立教経営あるあるを言いたい。

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最近、立教大学の経営学部を志望している高校生から「立教経営の“あるある”って何かありますか?」と聞かれました。

そういえば、これまでなんとなく自分の中で「そういうとこあるよね〜」と思っていたけど、ちゃんとまとめたことはなかったかも。ということで、今回は立教経営に関心がある受験生に向けて、在学生目線で感じる“あるある”を紹介してみます。

ちゃんと他の立教経営生にもアンケートをとって、多く寄せられたものをピックアップして紹介するので、リアルな記事になると思います。

皆さん、立教大学の「経営学部」に対してどんなイメージがありますか?


「おしゃれな陽キャが多そう」とか、「なんか忙しそう」「グループワーク多いんでしょ?」「起業目指してそう」なんて声をよく聞きます。

他学部の友達なんかからはよく「ウェイしかいないんでしょう」とか言われます。

確かにそのイメージ、あながち間違っていませんがリアルな日常はもっと多彩で面白いです。

今回は、そんな立教経営の日常をちょっとディープに掘り下げ、“あるある”という形でゆるく、ちょっと笑える視点からのぞいてみよう思います。

受験のモチベになるか、ちょっと不安になるかは読んでからのお楽しみ。

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インスタで課題アンケートとりがち

立教経営学部の学生なら一度はやったことがあるはず、それが「インスタのストーリーでアンケートフォームをシェアする」こと。

いきなり超具体的かつシュールなところをついていきます。

特に1年生の春学期に必修の「BL0(ビジネス・リーダーシップ・ゼロ)」という授業では、チームでビジネスプランを考え、それを発表するスタイルのワークが中心。市場調査仮説検証の一環で、「〇〇について教えてください!」といったアンケートをとるのが定番です。

文言はたいてい「授業で使うアンケートです!ご協力お願いします!」で、ストーリーにリンクを貼って拡散。しかし、ストーリーだとスルーされがちなので、みんな工夫を凝らします。

私は何かしらのアンケートを取った際、「答えてくれたら自己肯定感をぶち上げる激褒めメッセージをもれなく送ります!」とかいう地味にうれしいんだかわからないお返し制度を導入していました。(まあまあ回答が集まったので返信が大変だった。)

もはや経営学部生のSNSは、マーケティングとブランディングの実験場。私自身も、最初は恥ずかしさがありましたが、いつの間にか「どんな文言なら回答率が上がるか?」を考えるのが楽しくなってきて、気づけばA/Bテストまでしてました(笑)。こうした経験が、自然とプレゼンや企画力にもつながるのが、経営学部の面白いところです。

留学経験者・英語喋れる人多いがち

国際経営学科があるからでしょうか。それとも、立教大学自体が英語教育・国際教育に力を入れているからなのでしょうか。とにかく、経営学部には英語が堪能な人や、留学経験のある人が本当に多いです。

私が普段関わっている友人や同級生だけを見ても、感覚的には半分くらいが何らかの海外経験を持っている印象です。高校時代に1年間アメリカに留学していたとか、小さい頃に海外で暮らしていたとか、語学留学を繰り返していたとか…。もはや「留学してた?」「うん、ちょっとだけだけど」みたいな会話が当たり前のように交わされています。

さらに、海外に住んだ経験はなくても、幼少期から英会話スクールに通っていたとか、インターナショナルスクール出身で日本語と英語のバイリンガルです、なんて人も普通にいます。中にはTOEFLやIELTSの点数がとんでもなく高い人や、英語でのディスカッションに慣れきっていて、ネイティブと対等にやり合っている人もいたりして、最初は本当に驚きました。

そんな環境の中で、私自身はといえば・・・

入学当初、海外経験といえば中学時代に一週間弱、アメリカにホームステイに行った程度。英語は好きだったけど、特別な指導を受けていたわけでもなく、スピーキングとなると「うーん…一応、簡単な会話くらいなら…」というレベル。

それでも高校時代は資格試験でまあまあなスコアを持っていたので、中途半端に自信があり、入学と同時にその小さなプライドはへし折られることになります。

2年生になった今、国際経営学科では必修の英語授業がレベル別に分かれており、私はBクラスに配属されています。Aクラスはほぼネイティブレベルか、それに近い人たちが集まっている印象。Bクラスといえども油断できず、発音も語彙力も高い人たちがゴロゴロいます。正直、最初は自分との差に圧倒されて、落ち込むこともありました。

でも、その「できる人たち」に囲まれていることで、自然と耳も慣れてきて、授業中やプレゼンの練習中に「この表現、真似してみよう」とか「こういう言い回しって使えるんだな」といった発見が毎日のようにありました。先生たちも英語ネイティブが多く、授業は基本すべて英語で進行。最初は必死についていくので精一杯でしたが、気づけば自分でも少しずつ英語を“使える”ようになってきたのを実感しています。

今では、留学生の友達と話すときも、言葉に詰まることなく自然とやり取りができるようになりました。もちろん、まだまだ流暢とは言えませんが、入学当初と比べたら大きな進歩。あのとき、英語が飛び交うこの環境に飛び込んだからこそ、ここまで来られたんだと思います。

英語が得意な人が多い環境にプレッシャーを感じることもありますが、それ以上に「自分も頑張ろう」と思わせてくれる、いい刺激に満ちています。これこそ、立教経営の醍醐味の一つかもしれません。

大事なレポートが同時にドーン

これは立教経営学部あるある中でも、特に多くの学生が「わかる!」と共感する現象ではないでしょうか。何週間も前から授業で言われていたはずなのに、気づけばレポート提出が同じ週、いや同じ日になっていた・・・という事態。しかもどれも「授業の集大成」とも言える重たい課題ばかりで、手が抜けない。そんなことが頻繁に起こるのが、経営学部の特徴かもしれません。

その理由のひとつが、経営学部の評価スタイルにあります。多くの授業では、テストの代わりに中間レポートや期末レポートが課されます。もちろん、小テストやプレゼン、出席点なども評価に含まれることがありますが、中心はレポート。つまり、レポートが私たちの「期末試験」なんです。

また、立教の経営学部は、グループワークやプロジェクト型の課題が多いことでも有名です。1人で完結する課題だけでなく、メンバーと予定を合わせて話し合いをして、資料を作り、発表をして、という一連のプロセスを経てようやく完成する課題も多いです。そうした課題が、学期末にかけて一気に押し寄せてくるのです。

特に大変なのが、3〜4本の大きなレポートが同時に出される週。どれも分量が多く、テーマも深い。簡単に終わるような内容ではありません。マーケティング戦略を立てるレポート、組織論に関する考察、英語でのプレゼン資料作成に関する解説レポート…など、頭の切り替えも求められます。

当然、提出直前の週はその辺で「レポート終わらないんだけど?!」と嘆いている経営生をその辺でしょっちゅう見かけることになります。LINEでは「やばい」「間に合わない」「あと300字が遠い」などの悲鳴が飛び交い、キャンパス全体が一種の戦場のような空気に包まれます。その時期は授業でみんなに会ってもピリピリしてあんまり楽しく話せない、なんてことも。

でも、そんなハードなレポートラッシュにも、経営学部ならではの利点があります。それは「テスト期間に余裕がある」こと。経営学部の授業は試験よりレポートで成績をつけるものが多いため、他学部が期末試験でてんやわんやしている時期には、経営学部生は比較的自由な時間を確保できることも。うまく計画を立てて乗り切れば、早めに夏休み気分を味わうことも可能です。

とはいえ、それもすべてはあの怒涛の「レポート同時ドーン期間」を乗り越えてこそ。毎回「あのときもっと早く取りかかればよかった」と反省しつつ、次の学期もまた同じことを繰り返す──それが、立教経営の学生らしいリアルな日常です。(私はなぜか1年のこの時期にいい感じの人といい感じになり、デートに行って必修レポートを提出し忘れ、現在再履修中です。最悪!)

夜中のグループワーク

これですね。立教経営名物といっても過言ではない「深夜グループワーク」。これを「青春!」と感じるか、「負の伝統!」と感じるかは人それぞれですが、私は声を大にして言いたい。完全に負の伝統です!!

というのも、立教経営学部にはグループで課題に取り組む授業が本当に多いんです。ビジネスプランを考える、プレゼン資料を作る、マーケティング調査の結果をまとめる・・・。どれもグループでの相談や作業が欠かせない。でも問題は、みんなめちゃくちゃ忙しいということ。サークルにバイトにインターンにボランティアに海外交流・・・。どこからその体力湧いてくるの?って聞きたくなるくらい、予定パンパンの人ばかりです。

当然、日中に全員のスケジュールが合うわけもなく、行き着く先は「じゃあ23時からZoomで!」という深夜ミーティング。夜型人間にはありがたいかもしれませんが、軟弱体質の私には厳しい。夜は寝たい!朝も寝たい!昼は自由に生きていたい!という人です。なんで経営学部にいるのか、たまに本気で自分に問いかけます。本当は自由に生きたいから経営を学びたかったのに。

しかも、グループが4〜5人になると、誰か1人の都合に合わせると他の誰かが犠牲になる構図が常に発生。「今日だけ徹夜で大丈夫です!」みたいな謎の体育会ノリで突っ走れる人もいる。

もちろん、中には「この忙しさが楽しい!」「青春してる感じがたまらない!」とポジティブに受け止めている人もいます。実際、深夜のグループワークで仲良くなって、学部を超えた友達ができたり、卒業後もつながり続ける人もいるらしいです。でも私は正直、そうは思えませんでした。眠いときに会議しても、頭は回らないし、建設的なアイデアなんて出ない!というのが持論です。

最近では、さすがに教授陣の間でも「深夜グループワークが常態化しているのは問題では?」という声が上がり始め、一部の授業では「深夜のグループワークは無理しすぎずに」みたいなアナウンスも見られるようになってきました。でも、それがどこまで実効性があるのかは正直疑問です。学生側の自主性に任されている限り、深夜Zoom文化が完全になくなることはなさそうです。

立教経営には、体育会系で筋トレ大好き、体力も気力もフル装備な人が多くて、深夜のミーティングにも文句ひとつ言わず参加して、資料もビシッと仕上げてくる。そんな同級生を見ていると、「ああ、こういう人が将来エリートビジネスパーソンになっていくんだろうな」としみじみ思います。私はといえば、その傍らで「なんで今日も深夜Zoom…?」と呟きながら、のらりくらり暮らしています。

こういう環境にいると、「自分って社会に出て行けるのかな・・・」とか自己嫌悪に陥りがちですが、彼らとは別の形、別の色を持っているだけで、私の特性はそれはそれでどこしらで活用できるはず。と、折り合いをつけて別のことを頑張るようになりました。

文章とか、思っていることは永遠に言葉にできるので、こういう記事執筆とかは向いているのかもしれません。

横文字使いがち

「“エビデンス弱くない?” “一旦今日のアジェンダ決めておこう” とか言いがち」

立教大学経営学部にいると、気がつけば会話の中に横文字が飛び交うようになります。最初は「え、何その言葉…?」と戸惑っていたのに、いつの間にか自分も自然と使うようになっている。これも経営学部あるあるのひとつです。

よく出てくるワードといえば、「アジェンダ」「エビデンス」「サイテーション」「リファレンス」「ソース」など。プレゼンやレポートの打ち合わせで「じゃあまず今日のアジェンダ確認しようか」と言われたときは、「アジェンダって議題って意味だよね…?」と心の中で日本語に訳してから理解していたのに、2週間後には自分が真顔で「アジェンダ出しておきますね」と言っていた、なんてことも。

これらの横文字は、授業の中で学ぶ場合もありますが、実はもっと多いのが、ビジネスコンテストやインターン、あるいは意識の高い先輩や友達から自然と吸収するパターンです。特にグループワークや発表の準備中は、どこかで仕入れてきた言葉を使うことで、議論の場がぐっと“それっぽく”なるので、意図せず使ってしまうんですよね。

例えば、資料作成中に「この部分、エビデンス弱いからもう少し調べ直したほうがいいね」とか、「ちゃんとリファレンスつけておかないと教授に突っ込まれるかも」なんて会話が飛び交うのは日常茶飯事です。たとえ内容が薄くても、言い回しがそれっぽいと議論が回っているように感じるから不思議です。

一方で、こういった横文字の使い方には賛否両論も。中には、「そんなカタカナ使わなくても、日本語でいいじゃん」と思っている人もいるし、「本質を見失わずに内容を充実させようよ」という冷静な指摘をする人もいます。でも、やっぱり「エビデンスが弱い」って言われると、「証拠が薄いよ」よりもちょっとカッコよく聞こえるんですよね。

ちなみに、横文字を使いこなすタイプの人は、だいたいプレゼンも得意で、見た目もシュッとしていて、話し方にも自信がある印象。そういう人に出会うと、「あ、就活強そう…」と密かに思ってしまいます。そして、自分もそれっぽく言いたくて、つい口をついて出る「サイテーション」や「プランニング」──これはもう経営学部という環境が生み出した、ある種の“言語環境”なのかもしれません。

もちろん、すべてを横文字で済ませるのは考えものですが、こうした言葉に自然と触れる機会が多いのは、将来ビジネスの場で活きてくるのかもしれません。気づけば、ゼミや何かしらの志望理由書に「コミット」「フィードバック」「アウトプット」などを自然に書いていた、なんてことも。

横文字の多用、それは経営学部で過ごすうちに身についてしまう、ちょっとした“クセ”のようなもの。最初は違和感があっても、数ヶ月後にはあなたも「そのアジェンダ、再構成したほうがよくない?」なんて言ってるかもしれません。

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長期休み、海外旅行いきがち

「春休み・夏休み=海外行っとく?のノリ」

立教経営学部の長期休みといえば──海外旅行!これはもう、完全にあるあるです。経営に限らず、国際系の学部の大学生はどこもそんな感じかもしれません。

春休みや夏休みに入った瞬間、Instagramのストーリーが海外の景色で埋め尽くされる。空港の写真から始まり、機内の窓からの景色、ホテルのルームツアー、現地グルメ、観光地の絶景、最後は「また絶対来たい!」の投稿までがテンプレです。

なぜそんなに海外旅行率が高いのか。理由はいくつかありますが、やはり国際経営学科の存在が大きいと思います。もともと海外に興味がある人が集まってきているし、英語に抵抗がない学生が多い。さらに、留学経験者も多く、海外=遠い世界ではなく「ちょっと羽を伸ばしに行く場所」くらいの感覚になっている人も珍しくありません。

そもそも立教大学自体実家が太い人が一定数いるので、家族で頻繁に海外旅行に行く人もたまにいます。

それから、授業のスタイルも一因です。経営学部では、期末試験の代わりにレポート提出やプレゼンで評価される授業が多い。そのため、試験期間中も比較的自由に時間を使いやすく、「テストが終わってから旅行の準備!」というより「課題を早めに終わらせて、長めに旅行しよう」みたいなスタイルの人が多いです。私の友達には、コツコツ貯めたお金で春休み1か月近くかけてヨーロッパを周遊した友達がいます。

旅行先はやはり、ヨーロッパやアジアが人気。韓国やタイ、ベトナムなどの近場もあれば、フランス・イタリア・スペインなどでおしゃれな街歩きを満喫する人も。中には「3カ国周遊してきました!」なんて猛者もいます。SNSにアップされた写真はどれもキラキラしていて、見ているこっちが眩しくなるレベル。しかも、ただ遊びに行くだけじゃなくて、「現地のビジネスモデルを見てきました」「SDGsの取り組みに関心があって…」と、学びにつなげているあたりも、いかにも“経営学部っぽい”。

私も大学1年生の夏休み、春休みでは、「台湾」「韓国」「ベトナム」に行ってきました。台湾とベトナムは一人旅です!韓国は当時付き合っていた彼氏と行きました。

海外旅行に行くかどうかは個人の自由。でも、長期休みになると「どこ行くの?」と聞かれる率が高くなるのは間違いなし。行かなくても、国内旅行の予定を立てたり、何かしらの“ネタ”を用意しておきたくなるのも、ちょっとしたプレッシャーだったりします。

でも、そんなふうに行動力と好奇心にあふれた人が多いのが立教経営。遊びも学びも本気でやる、そんな仲間に囲まれて過ごす学生生活は、やっぱりちょっと刺激的で、ちょっと羨ましくもあるのです。

なにかしら活動してる人多い

「“何やってるの?”って聞くと、話が止まらない」

立教経営学部で日々を過ごしていると、「え、みんなそんなに動いてるの?」と、驚くことがよくあります。サークル、学生団体、NPO、長期インターン、ビジコン、起業準備…とにかく何かしらの活動をしている人が本当に多いんです。授業に行って、課題をこなして、さらに放課後も活動して・・・どこにそんな体力と時間が?と素で思ってしまいます。

中でも目立つのは、ビジネス系の活動。経営学部ならではという感じで、学生団体で企業とコラボしてプロジェクトを回している人や、地方創生やSDGs関連の活動に携わっている人も少なくありません。また、プレゼン大会(ビジコン)に出場して賞を取ってきた!みたいな人が普通に隣の席に座っていたりして、こっちは黙ってうなずくしかないということも・・・。

そして何よりすごいのが、みんな「活動していること」をキラキラした感じで語れるところです。何気なく「今どんな感じで過ごしてるの?」と聞いただけで、「えーとね、NPOで地域活性プロジェクトをやってて、その一環で来月フィリピン行くんだ」「今、スタートアップのマーケチームでインターンしてて、週3渋谷オフィスで働いてる」など、一人ひとりのエピソードが濃い

もちろん、全員が「超アクティブ」というわけではありませんが、「え、まだ何もやってないの?」という空気がゼロとは言えないのも事実。特に1年生の頃は、「私も何か始めなきゃ」「何かに所属してないと不安…」という気持ちに駆られる人も多いです。

でも、それが悪いことかというと、そうでもありません。周囲にがんばっている人がたくさんいる環境だからこそ、「私もやってみようかな」と一歩を踏み出しやすいし、ちょっと背伸びして活動に飛び込んでみたら、案外楽しくて世界が広がった、という話もよく聞きます。

実際、立教経営には、「経験から学ぶ」ことを重視する風土が根付いています。授業でもフィールドワークや企業分析、ケーススタディなど、実践型の学びが多いので、自然と“実社会との接点”を求めて外にも動きたくなるんですよね。

あと、シンプルに「人とのつながり」が魅力です。同じ団体のメンバーや、インターン先の先輩・社会人の方など、活動の場を通じて得られる出会いや刺激が、「動いてみてよかった!」と思える原動力になっています。

もちろん、無理に何か始めなきゃいけないわけではありません。だけど、何かに取り組んでいる人が身近にいて、それに触発される環境って、実はすごくありがたいこと。自分のペースでいいから、ちょっとずつ「やってみたい」気持ちに素直になれるのが、立教経営のいいところです。

私は文章書いたり動画を発信したりと発信力を身に着けることと、とにかく旅に出ること、なるべくたくさんの作品に触れることを大学生活のテーマにしています。ビジネスとか競技系の活動が多い経営学部生の中では珍しい方かもしれませんが、自分の道を信じて頑張ります。

固まってPC開いてる集団=経営学部説

キャンパスのラウンジ、図書館のフリースペース、カフェスペースや空き教室。そこにMacBookを開いた数人の学生が円をつくって座っていたら――高確率で経営学部です。

これは本当にあるある。立教経営学部はグループワークが多い学部として知られていて、授業の中で何かしらの課題をチームで進めるケースが頻繁にあります。プレゼン準備、ビジネスプランづくり、データ分析や顧客アンケートの設計など・・・PCを使わないとどうにもならない作業ばかり。そのため、空きコマや放課後を利用して、自然と集まって作業を進めるスタイルが定着しているんです。

そしてその作業風景の特徴が、“雑談半分・作業半分”の絶妙な空気感。真面目な話をしていたかと思えば、急に旅行の話になったり、他学部の友達の噂話に脱線したり…。だけどいつの間にか「じゃ、パワポの流れ整理しようか」「この統計って何使ってたっけ?」と自然に作業モードに戻っていく、その緩急のリズムが、まさに経営学部っぽさ。

さらに注目したいのは、MacBook使用率の高さ。もちろんWindowsの人もいますが、なぜか経営学部ではMac派が多い印象です。シルバーのボディを開いて、Keynoteでスライドを作成し、Notionでタスク管理、Googleドライブで資料共有・・・。この一連の流れが、もうお決まりのルーティンになっている人も珍しくありません。

また、集団で行動している姿が目立つのも特徴です。グループワークの打ち合わせが終わった後、そのままランチに行ったり、空きコマも一緒に過ごしたり。つかず離れずの距離感を保ちつつ、しっかり連携しながら課題に向き合っていく様子には、どこか“働く社会人予備軍”のような雰囲気すら漂います。

ちなみに、このスタイルは1年生の頃から始まります。BL0やPBLと呼ばれる実践的授業では、ビジネスプラン作成やフィールドリサーチをグループ単位で行うので、自然と「PC開いて話し合う文化」が身につくんですよね。慣れてくると、ちょっとした打ち合わせも「集まって5分話そうか」「ドライブ更新した?」という具合に、まるでスタートアップのプロジェクト会議のようなノリに。

もちろん、みんながいつも真面目に課題をしているわけではありません。ときには「なんかやる気出ない〜」と全員でお菓子タイムになったり、「今日のZoom…正直眠かったよね」と本音トークになったり。でもそういうリズム感の中で、ゆるくもちゃんとアウトプットを出してくるのが経営学部生のバランス感覚。

だから、立教キャンパス内で固まってPC開いてるグループを見かけたら、そっと心の中で思ってください。「あ、あれ多分、経営学部」。

友達の友達と仲良くなりがち

立教大学の経営学部にいると、気づいたら「友達の友達」と自然と仲良くなっていることが本当に多いです。これは、経営学部の特徴でもあるグループワーク中心の授業や、少人数でディスカッションを重ねるスタイルが大きく関係しています。講義形式で一方的に話を聞くというよりも、授業の中で一緒に意見を交わしたり、何かを一緒に作り上げたりする機会が多いので、自然と会話も増え、初対面でもすぐに打ち解ける雰囲気ができているんです。

さらに、経営学部の学生同士って、なにかと固まりがち。授業がかぶることも多いし、同じゼミやプロジェクトに参加している人も多くて、キャンパスの中でも顔を合わせる頻度がとても高いです。そうすると、必然的に「〇〇の友達」だった人と、別の場面で再会したり、一緒に何かをする流れになったりすることが増えていきます。「あれ、初めて会った気がしないな?」なんてこともよくあって、友達のネットワークがどんどん広がっていくのが、立教経営ならではの“あるある”なんです。

実際、私も経営学部の友達に誘われて行ったドライブで、そこで初めて会った別の友達と意気投合。その後たまたま授業が同じになり、グループも一緒に組んで、春休みでは四国を3泊4日で周遊するような仲になっていました。最初は「友達の友達」だったはずなのに、今では直接連絡を取り合うようになり、一緒に旅行の計画を立てるほどの関係になっています。こんな風に、誰かの友達だった人が、自分の“大切な友達”に変わっていく瞬間がたくさんあるのが、立教経営の魅力のひとつだと感じています。

おそらくこれは、単に人と出会う数が多いというだけでなく、「つながりを大切にする雰囲気」が学部全体にあるからなのかもしれません。オープンでフレンドリーな学生が多くて、誰かが誰かを自然に巻き込む空気感が心地よくて、その場にいるだけで一体感を感じられる。そんな環境の中では、「知らない人」として終わることのほうが、むしろ珍しいんです。

私はどちらかというと人見知りなので、一度グループで話した人と学校ですれ違っても(話しかけていいのかな)と躊躇してしまうのですが、逆に話しかけてくれるような人も多く、これかなり嬉しいです。私ももっとラフに挨拶できるようになりたいです。きっと受け入れてくれるだろうし。

立教経営にいると、友達の輪が“横にも縦にも”どんどん広がっていきます。そして、それが大学生活を何倍にも楽しく、充実したものにしてくれています。だからこそ「友達の友達と仲良くなりがち」は、単なるあるあるではなく、立教経営の人間関係のあたたかさを象徴するエピソードなのかもしれません。

まとめ

インスタグラムで「立教経営あるある」を募集したところ、かなり多くの回答が寄せられたため、後半に続きます。

少しマイナスな意味でのリアルな実情も多く語ってしまっていることから、受験生を驚かせてしまっているかもしれません。しかし、実際文句は言いつつも楽しく過ごしていますし、大変な時期は一瞬なので、そこまで心配しすぎないで大丈夫です。

立教経営あるある、後半に続く!

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立教大学 経営学部 国際経営学科

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