こんにちは!だにえるです。
前回に引き続き、現役立教経営生が語る、立教経営あるある第二弾です。
ちょっとリアルな立教経営あるある。9つご紹介します。
目次
インフルエンサー多い
そもそも、立教大学は“映える”大学として知られています。赤レンガの校舎や緑あふれるキャンパス、そして池袋というアクセス抜群の立地。そんな環境で学生生活を送っていれば、自然と写真や動画をSNSにアップしたくなるのも当然の流れかもしれません。
実際、インスタやTikTokなどのSNSを活用して発信している立教生はとても多く、その中でも特に「経営学部」は、ひときわインフルエンサー率が高い印象があります。
私もyoutuberをやっています。
経営学部には、SNSで自分自身のライフスタイルや、立教での授業風景、キャンパスでの過ごし方などを発信している人が本当にたくさんいます。カフェ紹介やファッションコーデ、メイク動画にVlogなど、ジャンルはさまざまですが、どのアカウントも「ちょっと見てみたい」と思わせるような魅力が詰まっています。中には、すでにフォロワー数万単位の人もいて、コメント欄がファンからのメッセージで埋め尽くされていることも少なくありません。すごい。
しかも、ただの「インスタグラマー」や「TikToker」にとどまらず、実際にモデルとして雑誌に載っていたり、アナウンサーの卵として活動していたり、芸能事務所に所属しているような“リアル芸能人”もちらほら見かけます。立教経営にいながら、「インフルエンサー」「クリエイター」としてすでに活躍しているのがすごいところです。
この背景には、経営学部という環境も少なからず影響しているように感じます。プレゼンテーションの機会が多く、自分の意見を発信することに慣れている人が多いこと。また、マーケティングやブランディングといった分野にも強い関心を持つ学生が多く、SNSを単なる趣味ではなく“戦略的な自己表現”の場として活用している人もいます。映える投稿、ターゲット分析、投稿時間まで計算しているような人もいて、「インフルエンサー」という言葉の本当の意味を体現しているなと感心させられることも。
私も実際マーケティング系の授業は、自分のyoutubeにあてはめて聴いているので、普通に聴くよりも、より実践に結び付けて聴くことができていると思います。
私はyoutubeを最初は軽い気持ちで始めたものの、意外と「立教ってどんな雰囲気ですか?」とか「経営学部ってどんな授業があるんですか?」とDMで質問をもらうことが多くなってきて、だんだん責任感というか、“伝えたいことがある”という気持ちが芽生えてきました。そういった経験も、経営学部で培った発信力や分析力が活きているのかなと思います。
立教経営の学生は、見た目だけでなく中身も“映える”人たちが多いんです。ただ派手なだけじゃない、自分の考えやスタイルをきちんと持ち、それを世の中に向けて発信できる。そんな人たちに囲まれていると、刺激が多く、自分自身も自然と成長できる気がします。ということで、「インフルエンサー多い」は、立教経営における“誇らしいあるある”のひとつかもしれません。
噂すぐ広まりがち

これは立教経営あるあるの中でも、かなり“共感されがち”なやつだと思います。
とにかく、噂が広まるスピードが異常に早いんです。前回の記事でも少し触れましたが、経営学部はグループワークや少人数授業が本当に多いので、学年を超えて顔見知りができやすい環境にあります。しかも、同じ授業に出ていなくても、共通の知り合いを通して「誰と誰が仲良いらしい」「あの人があのゼミに入ったらしい」なんて情報が、気づけば耳に入ってくる。しかも、それがびっくりするほどの速さで、正確に(もしくは少し脚色されて)伝わってくるのが、ある意味すごい。
で、その中でも特に広まりやすいのが――そう、恋愛関係です。これに関しては、もはやプライバシーとは何ぞや?ってレベル。経営学部内で誰かが誰かと付き合った、あるいはよく一緒にいる、なんて噂が立とうものなら、翌週には大体の人が知っているという恐ろしさ。中には本人たちがまだ公にしていない段階で「あれ、もしかして付き合ってる?」と気づかれ、そこから一気に情報が拡散されていくというパターンも多々あります。
しかも、経営学部の恋愛に限らず、他学部との恋愛でさえ噂の対象になるのがすごいところ。たとえば、私が他学部の子と付き合っていたときのこと。最初はあまり人に言っていなかったのに、気づいたら「〇〇の彼氏ってあの人でしょ?」と別の授業の知り合いから言われるように。しかも、それを言ってきた相手が「いや、なんでお前が知ってんの!?」ってレベルの遠い関係の人だったりして、本当に驚きました。SNSでの匂わせとか全然してなかったのに・・・!
極めつけは、彼氏本人が「なんかもう、俺のことをじっと見てくるか見てこないかで“経営学部かどうか”が分かるようになってきた」と嘆いていたこと。つまり、経営学部の人は妙に彼の存在を“知っている感じ”で見てくるらしいんです。かわいそうだけど、ちょっと笑ってしまいました(笑)。それくらい、経営学部のネットワークと情報伝達の早さって侮れないんです。
これって、裏を返せばそれだけ人とのつながりが密で、誰かのことを気にかける優しさや興味を持つ文化が根づいているということでもあるのかもしれません。もちろん、度が過ぎた詮索はNGですが、「誰かの幸せを知って嬉しくなる」くらいの距離感でつながれるのは、経営学部ならではの温かさとも言えるでしょう。
ということで、「噂すぐ広まりがち」は、油断ならないけどちょっと愛おしい、立教経営の日常の一部です。
やたらインターンやろうとしがち
立教大学の経営学部に通っていると、「周り、なんかみんな早くない!?」と感じる瞬間がたびたび訪れます。特にそれを強く感じるのが、インターンに対する熱量。実際、経営学部は“経営”を学ぶ場所なだけあって、自然と「ビジネス」や「就職活動」に関心の高い人が集まってきます。その影響もあってか、1・2年生のうちからインターンに参加していたり、インターンに向けて準備を始めていたりする人がとにかく多いんです。
「え、まだ大学に入ったばかりじゃん」という時期でも、すでに就活サイトに登録していたり、長期インターンを探していたりするのが経営学部的スタンダード。学内のキャリアイベントにも積極的に参加しているし、SlackやLINEグループでインターン情報を共有し合う文化もあったりします。「今度このベンチャー企業の説明会行くんだけど、一緒にどう?」みたいな会話が、サークルの話題よりも先に出てくるのが、ある意味すごい。
特にマーケティングやコンサル系、スタートアップ志望の学生が多いため、実践的な経験を早いうちから積もうという意識が根強い印象です。もちろん、全員が全員そうというわけではないですが、「そろそろインターン探さないと焦るかも・・・」という空気感が、1年生の終わりごろからふわっと漂い始めるのが、経営学部あるある。インターン=就活準備というよりも、「まずは現場を知ってみよう」という探究心や向上心から来ている場合も多いので、いい意味での“学びへの貪欲さ”がにじみ出ています。
かくいう私も、経営学部に入って割とすぐ「やっぱインターンとか探した方がいいのかな」と考え始めたうちの一人。1年生の夏休み中、たくさんインターンに応募して面接をしてみました。とはいえ、そもそも知識もなかったり、そもそも学校生活が忙しくて条件が合わなかったりでほぼ落ちています。
しかし、実際に動いてみると、自分が何に興味を持っているのか、どんな仕事が合っていそうかが少しずつ見えてきたりして、「面接だけでもチャレンジしてよかった」と思えるようになりました。
私はウェブライティング系のインターンをたくさん探していたのですが、毎回「SEOの知識はありますか」とか、「ポートフォリオはありますか」などと聞かれることが多く、その有無が採用に大きく関わっている気がしました。将来そっちのジャンルの仕事がしたいと思っていたので、今はインターンはできなくても、自分でそういう知識をつけたり、ポートフォリオの準備をしていくことが必要だってことを学びました。行動してよかったです。
立教経営の学生はプレゼンやディスカッションに慣れている人が多く、インターンの選考でもその経験が活きることが少なくありません。自己分析や面接の準備も早めに始める傾向があるので、気づいたら「もう就活準備できてるじゃん」状態になっている人も多いです。
ただ一方で、「焦らなくていいよ」と言いたくなる場面もあります。経営学部は確かに意識高い人が多いけど、それがプレッシャーになって疲れてしまうのはもったいない。早く始めることが正義というわけでもなく、自分のペースで動いてOK。とはいえ、その“やってみよう”という空気に背中を押されて一歩踏み出せるのも、経営学部の良いところかもしれません。
というわけで、「やたらインターンやろうとしがち」は、立教経営の意識高さと実践志向の象徴。“とりあえずやってみる”の精神が、日々の学びとリンクしているのがこの学部の面白さです。
サークルやらない人多いがち
大学生活といえば、サークル活動を思い浮かべる人が多いと思います。けれど、立教の経営学部に限って言えば、「サークルやってない」って人が意外と多いんです。もちろんサークルに入っている人もいますが、体感的には「所属していない」あるいは「途中で辞めた」という人の方が目立つかもしれません。
その理由としてまず挙げられるのが、経営学部内だけで友達がけっこうできるということ。グループワーク中心の少人数授業が多く、必然的に会話する機会が増えます。さらに、課題やプレゼンを一緒に取り組むうちに自然と仲良くなれるので、「あえてサークルに入って新しい友達を作らなくてもいいかも」と感じてしまう人も多いようです。経営学部同士でつながりやすい空気感もあり、学部内での交友関係が充実してしまうんですよね。
さらに、経営学部は課題が多めで忙しいというのも大きな要因のひとつ。毎週のようにプレゼンやレポートが課されるため、夜までかかる作業や打ち合わせが頻繁にあります。そうなると、「週3でサークルの練習がある」とか「毎週末イベントがある」といったようなアクティブなサークル活動との両立が難しく感じられてしまうことも。結果として、「だったら無理に入らなくてもいいかな」となるわけです。
もうひとつ注目したいのが、経営学部生は外部で活動している人が多いという点。インターンをしている人、学生団体でバリバリ活動している人、副業や個人でのクリエイティブ活動に励んでいる人など、大学の外で自分のやりたいことに時間を割いている人がとても多い印象です。そういう人たちにとっては、サークルよりも“自分の時間”を優先する方が大事であり、また、それができる自由度の高い学部でもあるのが、経営の魅力でもあります。
その一方で、サークルよりも“部活”に入っている人が多い気がするというのも、経営学部の特徴のひとつ。ここでいう部活とは「体育会」のことで、立教大学には正式に認められた強化組織としての体育会部が数多く存在しています。活動はかなり本格的で、練習量も多くハードですが、その分、就活のときにアピールポイントとして強く活きたり、OB・OGとのつながりが非常に濃かったりと、将来にも大きなプラスになります。経営学部の中にも、体育会に所属しながら学業も両立させているストイックな人が一定数いて、まさに“文武両道”を体現している存在です。
ということで、立教経営では「大学生=サークル」みたいな固定イメージにとらわれず、自分の時間や価値観に合わせたスタイルを選んでいる人が多い印象です。サークルに入らなくても友達はできるし、むしろ忙しい分、限られた時間の中でどう充実させるかを意識している人が多い。これもまた、立教経営っぽいな〜と思う瞬間です。
お金持ち多い
立教大学、とくに経営学部に通っていると、ふとした瞬間に「えっこの人、めちゃくちゃお金持ちじゃない?」と感じることが少なくありません。もちろん全員がそうというわけではないですが、全体的に“富裕層っぽい人”が多いのは確かです。そしてこれは、経営学部に限らず、立教生全体に共通する空気感かもしれません。
まず単純に、私立大学であることが影響しているのは間違いないと思います。学費だけでなく、都内で一人暮らしをしながら私立大学に通わせるというのは、ある程度の経済力がなければ難しいもの。さらに立教はキャンパスが池袋という超一等地にあるので、その近辺に住んでいるだけでも「おや・・・?」と感じてしまいます。
実際、「え、それ家賃いくらするの!?」みたいな立地のタワーマンションに一人で住んでいる人もいます。初めてその話を聞いたときは、もはや自分とは住む世界が違うなと思ってしまいました。中には、「小学校からずっと私立」「留学も毎年の家族旅行も当たり前」みたいな完全なるお金持ち街道を歩いてきたような人もいて、話を聞いているだけで別世界のようです。
私は田舎の実家から毎日2時間かけて通学する、小学校から高校まで公立出身の中流家庭。たまにそういう人たちに話を聞いてはうらやんでいます。大学に通わせてもらってるだけでも、両親には本当に感謝なんですけどね。
もちろん、お金持ちじゃないと立教に通えないというわけではありません。普通の家庭の人もたくさんいますし、奨学金を使っている人や、自分でアルバイトを頑張って学費や生活費を工面している人もいます。でも、それでもやっぱり、全体として「裕福な人が多いな」と感じる瞬間があるのは事実です。
特に、経営学部には“余裕のある生活スタイル”をしている人が集まりやすい印象があります。服やアクセサリーがハイブランドで固められていたり、SNSを見るとしょっちゅうおしゃれなカフェやレストランに行っていたり。旅行に行く先も、箱根とか軽井沢どころか「家族でハワイの別荘に行ってきた」みたいなスケール感だったりします。
そして何より、そういう金銭的な余裕が、どこか心の余裕や人間関係の立ち回り方のうまさにもつながっている気がします。高圧的な人が多いわけではなく、どちらかというと育ちがよさそうな、礼儀正しくて社交的な人が多い。自然と“経営学部っぽい雰囲気”ができあがっていて、その中にいると、自分まで少し洗練された気持ちになるのも不思議な感覚です。
とはいえ、あまりに周囲と比べすぎて落ち込む必要はまったくありません。むしろ、いろんなバックグラウンドの人と関われるのは立教経営の面白さでもあります。「自分と違う価値観に触れられる」のは、大学生活の醍醐味の一つ。たまに圧倒されつつも、そのギャップを楽しめるくらいの余裕を持っていたいものですね。
インスタのプロフィールCOBって書く
立教大学経営学部生のインスタプロフィールをのぞくと、かなりの確率で目にするのが「COB」という文字。これは「College of Business」の略称で、立教の経営学部が自称する“かっこいい呼び名”のようなものです。英語表記で書かれることで、なんとなく海外のビジネススクールっぽい雰囲気が漂っていて、経営学部にいることをちょっと誇らしく見せてくれる存在でもあります。
しかもこの「COB」、ただの学部名という以上にアイデンティティの一部みたいな感覚で使われていて、インスタのプロフィールに書くのはある意味“経営生の通過儀礼”のようなもの。〇〇 / COB / Tokyo みたいな書き方をしている人もよく見かけます。初対面で「COBって何?」と聞かれて、「あ、立教の経営だよ〜」とさらっと答えるのもまた一興。
界隈がある

これは友達からもらった「あるある」なんですが、私自身もめちゃくちゃ共感したのでご紹介します。それは、経営学部内には“界隈”が存在するという話。なんとなく雰囲気でわかるあの感じ、言語化するとめちゃリアルなんです。
まず「元○○クラス界隈」。立教経営では1年生のときに履修する必修授業でクラス分けされるんですが、このクラスの絆が地味に強い。1年間同じ授業を何個も一緒に受け、グループワークも多いので、自然と仲良くなるんです。その結果、「元○○先生クラス界隈」とか「元○○先生クラス飲み」みたいな感じで、クラスベースの人間関係が2年生以降も残り続けているケースがけっこうあります。
次に、「付属出身界隈」。立教大学には付属校があり、そこから内部進学してくる人たちが毎年一定数います。彼らは高校のときからすでに立教の雰囲気に慣れているし、最初から仲の良い友達が学部内にいるので、自然と付属出身同士でつながることが多く、“付属感”漂うコミュニティが生まれます(どういうこと)。悪い意味ではなく、ただただ独特のゆるさと安心感がある界隈です。
さらに、「体育会系界隈」も確実に存在します。立教の体育会は活動がガチめで、練習量も多い分、横のつながりがめちゃくちゃ強い。学部内に同じ部活の人がいると、自然と一緒に授業を取ったり、ごはんを食べたりすることが多くて、そこにもひとつの“体育会系コミュニティ”ができます。髪型や服装、話し方にちょっと共通点があるから、一目で「あ、体育会の人っぽいな」ってわかるのも面白いポイント。
あと見逃せないのが、「経営学部内の団体界隈」。これはゼミとはまた違う、いわゆる“学内団体”や“研究プロジェクト”に所属している人たちのつながりです。企業と連携して実践的な活動をしていたり、長期プロジェクトに取り組んでいたりするので、話す内容もどこか大人っぽい。意識高めな雰囲気の界隈と言ってもいいかもしれません。やたら早口で横文字を使いがちな印象(偏見かも)。
もちろん、これらの界隈が完全に分断されているわけではなくて、あちこちに顔を出している“界隈横断型”の人もいます。むしろそういう人が、人間関係のハブになっていたりもします。けど、界隈ごとの空気感やノリってたしかにあって、「あ、この人あのグループの人だな」みたいな直感が働く瞬間があるのも事実。
結局のところ、こうした界隈の存在も経営学部ならではの人数の多さと交流の密度によるもの。学部内に十分すぎるほど人がいて、授業や課外活動を通じて自然とコミュニティができあがっていく。その結果、「経営学部の中にいくつもの“世界”がある」ような感覚が生まれるのかもしれません。
よっともが増えていく
立教大学経営学部の学生生活を語る上で欠かせないのが、グループワークと少人数授業。1年生の頃からディスカッションやプレゼンの機会が多く、毎週のように新しい人とチームを組んで課題に取り組む、なんてことが日常茶飯事です。そのおかげで、自然と顔見知りは増えるし、学部内で誰かしら知っている人に出会う確率もどんどん高まっていきます。
でもその一方で、ある現象が静かに進行していくんです。それが、「よっとも(=よく授業やキャンパスですれ違うけど、深くは絡まない友達)」の増殖。いわば、“名前も顔も知っているけど、プライベートではあまり関わらない”という絶妙な距離感の人たちが、気がつくとどんどん増えているのです。
たとえば、「あ、この人は1年の必修で一緒だったな〜」「この前グループワークで同じチームだった人だ」「ゼミの先輩の友達っぽい」など、関係性の入口はさまざま。でも、そこから一歩踏み込んだ仲になるにはもうひと押し必要で、そのまま次の授業や学期に進んでいくと、自然と“ちょっと喋れるけど、遊びには誘わない”関係性になっていきます。
この“よっとも”の存在って、決して悪いものではありません。むしろ経営学部のように知り合いの幅が広がりやすい環境では、ある種の“安心感”を与えてくれる存在です。キャンパスを歩いていても、「あ、知ってる人がいる」と思えるだけでちょっと気が楽になる。授業のグループ決めのときにも、「あの子、前に一緒だったし声かけやすいな」という安心感がある。
ただその一方で、「あれ、この人とは何で知り合いなんだっけ・・・?」という微妙な記憶の曖昧さも出てきます。立教経営は人が多く、つながり方も多様なので、半年経つともう共通点がなくなってしまうこともザラです。一度は仲良くなったような気がしたけど、気づけば“よっとも枠”に収まっている、そんな人が年を追うごとに増えていきます。
そしてさらに難しいのが、「よっともにどこまで話しかけていいのか」問題。「喋ったことあるけど、どれくらいのテンションで話すべき?」「向こうが自分のこと覚えてなかったらどうしよう」みたいな微妙なラインを毎回探るのが、よっともコミュニケーションの妙なんですよね。笑顔で会釈するだけなのか、ちょっと立ち話をするのか、その場の空気で判断するスキルがいつの間にか鍛えられていきます。
結局、よっともが多いというのは、それだけ人間関係の幅が広いということ。立教経営には、授業・ゼミ・インターン・団体など、いろんな接点があるからこそ、一度でも関わりを持った人が記憶のどこかに残りやすいんです。深く狭くじゃなく、広く浅くの人間関係もまた、大学生活のリアル。そしてそれが、立教経営らしい交友のあり方とも言えるかもしれません。
みんなハイスぺで自分の存在意義見失いがち

これです!!!これに尽きます!!!
立教経営に入学してしばらくしてから、多くの人がうすうす気づき始めること――「周り、ハイスぺすぎない???」という現実。高校時代までなら「なんか自分、けっこう頑張ってる方かも」みたいな小さな自信を持てていた人も、ここに来た瞬間に自信ごと粉砕されるという現象、あるあるです。私もその一人
例えば、グループワークをしていると、「もう全部資料作ってきたよ〜」っていう人がいたり、「こういう課題って実際に企業ではこうなんだよね」とか言い出す人がいたりして、知識・行動力・要領、全部レベチ。さらにその人が見た目もオシャレで、インターンに複数参加してて、起業の準備してて、しかも性格もいいとかだったりすると「もう勝てるところどこにもないじゃん」ってなります。泣く。
そして極めつけは、そういう人が全然ひけらかさないこと。淡々と、当たり前のようにすごいことをやっている。その“すごい”が、本人にとっては日常レベルだから、こっちが「すご……」って思っても「え?そんな大したことないよ〜」ってサラッと返される。“謙虚なハイスぺ”の前では、自分の実力が霧散する気分です。
何がつらいって、自分も決してサボってきたわけじゃないんですよね。部活もがんばったし、生徒会やってたし、定期テストもちゃんと順位上位だったし、受験勉強もかなり自分の中では頑張ってきたつもり。でも、そういう「がんばり」はここでは“デフォルト”。むしろ、それにプラスして海外経験あり、起業経験あり、SNSフォロワー万超えみたいな人がゴロゴロいるわけです。そりゃ、自分が空気に感じる瞬間もあるよね・・・。
正直、「自分って、ここにいる意味あるのかな」って感じてしまうときもあります。何もかもが中途半端に思えて、自分の価値を見失いがちになる。周りと比べて落ち込んで、やる気をなくしそうになることも、一度や二度じゃない。でも、そういうのも含めて「経営学部あるある」なんですよね。みんなどこかで同じようなことを感じているはず。
ただ、だからこそ思うのは、“人と比べない強さ”を持つことの大切さ。自分にしかない良さ、自分なりのペースで進む道、それを信じてあげられるかどうか。ハイスぺな人に囲まれて過ごす日々は、刺激でもあり、プレッシャーでもある。でもそれは、自分をより成長させてくれる環境であることも間違いない。
だから、落ち込んだときはこう思うことにしてます――
「空気扱いでも、酸素って超大事だし」ってね。
メイザーいるのだいたい経営学部

最後にご紹介するのが、立教経営学部に通う人なら絶対に共感するであろう超あるある。それが、「メイザーいるのだいたい経営学部」という事実です。
「メイザー」ことメーザーラーニングコモンズは、立教池袋キャンパスの中にある、学習支援スペース。自習はもちろん、グループでの話し合いや、ちょっとした作業、雑談まで、なんでもできる万能エリア。中にはWi-Fi・電源完備、ホワイトボードやモニター付きの打ち合わせスペース、ソファ席などもあって、快適さは学内トップクラス。しかも予約不要でふらっと使えるから、「ちょっと課題やろうかな」と思った時にちょうどいいんです。
そんなメイザーに、なぜかいつもたむろってるのが経営学部の学生たち。これ、本当に不思議なくらい。どの時間帯に行っても、どこかしらのテーブルに「絶対経営生だろうな」って雰囲気の人たちがいます。実際、「あ、あの子1年の時同じクラスだった!」とか「ゼミの先輩いる!」なんてことも日常茶飯事。
その理由は、やっぱりグループワークの多さにあります。立教経営は、1年の頃からチームで取り組む課題が多くて、レポートやプレゼンの準備が日常。Zoomでやろうにも、やっぱり対面で集まって話したい、でも教室は空いてないしカフェはうるさい……そんな時にちょうどいいのがメイザー。静かすぎず、うるさすぎず、自由に使えて、しかも立地が最高。もう経営生にとっての“オフィス”と言っても過言ではない。
さらに、メイザーには「誰かしら知り合いがいる確率が高すぎる」という特性も。ふらっと一人で行って、パソコンを開こうとした瞬間、「あれ?〇〇じゃん!」って声をかけられること多数。そのまま話が始まって、気づけば4人、5人と自然に集まって、グループワークが始まったり、近況を話したりしてしまう。こういう偶然の合流が本当に多くて、もはやメイザーは経営学部の“たまり場”と言われてもしょうがない。
ちなみにメイザーの空気感も、ちょっと経営学部っぽいんですよね。パソコンを開いて作業している風で、実はTikTok見てたり、スライド資料を1ミリも進めずにずっと喋ってたり。でも気づいたらプレゼン当日の準備が完了してたりして、「なんだかんだやる時はやる経営生」感がそこにはあります。
あと、他学部の友達に「なんで経営っていつもメイザーにいるの?」って聞かれることもあるけど、それはもう「自然と足が向く場所なんだよね」としか言えない。メイザー=ホームみたいな感覚。ソファの座り心地も、机の高さもちょうどいいんです。落ち着くんです。わかってほしいこの感覚。
そんなわけで、立教経営あるあるのトリを飾るのがこの「メイザーにいるのだいたい経営学部」。友達に会える確率が高くて、課題にも集中できて、空気感も絶妙なこの空間は、まさに経営学部のライフライン。授業と授業の間に立ち寄るもよし、朝から晩まで入り浸るもよし。今日もメイザーには経営生が集まって、なんとなく集まって、なんとなく課題が進んでいきます――。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「面白そう、楽しそう」ってものもあれば、中には「え?大変そう」みたいなものもあったかもしれません。
一口に経営学部といっても、これに当てはまらず一人で充実した活動をしている人もいれば、色々な人がいます。
独特な世界を持つ立教経営。気になる人は、実際この「あるある」が本当かどうか、入学して確かめてみてください。