こんにちは!ぱおです!
私は、早稲田大学で夏休みに3週間のロンドン短期留学を経験しました。
今回のブログでは、UCL(University College London)のプログラムで寮生活をしながらロンドン中のアートスポットを巡った体験をお届けします。
ロンドンといえば、イギリスの文化や歴史を象徴する街ですよね。
大英博物館やロンドン塔のような観光名所はもちろん、音楽や演劇、アートの本場としても知られています。
そんなロンドンでの短期留学中、私は「とにかくたくさんのアートに触れる!」をテーマに、できる限りいろんな場所を回ってみました。
短期留学といえど、授業は意外とハード。
平日はUCLの講義や課題に追われる毎日でしたが、週末や授業後の時間をフル活用して美術館や観劇、街中のアートスポットに出かけることに。最初は「行ける場所なんて限られてるかも」と思っていたけど、ロンドンの効率的な公共交通機関のおかげで意外とあちこち巡れました。
この記事では、そんな3週間の短期留学中に訪れたスポットを、いくつかピックアップしてご紹介します!
行く前に調べていた情報だけでは分からなかった現地での体験や、自分が感じたこと、ちょっとした豆知識も交えながら書いていくので、これからロンドンを訪れる予定の方や、短期留学に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
これから紹介するスポット一覧
美術館博物館系
1. 大英博物館
歴史と芸術が融合した世界的な博物館。エジプトのミイラやロゼッタストーンといった圧巻の展示が目玉。
2. Tate & Tate Modern
テムズ川沿いにあるモダンアートの聖地。現代アートから印象派の作品まで、多彩な展示が楽しめます。
3. V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)
ファッションやデザイン好きにおすすめのスポット。豪華な装飾品や歴史的なドレスが見どころ。
4. 自然史博物館
建物自体が芸術!恐竜の化石や地球の進化をテーマにした展示が、子供から大人まで楽しめる場所です。
5. ナショナル・ギャラリー
トラファルガー広場に位置するロンドンの代表的な美術館。ゴッホやモネの名画を間近で見られます。
6. ウォレス・コレクション
貴族の邸宅を改装した、隠れた名所。ヨーロッパの美術品や家具が美しく配置されていて、静かに楽しめました。
観劇体験
1. レ・ミゼラブル
イギリス発の歴史的なミュージカル。舞台演出の壮大さと役者の歌声に圧倒されました。
2. オペラ座の怪人
美しいセットと独特の雰囲気で心が震えた作品。ロンドンならではの上質なエンタメを体感。
3. ライオンキング
ディズニーの名作が舞台で息を吹き返す瞬間。衣装や音楽のクオリティがすごい!
4. アナと雪の女王
ディズニーファン必見の新しい作品。舞台ならではの魔法演出に感動しました。
その他アートスポット
1. バンクシーの作品巡り
街中で見つけると「これ本物!?」と興奮するストリートアートの数々。
2. アビーロード
ザ・ビートルズのアルバムジャケットで有名な横断歩道。音楽ファンなら外せない!
次の章では、これらのスポットをそれぞれ詳しく掘り下げていきます!なかでも特に印象的だった美術館や観劇のエピソードをお楽しみに。
各スポットのおすすめポイントと感想
美術館・博物館巡り
大英博物館
ロンドンに来たら絶対に行きたかった場所、それが大英博物館です!
地下鉄「Tottenham Court Road」駅から徒歩5分ほどの場所にあり、外観からして荘厳な雰囲気が漂っています。
私が訪れたのは滞在初期で、まだロンドンに慣れていない頃でしたが、広々としたエントランスホールに足を踏み入れた瞬間、その壮大さに息を呑みました。
エジプトのミイラやロゼッタストーンなど、教科書でしか見たことがなかった歴史的な展示物がずらり。実際に見ると、「本当にこんなものが昔から存在していたんだ」と感動の連続でした。
特に印象的だったのは「ミイラコーナー」。古代エジプトの文化を間近で感じられる展示は、歴史を学ぶ楽しさを再認識させてくれました。
あと、入場が無料というのも素晴らしいポイント!
短期留学中の学生にとって、こうした無料スポットはありがたいですよね。ただし、人気の場所なので平日の早い時間に行くのがおすすめです。
予約はしておいた方が良いです!
Tate & Tate Modern
アート好きにはたまらない「Tate」と「Tate Modern」。どちらもテムズ川沿いに位置していて、美術館巡りの後に川沿いを散歩するのも素敵な体験でした。
Tateでは、ターナーや印象派の作品が特に印象的。アートを「難しい」と思いがちだった私でも、感覚的に楽しめる展示が多くて良かったです。
一方のTate Modernは、建物自体が現代的でカッコよく、展示も尖った現代アートが多め。正直、理解できない作品もありましたが(笑)、それも含めて新鮮でした。
私はダリの作品が大好きで、ロンドンにはあまり無いのですがここにはあってとても満足でした!他にもピカソの作品が多くありました!
「ピカソっぽい」作品だけでなく、青の時代のものもあるので必見ですよー!
ほかにもテムズ川を見下ろせる上層階の展望スペースは、アート以外でも見どころの一つです。
V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)
ファッションやデザインに興味があるなら絶対に訪れるべき場所!
V&Aは、歴史的な装飾品や衣装の展示が充実していて、特にイギリスならではのゴージャスなドレスコレクションに圧倒されました。友達と「このドレスを着てみたいよね~」なんて話しながら歩いたのもいい思い出です。
私が行った時は、テイラーの展示会が開催されており、MV撮影に使用された衣装などが飾られていました。
また、展示だけでなく建物そのものも素敵で、何気ない廊下や天井のデザインにも見入ってしまいました。カフェスペースもおしゃれで、軽食をとりながらゆっくり過ごせるのも魅力的でした。
私はここでスコーンを食べました!
ロンドンナショナル・ギャラリー
トラファルガー広場に面したロンドンの代表的な美術館です。
ゴッホの「ひまわり」やモネの「睡蓮」など、超有名な名画が多く、初めて実物を見たときは感動で鳥肌が立ちました。展示の仕方がとても上品で、作品に集中しやすい雰囲気が良かったです。
また、美術館自体が広いので、1日かけてじっくり回るのがおすすめ。ただ、短期留学中は時間が限られているので、見たい作品を事前に調べて行くのが効率的だと感じました。
ナショナル・ギャラリーは、入場無料であることも大きな魅力。
観光の合間にふらっと立ち寄れるので、時間が限られた留学中でも何度か訪れることができました。美術に詳しくなくても、その場に立つだけで作品のエネルギーを感じることができる特別な場所です。
自然史博物館
建物がとにかく美しい!
自然史博物館(Natural History Museum)は、恐竜や動物、地球科学に興味がある人には最高のスポット。地下鉄「South Kensington」駅から徒歩約5分とアクセスも便利です。
先ほど紹介したV&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)が隣にあります!
ヨーロッパの古い教会のような外観で、中に入る前からテンションが上がりました。展示内容は恐竜の化石や地球科学に関するもので、理系の友達と一緒に行ったのですが、博物館好きじゃない人でも楽しめるよねと話していました。
巨大な恐竜の骨格展示は圧巻の一言。まるで映画の中に入り込んだような気分でした。科学系の展示もあり、アートというよりは知的好奇心を満たすスポットという感じです。
ウォレス・コレクション
このスポットはあまり観光ガイドには載っていないですが、本当におすすめ!
少し隠れた存在の美術館で、地下鉄「Bond Street」駅から徒歩約5分の場所にあります。
貴族の邸宅を美術館として公開していて、まるで映画のセットに迷い込んだような体験ができます。アナと雪の女王に登場したことで有名になった『ブランコ』もここにあります!
室内には絵画や家具が美しく配置されていて、こんな家に住んでみたい!と友達と話していました。
訪れた時間帯が夕方だったので、少し空いていて静かに楽しめたのも良かったポイントです。ロンドン中心部から少し離れているので、時間に余裕があるときに行くのがいいかもしれません。
観劇体験
ロンドンのウエストエンドで心を震わせた4作品
ロンドンといえば、やっぱりウエストエンドのミュージカル。
短期留学中、どうしても観たかった4作品を実際に劇場で鑑賞しました。どれも雰囲気や演出が素晴らしく、心に残る体験となりました。ここでは、それぞれの作品の魅力を詳しくお伝えします!
レ・ミゼラブル
「ロンドンでミュージカルを観るなら絶対これ!」と友達に勧められて観に行った作品です。観劇前に内容を軽く予習していたものの、実際の舞台の迫力は想像を遥かに超えていました。
ロンドン版は、フランス革命の動乱を描く物語がよりダイナミックに表現されていて、歌声、演技、舞台装置すべてが完璧。
特に心を動かされたのは、主人公ジャン・バルジャンが歌う「Bring Him Home」。観客が静まり返る中、響き渡る彼の歌声に思わず涙が…。また、革命シーンでの群舞と合唱の迫力も圧巻。劇場全体がまるで戦場にいるような臨場感で、鳥肌が止まりませんでした。
観劇後、友達と「これは一生忘れられない体験だね」と語り合ったのも良い思い出です。物語のメッセージ性も強く、帰国後も何度もサウンドトラックを聴いて余韻に浸っています。
オペラ座の怪人
ロンドンで最も長く上演されている作品の一つで、劇場に入る前から期待値が高かった作品です。会場となるハー・マジェスティーズ・シアター自体がクラシックな雰囲気で、席に座った瞬間から特別な空間に包まれました。
舞台が始まるとすぐに、劇中劇のオークションシーンから物語に引き込まれました。特に印象的だったのは、有名なシャンデリアが劇場全体を駆け抜けるシーン。この演出は映画版では味わえない迫力があり、観客全員が息を飲む瞬間でした。
ファントム役の俳優さんの声量がすさまじく、彼が歌う「The Music of the Night」は圧巻のひと言。その悲しげで壮大な歌声がファントムの孤独を感じさせ、思わず感情移入してしまいました。また、クリスティーヌの透明感あふれる声も美しく、舞台全体がまるで夢のような時間でした。
劇場を出た後も、ロンドンの夜風に当たりながら頭の中で「オペラ座の怪人」のメロディーが響いていました。
ライオンキング
ディズニー作品が大好きな私が、どうしても観たかったのがこの「ライオンキング」。ロンドン版は舞台演出が特に評判が良く、期待していた通り素晴らしい体験になりました。
舞台が始まると、アフリカのサバンナを思わせる音楽が流れ、動物たちが客席から舞台へと歩いてくる演出が!目の前を歩く「ゾウ」や「キリン」の巨大なパペットを見た瞬間、思わず「すごい!」と声を上げてしまいました。これほどの迫力ある舞台演出は初めてで、一気に物語の世界に引き込まれました。
また、サバンナの情景を再現するセットや照明が本当に美しく、ディズニーの魔法を感じられる演出ばかり。動物を模した衣装やダンスは、まるで本物の動物たちが舞台上で動き回っているようでした。
「サークル・オブ・ライフ」のシーンでは、劇場全体がアフリカの壮大な自然に包まれる感覚を味わい、最後は観客全員でスタンディングオベーション!ディズニーファンでなくても楽しめる舞台だと思います。
アナと雪の女王
留学中の観劇体験を締めくくったのが「アナと雪の女王」。ディズニーの最新作のミュージカル版で、話題性もあって現地の家族連れにも大人気の舞台でした。
開演直後、映画でおなじみの「雪」の演出が始まると、会場全体が「おおっ!」という驚きの声に包まれました。映画を忠実に再現しながらも、舞台独自の工夫がたくさん取り入れられていて、子供から大人まで楽しめる内容。エルサ役の女優さんの歌声は圧倒的で、特に「Let It Go」のシーンでは自然と拍手が沸き起こりました。舞台全体の色使いや衣装も美しく、映画とはまた違った魅力を感じられました。
特に感動したのは、エルサが氷の城を作るシーン。舞台セットが次々に変化し、プロジェクションマッピングの技術を使った演出が幻想的でした。最後にアナとエルサが再会するシーンでは、隣の席の観客が涙を流しているのが見えて、私もつられて感動…。
観劇を通じて感じたこと
どの作品も、ロンドンならではのクオリティの高さと迫力を感じる素晴らしい体験でした。それぞれの舞台が全く違った個性を持っていて、「本場のミュージカルはここまで観客を魅了できるんだ」と感心しました。
短期留学中という限られた時間の中で観劇する価値は十分にあると思います。
観劇のコツとしては、事前にチケットを予約しておくこと。特に人気作品は当日券が手に入りにくいので、早めの計画がおすすめです。また、劇場ごとの雰囲気や席の位置によっても楽しみ方が変わるので、レビューなどを参考に選んでみてください。
その他スポット:街中で見つけたアートと音楽の聖地巡り
美術館や観劇だけでは物足りない!ということで、ロンドンの街中や有名な音楽スポットも楽しんできました。ここでは、ストリートアートと音楽ファンなら外せない場所についてご紹介します。
バンクシーの作品巡り:街角に隠れた宝探し
ロンドンといえば、匿名のストリートアーティスト「バンクシー」の作品で知られる街。彼の作品は街のあちこちに点在しているので、まるで宝探しのように散策するのが楽しいんです。
私は最初、ネットで「バンクシー作品が見られる場所」を調べてから行ったのですが、現地では意外にも偶然見つけることが多くて驚きました。例えば、観光名所の近くや地元のちょっとした路地裏に、バンクシーの風刺の効いた絵がさりげなく描かれているんです。
初めて見つけた時は「本物かな!?」と大興奮!近くにいた地元の人に話しかけてみたら、「これ、数年前からあるんだよ」と教えてくれて、プチ交流もできました。
また、効率よく巡りたい方にはガイドツアーもおすすめ。私も週末に参加したのですが、ツアーガイドがバンクシーの背景や作品の意図を丁寧に解説してくれたので、ただ見るだけでは分からない深い意味も理解できました。
例えば、「Girl with Balloon」や「Rage, the Flower Thrower」のような有名作品は、平和や社会問題へのメッセージが込められていると聞いて、アートの新しい見方が身につきました。
街中のアートを探す楽しさは、ロンドンならではの体験だと思います。「バンクシーの作品を全部制覇する!」というテーマで散策するのも楽しいですよ!
アビーロード:音楽ファンの聖地で特別な一枚を
音楽好き、特にザ・ビートルズのファンにとって、「アビーロード」は絶対に外せないスポットですよね。
私もビートルズのアルバムジャケットで有名な横断歩道に行ってきました!
現地に到着すると、世界中から集まったビートルズファンが横断歩道で写真を撮っていて、なんだかとてもほっこりする雰囲気。
もちろん私たちも、「アルバムのジャケット風に撮ろう!」と友達と何度も挑戦しました。ただ、そこは実際の道路なので車が通るんです。撮影の合間に車を待たなきゃいけなくて、意外とタイミングを合わせるのが難しかったです(笑)。
さらに、横断歩道のすぐ近くにある「アビーロード・スタジオ」も訪問。スタジオの壁には世界中のファンが書いたメッセージやサインがぎっしりで、私も思わず「大好きな曲」を書きたくなりました。ビートルズを知らない人でも、この場所にはどこか特別な空気が漂っていて、訪れるだけで音楽の歴史を感じられるスポットです。
私は父親にお土産でレコードを買いました!
帰り道、ビートルズのアルバムを聴きながら寮に戻ったのも良い思い出。アビーロードはファンだけでなく、「音楽が好き」という人全員にとって、心が震える場所だと思います。
ロンドンの街中にあるバンクシーのアートや、アビーロードのような音楽の聖地は、観光名所とはまた違った魅力があります。
どちらも「偶然の発見」や「その場の雰囲気」が楽しめるので、あまり計画を詰めすぎず、気軽に訪れてみるのがおすすめです。
どちらも「これぞロンドン!」というエッセンスを感じられるスポットなので、ぜひ時間があれば足を運んでみてください!
次は短期留学×芸術巡りで得たことついてお話しします!
短期留学×芸術巡りで得たこと
ロンドンでの短期留学中に、美術館や観劇といった芸術体験を積み重ねた3週間。この時間は単なる観光以上の価値を私にもたらしてくれました。
ここでは、留学中にアートに触れたことで得た気づきや成長を振り返ります。
感性が磨かれた瞬間
美術館や観劇を通じて感じたのは、「芸術はただ見るだけじゃなく、自分の感性を刺激してくれるものだ」ということでした。例えば、大英博物館では歴史的なアートの壮大さに圧倒される一方で、Tate Modernの現代アートでは「これってどういう意味?」と考える楽しさがありました。
また、観劇では俳優たちの表現力や演出の緻密さに驚かされました。特に「オペラ座の怪人」のような作品では、ファントムの苦悩や孤独が舞台全体から伝わり、自分自身も物語に感情移入。感動の瞬間を共有できる劇場の雰囲気に魅了され、観るだけでなく「どうしてこんなに感動するんだろう?」と考えるきっかけにもなりました。
日本との違いを肌で感じた
ロンドンでのアート体験は、日本との文化的な違いを実感する機会でもありました。例えば、美術館の多くが無料で公開されていることは、イギリスが「アートを身近なもの」として考えている象徴だと思います。
入場料を気にせず、気軽に美術館に立ち寄れる環境はとても贅沢で、「こんなふうに文化が身近にある生活って素敵だな」と感じました。
また、観劇においても違いを感じる場面が多々ありました。劇場では観客が開演前からワクワクしながら過ごしていて、休憩時間にはカフェやバーで談笑する姿が印象的でした。
日本の劇場では、やや静かでフォーマルな雰囲気が多いですが、ロンドンではもっとカジュアルに舞台を楽しんでいるように見えました。この空気感が、さらに舞台の魅力を引き立てているのかもしれません。
自分の興味を再確認
ロンドンに来る前、私は「芸術好き」という意識があったものの、具体的にどの分野に興味があるのかは漠然としていました。
今回、いろいろな種類のアートに触れる中で、自分が特に好きなのは「物語性のある芸術」だということに気づきました。
例えば、ナショナル・ギャラリーで見たゴッホやモネの絵には、それぞれの人生や背景が深く刻まれています。また、「レ・ミゼラブル」や「アナと雪の女王」のような物語性の強いミュージカルも大好きでした。
芸術をただ「きれい」と感じるだけでなく、その背後にあるストーリーを考えることが、自分にとって大きな楽しみだと分かったんです。
自信と視野の広がり
アート巡りを重ねることで、少しずつ「新しいものを知ること」へのハードルが低くなったように思います。
特に現代アートや抽象的な作品に対して、以前は「分からない」と敬遠していた部分がありましたが、Tate Modernでの体験を通じて「分からないことを楽しむ」心の余裕が生まれました。
また、ロンドンの多文化的な環境の中で、異なる価値観や表現を知ることができたのも大きな学びでした。例えば、観劇ではロンドン独自のユーモアや社会的なテーマを感じられる作品も多く、国による表現の違いを肌で感じる貴重な機会でした。
忙しい日々でも「好き」を追求する大切さ
短期留学中は授業や課題も忙しく、「本当に時間が足りない!」と感じる日もありました。でも、そんな中でも週末や夕方の空いた時間を使ってアート巡りを続けたのは、「自分が好きなことを優先する楽しさ」に気づいたからです。
授業の後に観劇に行った日などは、疲れを感じるどころか、むしろエネルギーが湧いてくる感覚でした。
まとめ:ロンドンの芸術巡りを最大限楽しむコツ
今回の留学中に、ロンドンでの芸術巡りがもたらしてくれた経験は想像以上のものでした。短い時間でも充実した体験をするために、いくつか心がけたことがあります。
これからロンドンを訪れる方にもぜひ参考にしていただけたらと思います!
事前リサーチをしっかりと!
ロンドンには美術館や観劇スポットが数多くありますが、時間が限られている場合は、事前に行きたい場所をリストアップしておくのがおすすめ。特に観劇のチケットは人気の公演だと早めに埋まってしまうので、オンライン予約は必須です。
移動手段を把握する
ロンドンの公共交通機関(地下鉄やバス)は便利ですが、事前に路線図や乗り換えを確認しておくとスムーズです。Oysterカードや交通系アプリを使えば、時間もコストも節約できます。
クレジットカードのタッチ決済で電車が乗れるのはとても便利だなと感じました。
疲れたらカフェや公園でリフレッシュ
アート巡りは歩き回ることが多く、思った以上に体力を消耗します。疲れたときは美術館内のカフェや、公園で一息つくのも大事。特にロンドンの公園は緑が豊かで癒されますよ。
新しいものに挑戦する心を忘れない
普段は興味がないジャンルのアートや観劇も、ロンドンではぜひチャレンジしてみてください。「自分には分からない」と思っていたものでも、新しい発見があるかもしれません。
最後に、ロンドンでの芸術体験を通じて得られた「感性を磨く楽しさ」をぜひ皆さんにも味わってほしいです。
この街の魅力は無限大なので、ぜひ訪れる際は自分だけの特別なアート体験を見つけてください!
各スポットの基本情報
- 大英博物館 • アクセス: 地下鉄「Tottenham Court Road」駅から徒歩約5分
• 利用料金: 無料(特別展は有料の場合あり)
• 営業時間: 10:00~17:30(金曜は20:30まで)
• 備考: 歴史的な展示物が豊富で、無料で楽しめるのが魅力。 - 自然史博物館 • アクセス: 地下鉄「South Kensington」駅から徒歩約5分
• 利用料金: 無料(特別展は有料の場合あり)
• 営業時間: 10:00~17:50
• 備考: 恐竜の化石や科学に関する展示が見どころ。建物自体が美しい。 - ナショナル・ギャラリー • アクセス: 地下鉄「Charing Cross」駅から徒歩約2分
• 利用料金: 無料(特別展は有料の場合あり)
• 営業時間: 10:00~18:00(金曜は21:00まで)
• 備考: ゴッホやモネの名画が多数展示されている。 - Tate Britain • アクセス: 地下鉄「Pimlico」駅から徒歩約5分
• 利用料金: 無料(特別展は有料の場合あり)
• 営業時間: 10:00~18:00
• 備考: イギリス美術に特化した展示が多い。 - Tate Modern • アクセス: 地下鉄「Southwark」駅から徒歩約10分
• 利用料金: 無料(特別展は有料の場合あり)
• 営業時間: 10:00~18:00(金・土曜は22:00まで)
• 備考: 現代アートの代表的な展示が豊富。テムズ川沿いのロケーションも魅力。 - ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A) • アクセス: 地下鉄「South Kensington」駅から徒歩約5分
• 利用料金: 無料(特別展は有料の場合あり)
• 営業時間: 10:00~17:45(金曜は22:00まで)
• 備考: ファッションや装飾品が充実していて、デザイン好きにおすすめ。 - ウォレス・コレクション • アクセス: 地下鉄「Bond Street」駅から徒歩約5分
• 利用料金: 無料(特別展は有料の場合あり)
• 営業時間: 10:00~17:00
• 備考: 貴族の邸宅を改装した美術館で、静かに楽しめる。 - バンクシー作品巡り • アクセス: 地下鉄「Shoreditch High Street」駅周辺が中心
• 利用料金: 無料
• 営業時間: 24時間
• 備考: 街中に点在するため、ガイドツアーの利用がおすすめ。 - アビーロード • アクセス: 地下鉄「St John’s Wood」駅から徒歩約10分
• 利用料金: 無料
• 営業時間: 24時間
• 備考: ビートルズファン必見の横断歩道。交通量が多いので注意。
以上が各スポットの基本情報です。
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