秋が近づく今日この頃。
10月や11月に学園祭を開催する大学も多いのではないでしょうか。
私が通う東京海洋大学も、品川キャンパスでの学園祭が毎年11月上旬に開催されます(2025年度は11月2日(日)〜4日(火)お昼までだそうです)
実は私、学園祭実行委員会で活動していました!笑
そこで今回は、東京海洋大学 品川キャンパスの学園祭「海鷹祭」についてご紹介します~
(あくまで例年の傾向や私の感想を述べたものです。実際の開催要項等は、公式HP・SNSをご確認ください。)
海鷹祭公式インスタ:https://www.instagram.com/umitakafes?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=MTg3YTd1NTUxYnZ3aw==
公式X:東京海洋大学 海鷹祭実行委員会(@umitaka_koho)さん / X
海洋大の2つのキャンパス
海洋大は3学部あり、2つのキャンパスに位置しています。
📍品川キャンパス:海洋生命科学部、海洋資源環境学部
📍越中島キャンパス:海洋工学部
それぞれのキャンパスにて学園祭が開催されます。
品川キャンパスの学園祭は「海鷹祭(うみたかさい)」と呼び、例年11月第1週目に開催されます。
越中島キャンパスでは「海王祭(かいおうさい)」と呼び、例年6月ごろに開催されます。
で、私は海洋生命科学部の食品生産科学科で勉強しているので、品川キャンパスの海鷹祭実行委員として活動していました。

海鷹祭ってどんな感じ?
日時:例年11月の第1週目
場所:東京海洋大学 品川キャンパス
アクセス:JR線・京浜急行線 品川駅港南口(東口)から徒歩約15分、東京モノレール天王洲アイル駅から「ふれあい橋」を渡り正門まで約20分
大学の学園祭といえば、「大学の雰囲気」「大学で学べること」「研究室でどんなことが研究できるか」など、「大学を知る」ために「高校生や親御さん」に来ていただくことが多いと思います。
しかし!海鷹祭は、小さなお子様から地域のご年配の方まで、たくさんの方にご来場いただきます。
その秘密は、「海をテーマに誰もが楽しめるイベント」であることです。
もちろん、大学で研究している内容を知ることができる学術的な内容もあるのですが、それだけではなく、
クジラの標本があるマリンサイエンスミュージアムの見学や、海洋生物の展示など、海洋大ならではのユニークな催し物があります。
また、海洋大ならではサークル(釣り研究会やうみがめ研究会など)による体験コーナーや模擬店は、本当に海洋大だからこそ楽しめる企画で、全員におすすめしたいです!
しかし、目玉企画といえば!なんといっても実行委員会主催の「マグロ解体ショー」と「うみたかマルシェ」です!(あくまで個人の意見です(笑))
マグロ解体ショーは、大きなマグロ丸々1匹を、専門業者の方に解体してもらい、その様子を見ることができる企画です。
マグロの解体を目の前で見る機会は、普段はあまりないと思います。
また、解体したマグロの身は、マグロ丼や竜田揚げなどにして販売しています。
場合によっては、観覧が抽選となるなど特別な対応がなされる場合もありますので、気になる方は公式HP・SNSをご確認ください。
また うみたかマルシェは、ものづくりをする作家さんをお招きして、キーホルダーやアートなど、海をモチーフにした様々な作品の展示・販売を行っています。
個性的な作品やかわいらしいキーホルダーなどがあり、どれも素敵で見ているだけでも楽しめます✨
ほかにも、「模擬授業」や、海洋大生と直接お話しできる「学生相談会」など、大学生活を知ることができる企画もあります!
このように、海鷹祭は、「大学見学」というよりも「エンターテイメント」の要素もかなり強く、高校生の方には、イベントを楽しみながら大学生活がどのようなものなのかも知っていただける学園祭となっています。
海鷹祭 裏側トーク
私自身が海鷹祭の実行委員会をしていたということで、その裏側エピソードを少しお話したいと思います。
実行委員会に入って思ったこと…「組織」の動き方を知った
公式SNSでも紹介していますが、私たちはいくつかの部署に分かれて活動しています。
ご協賛いただく企業・団体様とのやりとりや、お越しいただくゲストの方との連絡・調整を行う「渉外部」、
海鷹祭当日に向け、模擬店や展示などで参加する団体の取りまとめや、大学本部や保健所と連携しながら保健衛生や火気使用への指導を行う「総務部」、
海鷹祭の目玉であるマグロ企画の運営を行う「食品企画部」
など、6部署で構成されています。
委員長・副委員長がトップに立ち、その次に各部署のリーダーがいて、さらにそれを支える委員がいる。
全体の企画運営を考える人もいれば、安全面を守るために保健衛生や法令をチェックする人、お金の収支を管理する人、さらにはメディアで有名な方とやりとりする人まで。
こうやって全体を眺めてみると、「小さな会社」みたいだな、と私は感じました。
高校生の頃までは、会社や組織を動かすっていうのは、とても大変なことだと思っていました。
法律、お金、人。たくさんのことを考えて動かないといけないっていうイメージがあったからです。
でも、実行委員として活動して気付いたのは、そういうのは別に一人で抱える必要はないということ。
先輩や専門家など知識・経験がある人に相談することもできるし、他のメンバーと分担し協することで、ひとつの大きな組織を動かしていける。
実際にこのことを体感できたのは、とても良い経験だったなと思います。
高校の文化祭は、先生たちがある程度の枠組みを用意してくれていて、その中で自分たちが企画を考え取りまとめる、というのが基本でした。
でも、大学の学園祭は、私たち実行委員会が作り上げていかなければならない。
主催は、大学ではなく私たちだからです。
だから、私たちが大学側に「開催させてください」って言うイメージです。
企画を考えるだけじゃなくて、お金の管理や安全の確保、法令の遵守まで、自分たちで責任を持たないといけない。
そこに、高校の文化祭とはまったく違うリアルな「社会っぽさ」を感じました。
他にも、教科書に落書きすることすらしない、というか画力がなくてできないのに、デザイン系の仕事を担当することになったり、
海鷹祭当日、1年生だから頑張らなきゃっていうのが空回りして、走って転んでズボンに穴開けて血流して、先輩に絆創膏を貼ってもらったり(笑)
大変なこと、反省したことも色々ありましたが、それらを経験できたのは、本当に良かったなと思います。
ということで

以上、海鷹祭の紹介と、実行委員としてのエピソードでした。
受験を控えている高校生の方だけでなく、「海系のイベント面白そうだな」って思った方、年齢にかかわらず誰でも楽しめます!
ぜひ、ご友人やご家族と一緒に、お越しいただけると嬉しいです。
そしてご縁があって海洋大生となった方は、実行委員会として海鷹祭を創ってみるのもいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。



