こんにちは。めぐみです。
大学生になったら是非トライしてほしい、ビジコンについてお話します!
大学2年次で実際にビジコンに出場した私が、ビジコンの魅力について体験談を交えてリアルにお伝えしますよ~👍
「大学生になったらこんなことやってもいいな…」と妄想を膨らませながら、ぜひ気楽な気持ちで読んでみてくださいね!
以下に当てはまる人に特におすすめの記事です。
- せっかくなら大学生活を充実させたい
- 学生のうちからビジネスに触れてみたい
- 仲間と切磋琢磨する経験がしたい
- 新しいことに挑戦したい
目次
ビジコンとは
<基本中の基本>ビジコンって何?
高校生の皆さんの中には「そもそもビジコンって何…?」という人も多いのではないでしょうか。
ビジコンとはビジネスコンテストの略で、以下のように定義されています。
ビジネスコンテストとは、参加者がビジネスモデルを作り、その完成度と新規性により優劣を競うコンテストである。
(Wikipediaより)
「準備してきたものを提示して評価を受ける」という意味では、スピーチコンテストや何かのオーディションのようなイメージに近いかもしれません。
ビジコンの場合、この「準備してきたもの」にあたるのは「ビジネスプラン」です。
企画書を作り審査を通過すると審査員の前でプレゼンする機会を得ることができます。
<もっと知りたい人向け>ビジコンの具体的なイメージ
ここでビジコンに興味が湧いた!という人のために、もう少し詳細をお話ししようと思います。
どんな形式があるのか
一口にビジコンと言っても、様々な大会が存在します。
形式は主に以下の3種類です。
- 【企業主催】インターンシップ(志望動機を事前に提出する)
- 【マイナビ等の就活支援媒体主催】全国または地域で参加者を募る
- (ビジコンのお題や参加企業は複数ある場合が多い)
- 【大学内】で行われる(その大学の学生のみ参加できる)
こうしてみると、形式によって規模が全然違いますよね。
全国大会等の大規模な開催の場合、審査員のフィードバックを基に企画や発表の中身をブラッシュアップしながら、複数回プレゼンすることもあるようです。
受賞すると賞金やプレゼントをもらえることもあり、参加者のモチベーションになっています👌
また、開催時期や参加可否も異なりますので、自分に合った大会を選んで参加することが大事です。
どんなお題に沿って評価されるのか
ビジコンのテーマには、世の中もしくは参加企業が実際に抱える課題に関するものが多くあります。
例えば、SDGsの目標を達成するためのアイデアや地域の観光客を増やすための施策、自社のサービスを広めるための方法といった感じです。
これを聞いて「あれ?」と思った人、いませんか?
そうなんです、ビジコンのお題ってめちゃくちゃ難しいんです。
それもそのはず、ビジコンでは、世の中で長い間解決策が出ていない問題や企業が未だ実現できていないモノ・サービス、つまり、正解のない解決困難な問題について考えます。
社会に出たことがない大学生にそんなことできるの?と思いますよね。
もちろん、提案するビジネスプランにある程度の実現可能性は必要です。
でも、ビジコンでは「頭の固い社会人では出せないような斬新なアイデア」も求められているため、学生ならではの視点で考えられた新規性や大学で学んでいる学問を活かした専門性といった観点も評価対象になるのです。
国や企業のレベルで提示されている問題でも、自分の身近なところで意外な解決のヒントを見つけることがあるので、縛られることなく自由な発想ができるのはビジコンの魅力のひとつといえます✨
ビジコン参加のメリット
続いて、ビジコンに参加するとどんなメリットが得られるのかを解説します!
意識の高い人達と仲良くなれる
ビジコンに参加する学生は、他の人に比べて社会への問題意識や新しいことに挑戦する向上心を持っていることが多いです。
なぜなら、ただ学生生活を送っているだけでは得られない、「何かを変える、もしくは生み出す」ための提案を必死で考え抜く経験がビジコンでは得られるからです。
優秀な人達とアイデアを出し合ったり、発表練習をしたりしていると、自然と彼らとの関係性ができてきます。
私も実際、ビジコンの時の仲間とは今でも連絡を取り合っていて、オンラインで近況を話したりちょっとした食事会を開いたりすることがあります。

仲間に聞くと、就活前に企業でインターン(就業体験)をしている人や起業の手伝いをしている人など、ビジコン後も精力的に活動している人が多く、「自分も頑張らなきゃ!」と良い刺激になりました👍
また、ビジコンでの出会いがきっかけで先輩の所属するサークルに入れたり、起業家やユニークな社会人の方とお話しする機会ができたりと、効果的に人脈が広がったことが実感できています。
学生のうちからビジネスについて考えられる
学生の間にビジネスに少し触れておけるという点も、ビジコン参加の大きなメリットのひとつです。
先程ちらっと説明したビジコンの流れを思い出してみてください。
他人と一緒にアイデアを出しまとめる、パワーポイントでわかりやすい資料をつくる、プレゼンの練習をするといったビジコンの準備過程は、実は社会人の方が行っている仕事の一部に近いんです。

また高い評価を得るには、提案の根拠や背景をしっかり提示して審査員を納得させなければならないので、政府や企業が出している信頼性の高いデータや独自に実施した現場調査・アンケートの結果を使うこともあります。
色々と書いてしまいましたが、私が言いたいのは、ビジコンを経験することで、早いうちからビジネスの難しさやおもしろさを体感できるということです。
論理的に物事を考えたり、限られた時間の中で最大限良いアウトプットができたりといったスキルは、将来社会人になった時に必ず重宝しますよ。
チームで目標に向かって努力する経験ができる
ビジコンに限ったことではありませんが、チームで目標達成のために努力できることもビジコン参加の良い点といえるでしょう。
ビジコンでは、通常2~4名の学生が集まり、数週間~数か月で入念な準備を行います。
自分とは違う意見を持つ人と一緒にひとつの成果物を完成させるのは決して簡単ではありません。
でも、それぞれの個性や価値観、体験を活かしてアイデアを考えるのは楽しいですし、終わった後に達成感や喜びを共有できることはチームで取り組むからこその特権だと思います。
また、これ自体を目的にすることはあまりおすすめしませんが、就活時に聞かれる「学生時代に頑張ったこと」としてビジコンを挙げる学生も一定数いるようです。
確かに、「他人と協力して長期間にわたって何かに懸命に取り組むことができる学生だ」という証明になるのは事実ですね。
社会人になってからも他人とかかわって仕事を進める場面がほとんどなため、「自分はそういうの得意じゃないかも」と思っている人も、力試しだと思って一度トライしてみると良いですよ◎
<実体験>ビジコン、やってみてどうだったか?
結論、ビジコンに挑戦してみて、心の底から良かったなと思っています!!
私が参加したのは、県内の大学生限定で就活支援媒体が開催したビジコンでした。
1年生の時はゆっくりやりたいことを探せば良いと思っていたのですが、急にコロナ禍になったことで自分の無力さに気付き、「コミュニケーションが上手くなりたい」「何か新しいことに挑戦してみたい」と思ったのがきっかけです。
実際にやってみると、何度も壁にぶつかりました。
ほとんどの活動が慣れないオンラインという環境だったこと、チームメイトが皆初対面で学年学部ともにバラバラだったことから、最初は話し合いもぎこちなかったんです💦
でも、いろんな人が集まっているということは、それだけいろんな強みを持ったチームだということでもあり、最終的には決勝に進出できました。
いざプレゼン本番を迎えてから、その日は1日中アドレナリンが大放出して興奮状態だったのを覚えています((´∀`))

また、やって良かったと思った理由としては、次の3点があります。
- 自分の意外な強みを発見できた
- プレゼンの資料作成が得意になった
- 積極的に物事に取り組む主体性が身についた
ビジコンでの発見や行動が自信につながり、その後の物事への取り組み方も格段に変わったように思います🍀
これからビジコンに挑戦したいという人にも、ぜひ自分の中で「こうなりたい」といった理想の姿を決めて、望むものを最大限得られる機会にしてほしいです。
私の場合、最初に立てた「コミュニケーション力の向上」という目標はまだまだ達成できるようにもがいている途中ですが…(笑)
最後に
少しハードルが高いなと感じた人もいるかもしれません。
でも、学生というまだ知らないことの多い世代だからこそより良いアイデアを出せることもあり、意外にもビジネスの世界ではそういった若いチカラや発想こそが求められていたりします。
人生は一度きり!なので、自分が少しでも興味があることや好きだと思えることには是非全力でぶつかってみてくださいね👍
~今日のまとめ~
・ビジコンとは、参加者がビジネスモデルを作り、その完成度と新規性により優劣を競うコンテストのこと・ビジコン参加のメリットは3つ!
①意識の高い人達と仲良くなれる
②学生のうちからビジネスについて考えられる
③チームで目標に向かって努力する経験ができる・結論:興味があるなら全力でチャレンジしよう!