秋学期は、新学期が始まった後のリフレッシュ期間のような時期でもあります。春学期で大学生活に慣れ、授業やキャンパスの環境にも少し余裕が出てきた今だからこそ、新しいことに挑戦するには最適なタイミングです!
この記事では、大学生が秋学期に挑戦できる具体的なアイデアや体験談を紹介していきます。
目次
新しいバイトにチャレンジ
秋学期から冬にかけては、クリスマスや年末イベントなどの期間限定アルバイトの求人が増える時期です。私の友達は期間限定のクリスマスマーケットでバイトをしていました。時給も普段より高く、イベントの雰囲気も楽しめるので、仕事そのものもわくわくする内容だったそうです。
この時期は普段のカフェやコンビニなどの定番バイトよりも、ちょっと特別感のある体験ができるのが魅力です。
新しいバイトを始めることは、大学生活を彩るだけでなく、自分の成長にもつながります。接客やチームワーク、企画運営など、バイト先で得られるスキルは多岐にわたります。初めてのバイトでは戸惑うことも多いですが、失敗も経験のひとつとして学びに変えられます。
実際、友達は最初は「お客さん対応がうまくいかない…」と悩んでいたものの、数週間でスムーズに接客できるようになり、自己成長を実感していたそうです。
大学1年生のうちは、大学生活に慣れてきたタイミング、2年生以降であれば、新生活に慣れてきたタイミングだと思います。そんな時こそ、挑戦のチャンスです。
バイトをしていなかった人は、学業と両立しながら空きコマや放課後の時間を使ってお金をためておくと、年末年始や春休みに自由に遊ぶ資金にもなります。今までバイト先が合わなかった人も、新しい職種や環境で再挑戦するチャンスです。
もちろん、学業との両立や体力面の負担を考える必要がありますが、時間の工夫やシフトの選び方次第で、十分に挑戦可能です。イベントシーズンのバイトは短期間でも充実感があり、大学生活に彩りを与える経験になるはずです。
キャンパス周辺の“冒険”を楽しむ

大学生活、特に1年生の頃は、気がつくとキャンパスと学校、バイト先の往復だけで1日が終わってしまうことがあります。でも、せっかく大学生になったのだから、空きコマや放課後の時間を使って少し冒険してみるのもおすすめです。
私は空きコマの時間に、キャンパス周辺の銭湯やカフェ、雑貨屋さんをふらりと訪れることが多かったです。
意外と都会の方にも銭湯ってたくさんあるんですよね。むしろ田舎な地元の方には簡単に行ける距離にないので、「さっぱりしたいな」ってときにふらっと立ち寄れるってのはすごくいいもんです。
初めて行く銭湯は、入った瞬間から別世界で、温かい湯に浸かりながら一息つくと心も体もリフレッシュできました。友達と一緒に見つけた小さなカフェや古着屋では、思わぬ掘り出し物や美味しいスイーツを発見して、日常の小さな楽しみが増えました。
「うちの大学周りに遊べるところとか、カフェとかないんだけど!」なんて人もいるかもしれませんが、意外と歩いていると地図アプリに載っていないお店を見つけたり、新鮮な景色を見られたりと発見は多いです。
知らない場所に行くことは、気分転換だけでなく、新しい発見や人との出会いにもつながります。「こんな店あったんだ!」という驚きや、「友達と共有したい!」というワクワク感は、キャンパス内だけでは得られない貴重な経験です。さらに、短時間でも外に出ることで、授業や課題に向かう気持ちを切り替えられる効果もあります。
冒険する時間は、無理に計画しなくても大丈夫です。空きコマに気になる通りを歩いてみたり、放課後に友達とふらっと寄り道するだけでも十分です。大学生活の中で「ここにしかない体験」を積み重ねていくことが、日常を少しずつ豊かにしてくれます。
キャンパスと学校、バイト先の往復になりがちな毎日だからこそ、空きコマや放課後は少しだけ自分の好奇心を解き放ち、街探検を楽しんでみてください。思わぬ出会いや発見が、あなたの大学生活をもっと面白くしてくれるはずです。
SNSやYouTubeで自己表現を始める

最近、私の周りでもYouTubeやInstagram、noteなどでの発信を始める人が増えてきました。
私の周りでSNSを投稿している人の人気のジャンルはVlogが多く、中にはゲーム実況や写真投稿など、自分の趣味や日常を切り取った発信を楽しんでいる友達もいます。
発信することなんてない…と思う人でも、まずは日常を記録してみるだけでOKです。
私も最初は「発信したいけど何をテーマにしていいのかわからない・・・」と悩んでいたのですが、「Vlogを始めてみよう」と決め、毎日少しずつ動画を撮ることからスタートしました。
初めの頃は何を撮っていいのかわからず、戸惑うことも多かったですが、撮り続けるうちに、自分が普段どれだけ小さな楽しみに囲まれているかに気づくことができました。
授業やバイトに追われていると、どうしても嫌なことやつらいことに目が向きがちですが、動画を通して日常を客観的に見ると、思っていた以上に面白い瞬間やハッピーな出来事が溢れていることに気づくんです。
また、動画や投稿を通して友達と関わるのも楽しい体験です。最初は一人で撮影していた私も、友達が興味を持って集まってくれるようになりました。動画を撮るために企画を考えたり、ちょっとした挑戦を一緒にやってみたりすることで、日常がより充実します。発信自体がコミュニケーションのきっかけになり、新しい企画やアイデアを友達と試せるのは、大学ならではの特権かもしれません。
さらに、発信する経験はスキルの面でも役立ちます。動画編集や文章作成を通してマーケティングや表現力を磨けますし、情報発信のプロセスを経験することで、メディアやSNSの仕組みが理解できるようになります。
私自身、子どもの頃からSNSを見るのが好きで、つい何時間もスクロールしてしまう日もありましたが、発信を始めてからは見るだけでなく、自分の活動や学びに結びつけられるようになりました。好きなことを形にすることで、自分のスキルや興味がさらに伸びるのです。
もちろん、最初は恥ずかしい、うまくできるか不安、という気持ちはあると思います。しかし、やってみることでしか得られない発見や成長があります。自分の思ったこと、感じたことを表現する習慣は、大学生活をより豊かにしてくれるでしょう。SNSやYouTubeを通しての自己表現は、ただの遊びではなく、自分を知り、周囲とつながり、将来のスキルにもつながる挑戦なのです。秋学期という新しいスタートの時期に、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
友達の世界に触れる
秋学期に入り、新しい授業やバイトにも慣れてきた頃、ふと「もっと新しい刺激が欲しい」と感じることはありませんか?そんなときこそ、周りの友達の世界に触れてみるチャンスです。意外と友達の趣味や興味に詳しくないことって多いものです。普段話す内容や行動範囲は似通っているけれど、友達には自分とは全く違う好きなものやこだわりがあったりします。
私の体験でいうと、ある友達が「まーらーたん」が大好きだと聞き、誘われて初めて一緒に食べに行ったことがあります。友達に声をかけてみるまで、何がそんなに面白いのかよくわからなかったのですが、食べてみるとその美味しさや独特の世界観に気づくことができました。普段なら自分一人では選ばないお店や体験でも、友達に誘われることで新しい発見が生まれるのです。
他にも、面白そうな趣味や活動をしている友達をカフェに誘って少し話を聞いたり、サークル活動を見学させてもらったり、先輩のゼミの話を聞きに行ったり。こうした小さな冒険の積み重ねが、自分の世界を広げるきっかけになります。
私自身も、当時友達に教わったバンドにどハマりし、今でもずっと聴き続けています。もしあのとき声をかけてもらっていなかったら、きっと知ることのなかった音楽や文化だったでしょう。
友達の趣味や興味に触れることは、単なる付き合いではなく、新しい価値観や考え方を学ぶ絶好の機会です。普段の自分の世界だけでは出会えないことや体験に気づくことができるし、意外な共通点や新しい関係性を築くきっかけにもなります。「自分の世界は自分だけで完結している」と思いがちですが、友達の世界に一歩踏み込むことで、予想外の楽しさや感動に出会えるのです。
そんな大げさなことじゃなくても、友達とご飯を食べに行った時に友達の選ぶメニューを真似してみたり、食べ方を合わせてみるだけでも新しい発見になります。
だからこそ、秋学期のこの時期は積極的に友達の趣味や興味に付き合ってみるのがおすすめです。ちょっと勇気がいるかもしれませんが、誘うことで友達も喜び、新しい体験を一緒に共有できるのは貴重な経験です。小さな冒険の積み重ねが、大学生活をより豊かで刺激的なものにしてくれるでしょう。「友達の好きに触れる冒険」は、自分の世界を広げる第一歩です。
資格やスキルの勉強に挑戦

秋学期は、新しい挑戦を始める絶好のタイミングでもあります。私自身は、交換留学に出願するにあたり、秋ごろから本格的にIELTSの勉強を始めました。夏休み中に準備を少ししていたものの、秋学期に入って授業のリズムが落ち着くと、意外と勉強に使える時間も少なくないことに気が付きました。
例えば私の学科は国際経営学科なので、周りの友達はIELTS、TOEIC、簿記、ファイナンシャルプランナー、公認会計士などの資格取得に向けて勉強する人が多かったです。
就活や将来に役立つのももちろんですが、自分の専攻に関するものだと尚更その後の授業の理解も深まり楽しめるので、一石二鳥です。
もちろん、資格だけでなく、自分の興味のある分野の研究やスキルアップでも構いません。私は英語の資格取得を目指しましたが、友達の中にはプログラミングや動画編集、イラスト制作など、自分の趣味や興味を活かして学び始める人もいました。
勉強を始めるにあたって大切なのは、計画的な時間管理とモチベーションの維持です。私の場合、空きコマや放課後の時間に短時間でも毎日触れるようにスケジュールを組みました。
1回にまとめて長時間勉強するより、日々少しずつ取り組む方が継続しやすいと感じました。また、模試や過去問を定期的に解くことで、自分の進捗を可視化でき、モチベーションも上がります。
さらに、勉強仲間を作るのもおすすめです。友達と一緒に問題を解いたり、勉強法を共有することで、孤独にならず楽しく学べます。私もIELTSの勉強会を開き、リスニングやライティングの課題を持ち寄って切磋琢磨しました。友達と一緒に学ぶと、勉強のハードルが下がるだけでなく、刺激にもなります。
私の場合同じく留学を目指す仲間や、既にIELTSの受験経験があった人が周りにいたので、モチベ維持がしやすかったです。
資格やスキルの勉強は、すぐに成果が出ないこともあります。
でも、コツコツ積み重ねていくことで、秋学期のうちに基礎を固め、冬休みや春休みに応用力を伸ばすことができます。大学生活の余裕ができているこの時期だからこそ、新しい挑戦を始めてみましょう。自分の可能性を広げる投資として、資格やスキル習得に取り組む価値は十分にあります。
学内イベント・キャンパス外イベントに参加
秋学期になると、学内外でさまざまなイベントが増えてきます。学園祭や講演会、ゼミのオリエンテーション、ボランティア活動など、授業外での新しい挑戦がたくさん待っています。
私はこの時期に学内アルバイトに挑戦してみました。掲示板や学内メールで募集が出ていることが多く、気軽に申し込めるのが嬉しいポイントです。学生に優しい業務内容で、他学部・他学年の学生と関われる貴重な機会にもなります。
学園祭も大きな経験の場です。屋台の運営やステージスタッフなど、普段の授業では得られないスキルを体験できます。私は友人と一緒に学園祭のボランティアスタッフとして参加しましたが、チームでの連携や当日の臨機応変な対応など、多くのことを学びました。また、普段関わらない学部の学生やサークルのメンバーと知り合えるので、人脈も広がります。
ゼミや講演会に参加するのもおすすめです。特に秋はゼミのリクルートが始まる時期で、先輩や教授との接点を持つ絶好のチャンスです。講演会では、授業では触れられない専門分野の知識や社会で活躍する人の考え方に触れられるため、自分の視野を広げるのに役立ちます。私もある講演会で出会った先輩から、留学やインターンに関する貴重なアドバイスをもらえました。
キャンパス外のイベントも見逃せません。地域ボランティアや企業主催のワークショップ、展示会など、大学外の世界に触れることで、学内だけでは得られない経験やスキルが手に入ります。私自身、地域のボランティア活動に参加したことで、コミュニケーション力やリーダーシップ力を自然に伸ばすことができました。
新しい人や場所、物事に触れることで、大学生活がより豊かになります。授業以外の挑戦は、学んだ知識の実践や、新しい自分の可能性を発見するチャンスです。最初は少し勇気がいるかもしれませんが、一歩踏み出してみることで、思わぬチャンスや人との出会いが待っています。秋学期だからこそできる、新しい挑戦をぜひ楽しんでみてください。
短期留学や交換留学の情報収集
秋学期は、来春や夏に向けて短期留学や交換留学の情報が出始める時期です。大学では、留学経験者による講演会や説明会が頻繁に行われており、参加して話を聞くだけでも視野が広がります。
私自身も今交換留学でドイツに留学中ですが、当時は多少の興味があった程度で、説明会に通ったり、留学を経験した人の話を聞いたりしているうちに留学への気持ちが固まりました。
先輩の留学体験談を聞くことで、「留学にはどんな準備が必要か」「現地ではどのような生活になるのか」といった具体的なイメージをつかむことができました。
交換留学の場合は、留学生やbuddy制度などを活用すると、さらに理解が深まります。私の大学には「buddyプログラム」という制度があり、共通の趣味や関心を持つ留学生とマッチングして交流できる仕組みがあります。
実際に話してみると、教科書やパンフレットだけでは分からない現地の文化や日常生活、学習環境について学べ、とても参考になります。留学生から直接話を聞くことで、単なる情報収集にとどまらず、将来自分が留学する際のモチベーションや具体的な準備の指針にもなります。
情報収集を「小さな挑戦」として捉えるのもおすすめです。
いきなり留学に応募する必要はなく、まずは説明会に参加したり、先輩に質問したり、現地の話を聞いてみたりするだけでも十分意味があります。
こうした小さな行動を積み重ねることで、留学へのハードルが下がり、準備段階から楽しみながら取り組めるようになります。私も情報収集を始めたことで、次の学期に向けた計画を立てやすくなりました。
秋学期のうちに動き出すと、冬休みや春休みに向けて時間的な余裕も生まれます。パンフレットやウェブサイトを見て調べるだけでも構いませんし、留学フェアや個別相談に参加するのも良いでしょう。情報を集める過程で、自分が挑戦したいことや将来の目標も見えてきます。視野を広げるという意味でも、秋学期の情報収集は非常に価値のある行動です。
まずは興味のある国や大学の情報を集め、小さな一歩から始めてみましょう。その積み重ねが、将来の大きな挑戦につながります。
元々私は繊細な性格で、言語面でも周りと比べたら引け目を感じるような実力だったのですが、実際勇気を出してここに来てみて本当に良かったと思っています。
予想していたよりも上手くやっていけているし、一つ一つの試練も落ち着いて対処できています。
もし少しでも皆さんが留学に興味があるなら、説明会や留学生、留学経験者の講演会・交流会にはいってみるべきです。
行ったところで必ず留学に行かなければならないわけでもないので、いくだけ行ってみましょう!
挑戦のコツとマインドセット
挑戦というと大きなことをイメージしがちですが、実は小さな挑戦の積み重ねが大きな変化につながります。たとえば、いつもと違う道を使って学校に行ってみる、いつもと違う学食のメニューを選んでみる、髪型や服装を少し変えてみる、といった日常のちょっとした工夫でも、新しい発見やチャンスにつながることがあります。
肩の力を抜いて、まずは小さな「味変」を楽しむことが大切です。最初から完璧を目指す必要はありません。挑戦の目的は、結果よりも経験を積むことにあります。失敗しても、それは貴重な経験値です。「あのときこうしてみてよかった」「こうすれば次はもっと上手くいく」と振り返ることで、自分の成長につながります。
私自身もある時期から髪を巻いたりネイルをしてみたり、いつもより少し身だしなみに気を遣うようにしました。最初は恥ずかしさやめんどくささもありましたが、周りの反応が思ったより好意的で、自分に自信が持てるようになったのです。また、友達が勧めてくれたイベントに参加したり、新しいサークルに顔を出してみたりすることで、思いがけず新しい友達や経験を得ることができました。
挑戦は必ずしも成功する必要はありません。重要なのは、自分から一歩踏み出すこと、そしてその経験を楽しむことです。小さな挑戦を重ねることで、「やってみよう」という気持ちが習慣になり、次第に大きな挑戦にも取り組みやすくなります。日常の中で少しの変化を加えることを恐れず、自分の可能性を広げてみてください。
まとめ:秋学期の挑戦を未来に繋げる
秋学期は、夏休み明けで新たな気持ちでスタートできる時期です。授業や課題に慣れてきたタイミングだからこそ、空きコマや放課後、週末を使って新しい挑戦を始める絶好のチャンスでもあります。小さな挑戦でも、積み重ねれば確実に自分のスキルや経験、人脈を広げることにつながります。
友達の趣味に付き合ったり、新しいバイトやサークルに参加したり、SNSや動画で自己表現を始めたりすることで、思いもよらない学びや発見があります。最初は戸惑うこともありますが、その経験が将来の自分の選択肢や可能性を広げてくれるのです。
重要なのは、「今日の小さな一歩」を軽視せず、行動することです。完璧を目指す必要はなく、まずはやってみること。その積み重ねが、自分の価値観や興味を広げ、将来の大きな挑戦への自信や土台になります。秋学期に始めたことが、来年の留学や就活、キャリア形成につながることも珍しくありません。
この秋、少し勇気を出して行動してみましょう。新しい経験や発見は、きっと未来の自分を豊かにし、今の大学生活をより充実させてくれるはずです。小さな挑戦を恐れず、自分らしく楽しみながら歩んでみてください。



