タイ最北端の都市チェンライで10ヶ月の交換留学をしました。
日々の生活の中で感じた日本との違いについて書いていきます!
全員が凍えていても、冷房ガンガン
東南アジア・タイ。
そりゃあもちろん、暑いわけですよ。
だから教室で冷房を使うわけですね。いつも冷房はガンガンに効いているんですよ。
だから、外から教室に入ってきたときは、涼しくて気持ちいい。
とはいえ、20分もそこに座っていれば、さすがに寒くなるわけです。
だから、真夏でも上着は必須。
公共の場だし、自分の適温にはならないのは仕方ない。
でも、ですよ?問題は、
クラスにいる全員が凍えるほど寒がっているのに、冷房設定温度21度のままになってるんですよ(笑)
そのときは、学科の専門の授業で、1クラス30人くらい。
教室も小さめなので、冷房はすぐに効きます。
天井に扇風機も取り付けられていて、授業が始まってしばらくすると、寒くなります。
明らかにクラス全員が寒がっていて、私は真冬かと思うほど凍えていました。
それなのに、誰一人としてエアコンの温度を上げようとしないんですよ。
何でなんですかね。
寒いし、環境的にも経済的にもシステム的にも、温度上げた方がいいのは明らかなんですけど…
ほんっとに不思議です。寒すぎます。
この記事を書きはじめた今日(留学中のある日)も、この時期にしてはかなり気温が低く、長袖を着ていても外は寒く感じるのですが、
さっきの授業で教室に着くと誰かが冷房をつけたため、教室はもう極寒。
途中トイレ休憩に行ったのですが、トイレのほうが暖かくて。
ずっとトイレにこもっていたいくらいでした(笑)
それなのに、教室で前の席に座っていた子は、途中で上着を脱いで半袖になっていました…イミワカラナイ…
卒業式
タイの大学の卒業式は、日本と違って、学期終了時に行われるわけではありません。
私が通うMFUでは、卒業生が学期を修了してから約半年後に行われます。
というのもタイの国公立大学では、卒業式に皇族の方々が大学にいらっしゃるそうです。
そのため、タイ国内の大学によって卒業式のタイミングが違うそう。
それに日本の大学の卒業式よりも、みなさん親戚・友達一同でキャンパスで盛り上がっているようでした。
https://www.instagram.com/reel/DHTNH8epL23/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
私が留学した大学での卒業式の様子です↑
卒業式の1週間くらい前から、大学前の通りや大学構内は、花やその他の装飾で彩られ、とっても華やかで綺麗でした。
卒業式前後の数日間も授業が休みになるなどの対応がとられ、卒業式ムードでお祭り状態でした。

マクドナルドはごちそう!
日本でマクドナルドといえば、安くて手軽に買えるファストフード店ですよね。
でもタイでは、そう簡単には買えません。
その理由は、値段が高いのと、近くには店舗がないから。
タイにも、マクドナルドを始めとして、KFC、スターバックスなど、日本でも馴染みのあるチェーン店や、タイ国内でのみ展開しているローカルチェーン店があります。
しかし、このようなお店を見かけるのは、ガソリンスタンドやショッピングモールくらいです。
日本では、ショッピング施設以外でも、道沿いにファミリーレストランやファストフード店、カフェが建っているのをよく見かけると思います。
しかし、少なくとも私が知っている範囲では、ファミレスやファストフード店、大きめのカフェのチェーン店は、市街地のショッピングモール内やガソリンスタンドでしか見かけたことがないです。
規模が小さめのチェーン店は、テイクアウト専門で道端でも見かけます。
タイのガソリンスタンドは、日本の高速道路のサービスエリアみたいな感じです。
大きめで綺麗なトイレがあったり、スナック店やカフェなどが並んでいて、コインランドリーまであります。
こういうところでは、KFCやタイのチェーンカフェを見かけます。
また、Big CやCentral Plazaという、日本でいうところのイオンモールのようなショッピング施設が市街地にあり、ここではマクドナルドやスターバックスといったグローバルフードチェーンだけでなく、やよい軒やミスタードーナツ、ヤマザキパンなどの日本のチェーン店も進出しています。
しかし、このような大きめのチェーン店は値段が高いんです。
タイにあるレストランやカフェは、個人経営のお店が非常に多く、値段もリーズナブルです。
それらと比較すると、チェーンのフードショップは大抵値段が高く、日常的に利用するには厳しいかなって思いました。
だから普段は、街中にある個人経営のごはん屋さんやカフェを利用します。
ローカルな感じで、安くて美味い!あの雰囲気が恋しいです…
バイク社会
東南アジアがお好きな方は、バイクのイメージがあるかもしれませんが、たしかにタイもバイクが多いです!
大学に通っている子たちもみんな寮やアパートからバイクで来ています。
特に面白いのが、テスト期間。
どこの学年学科も、同じタイミングでテストがあり、テストが実施される建物も決まっています。
普段の授業なら、いろんな建物に分散し、授業の開始時間や終わる時間も違う(日本のように時間割が決められているのではなく、科目によって8時に始まったり8時半に始まったりします。過去の『【1年生に戻った気分!?】タイ留学日記―現地の授業に出席!―』でも紹介しているので、良かったら見てみてください)のですが、テストの時は大体みんな同じ時間で、教室も特定の建物に集中しているので、駐車場が大変なことになります(笑)

画面外にもズラリと並んでいますよ。
そして普段生活するにも、やっぱりバイクがあると圧倒的に便利です。
キャンパスがあまりにも広く、無料シャトルバスが走っているとはいえ、時間の制約もありますし、キャンパス外へ買い物やごはんを食べに行くのも、バイクが欲しくなります。
私はたまに友達に乗せてもらって、歩くには少し遠い店でご飯を食べたり、市街地へ出かけたりしました。
ちなみに、自転車は?って思った方、いますかね。
一般的な自転車(ロードバイクではない)は、なかなか見かけません。
というのも、歩道がなかったり、歩道があってもデコボコしていて、歩きスマホすらできない(歩きスマホはしてはいけないというのは大前提ですが、日本なら、ながら歩きもできるくらい道が舗装されていてすごいなって、タイに来て気づきました)。
大きな道路から奥に入った車通りの少ない道でなら、近所の子供たちが自転車に乗っているのも見かけます。
しかし基本的には、自転車に乗っている人はかなり少なく、いるとしてもロードバイクを運転しているくらいです。
私も普段は日本で最寄り駅まで自転車で行っているので、タイでも自転車を買って移動しようと思っていたのですが、現地に着いてみたら、そういう状況ではないなと(笑)
暑い中歩いたり、バスとうまく時間を合わせたりして生活していました。
イヌ・ネコがそこら辺にたくさんいる
外歩いていると、イヌとかネコがたくさんいます。
ネコは飼い猫であることが多いのですが、イヌは野良犬です。
しかも、ほとんどが大型犬なので、最初は襲われないか怖かったです。
大学の建物内にもイヌさんはやってきて、通路とかで寝ています(笑)
人慣れしているので、私たちがそばを通っても逃げません。
なのである友人は、
友達と話しながら歩いていたら、床で寝ているイヌに気付かず蹴りそうになった
と言っていました(笑)
ほんとうにそのくらいどこにでもいますし、彼らも我々を気にすることなく堂々と寝ています(笑)


コケコッコーもたくさんいる
タイではよくニワトリが家で飼われています。
バイクで小さい道を走っていると「コケコッコー」っていう声をよく聞きます。
のどかで面白いな~って思います。
なんか個人的にニワトリが好きになって、自分もニワトリ飼いたくなっちゃいました(笑)

おわりに
以上、タイで10ヶ月ほど生活して気付いたことまとめでした。
不便なこともありましたが、やっぱりあの頃の生活が恋しいです…
過去の記事でもタイの生活について紹介しているので、ぜひ読んでみてください!



