【進路選択】高校生の時に、考えておいてよかったこと

筑波大4年のあでりです。

今回は高校生の皆さんに、私なりの進路の考え方についてお伝えします。

私はつい最近まで就職活動をしていました。私は理系ではあるものの、大学院に進学せずに来年就職する予定です。

高校受験・大学受験と来て「就職活動(就活)」。学生の私にとって、就活というのは「選ばれるために頑張らねばならない勝負場」のラスボス的な印象でした。

もちろん社会人になったらこれ以上の勝負場というのは現れるはずですが、いわゆる「良い大学に行って良い会社に入るんだ!」という考え方からすると、就活は最終決戦の場というイメージを抱くのではないでしょうか。

大学受験を控えている高校生の皆さんにとっては、「そもそも大学受験でいっぱいいっぱいなんだから、そんな就活なんて言われても考える余裕ないよ」と思われることでしょう。

もちろん、就活の細かいノウハウなんかは今知る必要はないです。でも、大学卒業後に自分がどうなっていたいのかを高校生のうちから考えておくことはとても大事です。就活をしていて、私自身このことは痛感しました。

「ラスボス」と対峙して実際に私が感じたことや、高校生のうちから考えておいて良かったことなんかを今回は皆さんに共有していけたらと思います。

高校生の頃から夢を探せ!大学生になってから楽になる!

ここで言う夢というのは「○○大学に行きたい!」とか「○○学部に行きたい!」という大学の目標ではなく、「研究者になりたい」とか「公務員になりたい」とかそういう「社会に出た自分」に関する夢です。

大学の学部を考える段階である程度考えることだとは思いますが、実は割と真剣に考えておいた方が良いです。「文系に進んでキラキラキャンパスライフを送れればそれでヨシ」なんて思っているアナタ、後々後悔しますよ…(笑)

かといって高校生で手に入る職業の知識には限界があると思いますし……大学に入って運命的なイベントに遭遇して心変わりするなんてこともあるでしょうから根詰め過ぎなくても良いのですが、色々な将来ビジョンを考えて夢の取捨選択を行うことはやっておいた方が良いと思います。

例えば、私は初期の高校時代は研究者になる気満々でしたが、研究室にこもって1日過ごす働き方だったり研究者になるまでの修行期間であるポスドクのシステムに感じた違和感から、研究者になる夢を「捨て」ました。インターネットで調べてみたり、高校の理科教員や親の知り合いだった研究員の方から話を伺う中で自分の中で直感的に「これが一番やりたいことじゃないな」と思ったのです。

あとは色々な高校生イベントに参加してみたり、先生に進路を相談してみたり、自分なりに真剣に将来何をしたいのか考えた結果、私は科学にまつわる教育に興味があることが分かりました。

大学で理系に進んで、科学の素養を身に着けた後に教育の場で活かしていきたい。そう思った時には、自分の行くべき大学や学部も定まっていたのです。

とにかく大切なのは、色々な職業や仕事について調べてみて、自分との相性をチェックすることです。

自分の気になる職業や仕事を見つける→色々調べてみる。どんな大学・学部出身の人が多いか、働き方が自分と合っているかどうか、年収もチェック→直感的に「仕事としてやりたい」と思えるかどうかで取捨選択。何か掴むまで繰り返す!

というループをゆるくやってみて下さい。大学生の就活となると言語化することが求められるので直感的に~で決めるのは許されないのですが、高校生ならワクワクするかどうかで選んで問題ないと思います。私も高校生の頃いちいち細かく考える余裕はなかったですし…。

進路なんて1人で考えるなんて無理だ!と思う人も多いかと思いますが、進路のイベントに参加する中でループを回すことが可能です。私の前の記事に大学の選び方に関する記事を出しているので、チェックしていない方は合わせて是非。

大学に入って、高校時代の貯金を活かす

ここからは私が大学に入学した後の話です。

高校時代にある程度自分の将来の夢を考えられていたので、大学生活で自分が興味のあることに打ち込めるチャンスをつかみやすくなっていたような気がします。

例えば、無数にあってどれに入るか迷うサークルの中で、はじめから教育系に興味を持って新入生歓迎会に行くことができました。

大学の授業でも必修の生物学以外にも、教育に関する授業を履修していました。

また、私が周囲に「教育に興味がある」と話していたおかげで、教育に詳しい職員の方と知り合うことができたり、教授から自分と考えが近そうなOB(既に大学を卒業し働いている先輩)を紹介してもらえたりと、思わぬ人との繋がりを持つことができたことがとても良かったです。

大学生は人脈が大事だなんて言う話がありますが、何もせずに人脈をつくることは難しいと思うので、自分のやりたいことを軸として持ったうえで自分から人と繋がりに行こうとするアピールがレベル必要だと思います。

実際、就活でどんな感じだったのか

こんな感じで3年ほど大学生活を送り、私は昨年の今頃から就活を始めてエントリーシートやら面接やらをたくさんこなしていました。

就活は、やりたいことが前々から決まっていた分とてもやりやすかったです。高校生の頃真剣に将来を考えていた自分を褒めたいです。

高校時代に自分の将来の夢を考えていたからこそ大学生活で自分のやっていることに一貫性が持て、就活をしている時にそれがとても有利にはたらきました。

大学生活を4年間過ごしてみて感じたのですが、恐ろしいことに、将来のことをあまり考えず楽しいことだけをして大学を過ごしていると「一貫性が無い量産型の学生生活」になってしまうことが多いです。バイト、サークル、ゼミ…これらは大体の大学生は頑張っていることですから、社会人の大人から見ると「よくいる大学生」としてしか認識されない可能性があるのです。

それに、就活では想像以上に自分の「過去の行動」と「それをなぜ実行したのかの理由」を深く聞かれます。その時に高校時代から固まっている将来ビジョンを話せることは非常に大きな武器なのです。

就活が始まる前に、高校時代の友人と「もうすぐ就活始まるね~」なんていう会話をしていた時、友人は深刻な顔で「実は私やりたいことが見つかっていなくて…どんなことから始めれば良いのかも分からないよ」と話していました。友人は高校時代にあまり将来のことを考えないまま大学生になったことから、もっと前から考え始めるべきだったと後悔していました。

私が高校生だった当時は、将来のことを考えるのはあくまで大学選びのためであり就活を成功させたいからなんてこれっぽちも考えていなかったのですが……いざ自分が就活をしてみると、高校時代に時間をかけて進路を考えていて本当に良かったなと思います。

まとめ

「良い企業に就職したい」と思ったとき、小手先のコミュニケーションやエントリーシートの書き方は大学生になってから身に着けるのでも遅くありません。でも、将来の自分の夢については、高校生のうちから大学選びや学部選びとセットで真剣に考えておいた方が良いです。なぜなら、自分の将来を考えることは時間がかかるからです。

おそらく進路の先生も同じようなことを皆さんに伝えているのだと思いますが、就活を終えた大学生からの視点でも高校時代の進路を考える時間がとても大切だったよということがこの記事を通じて伝わっていれば幸いです。

あでり

あでり

筑波大学 生命環境学群 生物学類 大学4年

この記事が気に入ったら
いいね!して応援しよう!

2+

この記事をシェアする