30歳元人事部が語る…就活につながる大学時代に経験して良かったこと

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こんにちは!南山大学法学部卒のせーやです。

私は大学卒業後、部署異動と転職により3つの職種を渡り歩いた末、現在は所属会社の一事業を推し進めながら新たな挑戦もしている最中です。

社会に出て7年経ちましたが、これやっといて良かったな〜、や失敗したな〜、がたくさんあるのです。そこで今回は自分が大学時代に経験して良かったと思うこと後悔をお伝えしていきます。

学生の皆さんにより良い大学生活と人生を送っていただくため、ぜひ最後まで読んでみてください!

大学時代に経験して良かったこと

“働く”という経験

大学生になれば一人暮らし、旅行、遊び、ファッション…とお金を使う機会も多くなるでしょう。そのためにアルバイトなどでお金を稼ぐことも必要になるかと思いますが、それ以上に“働く”という経験自体も今の自分の財産になっていると思っています。

私は飲食店のホールスタッフとして4年間勤める他、結婚式場や家庭教師のアルバイトなどもしていました。

飲食店でのことですが、接客ひとつをとっても「どうしたらお客様が喜んでくれるか」「どうしたら売り上げが上がるか」というところまで考え、バイト仲間と話し合って各々のスタイルを確立させていきました。

アルバイトと言えど、その職場で働く一人として戦力には数えられるわけです。家庭教師にいたっては自分が頼りなければ生徒の子の成績に影響してしまいます。単に自分の時間を捧げるだけでなく、お金と一緒に実績や思考方法もGETしてしまいましょう。

いろんなコミュニティに飛び込んだ

大学生になり環境がガラッと変わった時、積極的に他人や新しい物と関わっていく人と、中々踏み出せない人がいます。私は圧倒的に後者でした。
にも関わらず、大学生活では多くの出会いを経験することになるのです。

まずは部活です。バンドをやりたかった私は軽音楽部へ単身入部し、ライブや合宿、学園祭などに取り組みました。楽器初心者の私が知り合いのいない部活でやっていけたのは、同じように初心者の仲間や話しやすい経験者の友達を作ったからでした。

次に異文化交流です。
ある日キャンパス内を歩いていたら、二人組の外国人留学生に英語で話かけられました。私もお粗末な英語で会話する内に仲良くなり、数日間その二人とランチを共にすることになりました。時間を共にする内にその二人が宗教について熱く語っていることに気づくのです、そうして私はある日二人と共に教会で行われる宗教イベントへ繰り出し、更に多くの外国人留学生と交流をすることになるのでした。
入信はしていませんが、彼らの宗派はそんなことは気にしませんでした。むしろ純粋に交流を楽しんでいるようで、私も彼らの思考や言葉を学ぶことができました。
キャンパスで話しかけられた時は怪しさ満点でしたが、「断らないこと」で知らない世界を見ることもできるのだな、と実感した出来事でした。

3つ目は、飲み会や友達付き合いです。
大学生活を通して、正直ほとんどは何も考えずに好きに過ごしていました。アルバイト後にはバイト仲間と飲みに出かけ、休みの日は友達と飲み歩いて過ごしていました。今考えるとその中で社交性が身についたように思います。
仲間との交流に加え、何らかの新たな出会いも多くあったのです。性別、年齢問わず様々な人とのコミュニケーションを経て、この人にはこういう風に話すと楽しんでもらえるということが感覚的に身に付いてくると初対面でもある程度臆せずに話せるようになりました。

熱中できる趣味に出会えた

大学時代にはとても多くの”初めて”があるものです。私もそれまでの人生で見たこともない景色を多く見て、時には自分には合わないと思ったり嫌な気持ちにもなったものです。しかし、その中でかけがえのないものにも出会うことができました。私は大学時代にバイクの免許を取得し、仲間と度々ツーリングに出かけました。またスノーボードにハマり今でも毎年欠かさず行くほどの趣味となっています。

時間の多く使える大学生だからこそ、一度は何でもやってみることでその後の人生が変わるかもしれません。

何かに打ち込めるのも学生ならではですね

大学時代の後悔

本を読んでおけば良かった

望めばあらゆる世界に触れることのできる大学生活であり、自分が好きだと思う方面へは積極的に飛び込んでいきましたが、読書からは縁遠い生活であったことが今思えば惜しい事でした。

本の中には更に自分の世界がとてつもない広さで広がっているからです。
何か知識を身につけたい・お金の稼ぎ方を知りたい・こんな人になりたい、などの答えは全て本に書いてあります。もちろん実際の経験で得られるものこそ貴重ではありますが、本の中に凝縮された知識を漁ることで自分の目指す方向もより明確になるのになあ、とこの歳になって後悔しています。
多くの大学でも同様かと思いますが、学内図書館では無料で数多くの本を読むことができると思います。
街の図書館よりも専門性に特化していたり新書も揃っていたりと、今考えると学生の大いなる特権であったなと感じます。

本から得た知識によって自分の考え方が変わってくる場合も多いはず。単に文章に多く触れることで普段の会話や言葉遣いに必ず現れるため、就職活動の際にも他の学生を差をつけられるでしょう。何でもできる大学生だからこそ、多くの本に触れ自らの世界をぐんぐんと広げていってもらいたいものです。

旅行をたくさんすれば良かった

東京、大阪、海外その他etc…色々な地域に足を運びました。しかし、今思うともっともっと色々な場所に行けたなあと思います。地元で多くの交流や体験はしてきましたが、元来の出不精な性格のため遠方に行く機会が少なかったことを今では後悔しています。

大学での授業のスクジューリングは比較的自由が効く場合が多く、特に3回生、4回生ともなれば平日にお休みを作ることも難しくはないでしょう。そうした自由がきくうちに遠出をしておくべきだったと思います。長期の旅行や海外旅行などももちろん良いですが、こまめに近場からとにかくたくさんの地域に行くというのも、この期間にしかできないことなのです。

社会人になってからは金銭的余裕もでき、長期休暇を利用して旅行なども可能ですが、どうしたって学生時代と比べると機会は減ります
金銭的制約は二の次として、多くの地域を見ることで今後の人生を変える出会いに恵まれることもあるかもしれません。

就職活動の際、面接の場で旅行の話を挙げる学生は少なくありませんが、その中で得た情報や経験が自分の生き方に与えた影響など、旅での収穫を明確に言い表せることが重要だと思います。
アピールのみならず、その後の社会人生活においても「経験を自分の糧とすること」というのは非常に大きな力となりあなたを支えてくれるでしょう。

大切な仲間との旅行はどんなに近場でも一生思い出に残りますよ

スケジュール管理をしなかった

普段の自分のスケジュールを漏らさず管理している人はどれくらいいるでしょうか。

私は学生時代、スケジュール帳をもったことがありませんでした。
スマホで管理する訳でもなく、授業やバイトのシフト、プライベートの予定くらいであれば、頭の中と都度の確認で何とかなっていたのです。
しかし、社会人になればそうはいきません。
社会人になって初めてスケジュール帳でスケジュール管理をし始めた時、何をどう書いて良いか全く分からず苦労しました

社会人、もしくは就活生になると予定も多く細かくなるため何らかのスケジュール管理が必要となります。予定だけでなく、その日や週にやらなければいけないタスク管理も煩雑になっていくでしょう。その時手帳と頭の中がぐちゃぐちゃになるのを防ぐためにも、学生時代からスケジュールを整理する癖をつけておくことは重要だなと思います

最後に

自分は大学時代の4年間で、その後の人生が大きく変わりました

後悔も多々ありますが、あの4年間があったからこそ、今の自分の考え方や対人能力があると思っています。あの時あの経験をしていなければ、あそこで違う選択をしていれば、今の自分はないと心から言えます。

大学生活とはそれほど大きな力と可能性を持っているのです。

そんな自分の大学時代に強く感謝しているとともに、これからそれを経験する皆さんがより充実した時間を過ごせることに、この記事が少しでも道標になれば幸いです。

せーや

せーや

南山大学 法学部法律学科 卒

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