大学でダンスに本気で取り組む方法〜ダンスに全てを費やした現役早大生が伝授〜

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こんにちは、早稲田大学文学部のやさい🥬です!

ダンスが大好きな皆さん!ダンスに挑戦してみたい皆さん!ダンスを続けたい皆さん!
大学でのダンスライフを楽しみませんか?🎶
ダンス漬けの大学生活を送っていた私が、大学でダンスに取り組む秘訣を教えちゃいます✨

STEP① サークル選び

大学でキラキラダンスライフを送るには、やっぱりなんと言ってもサークルに入るべき!だと私は思います。
これまでの部活動等とは異なり、大学だからこその規模感や自分に合ったダンスのスタイルを自由に選び、堪能するべきなのです!

その上でサークル選びの基準を設定し、理想のサークルを探すといいと思います🎶

私のサークル選びの基準は主に4つありました!
①とにかく規模感(所属サークル員の多さ)
②実力のあるサークル(大会受賞歴等)
③ストリートダンスサークル(KPOPコピーや創作ダンス等ではなく!)
④初心者歓迎

上記の基準をもとにサークルを選んだ結果、早稲田大学公認ストリートダンスサークルSesSionに入会を決断しました!
SesSionは、サークル員数が300人を超える関東最大級のインカレサークルで、様々な大会で入賞歴がある実力派のストリートダンスサークルです。

私は大学からダンスを始める初心者だったので、そのような大きく実力のあるサークルに入会することに当初は抵抗がありました。
しかし、体験会に行った際に輝いていた先輩方の中にも初心者スタートの方々が多くいると聞いて、逆に自分に火をつけるきっかけとなりました😉
もちろん最初は右も左もわからず非常に苦労しましたが、たくさんの先輩や同期に支えられて、最後にはセンターやソロパートをもらえるほど上達することができました✨

大きいサークルの特徴の一つは、様々なバックグラウンドを持つ人が所属していることです!
幼い頃からダンスを続けているプロのような人もいれば、高校のダンス部で頑張っていた人、逆に、ずっと憧れを持っていてついに大学でダンスを始める人(私)など、本当に十人十色で様々な経歴、年齢、大学の人々が集まっています!
だからこそ、上手な人にダンスを教えてもらったり、うまくいかない葛藤を初心者同士で話したり、楽しくて有意義なダンスライフを送ることができます!
また、ダンス以外でも、テストの過去問をもらったり就活のアドバイスをもらったり、共通の趣味を持つ友達を見つけたりなど、沢山人脈を広げることができるんです🎶

「大学のダンスサークル」と一言で言ってしまっては収まらないくらい、大学には多種多様のダンスサークルが存在します!
自分に合った理想のダンスサークルを探して、理想のダンスライフを送ってください✨

私が所属していた、早稲田大学公認ストリートダンスサークル「SesSion」

STEP② 外部ナンバー

ダンスの世界には、外部ナンバーというものが存在します。
外部ナンバーとは、公で募集されている振付師やプロダンサーの作品(=ナンバー)に出演することです。
つまり、学生が選曲や振り付け、構成を全て考えるサークルとは異なり、外部のプロの方の元で踊るのです!

私自身、大学一年生の終わりの頃、もっとダンスのスキルを磨いて経験者たちに追いつきたい!と思い、外部ナンバーへの挑戦を始めました。
外部ナンバーの良さはやはりなんと言っても練習の密度
プロの講師の方々から教えてもらうことで確実に上達します!
また、そのナンバーに集まってくる生徒たちは皆ダンスへの向上心やモチベーションが高い方々ばかりなので、刺激のある環境でダンスに本気で打ち込むことができます🔥
一緒に自主練したり、休みの日に踊りに行ったり、夜な夜な熱く語り合ったり、外部ナンバーで出会った友達は皆大学もサークルも異なりましたが、今でも遊びに行くくらいかけがえのない友達たちです❣️
(外部ナンバー内恋愛も盛んでした🤫笑)

初めて外部ナンバーに参加した際はサークルの先輩からの紹介でしたが、それからは自分でインスタグラムを活用して好みの先生方を探し、そこから直々にお願いして彼らのナンバーに出させてもらっていました!
私は大学3年間で、6組の講師の方々のナンバーに、計8回出演させていただきました✨
同じジャンルでも講師の方々によって踊り方やナンバーの色味が全然違うので、自分の好みやスタイルに合った講師の方々を選んでみるといいかもしれません😉
私は基本的に自分の苦手とするスタイルや伸ばしたいスタイルを踊る講師の方々のナンバーに挑戦していました!

外部ナンバーの練習はそのナンバーにもよりますが、大体週1〜2回、3ヶ月間程度の頻度なので、自分のサークルや大学の授業、アルバイトとの両立が正直かなりキツキツで大変です。
私はサークルや大学が忙しくない時期に出たり、サークルでの出演ナンバー数を調整するなどしてなんとかスケジュールをやりくりしていました!

もっとダンスを踊りたい!もっとスキルを伸ばしたい!という方は、外部ナンバーにも是非挑戦してみてください✨
最初は勇気が必要かとは思いますが、きっと有意義な経験になるはずです!

私がお世話になっていた講師の方の外部ナンバーです✨

STEP③ ダンススクール

もっと本気でスキルを身につけたい!という方々はダンススクールに通うことをオススメします!
ダンススクールは、サークルや外部ナンバーとは異なり「発表」の機会が基本的にはないので、スキルアップがメインの場になります。

有名なところで言うと、NOAダンスアカデミーやEn Dance Studioというダンススタジオのレッスンになります。

私は「発表」にモチベーションを見出していたこと、サークルに外部ナンバーにで忙しかったことが理由であまりレッスンに通うことはできませんでしたが、周りには通っていた友達もちらほらいました!
(通えなくなって辞めていってしまう子も多くいましたが💧)

サークルと外部ナンバーを両立した上でダンススクールに通うとキャパオーバーかもしれませんが、外部ナンバーに出ずにダンススクールに通うのも一つの手かもしれません!
ダンススクールではダンスに必要なスキルを重点的に教えてくれるので、スキルを徹底的に磨きたい方にオススメです✨

ダンススクールの講師の方々が外部ナンバーを出すことも頻繁にあるので、臨機応変にその機会を有効活用してみてもいいかもしれませんね😉
(私は外部ナンバーに出るまではダンススクールに通っていました!)

STEP④ 自主練

ダンスを上達するうえで欠かせないのが自主練。
1人で黙々と練習したり、友達とフィードバックをしながら練習したり、またお遊び感覚で踊ってみたりと、自分で鏡とにらめ合いっこしてスキルを磨く時間が必要なんです🔥

でも大学生には毎回スタジオをレンタルするお金の余裕なんてない…
そんな大学生ダンサーたちに優しい自主練スポットをお伝えします🎶

①安田ビル
新宿にある損保ジャパン日本興亜本社ビルのことを、通称「安田ビル」と呼んでいます。
ビルで勤務している方々の勤務時間後、たくさんのダンサーがこのビルの窓ガラスを鏡代わりに活用して練習しています!

昔あるダンサー達がビルの警備員の方々と直接交渉し、正式に練習場所として認められているそうで、今でも使うことを許可していただいています泣
もちろんあくまでもビルの敷地内なので、「音楽を大音量で流さない」、「ポイ捨てしない」等のマナーを守って使用する必要がありますが、無償で大きなスペースを貸していただけることはとっても有難いこと…!
外なので真夏は暑いですが、屋根があるので雨風は凌げます👍

私も練習前後などに少しでも時間があれば安田ビルに行って、一踊りしていました😉
気軽にダンスができるとても有難いスポットです!


②in the house
in the houseは、24時間利用可能なシェアスタジオです。
低価格かつ予約不要でスタジオを利用することができるんです!
一人30分170円、2時間600円という破格かつ、24時間空いているのでいつでも気軽に室内の快適な空間で踊ることができます🎶
場所も高田馬場と渋谷に位置しており、とても行きやすいんです(特に早大生!)

授業前後に軽く踊りたい時や、綺麗な鏡で本気で練習したい時、友達と踊って動画を撮りたい時などにピッタリの場所です👍


③学生会館(※早大生限定)
早大生限定の場所にはなってしまいますが、早大生には完璧のダンススペースが早稲田大学にはあるんです!
それが、学生会館!

早稲田大学には、学生会館という学生生活課が運営する建物が戸山キャンパスにあります。
学生会館には早稲田大学のサークルが活動するスペースがたくさんあり、その中には鏡付きの部屋も多くあります。
早稲田大学の生徒であること、早稲田大学公認のサークルに所属していることが条件でそれらの部屋を貸出してくれます!!
(他大生でも早大生と一緒であれば利用することができます)
(学生会館の利用についてはサークル毎にルールが異なる可能性が高いので、必ず確認してください!)

鏡付き、エアコン完備、完全個室、そして無料!
金欠大学生にはうってつけのダンススペースでした🎶
授業の空きコマや練習前の隙間時間等、少しでも時間があれば学生会館の部屋を借りて自主練習していました😉
(私は基本的に学生会館で自主練習することが一番多かったです!)

早大生は是非!この早大生の特権を有効活用してみてください🎶


④BUZZ
BUZZはいわゆる通常のダンススタジオですが、他のダンススタジオよりも安く、個人練習向きの小さめなスタジオを多く揃えているダンススタジオです!
スタジオの大きさにもよりますが、30分500〜800円程度でレンタルすることができます!

安田ビルやin the houseとは異なり完全プライベートな空間なので、大音量で音楽を流すも良し、広々とスペースを使うもよし、自由に空間を活用できます✨

私は友達と集中して踊りたい時や、5人程度でのパートの練習等に活用していました!
個人での練習はもちろん、少人数での練習の際に持ってこいのスタジオです🎶


⑤宮前市民館
宮前市民館は都心から離れているので少しアクセスが悪いですが、川崎市民や田園都市線ユーザーの方々にオススメなダンススポットです✨
(私は比較的近いところに住んでいたので簡単に行くことができました!)

基本的には安田ビルと同様、会館の外側の窓ガラスを鏡代わりに活用して踊ることができます🎶
あのEXILEのMATSUさんやMAKIDAIさんの地元で、彼らも昔はここで練習していたのだとか…!

安田ビルは新宿に位置していることもあり非常に混雑しているスポットなのですが、宮前市民館は非常にスペースが広いので思う存分スペースを使って踊ることができます✨
(※周りの迷惑にならないように注意はしましょう)

近くにお住まいの方、土日等時間ができた方は、是非宮前市民館で練習してみてもいいかもしれません🤫

やさいのダンススケジュール

私は文字通り全てをダンスに注ぎ込んでいました笑笑
ダンスのために起きて、寝る間を惜しんでダンスをし、ダンスのためにアルバイトをし…
大きな声では言えませんが、単位もギリギリになってしまいました💧
(きちんと留年はせずに卒業はできる予定です!!笑)

そんなある時の1ヶ月のスケジュールをちょびっとお見せしちゃいます😉

それがこちら!

こちらは大学3年生8月のスケジュールです。
文字通り1日のほぼ全てをダンスに捧げておりました…笑笑

当時私は、
1. サークルのナンバー×7
2. 外部ナンバー×2
3. サークルの幹部

というキチキチのスケジュールを組み込んでいたんです…
もちろん遊ぶ時間などほぼありません。
それでも遊びたかった私は、朝6時までの深夜練後にそのまま遊びに行ったりしていましたが…笑

9月にサークルの一大公演があり、私はその公演の幹部を務めていました。
加えてサークルのナンバーに7個、外部ナンバーも諦めきれず2個出演していました。
全てに全力で取り組もうと尽力したものの流石にキャパオーバーになってしまったり、練習日程が被ってしまったりで、欲張って全てに出演したことを少し後悔しました。

それでも!外部ナンバーを経てスキルを向上させた上で、自身が幹部を務めた公演を思う存分楽しむことができ、最高の夏を過ごすことができたと思っております✨

ダンスのお金事情

ダンスって、非常にお金がかかります。
なんで?って思う方も多いでしょう。
他のスポーツと違って道具とか必要ないですし…

サークルでダンスをすると、
エントリー代、スタジオ代、衣装代、Tシャツ代(公演毎にお揃いの)、合宿代、チケットノルマ、etc…

外部ナンバーでダンスをすると、
エントリー代、スタジオ代、レッスン代、衣装代、チケットノルマ、etc…

数千円の出費がたくさん重なって巨大な額へと進化するのがダンスです。
もちろん出演するナンバーによって変化しますが、1ナンバーにつき大体3万円程度だと考えるといいかもしれません。

上で説明した大学3年生の夏(7,8,9月)、かかった総額は、なんと20万円。
20万円です。
あの厳しいスケジュールの中でお金を稼ぐ必要もあるのです。
朝の6時までの深夜練からそのままバイトに直行し、バイト後は電車の中で仮眠をとって、また別の練習に行き…
という日々を過ごしていました笑笑
ゆっくり寝れる日は死んだように15時間ほど寝ていました笑

キャパオーバーな日々を過ごしていましたが、そうこうしてどうにかやりくりしていました😉
節約の日々だったので、自分の趣味やお出かけにお金を割くことはほとんどできませんでしたが、これも大学生の今だけだ!と思い、自分のやりたいことのためにお金を稼いで、使っていました!!

やさいの本気❤️‍🔥

私のダンス生活には大きな目標がありました。
それは「選抜メンバーに選ばれる」とこと。

初心者から選抜メンバーに選出された先輩方に強く憧れを抱き、初心者としてダンスサークルに所属してすぐにこの目標を掲げました。

経験者がほとんどを占める中でこの目標を達成するため、大きく二つの軸で三年間努力を重ねました。

一つ目は徹底した練習時間の確保です。
選抜のチャンスはサークルに所属していた三年間で計九回あり、そのたびに振り付けを完璧に仕上げるだけでなく、基礎を徹底的に磨くことで相対的にレベルアップできるよう努めていました。
授業の空き時間や予定の合間など、あらゆる隙間時間を自主練習に充て、自分自身と向き合い、技術向上に励んでいました。

二つ目は客観的な視点の活用です。
ダンススクールに通い、外部のプロ講師の指導を受け、さらにレベルの高い環境に挑戦することで更なるスキルアップを目指しました。
また、先輩や同期に頻繁に動画を送りフィードバックをもらうなど、他人からの評価を積極的に取り入れながら、自分のダンスを客観視し、改善を重ねました。

それでも、
毎回選抜メンバーに選ばれるのは経験者ばかりで、「やはり初心者には不可能な目標なのか」と諦めそうになることも少なくはありませんでした。
ダンスの世界は実力社会。
非常にシビアで厳しい世界です。

それでも、一度立てた目標を途中で諦めたくないという強い意志と、初心者から選抜メンバーに選出された先輩への強い憧れが、三年間努力を続ける大きな支えとなり、最後までめげずに努力を続けました。

結果として、サークル内での目標達成は叶いませんでした。
「三年間の努力は無駄だったのだ」と非常に落ち込みました。
ユニゾンという全体パートでセンターをもらえた、ソロパートをもらえた、しかし、選抜メンバーに選ばれることは叶わなかった。
三年間の目標であっただけにそのショックは非常に大きく、モチベーションやダンスをやることへの意義を見いだせなくなってしまうほどでした。

それでも、その悔しさをバネに外部ナンバーでの目標を達成しようと試みました。
自身に足りない要素を分析し、諦めずに更なる努力を続けたことで、外部ナンバーでついに、選抜メンバーに選んでいただくことができました…!!
講師の方からは努力だけでなく、スキルの向上も高く評価されました。

努力が報われた喜びは勿論、最後までやり切った達成感は大きく、これからどんな困難が待ち受けていても屈せずに挑戦し続けられる自信がつきました。
選出メンバーの中でも一列目を任され、メンバーを引っ張るリーダー的な役割を担わせてもらえたのです。
初めは自分に自信が持てず不安もあったが、三年間の努力と培った分析力が自信に繋がり、メンバーと協力しながら、さらに良い選抜パートを作り上げるために尽力しました。

この経験は単なる努力物語ではないと思っています。
目標のために努力を続けることで人間として成長し、戦略的かつ粘り強く努力することの大切さを学べました。
自由の多い大学生活だからこそ、頑張る機会が少ない大学生活だからこそ、自力で目標に向かって頑張ることのできたこの経験は貴重な財産です。

皆さんもせっかくダンスに挑戦するのであれば、何か一つ目標を立てて頑張ってみると、さらに有意義で充実したダンスライフを送れると思います😉

念願の選抜に選ばれ、キラッキラのステージを楽しみました✨

最後に

ダンスだらけの生活は、自分のプライベートはほぼなくなりますし、友達と遊んだり旅行したりする時間はないですし、お金は常にカツカツです。
それでも仲間と何かに熱くなる🔥って学生ならではの唯一無二の青春です✨
ひたすらダンスに涙と汗を流し、時には悔しい思いをして友達と号泣し、練習後にはサークル員とビールを乾杯して、夏場にはお酒を飲みながら花火をしたり水遊びをしたり…
ダンスで深まった仲があるからこそ、ダンスを頑張るからこそ、彼らとの時間は楽しくてかけがえのない時間だったと思っております😌

私は大学生活をダンスに費やしたことを全く後悔しておりません!
むしろ大正解だったと思っております😉

皆さんも是非、ダンスに少しでも興味がある方はダンスだらけの大学生活を送ってみてください✨
きっと忘れられない素敵な思い出ができます💫

やさい

やさい

早稲田大学 文学部 文学科 演劇映像コース

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