みなさんこんにちは!
研究活動と就活に追われている大学院生のもりもりです。
最近就活をしていて、英語ができる人の需要がかなり高いことに気が付きました。特に私は外資系企業に興味があるので、英語の面接はよくあります。
日本の義務教育で英語がありますが、英語に苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか??
今回は、「英語が使えるようになると楽しい!」「英語をもっと好きになってもらいたい!」という熱い想いで、英語力を向上させるための方法をいろいろ書いてみました。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
そもそも英語力とは?
皆さんは英語力と聞いて何をイメージしますか?
英語の能力と言っても様々だと思うのですが、社会に求められる英語のスキルという観点では、大きく2つに分けられると私は考えています。
1つ目は「点数で測れる英語力」、2つ目は「点数では測れない英語力」です。
この2つについて、具体的に紹介していきたいと思います!
「点数で測れる英語力」と「点数では測れない英語力」
まず、「点数で示せる英語力」というのは、いわゆるテストのことを指します。
就職活動で聞かれるのが、TOEICや英検、TOEFLなどの成績ですね。留学においてスコアが必要になる場合は、アメリカだとTOEFL、オーストラリア・イギリスだとIELTSになります。
Reading、Listening、Speaking、Writingの4項目があり、勉強して対策をすれば数字という目に見える形で評価されます。
ここで落とし穴があるのですが、「英語テストの点数が高い=英語ができる人」と断定はできないということです。テストの点数が高くて英会話できない人、逆にテストの点数は低いけど流暢に英語でコミュニケーションが取れる人など、英語力にも色々なタイプがあります。
テストの点数を取るためには、「机に向かって勉強する」という時間が少なからず求められます。
英語に苦手意識があっても勉強のプロセスが確立している人であれば、問題集を解いて情報処理能力を高めるだけで高得点は十分狙うことができます。
では、「英語ができる!」というためにやるべきことは何でしょう?
それは「練習・経験」です。これは、「点数で測れない英会話力」に直結します。
日本では中学から英語が義務教育です。中学1年生から大学4年生まで英語に触れるので、10年間は勉強していることになります。しかし、未だに自己紹介、道案内、旅行先のレストランで注文をする、など基本的な英会話が流暢にできる日本の方は少ないです。この状況を疑問に思ったことはありませんか?
それは勉強が足りていないからではありません。練習の機会が少ないことが原因です。
テストで点数を取るために問題集で類似の問題を解いて、「練習」しますよね。
同様に、英会話できるようになるためには、実際にネイティブの方と喋ってみたり、ひとりで発声練習してみたり、「英語を声に出す練習」が必要となります。
「テストである程度点数を獲得している」+「英語で他人と意思疎通できる」
英語力を武器にしている人は、必ずこの2点を抑えています。つまり、「点数で測れる英語力」と「点数で測れない英語力」の両方を鍛えているのです。
それでは、それぞれどのように勉強したら良いのでしょうか?
「点数で測れる英語力」をアップさせる方法
学校のテストではなく機関が出している英語力を測るテストは「TOEIC」「TOEFL」「IELTS」「英検」の4つが有名です。私はこの中でTOEICとTOEFLを受験し、TOEICは835点、TOEFLは71点を取得しました。
単刀直入に言います。1番点数がアップしやすいのは「TOEIC」です!
なぜかというと勉強する範囲が明確で対策が比較的簡単だからです。
TOEICは、ビジネス英語を基本とした英語力を測るテストです。メール文書やイベントチラシ問題など、構成が似ている問題がとても多いです。また、英単語もビジネス英語を中心に対策すれば、ある程度網羅することができます。
英語のスコアが何か欲しい!と思っている方はTOEICをお勧めします。
一方で、英検やTOEFL、IELTSは点数アップに時間がかかります。なぜかというと、問題のトピックが広いからです。
特にTOEFL、IELTSなどは英語力では太刀打ちできない問題も多くあります。これは「留学」を目的に英語力を測っているからです。
海外の大学の講義を聞いてどれくらい理解できるか?ということを念頭においているため、ReadingやListeningではかなりアカデミックな内容が目立ちます。
私がTOEFLのReadingで苦しめられたのが「アメリカの政治の歴史」についてのトピックです。私は理系に進学したため、歴史や政治をあまり勉強していませんでした。そのため政治の基本的な知識やバックグラウンドを知らず英語の長文を読んでも内容があまり頭に入ってきませんでした。
なおかつTOEFLはSpeaking、Writingの対策もしなければならないのでかなりハードです。私は自分が最後までやりきれそうな参考書を購入して、少しずつ勉強していました。
おすすめアプリ
Listening対策で使っていたアプリはTEDICTです。
このアプリは、アカデミックなトピックが盛りだくさんで、日本語と英語の字幕が両方見られます。リスニング強化には絶対ダウンロードした方が良いと思います!
App Storeからダウンロード Google Playからダウンロードおすすめ参考書
TOEICで点数を取るためにオススメの参考書は、公式問題集や直前模試形式のものです。
Amazonで見る Amazonで見る Amazonで見る単語帳は一応出る単の金のフレーズを使っていましたが、私は単語帳から覚えることが苦手でした…。そのため、Readingで分からない単語が出てきたときにノートにメモして、自分だけの単語帳を作ったりして対策していました。
TOEICあるあると対策法
もともとTOEIC500〜600点程度取れる方ならば、必要なのは「速く処理する力」となります。
時間をかけたら解ける…。でもいつも制限時間以内に全部読むことができない。
これはTOEICあるあるだと思います。とにかくたくさん問題を解いて、間違えた問題はノートにメモするなどして復習すると効果的です。なぜなら「似たような問題たくさん出るから!」です。そして大事なのは毎日勉強することです。
英語は言語なので、毎日継続的に勉強しないと忘れてしまいます。週1回7時間勉強するよりも毎日1時間勉強する方が効果を得られます。1時間勉強できなくても、15分程度で大丈夫です。(長文1〜2問など)
とにかく毎日勉強するというのは、英語以外の言語でテストを受けるときも重要だと言えるでしょう。
「点数で測れない英語力」をアップさせる方法
点数で測れない英会話力を身に着けるのに大事なのは、たくさんインプットすることです。インプットなしにアウトプットはできないので多くインプットすることは必須になります。
赤ちゃんが言葉を覚えるときも、お母さんの言っていることをひたすら聞いて、真似をして、だんだん喋れるようになりますよね。
インプットするというのは、問題集を多く解くことだけではありません。
ネイティブの英語をなるべくたくさん聞くことです。YoutubeやNetflixなど活用して、なるべく自然な英語を聞くことをオススメします。
たくさんリスニングして耳が英語に慣れてきたら、話す練習もしたくなりますよね。
海外の友達と何気ない会話をするシチュエーションを想像してみてください。
日常会話なのでそんなに凝った内容は喋らないですよね。日本語で友達と会話するときも
「すげ〜」「やばいな〜」「ほんまに〜?」「えっと…」「それどこにあるん?」「どうやってするん?」
という感じかな〜と思います。
英会話に大事な3要素
会話で大事な要素は、以下の3つです。
- 形容詞
- 繋ぎ言葉
- 疑問文
形容詞
より多くの形容詞は、会話が華やかにしてくれます。
例えば「すごいね!」と英語で言いたいとき、Cool, Awesome, Fantastic, Nice, Amazingなどなど、ニュアンスの違いはあれど色々な言い方ができます。
いろいろな形容詞を知っているだけで返答のバリエーションが増えるので、会話は弾んでいるように聞こえます。
繋ぎ言葉
繋ぎ言葉は、流暢に話しているような印象を与えてくれます。Well…, You know…, I think…, I mean…, Like…,など話す前や文の途中でこのフレーズを入れると考える時間が確保できたり、ネイティブっぽく聞こえたりします。
疑問文
最後は疑問文です。会話が弾むには「質問」をしなければなりません。
質問→返答→それに対する感想の繰り返しで会話は進んでいきます。
質問の仕方を勉強するだけでもかなり価値があることだと私は思います。
おすすめ勉強法
質問&返答の英会話でオススメなのは、YoutubeでVogueのチャンネルにある73Questionsです!海外の有名人にテンポ良く質問していく動画は英語としても、コンテンツとしても充実したものになっています!
最後に
いかがでしたか?
この記事でいろいろな勉強法をお伝えしましたが、1番大事なことは楽しむことです!楽しむことができないと継続も難しく、勉強が苦痛になってしまいます。
また、今は無料のコンテンツが溢れていて、頑張ればお金をかけずに英語を勉強することができます。大学によってはTOEICやTOEFLで良い点数を取ると補助金がもらえたりもするので、モチベーションを高く持って頑張っていきましょう!