生に相談しても、先生によって違うし、インターネットにもたくさんの情報があふれており、どれを使えばいいのかを迷ってしまうのです。
それもそのはず、参考書選びはこれから何百時間も勉強を共にする相方を決めるようなもの、迷って当然なのです。そこで、今まさに参考書選びで困っている皆さんに向けて言いたいことがあります。それは、
「自分の学力レベル、または目指す大学のレベルの参考書であればどれでもいい」
ということです。さっと目を通してみて、明らかに自分のレベルにあっていないものや、明らかに相性が悪いものを除いては、どれを使ってもいいと思っています。
しかし、ベストセラーや有名な専門家がおすすめする参考書も世の中にはあるのもまた事実。
おすすめ参考書紹介#単語帳
今回は私が高校3年生のときにボロボロになるまで使い込んだおすすめの参考書を紹介します。
まずは英語について。
英語は、文法やイディオム、単語など様々な知識が必要であり、その知識がないと、問題が解けないなんてこともざらにあります。その反面、知識さえついてしまえば、問題をすらすら解くことができ、得点力アップにもつながります。
その知識の中でも、最も単純暗記なのは、単語です。
筆者の高校時代の勉強法は、ある単語帳を1冊完璧に仕上げることのみでした。これをこなして晴れて大学合格をつかむことができたのです。
その単語帳とは、
「システム英単語」です。
この「システム英単語」のおすすめポイントとしては、赤シートで確認することができて一問一答形式で、隙間時間で勉強できることはもちろんですが、愛用した筆者から、おすすめポイントを3つ紹介したいと思います。
1点目は、単語と一緒にイディオムも載っていることです。
単語にイディオムの情報も加えられていることで、何回も単語の意味を繰り返しているうちに、イディオムまでいつの間にか頭の中に入っていたなんてことも少なくはありませんでした。
このイディオムが出題されて得点に直結したこともありましたし、英作文を書くときにも、その引き出しを増やすことができた実感があります。みなさんも「システム英単語」を使う機会があれば、最初は軽くでもいいのでイディオムにまで目を通すことを意識してみてください。
2点目は、多義語がまとめてピックアップされている章がある事です。
多義語は、一つの英単語に対して、複数の訳を持っている英単語の事です。
文法問題を解いている時にもよく遭遇するかと思います。問題によっては、多義語をどう訳すかで解釈が大きく変わってしまうなんてこともあるため、多義語の意味や、想定される使用場面などをあらかじめ押さえておくと、とても力がつくのです。
その点「システム英単語」では、上記のような要勉強事項である多義語をわかりやすくグルーピングしているだけではなく、それぞれの訳に対しての例文まで用意されているのがさらなる魅力です。
これによって、せっかく多義語の意味を複数押さえたのに、いざ試験になったら判断できないというシチュエーションにも備えることができます。訳やその例文が充実しているということは、それだけ情報量も多いということなので、覚えるのにも一筋縄ではいきません。みなさんにはぜひ根気よく取り組んでいただけたら幸いです。
3点目は、各章の間のページに、ジャンル別英単語シリーズのコーナーがある事です。
これは、各章の間ごとに、毎回、動物や虫、物質名などジャンル別で英単語をグルーピングしたものです。筆者は「システム英単語」を愛用していたので、最初は隈なく読んでいる過程で、何気なく目を通していましたが、筆者のまわりの友人は、見てない人も少なくはありませんでした。
なぜ、そんな部分を皆さんにお勧めするのか、それはあるきっかけが理由です。それは英語の長文の勉強を始めた時期の事でした。
今まで何気なく目を通していたジャンル別英単語が、試験でちらほら出るのです。例えば動物の名前がいい例です。英語の長文の最初に見知らぬ英単語が出てきた場合、それは動物の名前なのですが、通常はその後の英文を読み進めていくにつれて、その動物の特徴などの説明を受けて推測する場面はよくあります。
しかし、ジャンル別英単語を勉強していたおかげで、最初からどんな動物かが分かり、そのおかげでその後の文章も読解もスムーズに進むなんでこともしばしばありました。
受験勉強のためである以上、時間は有限ではありますし、人によって英語に割くことのできる時間というのもそれぞれではあると思いますが、余力がある人、またただ単に動物の名前等に興味がある人、またそうでなくても勉強につかれてやる気が出ない時間などにでも軽く目を通していただけたらと思います。
ほんの少し目を通すだけで、他の受験生にアドバンテージを取ることができると思います。気になった人はぜひ使ってみてください。
コンテンツも豊富で、自分のレベルに合っていたため、この英単語帳を愛用してきました。
しかし、受験を突破した要因としては「システム英単語帳」を使ったからというよりは、何回も反復して、精度の高い暗記をしたからだと思います。
そのことから皆さんに一番にお伝えしたいことは、
一冊を完璧にする!!!
ということです。皆さんも自分に合った単語帳を見つけて、精度の高い暗記ができるように根気よく学習を進めていきましょう!
Amazonで見るおすすめ参考書#イディオム・文法
イディオムや文法を学習するにあたって、筆者が皆さんにお勧めしたいのは、
「Vintage」です。
「Vintage」に出会うことができて本当によかったと今でも感じています。そんな私が皆さんにお伝えしたい「Vintage」のおすすめポイントは3つあります。
1つ目は、イディオムや文法を問題形式で覚えることができるということです。
単にイディオムや文法を暗記するのではなく、問題形式でアウトプットをすることができるため、
インプットとアウトプットを同時に行うことができ、時間がたっても忘れにくい、本質的な理解をすることができます。
問題形式も穴埋めの4択なので、共通テストの試験の形式にも近く、本番を想定した勉強をすることができるというメリットもあり、また、同じような問題が実際に試験に出題されるということもあります。
せっかく知識をインプットしても、回答に活かせなければ勉強した意味がありません!!
その点、それを同時に行うことができるというのはコストパフォーマンスも良く、受験生にとってはとてもありがたいことだと思います。
2つ目は、分野によって強弱がつけられているという点です。
すべての範囲を網羅的に学習することはとても難しいことです。どんなに前から勉強を始めていても、またどんなに毎日勉強時間を確保しようとも、これを成し遂げて受験に臨んだ受験生は少ないはずです。
だからこそ、頻出で重要な分野や、難解ではあるが必要な分野は、他の分野に比べて重点的に注力することが肝要です。
その点「Vintage」は、重要度に応じて、各分野の取扱い具合に強弱がつけられており、難解な分野でも、十分な理解をすることができるのです。
3つ目は、音声データが付録として付いている点です。
英語の受験勉強において、特になおざりになりがちなのが、リスニングです。
単語や文法、イディオムは参考書一冊あれば学習することができますが、リスニングは、わざわざCDをセットして音声を流す必要があるため、取り掛かるためのハードルがどうしても高くなってしまい、十分に勉強できないのです。
その点「Vintage」の音声データは無料で、YouTubeを通じて利用することができるため、取り掛かるためのハードルが下がっています。
これを利用して学習することで、イディオムや文法の暗記に加えて、リスニング対策もすることができ、一石二鳥で勉強することができます。
音声に合わせながら一緒に声に出すことで、徐々に英語学習が楽しくなり、モチベーションが下がることなく、最後まで学習することができました。みなさんもぜひ挑戦していただけたらと思います。
Amazonで見るいずれも自信をもってお勧めできる参考書なので、この文章が受験生のみなさんの役に立てば幸いです。
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