こんにちは、なおきです!
大学生になってから、「電車だけじゃ行けない場所に行きたい」「時間や路線を気にせず自由に動きたい」と思うことが増えました。
そんなときに頼りになるのが、やっぱり車です。
ドライブなら、友達と好きなタイミングで集まって、好きな場所へ、好きなルートで向かうことができる。
道中の寄り道も、車内トークも、全てが旅の一部になるからこそ、電車旅とはまた違う特別な思い出になるのだと思います。
私自身、大学生になってから本格的にドライブの楽しさを知りましたが、振り返ってみると、そのきっかけは高校生のときに免許を取ったことにさかのぼります。
付属校に通っていたため、受験勉強のプレッシャーがない春休みを使って、早めに免許を取得。最初のドライブは、高校からの親友と二人で、練習がてらひたち海浜公園まで出かけたのが始まりでした。
この記事では、そんな私のドライブ体験をもとに、ドライブの楽しさやちょっとしたハプニング、大学生ならではのリアルなエピソードを交えながら、ドライブの魅力をたっぷりお伝えしていきます。
これからドライブに挑戦してみたい人も、すでにドライブ好きな人も、ぜひ一緒に旅のワクワクを思い出しながら読んでもらえたら嬉しいです!

目次
ドライブデビューのススメ
大学生になると、行動範囲がぐっと広がります。
授業やアルバイトの合間、ふと空いた休日に、「ちょっと遠出してみたいな」と思うことも増えてきました。
そんなとき、圧倒的に自由度が高い移動手段、それが「ドライブ」です。
ドライブの一番の魅力は、やはり自由度の高さにあります。
電車やバスの時刻表に縛られず、自分たちのペースで動けること。好きな場所で休憩できるし、予定をその場で変更することもできる。
道中で「なんかこの道いい感じだから寄り道しよう!」なんて即興の楽しみ方もできるのは、ドライブならではの醍醐味です。
特に、大学生のうちはスケジュールも比較的フレキシブル。
平日の空いている時期を狙って、混雑を避けたドライブができるのも大きなメリットです。
さらに、意外に思うかもしれませんが、ドライブはコスパがいいんです。
確かにガソリン代や高速代、駐車場代はかかりますが、それを数人で割り勘すれば、1人あたりの交通費はかなり安く抑えられます。特に3人以上で乗ると、電車賃よりも圧倒的にお得なケースも多く、しかも車内というプライベート空間を楽しめるわけですから、満足感は段違いです。
そして何より、ドライブは非日常感を味わえる最高の手段でもあります。
ただ移動するだけなのに、車の窓の外に次々と変わる景色を見ながら、友達と他愛もない話をしているだけで、まるで「小さな旅」をしている気分になれる。
音楽を流したり、コンビニに寄ったり、地元のラジオ番組を聞いたり——そんな些細なことすら、特別な思い出に変わっていく感覚は、ドライブならではの魅力だと思います。
とはいえ、「ドライブしてみたいけど、どこに行けばいいかわからない」という初心者も多いはず。
そんな人におすすめなのは、程よい距離感とわかりやすいアクセスを兼ね備えた場所です。
たとえば、
- お台場や湘南エリア(首都高の練習にもなるし、海を感じられる)
- 箱根・芦ノ湖エリア(少し遠いけど、温泉や観光地が充実していて達成感あり)
- 高尾山や奥多摩(自然を満喫できるプチアウトドア旅にぴったり)
などは、初心者ドライバーにもおすすめのエリアです。
重要なのは、「無理のない距離設定」と「駐車場のわかりやすさ」。
初めてのドライブでいきなり都市部の複雑な道路に挑むと、運転に集中できず疲れてしまうので、できれば高速道路を使ってアクセスしやすく、現地でも車を停めやすい場所を選ぶといいでしょう。
また、道中も楽しめる場所を選ぶと、目的地に着くまでの時間すら楽しくなります。
サービスエリアでグルメを堪能したり、途中の観光スポットにふらっと立ち寄ったりするのも、ドライブならではの醍醐味。
目的地だけにとらわれず、移動時間そのものを「旅」として楽しむ視点を持てると、ドライブの楽しさは何倍にも広がります。
【初ドライブ】ひたち海浜公園でネモフィラを満喫
私たちの初めての本格的なドライブ旅は、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」でした。
メンバーは高校時代からの親友。どちらも免許を取ったばかりで、正直運転にはあまり自信がなかったため、当日は安心感を重視して、ニッポンレンタカーで車を借りました。
新しい車両でメンテナンスもばっちりだったので、「何かあっても大丈夫だろう」という心強さがあり、ドライブ初心者の私たちにはぴったりの選択でした。
朝、少し緊張しながらレンタカーを受け取り、ナビを設定していざ出発。
首都高から常磐自動車道へと乗り継ぎ、渋滞にも巻き込まれず、道中は驚くほど順調でした。車内では好きな音楽を流しながら、免許を取ったばかりならではの運転トークや、大学に進学してからの近況報告に花を咲かせ、気づけばあっという間にひたち海浜公園の近くに到着。
しかし、ここで思わぬ難関が待ち受けていました。
ひたち海浜公園はとにかく広大なため、駐車場が複数あり、それぞれが結構離れているうえ、看板も分かりにくい。ナビに従って進んでも、「あれ?ここじゃない?」「いや、もうちょっと先かも」とウロウロする羽目に。
結局、公園の周囲を何周か回りながら、ようやく正しい駐車場にたどり着くことができました。
無事に車を停めたときの達成感といったら、ちょっとした冒険を終えたかのような気分でした。
園内に入ると、その広さと自然のスケールに圧倒されました。
私たちが訪れたのは春、ちょうどネモフィラが満開の時期。あたり一面、空の色と溶け合うような鮮やかな青に染まり、その光景はまるで絵本の中に迷い込んだかのよう。

写真では見たことがありましたが、実際に目の前に広がると、想像以上の迫力に言葉を失いました。
しかも、ひたち海浜公園はただネモフィラがきれいなだけではありません。
エリアごとに植えられている植物が異なり、ポピーやチューリップ、ラベンダーなど、季節ごとの彩りを楽しむことができます。同じ公園内でも歩くたびに景色が変わるので、全く飽きることがありませんでした。
途中、広大な芝生エリアを見つけたときは、思わず少年時代に戻ったような気持ちになり、二人で全力で駆け回ってしまいました。風を切って走る爽快感、そしてただただ笑いながら転げ回る感覚は、大学生になってからなかなか味わえない純粋な楽しさでした。
ただ、周りを見渡すと、そこには幸せそうなカップルたちの姿がちらほら。
きれいな花畑に囲まれて、手をつなぎながら散策するカップルを横目に、男二人で写真を撮り合いながら歩く私たち。なんだかちょっと気恥ずかしくなり、「今度は彼女と来たいな」なんて、心の中でこっそり思ったのも、今ではいい思い出です。
帰り道も、安全運転で無事に帰宅。
初めての本格的なドライブ、少しのトラブルはあったけれど、それ以上に、道中も目的地も、すべてが「特別な体験」に変わっていく感覚を強く味わった一日でした。
【季節外れ?】熱海でまさかの紅葉ドライブ
12月。街中がクリスマスムードに包まれ始めたころ、ふと大学の1つ上の先輩から声をかけてもらいました。
「紅葉、見に行かない?」
一瞬、耳を疑いました。紅葉といえば、普通は11月のイメージ。まさか12月に紅葉なんて——と思ったのですが、話を聞くと、熱海には12月でも紅葉が見られる場所があるとのこと。
興味が湧き、即答で参加を決意。さらに私の後輩も誘い、最終的には7人のメンバーが集まるにぎやかなドライブとなりました。
目指すは、熱海市内にある熱海梅園。
ここは「日本一遅い紅葉」とも言われるほど、季節をずらして美しい紅葉が楽しめる名所。車での移動ということもあり、まるでちょっとした遠足のようなわくわく感に包まれながら、私たちは熱海を目指しました。
昼頃には熱海に到着。到着してまず向かったのは、もちろん海鮮!
港町ならではの新鮮な海の幸を堪能すべく、地元の定食屋さんで海鮮丼を注文。

分厚く切られた刺身がこれでもかと盛られた丼を、全員無言でかきこみながら、「やっぱりドライブ旅は食べ物が一番だよな」と心の中でしみじみ思いました。
食後は、各々自由行動モードに。
熱海駅前の商店街では、有名なモンブランスイーツを食べ歩いたり、熱海プリンをお土産に購入したりと、思い思いに熱海の街を満喫。こうやって「同じ目的地に来ても、それぞれ自由に楽しめる」のも、ドライブ旅ならではの魅力だと改めて感じました。
夕方が近づいてきたころ、いよいよ本日のメイン、熱海梅園の紅葉へ。
園内に入ると、赤、黄、オレンジと、色とりどりに染まった木々が出迎えてくれました。12月とは思えないほどの鮮やかさに、自然とシャッターを切る手が止まらなくなります。

園内には無料の足湯コーナーもあり、歩き疲れた足を温泉で癒しながら、紅葉を眺めるという贅沢な時間。
冷えた体にじんわりと伝わる温かさと、夕暮れ時の静かな空気。そこに広がる紅葉の景色は、なんとも言えない贅沢なひとときでした。
そして夜になると、紅葉ライトアップがスタート。
昼間とはまったく違う幻想的な世界が広がり、木々の影が水面に映る様子はまるで絵画のよう。
あたり一面がやわらかな光に包まれ、みんなで思わず「きれいすぎる…」とため息。寒さも忘れて、しばらく無言で景色に見入ってしまいました。
帰り道、これで旅も終わりかと思いきや、先輩の「もう一か所寄ろうぜ!」の一声で急きょプラン変更。
向かったのは、神奈川県平塚市にある湘南平という夜景スポット。
車を走らせ、真っ暗な山道を抜けてたどり着いた先には、キラキラと輝く湘南エリアの夜景が広がっていました。
海沿いの街灯りと、遠くに見えるランドマークタワーのシルエット。寒い空気の中で見上げた景色は、まるで一日の締めくくりにふさわしいご褒美のようでした。
紅葉と温泉と夜景。
季節外れどころか、冬だからこそ味わえた特別な一日。
「ドライブだからこそ、こんな贅沢な寄り道もできるんだな」と、帰りの車内でしみじみ思ったのを今でも覚えています。

【クリスマス特別編】独り身ドライブでイルミネーション!
クリスマスといえば、街中が華やかにライトアップされ、カップルたちが手を取り合って歩く、そんなロマンチックなイメージが強い日。
でも、もちろん全員がその波に乗れるわけではありません。
そんな年、サークルの同期メンバーの中でも「独り身組」だった私たち4人は、誰からともなく「せっかくだしドライブでもしようか」という話になりました。
とはいえ、場所選びには微妙な空気が流れました。
「イルミネーション見に行こう!」と盛り上がるものの、「カップルだらけだったらキツくない?」「できるだけカップルが少なそうなところにしよう」という、なんとも投げやりな希望が出され、最終的に選ばれたのがいばらきフラワーパーク。
若干ひねくれたチョイスではありましたが(笑)、これが意外にも大正解……かと思いきや、現実は甘くなかったのです。
当日は夕方に集合して出発。
冬の冷たい空気を肌に感じながら、4人でのんびりドライブ。車内では、クリスマスソングを流しながらも、「来年こそは…!」とそれぞれに淡い決意を胸に秘めていたのかもしれません。
いばらきフラワーパークに到着すると、予想通り人は少なめで、混雑とは無縁。
しかし、その少ない人影のなかには、しっかりとカップルたちの姿がちらほら。
「やっぱりいるよなぁ…」と苦笑いしながら、私たちはそれなりに賑やかに園内を歩きました。
パーク内のイルミネーションは想像以上に本格的で、広大な敷地全体が光に包まれていました。

木々に巻きつけられた無数のライト、光るトンネル、幻想的なオブジェ——どれもクオリティが高く、独り身だろうが関係なく「きれいだなあ」と素直に思える景色でした。
ただ、ロマンチックな雰囲気を壊す“ある問題”が…。
それは、園内を歩いているときにふと漂ってきた馬糞のにおい。
ほんのりどころか、結構しっかり漂ってきて、「あれ、なんか匂わない?」「これ茨城の洗礼じゃない?(笑)」と、誰かが言い出してからは、みんな笑いが止まらず、ロマンもへったくれもないムードに。
それでも、それが逆に場を和ませてくれて、私たちらしい“独り身ドライブ”らしさが一層際立つ出来事となりました。
あまりにも寒かったので、売店でココアを購入。
紙コップから立ち上る湯気を手で包み込みながら飲む温かいココアは、冷えた体に染みわたりました。なんだかんだ、イルミネーションのきらめきとココアの優しさに救われた気がしました。
帰り道は、「腹減った!」ということで、途中で見つけた家系ラーメン屋に突撃。
イルミネーションで冷えた体に、濃厚なスープと熱々の麺が染みわたり、満腹&満足で一日を締めくくりました。
華やかなクリスマスとはちょっと違う、でも確かに心に残る冬の夜。
独り身ドライブは、笑いと寒さとちょっぴり切なさが絶妙に混ざった、忘れられない思い出になりました。
【遠征チャレンジ】アクセス悪めな富士急ハイランドへ!
このドライブのきっかけは、実はサークル合宿の道中にありました。
山梨で行われた合宿に向かうバスの車窓から、たまたま富士急ハイランドが見えた瞬間——「今度、絶対みんなで行こう!」という話で大盛り上がり。その場のノリがちゃんと現実になったのが、今回の富士急ドライブでした。
メンバーは、普段から仲良くしていた4人組。
「今度の休み、ついに富士急行こうぜ!」と計画を立て、私は運転手役を買って出ました……が、当日の朝、まさかの寝坊。
予定より少し遅れて出発することになり、集合場所では若干のブーイングを受けながらも(笑)、なんとかリカバリーして山梨に向けて車を走らせました。
富士急ハイランドまでは、電車だと乗り換えも多くアクセスがやや面倒。
でも車なら、高速道路を乗り継ぎ、富士山を横目に眺めながらのびのびドライブできるのが醍醐味です。
道中のサービスエリアで買ったホットコーヒーを飲みながら、ワクワクした空気のまま目的地へ。
到着した富士急ハイランドは、あいにく少し天気が悪く、どんよりとした曇り空。

そして残念なことに、目当てだったジェットコースター「FUJIYAMA」は運休中……!
「マジか〜」とがっかりしつつも、せっかく来たからには思いきり楽しもうと、ほかの絶叫マシンに次々とチャレンジしました。
富士急といえば、ありえない角度で落下する「ええじゃないか」や、猛スピードで宙を駆け抜ける「ド・ドドンパ」など、ハードなアトラクションの宝庫。
絶叫好きな私たちは、「うわー!」と叫びながらも大はしゃぎ。
合間には売店に立ち寄り、名物のロングポテトをみんなでシェアして、子どものようにテンションを上げながら食べ歩きも楽しみました。
そして、忘れてはならないのが、富士急名物の戦慄迷宮。
超巨大なお化け屋敷として知られるこの施設に、「せっかくだから入ろう!」と全員一致で挑戦。
男子陣(私含む)は、「まあ大丈夫っしょ」と余裕をかましていたのですが、中に入った途端、女子陣の悲鳴が鳴り響き、私たちも内心びびりながらも必死で平静を装う展開に。
長い長い通路を抜けるころには、みんなへとへと。それでも「怖かったけど面白かった!」と大盛り上がりでした。
帰り道は、カフェでコーヒーをテイクアウトして一息つきつつ、疲れた体を癒しながら安全運転で東京へ。
ドライブの締めくくりは、近くの飲み屋で軽く打ち上げ。
絶叫と笑いで体力を使い果たした私たちは、ラフな格好のまま乾杯し、「またどこか行こうな!」と約束して、それぞれ帰路につきました。
アクセスは確かに悪いけれど、車があれば、道中から楽しめるのがドライブのいいところ。
ちょっとしたハプニングも、絶叫も、ラストのビールも、すべてが最高の思い出になった一日でした。
大学生ドライブをもっと楽しむために
これまで紹介してきた通り、大学生になってからのドライブは、ただの移動手段ではなく、「自由な旅そのもの」でした。
行き先も、スケジュールも、誰とどこに寄り道するかも、自分たち次第。
電車やバスに縛られず、自分たちだけのペースで旅ができるのは、やっぱりドライブならではの魅力だと思います。
ドライブをしていると、目的地に着くこと以上に、道中そのものが思い出になる瞬間がたくさんあります。
高速道路で好きな音楽をかけながら歌ったり、道に迷って大笑いしたり、サービスエリアでわざわざ寄り道したり——。
「どこへ行ったか」だけではない、「誰とどう過ごしたか」が心に刻まれていくのが、ドライブ旅の素敵なところだと改めて感じています。
とはいえ、忘れてはいけないのは安全運転の大切さです。
特に大学生同士のドライブだと、つい盛り上がりすぎてしまうこともありますが、運転している間は常に周囲に注意を払い、無理な運転は絶対にしないこと。
疲れたら無理せず休憩を挟む、交代運転を取り入れるなど、小さな配慮が旅の楽しさを守ってくれます。
「楽しかったね!」で終われるように、安全第一を忘れずにいたいものです。
また、大学生のドライブ旅に欠かせないのがコスパのいいレンタカー選び。
車を持っていない人でも、気軽にドライブを楽しめる時代になりました。
実際、私もこれまでのドライブではレンタカーを頻繁に利用してきましたが、その中でも特に使いやすかったのがタイムズレンタカー。
店舗数が多く、駅近でアクセスしやすい点はもちろん、学割プランや割引キャンペーンを利用すると、意外なほどリーズナブルに車を借りられるのが魅力です。
ネット予約も簡単で、車種の選択肢も幅広いので、「ちょっといい車に乗ってみたい!」という願望も叶えてくれます。
大学生にとって、時間はたっぷりあっても、財布の中身は限られていることが多いもの。
そんな中で、コスパよく、しかも満足感たっぷりの旅を楽しむ手段として、レンタカーを上手に活用するのはとてもおすすめです。
みなさんもぜひドライブを楽しんでみてください!
