【海外ボランティア体験談】カンボジアで日本語を教えてきた!

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上智大学国際教養学部・国際教養学科3年のけいちゃんです。

今回はカンボジアで日本語を教えた経験をお伝えします!

カンボジアの技能実習生に日本語を教えるボランティアを行いました。

春休みにカンボジアに滞在していて、日本語を教えるボランティアは2週間ほどでした。

海外ボランティアに興味がある方

日本語を教えてみたい方

夏休みに学生時代に語れる経験を積みたい方 など

多くの学生さんにオススメできるボランティアでした!

なぜカンボジアを選んだのか」、「なぜ日本語を教えていたか」、「そもそもカンボジアって?」など、皆さん様々な問いがあると思いますので、この記事で詳しくお話しします↓↓↓

なぜカンボジアを選んだのか?

理由は父がカンボジアに単身赴任しているからです。

かれこれ7年ほどカンボジアで働いていて、その関係で今回でカンボジア渡航は4回目でした。

前に行ったのはちょうどコロナ感染拡大前の2020年3月だったため、丁度2年ぶりでした。その時は、カフェで働いて現地の人と馴染め、友達もできました。

父が単身赴任しているからと言って、単に遊びに行くだけでは勿体ないなと気づいたのがその時で、今回は何をしようとずっと考えていました。

その時に、前から少し興味があった日本語教師にチャレンジしてみようと思い、カンボジアにいる知り合いから送り出し機関を紹介してもらいました。

送り出し機関とは、日本に来る技能実習生に日本に行く前に日本語を教える機関のことです。学ぶ期間が長いわけではないので、学ぶ日本語は基礎中の基礎です。

※技能実習制度という、日本で働いて、そこで得たスキルを自国で生かせるようにするというものがあります。もし興味ある方は、「技能実習制度」や「技能実習生」で調べてみてください!

縁あって、ボランティア先を渡航前に決めることができ、スケジュールも事前に立てられました。海外ボランティアをする際は、現地についてからスケジュールを組むのではなく、日本にいる時から決めておくことをオススメします!

なぜなら、現地についてから探したりしていると、その時間が単にもったいないからです。せっかく海外に来たのであれば、そういった調べたり日程調整する時間を、料理食べたり、現地の人と交流する時間に費やした方が良いと思います(^^)

カンボジアとは

カンボジアってどこ?どんな国?と思っている方も多いと思います。
10カ国くらいに渡航したことがありますが、私の中では1番の国です!

●日本との時差: -2時間

●通貨: 米ドル・リエル(自国の通貨)
※内戦時代の関係で、自国の通貨の価値が下がり、東南アジアで唯一米ドルを使っている国です。基本的に米ドルで払うと、おつりがリエルで返ってきたりします。

●フライト経路:
・直行便: 成田⇔プノンペン(カンボジア首都)[6時間] ※2022年6月10日現在、運航していません。
・経由: 成田→ベトナム・マレーシア・韓国・タイ→プノンペン [10時間ほど]

●交通手段: トゥクトゥク(Tuk Tuk)・タクシー・バイク・車
※トゥクトゥク(Tuk Tuk)とは、東南アジアを中心に主流の、バイクのタクシーみたいなものです!

●言語: クメール語
※英語はローカルなところに行くと、通用しないところも多いです。
ただ、モールなどに行けば、通じることがほとんどです。

百聞は一見に如かず。実際に行ってみた方が分かることは多いと思いますが、もし興味があれば、調べてみてください!特に、カンボジアについて情報発信しているYouTuberの動画をみるなどが、面白いと思います。現地の生の様子をつかみやすいです。

日本語講師ボランティアの内容

基本的には皆さんがイメージしているようなことをしていました。ただ、学校や生徒によって日本レベルに差があります。概要は下にまとめておきました↓

●ボランティア時間: 5時間/ 1日(1時間のお昼休憩)
※かなりフレキシブルで、自分で1日のボランティア時間を決められました!

●日本語レベル:初級
※例えば、「どこに、トイレがありますか?」のような、本当に基礎的な日本語表現から学んでいくコースを担当していました。

●指導形態: グループ
※グループ指導で、20名ほどの生徒の指導をしてました。

私がボランティアをしていた日本語教室では、裁量大きく活動させていただけました。2時間の授業を全て任せていただき、私が主体的に授業を作りました。

日本語クイズを出したり、ゲーム形式で授業を進めるなど、自由に授業をさせていただきました。

日本語教えるって簡単?

実は結構難しいです。

母語であるから、ある程度教えられるだろうと思っていました。ただ、いざ生徒の前に立ってみると、質問にうまく答えられなかったりすることもありました。

また、自分が勘違いしていた日本語にも気づくことがありました。

例えば「3分」の読み方です。これの正しい発音は、「さんぷん」ですが、私自身「さんふん」と読んでいました。もし詳しく知りたい方は、こちらの記事を確認してみてください!

ただ、簡単に物事を伝える力は磨くことができたと思います。

自分が知っていることを、相手にも分かりやすく伝える。あくまで相手が何も知らない前提で話を進めることの難しさはありましたが、回数を重ねることになれてきました。

日本語講師ボランティアに参加することで、得られる経験や力は様々かと思います!

日本語を学んでいるカンボジアの大学生との交流で学んだこと

このボランティアを通して学んだことは大きく分けて2つあります!

①洗練された言語力より「伝える/ 協調力」

私は日本語と英語しか話せず、カンボジア語は話せません。(単語を並べて話すことが限界です、、、笑)そして、生徒たちもまた、言葉のキャッチボールが難なくできるほどの日本語力には達していません。

ただ、授業やお昼休憩の時間を通して、生徒たちとも仲良くなり、友達になれました。

距離を縮められた理由の1つに、伝え・協調する努力があげられます。カンボジア語は分かりませんが、ジェスチャーや翻訳機を使って、自分の思いを伝える努力をしました。そして、逆に相手が頑張って伝えてくれる時は、こちらも理解する努力、協調する努力をしました。

もちろん、言語を流暢に話せれば良いに決まってます。ただ、伝える力や協調力があれば、言語の壁はある程度超えられると感じています。

②現地の事は現地の人に聞くのが一番

旅先で美味しい料理を食べるには、現地の人に聞くのが良いという話は有名ですが、まさにそれを感じました。

私はどのカンボジア料理が美味しいかあまり把握しておらず、食べるのに抵抗がありました。ただ、現地の知り合いからオススメされたりすると、食べてみようという気になりました。

このフルーツが袋に入っていて、辛いソースにつけて食べる料理は、生徒から紹介してもらいました。最初は抵抗がありましたが、食べていく中で美味しさに気づけました!

結局、道も料理も何もかも、現地の人に聞くのが一番良いと思います!

最後に

  • 長期休暇中に、何か挑戦したい
  • 教育や教えることに興味ある人
  • 途上国の支援に興味ある人

などは、カンボジアなどの日本語講師ボランティアに参加してみてください!
きっと何か得られるものがあり、貴重な体験になると思います。

けいちゃん

けいちゃん

上智大学 国際教養学部 国際教養学科 大学2年

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