東京海洋大学ってどんな大学?
ネットで口コミや情報を探しても、全然見つからない!っていうのが、受験生のときの私の感想です。
大学の公式HPだけでは分からない東京海洋大学のリアルを、食品生産科学科現役学生の視点でお伝えします!
目次
大学の基本情報
学部・学科
- 海洋生命科学部【海洋生物資源学科・食品生産科学科・海洋政策文化学科】
- 海洋資源環境学部【海洋環境科学科・海洋資源エネルギー学科】
- 海洋工学部【海事システム工学科・海洋電子機械工学科・流通情報工学科】
キャンパス
- 品川キャンパス【海洋生命科学部・海洋資源環境学部】
- 越中島キャンパス【海洋工学部】
特徴
さかなクンが名誉博士・客員准教授として活動している。入学式や学園祭に来てくださる。
従来は2学期制(セメスター制)でそれぞれ前期・後期があったのですが、2024年度から4学期制(クォーター制)となり、授業1コマが従来の90分から105分に変更となりました。
それに伴い
- 同じ科目が週2回開講されるようになった
- 夏休み・春休みが長くなり、秋休みが長くなった
- 夏休み明けにあった期末試験が、夏休み前に行われるようになった
- 留学やインターンシップに行きやすくなった
夏休みは
- 従来→7月下旬~8月下旬が夏休み(1か月間)、休み明け8月下旬~9月上旬に期末試験
- 変更後→7月下旬に期末試験、8月・9月が夏休み(2か月間)
となり、変更前は高校生と同じようなスケジュールだったのが、変更後は世の中の多くの大学生と同じになりました。
私が3年生のときに新しい制度に変更され、期末試験が夏休み前に受けられたので、留学に行きやすかったです。
各学部で何を学ぶの?学部間の交流は?
㊟ 著者は食品生産科学科の人間です。以下は私の偏見です。
海洋生命科学部
- 食品生産科学科…食品加工について、化学・生物・工学・法律など幅広い視点から学ぶ
- 海洋生物資源学科…海洋生物の生物学的なことを学んでそう。海洋生物が好きな人多そう
- 海洋政策文化学科…海洋大唯一の文系学科。3年後半はほぼ授業ないらしい
海洋資源環境学部
- 海洋環境科学科…よく分からないけど、海洋生物資源学科と同様に海洋生物が好きな人が多いイメージ。
- 海洋資源エネルギー学科…物理とか工学のことガンガンやってる。なんか難しそう。乗船実習科に行く人まあまあいる。
海洋工学部
キャンパスが違うので、何も知らない。
私自身も私の友人も、海洋工学部に知り合いがいる人はいない。正直なところ、越中島キャンパスにすら行ったことがない。
海洋資源環境学部の方が、海洋生命科学部よりもハードなイメージ。
先生方も、海洋生命科学部の方が穏やかな人が多い気がする。
異なる学部・学科との交流
サークルや部活以外だとないです。全くと言い切っても過言ではないです。
1・2年生のときは教養科目を受講するので、他学部・他学科の人と同じ授業を受けることもありますが、授業内での学生同士の交流(グループワークなど)はないので、何か特別なキッカケがない限り、新しい友達ができることもないです。
逆に、他の学生と話す機会が生まれるのは、実験科目と体育くらい。
実験は同じ学科の人しか履修してないので、他の学生と仲良くなるといっても、同じ学科の人と仲良くなるくらいです。逆に言うと、実験以外は基本的に座学なので、同じ学科の人と仲良くなるのは実験がきっかけだったりします。
体育は選択必修の科目なので、体育を受けずに、座学の保健を履修することもできます。私は着替えとか運動するのが面倒だったので、体育は受けずに保健だけで済ませました。


夏の終わりの頃、夜に歩いていると気温も心地よいです
海洋大ならではのポイント
新入生オリエンテーションで、海洋大の練習船に乗船できる
海洋大は、4隻の練習船を所有しており、これらの練習船は実習教育や調査研究の役割を担っています。
また、海洋工学部は、三級海技士(航海・機関)の第一種養成施設として国の登録を受けており、乗船実習科を修了すると、三級海技士(航海)または三級海技士(機関)の国家試験のうち筆記試験が免除されるそうです。
そんな海洋大では、新入生対象のオリエンテーションで、練習船に乗船して東京湾を周るのが恒例です。

今年度の新入生がどうだったかは分かりませんが、数年前、私の代のときは、半日かけて東京湾を周り、レインボーブリッジを下から眺めたり、千葉県の某テーマパークを外から眺めたりしました。
コロナ禍だったため、日帰りでのオリエンテーションでしたが、以前は1泊2日程度で行っていたそうです。
行事にさかなクンが来てくれる
さかなクンが東京海洋大学の名誉博士・客員准教授として活動しています。
入学式でお祝いの言葉をいただいたり、入学式や学園祭のときにポスターに絵を描いてくれたりします。
学園祭が「海洋大」すぎる
品川キャンパスは11月、越中島キャンパスは6月にそれぞれ学園祭が開催されます。
品川キャンパスでは「海鷹祭(うみたかさい)」、越中島キャンパスでは「海王祭(かいおうさい)」と呼んでいます。

私は海鷹祭の実行委員会として活動していました。
毎年、中高生やその保護者の方だけでなく、海の生物が好きな小さなお子さんや、海洋系に詳しい方など、本当に幅広い年代の方にお越しいただきます。
もちろん、海洋大での学生生活や研究について知ることができる企画もあるのですが、それ以外にも、海に関連した たくさんの催し物があり、誰でも楽しめるイベントとなっています。
品川駅の通勤・帰宅ラッシュがすごい
品川キャンパスは、JR・京急の品川駅から徒歩約15分の場所に位置しているので、朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅ラッシュのときは、人の流れがすごすぎます。
改札を通るために列ができるほどで、歩いていて人とぶつかりそうになります。
学生にオススメのお店が少ない
品川はオフィス街ということもあり、学生向けの定食屋やカフェがないです。
居酒屋やファストフード店、コンビニは たくさんあります。
ちょっとおしゃれなカフェもあります。
でも、学生に人気で、学生が頻繁に通う店っていうのはないです。
一番近いコンビニも、キャンパスから信号を渡って5分くらい歩かないといけないです。
正直、不便です。
キャンパス内には学生食堂と小さな売店しかない
私立だと、キャンパス内にコンビニやカフェがあったり、食堂が数か所あってメニューも充実しているかと思います。
しかし海洋大では、各キャンパスに食堂が1つずつ。
品川キャンパスには、食堂のとなりに売店がありますが、コンビニと比べると品数は少ないです。
私は普段はお弁当を持参していますが、お弁当がないときは、キャンパス内の売店ではなく、通学途中のコンビニで買うことが多いです。
大学生協の売店だからといって安いわけではないので、だったら商品数の多いコンビニを利用しちゃいます。
食品生産科学科のリアル
食品学科では「加工食品について、化学・微生物・工学・法律など様々な視点から学ぶ」ことができます。

加工・調理による成分の変化、貯蔵中の品質の変化、食品工場で使われる加工用機械、食品安全に関わる法律など、食品を加工し流通させる工程に関わるほぼすべての事柄を取り扱います。
そして、食品生産科学科を修了すると、食品衛生監視員・食品衛生管理者となる資格を取得することができます。
大学卒業後は、大学院に進学する人が過半数ですが、学部卒・院卒に関わらず、食品メーカーに就職する人が多いです。

