目次
はじめに
みなさんは同じ東京都内でも、どこに住むかによって家賃相場が倍ほど違ってくることをご存じですか?
特に中央大学の文系学部が多く存在する多摩キャンパスは日野市という多摩地区の近くにあるので、東京都区内に比べて比較的に家賃相場が安いです。
そして、中央大学・明星大学という多摩モノレールの駅に直結しているため、一人暮らし中央大生は多摩モノレール沿線上に住んでいることが多い印象です。
問題なのは、多摩モノレールそのものが他府県の出身者からして知名度がないことです。
そのため、中央大学の多摩キャンパスに通うことが決まった際に、地方出身の方はもちろん、東京出身の方でも多摩モノレールの沿線上のどの駅が住みやすいのかというのはわからないと思います。
どこに住めば、理想の生活スタイルで一人暮らしができるでしょうか?
そこで、今回は一人暮らし中大生が多く住んでいる多摩モノレール沿線の中でも、代表的な場所を紹介していきたいと思います。
オススメエリア
多摩センター駅
特徴
中大生からは多摩セン(たません)と呼ばれています。
多摩センター駅周辺は多摩ニュータウンの中心的地域として機能しているため、多摩地区にしては都会感があります。
京王線、小田急線、多摩モノレールが相互乗換駅として案内されています!
なので、新宿に出やすく、また、神奈川県から通ってくる中大生はよくこの駅を利用しています。
メリット
バイトが探しやすい!
飲食店バイトや塾講師などをはじめ、他の駅と比べて働ける場所は多いです。
また、新宿や立川などの都会に出やすいこともメリットの一つです。
就活の際は都内に行くことが多くなる時には、都会に出やすいというメリットはとても効いてきます。
他にも、中大生の飲みスポット(立川、多摩セン、新宿)の一つのため、多摩センで飲み会があった時などは家に帰りやすいなどのメリットもあります。
デメリット
一方、デメリットとしては溜まり場になりやすいことです。
溜まり場となると騒音などご近所関係などで色々と問題になってくることもあるので注意が必要です。
また、飲み屋街があるので、駅周辺がよくお酒くさくなることがあります。
大塚・帝京大学駅
特徴
中大生からは塚帝(つかてい)と呼ばれています。
東京都豊島区の大塚駅との誤認を防ぐことから、仮称の大塚と、帝京大学をあわせた駅名となったそうです。
なお、大塚・帝京大学駅から帝京大学までは徒歩で10分以上かかります笑
メリット
メリットとしては、多摩キャンパスに近いことです。
中央大学の多摩キャンパスは山奥にあり、めちゃくちゃキャンパスが広いのですが、特に、サークル棟や文学部棟などは近いです。
また、中央大学にある駐輪場(自転車、バイク)や駐車場もつかていから近いので便利です。
あと、多摩センター駅や高幡不動駅とは異なり、多摩モノレールしか通っていないので家賃も多摩地区の中でも比較的に安いです。
デメリット
一方、デメリットとしては通学までの坂がきついことです。
そのため、夏場などは汗だくで大学に通うことが多い印象です。
つかていの近くに住んでいる友達は坂を徒歩で上りたくないという理由で原付を使って大学に通っていました。
他にも自転車で通っている人もいました。
中央大学・明星大学駅
特徴
私は中大明星(ちゅうだいめいせい)と呼んでいました。
ここの付近に住んでいる人は、「多摩キャンの近くに住んでいる」というので、あまり、この駅の名前を口にしないことが多いです。
駅西側はペデストリアンデッキで中央大学、東側は歩道と学内エスカレータで明星大学の校舎と直結しています。
改札を出て右に曲がれば中央大学、左に曲がれば明星大学なので、ここで一緒にモノレールに乗っていた人たちの大学が振り分けられます。
少々残酷です笑
大学最寄り駅のため通学時間帯の列車到着前後は非常に混雑します。地方出身者や自転車で高校に通っている人にとっては「これが満員電車というやつか」と感じると思います。
改札外にファミリーマート中央大学・明星大学駅店があります。
メリット
大学のキャンパスに近いことです。近いのでめちゃくちゃ通いやすいと思います。
また、大学のキャンパス内に、郵便局や歯医者、売店、眼鏡店、書店など色々な施設が併設されているので、大学のキャンパスに行けばなんでもそろう結果、一人暮らしをするにしては十分に事足りると思います。
私は、多摩キャンパスから遠い場所に住んでいたため、中央大学・明星大学駅に住んでいる人たちを羨ましく思っていました。
デメリット
都心に出るのが不便なことです。
都心(新宿)に行くまでに1時間近くかかる上に、往復で1200円くらい費用もかかるので、就活の際は苦労をします。
他にも、せっかく東京の大学にきたのに、全然東京の大学にきた感じがありません。
「あれ、ここって東京都だっけ」
という感情を抱くのも多々あります。
また、中央大学・明星大学駅付近は本当に多くの一人暮らし中大生がいるので、他大学との出逢いはほぼないそうです(友人が力説していました笑)。
多摩動物公園
特徴
私は「たまどう」と呼んでいました。
京王電鉄・多摩都市モノレールが乗り合わせています。駅前に、多摩動物公園があり、週末には子供連れで賑わっている印象です。
5月5日のこどもの日には入園料が無料になるので、その時はすごく混んでいます。
メリット
多摩キャンパス(特に、図書館や、法学部棟、商学部棟、経済学部棟)に近いことです。
中央大学には一般の中大生には比較的知られていない北門が存在し、多摩動物公園駅から図書館まで10分くらいで着くことができます。
また、北門までの道はすごく自然を感じることができます。
空気も綺麗です。
デメリット
北門を使う場合、夜は暗くて少し怖いことが挙げられます。一応、電灯があるのですが、うまくカバーできておらず、夜は少し危険です。
また、近くに動物園があるため、その匂いがくることもあります。
他にも、多摩動物公園駅付近は店が本当にないので、外食やアルバイトには本当に苦労すると思います。
高幡不動
特徴
高幡不動駅(たかはたふどうえき)は、中大生から「たかはた(多数派)」や「ふどう(少数派)」と呼ばれています。
京王線と多摩モノレールが乗り合わせている駅で、京王高幡ショッピングセンターが駅の中にあります。
都会と田舎の間くらいの規模感です。
メリット
ちょうど良いところです。
中央大学のキャンパスからも電車で7分くらいの場所なので大学へも通いやすく、かつ、都会の新宿までは特急で約30分くらいなので就活の際もあまり困らないです。
また、買い物も京王高幡ショッピングセンターがあるので不便ではないです。
デメリット
地味なところだと思います。
チェーン店の居酒屋などが少ないので、活気がなく、駅全体がどよーんとしている感じです。
まとめ
これまで、一人暮らし中大生が多く住んでいる多摩モノレール沿線の中でも、代表的な場所を紹介してきました。それぞれの駅でメリット、デメリットがあります。
そこで、3つの分類に分けておすすめを提案します!
サークル楽しみたい人
多摩センターの周辺に住むことをオススメします。
中大生の飲みスポット(立川、多摩セン、新宿)の一つのため、特に多摩センで飲み会があった時には便利ですし、他の立川駅や新宿駅へのアクセスも抜群です。
また、たまに飲み会の場所になる高幡不動や聖蹟桜ヶ丘へもアクセスしやすいのも良いです。
他にも、多摩モノレールを使って中央大学に通った場合に、中央大学・明星大学駅の近くにサークル棟があるので、これらの施設に近いのもメリットの一つです。
また、バイトも探しやすいので、サークル活動や飲み会のためのお金を稼ぐこともできます。
資格試験の勉強したい人
中央大学・明星大学駅か多摩動物公園駅の周辺をオススメします。
これらの駅は大学のキャンパスに近いのでめちゃくちゃ通いやすいです。
中央大学は資格勉強をする環境が非常に整っています。
中央大学の近くに住んで、外の誘惑に負けず資格勉強に励むことができます。
運動をバリバリにやりたい人
大塚・帝京大学駅の周辺をオススメします。
長い坂は大変ですが、一つの筋トレとして我慢できれば、この場所ほど通学に良い場所はないと思います。
また、大塚・帝京大学駅から通う方向はサークル棟や部活棟に近いところなのでこれらの場所をよく使う人にとっては便利だと思います!
おわりに
以上、今回は一人暮らし中大生が多く住んでいる多摩モノレール沿線の中でも、代表的な場所を紹介してみました。
今はまだピンとこない駅もあるかもしれませんが、中大生になったら、大学在学中に一度は聞く駅名たちになると思います。
ぜひ中央大学の多摩キャンパスに一度訪れてみて空気感などを感じていただければと思います!