千葉・いすみ市でグランピング!海もBBQもピザ窯も全部盛りの2日間

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こんにちは!早稲田大学4年のなおきです。

夏といえば海、BBQ、そして……グランピング!

全部詰め込んだ欲ばり旅に、サークル仲間と一緒に行ってきました。

行き先は、千葉県いすみ市。自然に囲まれた静かなエリアで、今回の宿泊先はなんとピザ窯つきのグランピング施設。

しかも、BBQだけじゃなくて、ビーチでの海水浴や花火、マザー牧場での動物ふれあい体験まで……。

高校生のときには想像できなかったような“ちょっと大人”な夏の遊び方を、僕たち大学生はこんな風に楽しんでいます。

後輩も多めで、ちょっとだけ先輩として引っ張りつつ、でもみんなで笑って、動いて、お腹いっぱいになって……。そんな2日間の旅の様子を、写真とともに振り返ってみたいと思います。

「大学生になったら、こんな旅行もできるんだ」——そんなふうに、少しでも未来を想像してもらえたらうれしいです。

出発!いすみ市へのドライブと中華ランチ

旅行当日の朝。集合場所は、高田馬場駅近くのタイムズレンタカー。

メンバーはサークルの仲間7人。今回は1年生の後輩が多めだったので、自然と僕ら上級生が準備や運転を担当することに。僕も運転手の一人として、しっかり責任感を持って臨みます。

まずは千葉在住のメンバー2人を拾うため、都心から湾岸エリアを抜けて千葉方面へ。

途中、アクアラインの混雑を避けながら、下道を選んで進んでいきました。

徐々にビルの密度が減って、視界が広くなってくると、窓の外には青い空と田んぼの風景。緑がまぶしくて、「あ、旅してるな」という実感がじわじわ湧いてきます。

2人のメンバーと無事合流し、車内は一気ににぎやかモードに。BGMに合わせて誰かが歌い出したり、ちょっと前のサークルのライブ動画を流して盛り上がったり、そうかと思えば後部座席では爆睡している後輩も。

車という“閉じられた空間”だからこそ、自然と会話も弾みます。

そしてちょうどお昼どきになったところで、道中に見つけた中華料理屋さんに立ち寄ることにしました。

外観は町の食堂といった雰囲気で、どこか懐かしい感じ。中に入ると、地元のおじさんたちがテレビを見ながらビールを飲んでいて、のんびりとした時間が流れていました。

それぞれラーメンや炒飯、餃子定食など好きなものを注文。僕が頼んだのは「エビ炒飯」。

やってきた炒飯は、大きなぷりぷりのエビがたっぷりのっていて、黄金色のご飯が食欲をそそります。スープもついていて、ほどよく濃い味付けに、朝早くからの運転で空っぽだった胃袋が一気に満たされていきました。

他のメンバーのラーメンもとてもおいしそうで、レンゲをまわして「ひとくち交換」タイムも始まります。こういう“ごはんの時間”って、旅の中でいちばんほっとできる瞬間かもしれません。

お腹もいっぱいになったところで、次はいよいよ宿泊地「Cave Cabin」へ向けて出発です!

着いた先は「Cave Cabin」!おしゃれ空間にテンションMAX

中華料理屋を後にして車を走らせること約30分。道は徐々に田舎道らしくなり、建物がまばらになっていく中で、視界には青い空と広がる畑、そしてその向こうにはきらめく海。

後輩が「え、海見えてきた!」と声をあげると、車内も一気にざわつき始めました。「うわーサーファーいる!」「絶対気持ちいいじゃんあれ!」と、みんな身を乗り出して窓の外を見つめます。

そんな中、ナビの案内に従って細道を曲がると、ようやく到着したのが今回の宿泊先「Cave Cabin」。

名前だけでは想像がつきにくかったけれど、実際に目にしたその建物は、まさに“秘密基地”のようなワクワク感にあふれた空間でした。

車を降り、まず目に入ったのは、落ち着いた木目調の外壁と、丁寧に整えられた庭。敷地内にはBBQスペースやピザ窯がしっかり設けられていて、「これぜんぶ使っていいの!?」と後輩たちも大興奮。まさに“アウトドア×おしゃれ”が融合した、大学生にはちょっと背伸びな空間です。

中に入ってさらに驚き。室内はナチュラルウッドを基調にした温もりある空間で、黒い壁とのコントラストが効いていて、まるで北欧デザインのような洗練された雰囲気。

オープンラックにはおしゃれな皿や鍋がきちんと並び、壁には包丁やキッチンばさみなどの調理器具が整然と吊るされていました。

特に感動したのが、キッチンの広さと清潔感。合宿や民宿とは明らかに違う、“料理が楽しくなりそうな台所”がそこにはありました。「これはもう、自炊ってレベルじゃなくてレストランだよね」と誰かが言い、全員でうなずき合ったほど。

ひと通り部屋の中を探検したあとは、外のBBQスペースとピザ窯もチェック。ドーム型のピザ窯はレンガ造りで本格的。「これ、火入れたらめっちゃ映えるやつ!」と、さっそくインスタ用の撮影会が始まりました。

施設を見て回っているだけであっという間に時間が過ぎ、「そろそろ海行こうか!」と声がかかります。宿から歩いていける海水浴場があるということで、水着に着替え、ビーチサンダルに履き替えて、いざ出発です。

夕方の海で青春!冷たい波と笑い声が止まらない

「Cave Cabin」からビーチまでは歩いて10分ほど。

道中は、のどかな田舎道。左手には畑が広がり、右手には小さなカフェや地元の商店がぽつぽつと並んでいて、どこか懐かしいような空気感。太陽はまだ高い位置にあるけれど、風は少しひんやりしていて、夏の終わりを感じさせるような夕方でした。

海が見えると、自然と足取りも早くなります。「もうすぐ着くよー!」という先頭を歩く後輩の声に続いて、全員でずんずん進むと……目の前に広がるのは、人の少ない静かなビーチ

遠くにサーファーが数人いるだけで、僕たちの“貸切状態”といってもいいくらい。波音が心地よく、日常の喧騒がすっと消えていくような感覚になりました。

海に入ってみると、思った以上に冷たい!「ひゃああ!」と叫ぶ声があちこちから上がり、最初は膝下までしか入れなかったのに、いつのまにか全員びしょ濡れ。何人かは思い切って上半身も濡らしにいっていました。

「もうここまで濡れたら関係ないよな!」という誰かの声をきっかけに、水かけ合戦が始まります。みんなTシャツ&水着の軽装だったので、そのままびしょびしょになりながら走り回り、大笑い。

その後は軽くビーチバレーを始めてみたのですが、ボールが波に持っていかれたり、足元がふにゃふにゃだったりと、なかなか思い通りにいかない。だけどそれもまた面白くて、失敗するたびに大笑いが起きる、そんな時間でした。

日がだんだんと傾いて、空の色がオレンジ色に染まりはじめた頃、「そろそろ戻ろっか」という声で海遊びはおしまいに。体が冷えきっていたけど、心はぽかぽかとあったかくて、帰り道はみんな無言でぼーっと空を眺めながら歩いていました。

「夏の終わりって、なんか寂しいよね」
そんな一言に、誰も返事はしなかったけれど、きっと全員がうなずいていたと思います。

このあとは、いよいよ夜ごはんの準備!ピザとBBQの二本立てで、再び大盛り上がりの時間が始まります。

夕食準備開始!BBQとピザの二刀流で贅沢ディナー

海水浴から帰るころには、すっかり空も夕方の色。肌に触れる風が冷たくなりはじめていて、ちょっとだけ肌寒さを感じつつも、これから始まる夜の宴への期待に、どこかワクワクしていました。

まずは食材調達のため、車で近くのスーパーへ向かいます。

この買い出しがまた、旅の楽しさのひとつ。スーパーの中をぐるぐるまわりながら、「ピザには何のせる?」「トマトは絶対いるでしょ」「いや、照り焼きチキンとかもやってみたくない?」と、まるで文化祭前の準備のような雰囲気。

BBQの食材も、「とりあえず肉は2kgいっとく?」「玉ねぎとトウモロコシも焼きたいよね」などなど、自由すぎる会議が繰り広げられ、最終的にはカゴ3つ分の大荷物に。

中には、スイカ1玉や瓶ビール、スナック菓子まで。「どうせなら全力で楽しもう!」という気持ちが全員に満ちていて、自然と笑顔も増えていきました。

宿に戻ると、いよいよ夕食づくりのスタート。

メンバーは自然とピザ班とBBQ班に分かれて行動を開始。僕はピザ班を担当することになりました。

ピザ班の最初の仕事は生地づくり。大きめのボウルに強力粉とドライイースト、水、塩、オリーブオイルを入れて、みんなで交代しながらこねます。こねているとだんだん手に生地がなじんでいって、モチモチした質感が楽しくなってくる。

「パン作りみたいだね」「意外とちゃんとまとまるもんだな」と感心しながら、手のひらで押し、折り返し、を繰り返します。

発酵タイムの間に、具材の準備。トマトソースを塗り、チーズを広げ、ベーコンや玉ねぎ、パプリカなど好きな具材をのせていきます。中には「全部のせ」をやる強者も(笑)。

いよいよピザ窯に火を入れて、焼き上げに挑戦!ここからが一番難しい時間でした。

というのも、この窯が本格的すぎて予想以上の高温状態。初めの1枚はうまく焼けたと思ったら、1分も経たずに表面が真っ黒に焦げてしまうという洗礼を受けました。

火の強さを抑える方法を模索しつつ、2枚目以降は火加減を見ながら、途中からオーブントースターとの併用作戦に切り替え。

焦げ目が香ばしくついたピザが完成すると、「これ、店のやつよりうまくね!?」と全員で歓声。

一方のBBQ班も負けていませんでした。
網の上では、牛肉・豚バラ・鶏ももなどの肉の王者たちがジュウジュウと音を立て、いい香りを放っています。

合間に焼かれる玉ねぎ、パプリカ、トウモロコシが色鮮やかで、ビジュアル的にもインスタ映え必至。「この玉ねぎ、甘っ!」「トウモロコシの焦げ目最高!」と、野菜の魅力を再発見する声も多数。

焼き上がったピザとBBQのごちそうをテーブルに並べて、いよいよディナータイムのスタート。炭火の香りとピザの焼き立ての匂いが混ざり合い、食欲が止まりません。

持ち寄ったドリンクを片手に、「カンパーイ!」と声を合わせる瞬間は、この旅で一番のハイライトかもしれません。

そしてデザートには、スーパーで買っておいたスイカを丸ごと1玉。まな板の上で豪快に切り分け、みんなでかぶりつきます。冷たくて、甘くて、身体の火照りが一気に引いていくようでした。

食後は、おつまみをつまみながらリラックスタイム。ウッドデッキに腰かけて、音楽を流しながら夜風にあたっていると、誰かが「花火やろうよ」と提案。

手持ち花火に火をつけると、ぱちぱちと優しい光が周囲を照らし、ちょっとだけセンチメンタルな気持ちになります。

こうして、最高の夕食と花火の夜は、少しずつ静かに幕を下ろしていきました。

翌日はマザー牧場!動物ふれあい尽くしの1日

グランピングの夜はふけて、静かな朝がやってきました。外から聞こえてくるのは、小鳥のさえずりと風に揺れる木々の音だけ。

みんなの起床時間はバラバラで、早起きして朝の海辺を散歩してきた人もいれば、ギリギリまで布団にくるまっている人も。

僕はというと、少し早めに目が覚めて、キッチンでお湯を沸かし、コーヒーを淹れながらゆっくりとした時間を過ごしていました。

チェックアウトの時間が迫ってくる中、片づけと準備を進めつつ、「このあとどうする?」という相談タイム。

最初はノープランだったけれど、何人かから「せっかく千葉まで来たし、マザー牧場行ってみたい!」という声があがり、即決定。

宿のスタッフさんも「ここから1時間くらいで行けますよ」と教えてくれて、ナビをセットして出発です。

車内では、前日の疲れからか少し静かなムード。だけど、やがて誰かがイントロクイズを始めると、一気にテンションが復活。

さすがバンドサークル、みんな耳が良すぎて「え、これの原曲ってそっちかよ!」みたいな意外な展開もありつつ、気づけばあっという間にマザー牧場へ到着していました。

到着して最初に向かったのは、園内のレストラン「まきばカフェ」。牧場らしく、牛乳や牛肉、羊肉を使ったプレートメニューが充実していて、僕は「ビーフカレー」を注文。うま味たっぷりのカレールーの中にはごろごろと大きめの牛肉が入っており、思わず笑顔に。

「昨日のBBQも最高だったけど、こういうのもアリだね」と、朝のコーヒーしか口にしていなかった僕の胃袋が喜んでいました。

食後はいよいよ、動物たちとのふれあいタイム!
まず体験したのが「うさもるタッチ」というコーナー。

うさぎやモルモットたちが小さな柵の中をのんびり歩き回っていて、それを静かに撫でながら癒される空間。後輩の一人が「モルモットって動く毛玉だな……」と真顔でつぶやいていて、全員爆笑。日常とは違う“ふれあい”のひとときに、心がゆるみます。

その後は、夏限定イベントの「アヒルの大行進」を見に行きました。スタッフさんが合図を出すと、一斉に走り出すアヒルたち。けっこうなスピード感で、ちゃんと列を乱さずに進んでいく姿は圧巻で、かわいさと迫力のギャップにびっくり!写真もたくさん撮って、「これ絶対ストーリーに上げよ」とSNS用素材もしっかり確保しました。

続いて体験したのは「子ブタのレース」。観客が自分の推しのブタに声援を送る形式で、まるで競馬のような雰囲気。でも走るのはミニサイズの子ブタたち。ぽてぽてと走る姿がかわいすぎて、勝ち負けなんてどうでもよくなってしまいます。推していた子ブタが見事1位を取った後輩は「俺、今日の運全部使ったわ…」と誇らしげでした。

最後に体験したのが、乳牛の乳しぼり体験


初めての感触に最初はみんなちょっと戸惑いつつも、コツを掴むと意外とスムーズにしぼれるように。何より、牛がとても穏やかで、初心者にも優しく対応してくれているかのようでした。「なんか、牛って偉大だな…」と、しみじみ語る後輩も。

牧場をたっぷり堪能した最後は、名物のソフトクリームで締めくくり。濃厚でミルク感たっぷり、なのに後味さっぱりの絶品アイスを片手に、「もう思い残すことないなあ」と笑い合いながら、再び車へ。

帰り道は想定通りの渋滞。でも、車内ではまたイントロクイズが始まり、昨日以上の盛り上がりを見せる曲当て大会に。助手席で寝ていたはずのメンバーも「今の答えYUIの『CHE.R.RY』じゃん!」と急に起き出して参戦する始末(笑)。最後までにぎやかな旅路となりました。

そして、日が暮れ始めた頃に高田馬場へ無事到着。全員で「おつかれー!」と声をかけ合い、それぞれの帰路へ。荷物は重たかったけれど、心の中にはもっとずっしりした“思い出”が詰まっていて、僕はそれを持ち帰るような気分で家路につきました。

まとめ:大学生になったら、こんな旅もできる

2日間という短い旅だったけれど、その中に詰まっていたものは、想像以上に濃くて、温かくて、心に残るものでした。

千葉・いすみ市という自然に囲まれたロケーションで、仲間とともに笑って、食べて、遊んで、癒されて——そんな時間を一緒に過ごせること自体が、かけがえのない“贅沢”だったのだと思います。

大学に入ると、ふとしたタイミングでこういう旅が実現します。

「予定が空いてるからどこか行く?」
「海の近くでBBQできるところないかな?」
「せっかくならピザ窯とか使ってみたいよね」

そんな軽い会話から始まったこの旅も、終わってみれば忘れられない思い出になっていました。高校生の頃は、家族旅行が中心で、行き先も日程も大人に決められることが多かったけれど、大学生になると、自分たちで計画して、運転して、料理して、すべてを作り上げていく旅ができるようになります。

それって本当に自由で、そして大人への一歩を踏み出している実感が持てる瞬間なんです。

もちろん、大変なこともあります。買い出しで食材を持ちすぎてレジ袋がちぎれそうになったり、ピザが黒焦げになって落ち込んだり、海が冷たすぎて笑うしかなかったり。

でも、そういう“うまくいかない瞬間”こそ、あとから振り返るといちばん鮮やかに思い出されるから不思議です。

そして何より、一緒に行く仲間がいるからこそ、この旅は特別なものになりました。気を遣わずに笑い合える関係性、くだらないことで盛り上がれる空気感、それぞれの“得意”を活かして自然に役割分担ができる安心感。大学生活の中で出会えたこういう仲間たちは、間違いなく僕の宝物です。

高校生の皆さんへ。
大学に進学したら、ぜひこういう旅をしてみてください。自然の中で過ごす時間は、スマホの画面じゃ味わえないリアルが詰まっています。

そして、何か特別なイベントがなくても、「友達と出かける」ということそのものが、立派な青春になります。

いすみ市の海の音、ピザ窯の熱気、アヒルの大行進、帰り道のイントロクイズ。全部が僕の“大学の思い出”として、これからもずっと心に残り続けるはずです。

なおき

なおき

早稲田大学 政治経済学部 政治学科

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