こんにちは!現役立教生ライターのだにえるです!
10月も中旬になり、だんだん秋も深まってきました。
秋といえばそう!大学の学園祭シーズンでもありますよね!
ということで今回の記事では、立教生の視点から見た立教大学の学園祭を紹介していきます。
学園祭といえば、大学生活の中でも特にワクワクするイベントのひとつ。普段は静かなキャンパスが、学生たちの熱気と笑顔で一気に華やぎ、模擬店やステージ、企画展示があちこちで展開される様子は、まさに「大学の一大フェスティバル」と言えるでしょう。私自身も学生として、実際にその熱気に触れるたびに、「大学って本当に面白いな」と感じています。
今回は、ホームページや公式インスタグラムなど外部の情報も参照しながら紹介しています。そのため、情報が最新でない部分や、少し異なる場合もあるかもしれません。もちろんできる限り正確な情報を確認しましたが、訪れる際は公式サイトやSNSでの最新情報の確認をお勧めします。
学園祭は、池袋キャンパスの「St. Paul’s Festival(SPF)」、新座キャンパスの「IVY Festival(アイビーフェスティバル)」と、それぞれのキャンパスで特色のある催しが行われています。SPFでは芸能人ゲストのステージや屋内外の模擬店、華やかな装飾が目を引き、IVYでは学生団体による屋外ステージやフリーマーケット、アート企画など、少し落ち着いた雰囲気の中にもクリエイティブな楽しみが広がります。
さらに、学生主体で運営される学園祭ならではの面白さも見逃せません。SPF実行委員会は、渉外局、渉内局、企画局、総務局、広報デザイン局に分かれて活動しており、それぞれが企画・運営・広報・警備などの役割を担当しています。IVY実行委員会も同様に、学生自らが協力して準備を行い、当日の運営まで責任を持っています。
この記事では、模擬店の雰囲気、ステージ企画、芸能人ゲスト、ミスコン・ミスターコン、そしてキャンパス全体の魅力まで、立教生の目線でできるだけわかりやすく紹介していきます。
これから立教大学の学園祭に参加予定の方や、大学生活の雰囲気を知りたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
さあ、立教大学の学園祭の世界へ、一緒に足を踏み入れてみましょう!
学園祭実行委員会について

立教大学の学園祭は、学生たちによって企画・運営されています。
池袋キャンパスの学園祭「St. Paul’s Festival(通称SPF)」はSPF実行委員会が、
新座キャンパスの「IVY Festival」はIVY実行委員会が
それぞれのキャンパスで中心となって運営しています。
今回は主に、池袋キャンパスのSPF実行委員会について紹介します。
SPF実行委員会は大きく5つの局に分かれており、
渉外局・渉内局・企画局・総務局・広報デザイン局の5つが中心的な役割を担っています。
それぞれの局には明確な担当があります。
・企画局は本部企画や参加団体企画など、学園祭の目玉となるイベント全体を企画・運営。
・広報デザイン局は学内外への広報活動を担当し、パンフレットやガイドマップ、公式WEBサイト、さらにSPFのビジュアルデザインまで手掛けます。
・渉外局は企業との協賛交渉や交流、そして実行委員の象徴でもある紫のウェア(公式ジャケット)の担当。
・渉内局はステージ企画や教室内企画、飲食・レンタル管理、エコ活動など、
学内での運営をスムーズに行うための要となる部署です。
・総務局は警備や情報、ホスピタリティ、動線管理など、全体を支える縁の下の力持ち。
大学の学園祭といえば「模擬店」や「ステージイベント」を思い浮かべがちですが、
実際には企業とのコラボや協賛金の交渉、出演者のブッキングなど、
一つひとつの仕事がかなり本格的。
大学の学園祭は、高校時代の文化祭とはスケールがまるで違います。
そのぶん責任も大きいけれど、それだけやりがいも感じられる活動です。
入会するためには、毎年春に行われる新入生向けの入会審査に申し込む必要があります。志望理由書の提出があり、適当に書いてしまうとしっかり落とされるという話も。
私が入学した当時は、「文章量を多く書いた方が熱意が伝わる」と言われていましたが、
今はどんな基準で見られているのか少し気になりますね。
学園祭の中心で大学全体を動かす経験なんて、そう簡単にできるものではありません。
もし「何か大きなことをやってみたい」「イベント運営に関わってみたい」と思っている人がいたら、
一度説明会や募集要項をのぞいてみるのもおすすめです。
きっと、大学生活の中でしか味わえない特別な時間が待っています。
芸能人を呼ぶステージ
立教大学の学園祭の魅力といえば、なんといっても豪華な芸能人ゲストによるステージ企画です。
毎年、音楽アーティストのライブや人気俳優のトークショー、お笑いライブなどが行われ、
学生たちが楽しみにしている目玉イベントのひとつになっています。
2025年のSPFでは、
すでに iLiFE!、TETORA、窪塚愛流、トム・ブラウン の出演が発表されています。
音楽・俳優・お笑いと幅広いジャンルのゲストがそろい、
まさに“誰が来ても盛り上がる”ラインナップ。
学内だけでなく、学外からも多くの来場者が訪れる人気企画となっています。
一方で、新座キャンパスの IVY Festival では、
お笑い芸人の サルゴリラ と そいつどいつ 、西村ヒロチョの出演が決定しています。
どちらのキャンパスも学生が中心となって交渉や企画を進めており、
このステージイベントの実現には実行委員会の努力が欠かせません。
立教の学園祭では、例年アーティストによるワンマンライブや俳優のトークステージ、
お笑いライブなど、ジャンルを超えた多彩なステージが企画されています。
過去のゲストを見ても、その豪華さに驚かされます。
たとえば、過去には 狩野英孝、手越祐也、足立佳奈、アンミカ、IKKO、高橋文哉、Little Glee Monster、橋本環奈 など、
テレビや雑誌でおなじみの人気芸能人が出演してきました。
特に橋本環奈さんが登場した年は、あまりの人出に会場が大混雑したというエピソードも。
キャンパス全体がまるでフェス会場のような盛り上がりを見せたそうです。
こうしたステージイベントは、ただの“ゲストを呼ぶ”企画ではありません。
出演者のブッキング、企業との調整、警備や観客動線の管理まで、
そのすべてを学生が主体となって行っているのがポイントです。
まさに「大学生の力で創る一大エンターテインメント」と言っても過言ではありません。
人気芸能人を招くことで、立教大学の名前が広く知られるきっかけにもなり、
学内外の人々がつながる場にもなっています。
SPFもIVYも、それぞれの個性が光るステージが毎年用意され、
“立教らしい上品さと華やかさ”を兼ね備えた空気感が漂っています。
誰が出演しても話題になる立教の学園祭。
2025年もきっと、観客の心を掴む特別なステージが展開されることでしょう。
模擬店の雰囲気
学園祭といえば、やっぱり楽しみなのが模擬店。
立教大学のSPF(池袋)・IVY(新座)どちらのキャンパスでも、学生サークルや学内団体が中心となって出店し、それぞれの個性を活かしたお店が立ち並びます。
去年は新座キャンパスのIVY Festivalに遊びに行ったのですが、グルメの充実ぶりに驚きました。
イカ焼きや焼き鳥といった香ばしい屋台グルメから、寒い時期にぴったりの豚汁まで、食べ歩きにぴったりなメニューがずらり。
ポテトやチュロスなんかもあったかな・・・?
友達同士でシェアしながら楽しむ姿があちこちで見られました。
どのお店も学生たちの工夫が光っていて、看板やメニュー表のデザインにもこだわりが感じられます。
特に新座のIVYでは、グルメだけでなくフリーマーケットやバザーのような企画もあり、アクセサリーや雑貨、古着などを販売しているブースも。
ハンドメイド小物の販売など、アート系の出店も目立っていて、文化系大学らしい落ち着いた雰囲気とクリエイティブな空気が漂っていました。
私自身、去年はその場で急遽舞台用のアクセサリーを調達したこともあります。
こうした“その場限りの出会い”があるのも、大学の学園祭ならではの醍醐味です。
立教の学園祭は、芸能人ゲストの華やかさだけでなく、こうした学生一人ひとりの手作り感が温かい雰囲気を作り出しています。
もし訪れる機会があれば、ぜひ模擬店の香りと笑顔のあふれる空間を歩いてみてください。
きっと、「大学の文化祭ってこんなに本格的なんだ!」と驚くはずです。
各サークルのステージ

立教大学の学園祭では、模擬店と並んで見どころのひとつが各サークルによるステージ発表です。
音楽、ダンス、演劇、アカペラなど、ジャンルも雰囲気もさまざまで、学生たちのエネルギーと個性があふれる空間になっています。
私自身、1年生の頃はダンスサークルに所属しており、新座キャンパスのIVY Festivalでステージに立ちました。
屋内ステージと屋外ステージの両方で踊らせてもらったのですが、どちらも全く違った魅力がありました。
屋内ステージは照明が本格的で、舞台全体が一気にプロ仕様の雰囲気に。
カラフルなライトと音響の迫力に包まれて踊る時間は、本当に夢のようでした。
一方、屋外ステージでは、ちょうど紅葉が見ごろの時期で、赤やオレンジの葉が風に乗ってひらひらと舞う中でのパフォーマンス。
充実した大学の設備をフルに活かしている感じがよかったです笑
高い学費を払っているだけある。
ステージには、私たちのようなダンスサークルだけでなく、バンドやアカペラなどの音楽系サークルも多数出演していました。
普段はあまり関わることのないサークルのパフォーマンスを間近で見られるのも、学園祭の醍醐味です。
「こんなサークルもあったんだ!」と新しい発見があったり、友達の意外な一面を見られたりして、とても刺激的でした。
また、有志団体によるステージも印象的でした。
公式サークルではなく、仲の良い友達同士がチームを組んで出場しているグループも多く、それぞれの自由な表現や遊び心があって見ていて飽きません。
会場全体が一体となって盛り上がる瞬間は、まさに学園祭ならではの光景です。
ステージ発表の最後には表彰式が行われます。
観客が自由に投票できる仕組みで、部門ごとにさまざまな賞が用意されています。
「視聴者賞」「企画賞」「パフォーマンス賞」などがあり、どの賞も景品が意外と豪華。
私の所属していたサークルは運良く視聴者賞を受賞し、なんと3月まで何度でも使えるカラオケ割引券をもらいました。
仲間と一緒に頑張った時間が形になったようで、本当にうれしかったのを覚えています。
立教の学園祭ステージは、観る側も出る側も楽しめる“学生の本気と青春”が詰まった場所です。
参加者それぞれの思いが重なって作られるあの空気感は、大学生活の中でもきっと忘れられない思い出になるはずです。
ミスコン、ミスターコン
立教大学の学園祭でも、ひときわ注目を集めるのがミスコン・ミスターコン。
いわゆる「学園祭の目玉企画」といっても過言ではありません。
とはいえ、近年では「容姿で評価するってどうなの?」という声も少なくありません。
ですが、立教のミス・ミスターコンテストは、外見だけでなく内面や発信力、社会性といった部分も重視されているのが特徴です。
公式ホームページによると、コンテストのテーマは次のように掲げられています。
「花束を形づくる一輪一輪の花のように、出場者一人ひとりの個性を何よりも大切にしつつ、
出場者同士が一つに束ねられることによって、そこに新たな魅力や絆が生まれる」
とても素敵なコンセプトですよね。
「誰が一番綺麗か」「誰が一番かっこいいか」を競うというよりも、個々の持つ魅力を尊重し、互いに高め合う場という印象です。
選考基準もまた興味深く、
①主体性(自分の考えや信念を持ち、社会や将来に向けて行動できるか)
②表現力(自分の魅力を多くの人に伝える力があるか)
③社会的意識(礼儀やマナーを持ち合わせているか)
など、総合的な人間力が問われています。
つまり、単なる「美の競争」ではなく、“発信者”としての姿勢や責任感が評価される場なのです。
出場者の中には、将来アナウンサー志望の学生も多く、自己表現や発信力の訓練の場として挑戦している人も多いそうです。
ファイナリストはそれぞれ公式SNSを運営し、自分の活動や想いを発信していますが、これが本当にすごい。
投稿のクオリティも高く、更新頻度も多く、どの投稿にも「自分をどう魅せるか」という工夫が詰まっています。
私は普段、自分の留学VlogをInstagramで発信しているのですが、正直、自分を表現するのってすごく難しいんですよ。
どんな言葉で伝えたらいいか、どう見せたら自分らしさが出るか、悩むことばかり。
しかもミス・ミスターコンの出場者たちは、たくさんの人の目にさらされながら、それでも笑顔で堂々と発信を続けている。
その姿を見て、「すごいな」と心から思います。
きっと、容姿の美しさだけじゃなく、芯の強さや努力の積み重ねがあってこそ輝けるステージなんだと思います。
華やかに見えて、実はとてもストイックなコンテスト。
それが、立教のミスコン・ミスターコンの魅力なのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
立教大学の学園祭は、ただの「イベント」ではなく、学生一人ひとりの努力や創意工夫、そして青春のエネルギーがぎゅっと詰まった、特別な時間と空間です。模擬店で食べ歩きを楽しんだり、サークルステージで熱いパフォーマンスを観たり、芸能人ゲストの華やかなステージに盛り上がったり…。どの瞬間も、学生生活ならではの活気や個性を感じられる体験だと思います。
SPFやIVYといった各キャンパスの学園祭は、それぞれ異なる魅力を持っています。池袋キャンパスのSPFは都市的で華やかな雰囲気が特徴で、芸能人ゲストのステージやSNS映えする模擬店など、来場者を引き込む仕掛けがたくさん。新座キャンパスのIVYは、屋外ステージやフリーマーケット、アート企画など、少し落ち着いた空間の中で学生の個性や創造力が発揮されているのが魅力です。どちらも学生主体で運営されているため、規模の大きさだけでなく、参加する学生の熱量や努力の痕跡も感じられるのが特徴です。
また、ミスコン・ミスターコンのような企画も、外見だけでなく個性や社会性、表現力を評価する場であり、単なる華やかさだけでなく、参加者の努力や挑戦の姿を目にすることができます。ファイナリストたちがSNSで発信する様子や、ステージに立つときの姿勢からも、大学生としての成長や挑戦の大切さが伝わってきます。
この記事を通して、少しでも立教大学の学園祭の楽しさや魅力が伝われば嬉しいです。
学園祭は、学生たち自身が作り上げる“生きた文化”であり、その中で得られる経験や学びは、大学生活の中でもかけがえのない宝物です。もし来場する機会があれば、模擬店で食べ歩きを楽しんだり、ステージを観て学生のパフォーマンスに触れたり、ぜひ自分の目で雰囲気を体感してみてください。
最後に、学園祭は学生だけでなく、来場する人全員が楽しめる空間です。初めて訪れる方も、毎年参加している方も、立教大学ならではの熱気や笑顔、創造力あふれる瞬間を存分に楽しんでほしいと思います。
読んでくださった皆さん、ありがとうございました。次の学園祭で、あなた自身の素敵な思い出が生まれることを願っています。



