この記事がおすすめな人
- 立教大学経営学部に興味がある人
- 経営系、経済系、商学系の学部学科に興味がある人
- 立教大学志望、あるいは興味がある人、受けようか迷っている人
【筆者の紹介】
ペンネーム:だにえる(一人称たまにだにになります。)
学校:立教大学経営学部国際経営学科
学年:1年生(2024年現在)
受検方式:一般受験(英検利用)
サークル:軽音系サークル、ベリーダンスサークル
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1.立教大学の経営学部、どっちの学科にしよう
立教大学の経営学部には、「経営学科」と「国際経営学科」の2つの学科がありますが、結局どんな違いがあるのかわかりにくいと感じる受験生も多いのではないでしょうか。
私自身受験生の時、情報が複雑でどっちで出願するかずっと悩んでいました。
この記事では、立教大学経営学部の各学科の特徴をGOODポイントとMOTTOポイントを用いて紹介すると同時に、各学科どんな人におすすめかも理由と一緒にまとめてみました!
筆者は約半年立教経営で過ごしてきた現役立教経営生なので、実体験も踏まえてご紹介します!
2.2つの学科の共通点
まず2つ学科の共通点をご紹介します。
共通点は、「どっちも挑戦の幅が広い学科!」であるということです。
①両学科で取れる授業がある
必修科目は多少違うけど、経営学科と国際経営学科どちらに所属しても、希望すれば両方の学科が提供する授業を取ることが可能です。
例えば、1年生の秋学期で経営学科の必修の科目(BL1)はほとんどの国際経営学科の生徒も受講していますし、逆に国際経営学科の必修授業(EAP1)を受講している経営学科の生徒もちらほらいます。
そのため、「学べる内容がまったく違う!」というわけでもありません。
②入学後試験を受ければ転科も可能!
入学後「やっぱり反対の学科に行きたい」と思った場合でも、試験や面接、志望理由書などの選考条件を満たせば、転科が可能です。
実際私の知り合いにも転科をした先輩や、しようとしている同級生がいます。
なので、そこまで深く気負いすぎず、直感で興味をもった学科をえらんで大丈夫です。
3.経営学科の特徴、おすすめな人
経営学科は、一言でいえば国際経営学科より自由度が高めな学科です。
<GOODポイント>
• 必修が少ない
国際経営学科に比べて、経営学科は必修科目が少なめです。国際経営学科の方は2年生の秋学期まで必修科目があるのに対し、経営学科は2年生の春学期までしかありません。
そのため、自分のやりたいことやとりたい授業に時間をとりやすいというメリットがあります。
実際、部活を忙しくしている人はどちらかというと経営学科の方が多めな印象があります(もちろん国際経営学科でもいますが)
既に大学で集中したい活動が決まっている人は、もしかしたら入学後経営学科の方が都合がよいかもしれません。
• リーダーシップ科目に集中できる
経営学科の方では、2年生の春までBL(ビジネス・リーダーシップ)科目が必修なため、リーダーシップの授業をがっつりとりたい人は経営学科の方が適しているかもしれません。
というのも、国際経営学科の方では1年春は必修のリーダーシップの授業があり、秋学期も多くの人が選択科目でとりますが、1年生の秋学期以降英語を使ったビジネスプレゼンや文書を作る練習、英語を使ってビジネスを学ぶ授業が週に3回必修である関係で、がっつりリーダーシップの授業をとるのが難しくなります。
立教経営といったらリーダーシップ教育ともいえるほど、リーダーシップ科目は充実しているので、もしそちらに興味があるようでしたら、経営学科の方ががっつり受講できるのでおすすめです。
• 英語が苦手でも安心
1年生で全学部の人が必修の英語科目を除き、国際経営学科のように英語系の授業は必修ではないため、英語が苦手な人にはおすすめです。
<MOTTOポイント>
• 自由度が高い分自己管理が必要かも
必修が少ない分、大学生活の過ごし方は自分次第になります。極論空いた時間をだらだら過ごすこともできてしまうので、やりたいことを積極的に見つけないと時間を持て余してしまうことも。
• 合わない授業でも続ける必要がある
特にリーダーシップ科目はグループワークが多いので、個人的に入学後得意不得意が分かれる科目だと思います。もし仮に「苦手だな」と感じても、2年生の春学期までは必修があり、続ける必要があるので少し大変かも。
※転科もできるのでそこまでびびらなくて大丈夫
4.国際経営学科の特徴、おすすめな人
先ほど経営学科の方でも言及したように、国際経営学科は必修が多く比較的忙しめな学科です。
しかし、そんな国際経営学科ならではの良さやおすすめポイントもたくさんあるのでご安心ください。
<GOODポイント>
• 英語を活用した授業が充実
実際のビジネスシーンで使えるような英語力や英語プレゼンスキルを必修科目で学ぶことができます!将来、海外で働きたい人や国際的に活躍したい人にピッタリです!必修で週に何回も英語に触れるわけなので、必然的に英語力も伸びます。
• 必修が多い分、友達ができやすい
多くの授業を一緒に受けるため、友達や仲間が見つけやすい環境です。実際私も国際経営学科の生徒なのですが、仲の良い友達はほとんど国際経営の子です。特に海外志向やチャレンジ精神がある仲間がたくさんいるので刺激も受けますし、旅行や新しい試みなどに一緒にチャレンジしようぜ!って言ってくれるアツい仲間がたくさんいます。
私はこのメリットがあるだけでも、国際経営学科に入って本当に良かったと思います。
• 実践的な力が身につく
先ほど英語を活用した授業が充実していると言及しましたが、英語を学ぶだけでなく「英語で学ぶ」授業が充実しており、日本でも将来使えるプレゼンのスキルや、ビジネス英語、ビジネスマナーなどを身に着けることができます。
間違いなく忙しいけど、社会人になってから役立つスキルがたくさん学べます。
<MOTTOポイント>
• 忙しいスケジュール
やはり経営学科より必修が多く、課題も多いため自由な時間を確保するのが難しいところもあります。忙しい時期だと土日全部課題でつぶれて、ふとインスタを見ると経営学科の友達の遊んでるストーリーから大きなダメージを受ける(大袈裟ですね冗談です)こともあります。
とはいえ、国際経営学科の子もチャレンジ精神や行動力に満ち溢れている人が多いので、みんなで協力してパパっと終わらせて遊んだり課外活動を頑張ったりしています。
• 英語が苦手だと厳しいかも
当然ですが、英語を使った授業が必須なので英語が苦手な人や嫌いな人には少しハードルが高いかも。
英語が苦手でも頑張る意志がある人なら先生も同級生も先輩も応援してくれる環境ではあります。
5.どっちを選ぶ?学科選びのポイント
これらの2つの学科の特徴を踏まえて、各学科おすすめな人の特徴をご紹介します。
①経営学科がおすすめな人:
• 自分のペースで学びたい人
• 英語よりも経営やリーダーシップの授業に集中したい人
• 大学生活で幅広いことに挑戦したい人
②国際経営学科がおすすめな人
• グローバルな視点で経営を学びたい人
• 実践的な英語力やプレゼンスキルを磨きたい人、苦労してでも力をつけたい人
• 海外志向やチャレンジ精神を持つ仲間と学びたい人
序盤でも言及していますが、自分の所属ではない方の学科の授業も受講できるので、組み合わせ次第で両方の学科のいいとこどりが可能です!
6.まとめ 「どっちでも学び方次第!」
立教大学の経営学部では、経営学科、国際経営学科どちらの学科でも自分次第で大きく成長できる環境が用意されています!
自分の性格や将来やりたいこと、大学生活で大切にしたいことなどを考慮して選んでみてください。
最悪「迷ったら入学後に転科も可能!」なので、そこまで深刻に悩まず気軽に考えてOKです!
7.Q&A
• Q: 経営学科と国際経営学科の一番大きな違いは?
A: 必修科目の多さや、英語を使った授業が必須かどうかが一番大きな違いです。特に国際経営学科の方は、英語力や実践的なスキルが求められる分、忙しいですがその分得られるものも大きいです!
• Q: 経営学科から国際経営学科に転科するのは難しい?
A: もちろん可能です!ただ、転科試験は2年生に上がるタイミングで実施されるのですが、1年生のうちの成績や面接の条件を満たす必要があります。
具体的な基準や手続きは毎年変わるので、事前に大学の担当部署に確認することをおすすめします。
• Q: どちらの学科が就職に有利?
A: どちらも就職先の幅は広く、商社、メーカー、金融、外資系など多くの企業に進む学生がいます。ただ、国際経営学科は英語を活かした外資系企業や海外勤務を目指す人が比較的多い傾向があります。
• Q: 国際経営学科の英語授業ってどれくらいのレベル?
A: 最初は少しハードルが高いと感じる人もいますが、1年次に基礎を固め、2年次からはビジネス英語や英語でのプレゼンが中心になります。高校レベルの英語の基礎がしっかり固まっていれば、最初から躓くようなことはないので安心してください。
• Q: 経営学科は英語の授業が少ないと聞いたけど、まったく取らなくても大丈夫?
A: 全学部の1年生が必修の英語は受けなければなりませんが、経営学部の英語系の授業は受ける必要がありません。全くとらなくても大丈夫です。ただし、希望すれば選択科目で英語を使った経営学の授業を受けることも可能です。自分の興味に合わせて選べる自由度が魅力です。
• Q: 経営学科と国際経営学科でサークル活動や課外活動に差はありますか?
A: 学科による制限は特にありませんが、国際経営学科は授業が忙しい分、時間の使い方を工夫する必要があります。一方、経営学科は比較的自由時間が多いので、サークルやアルバイトに積極的に取り組む人も多いです。とはいえ、国際経営学科の人はチャレンジャーが多いので、サークルやあるバイトといった課外活動も頑張っている人もたくさんいます。
• Q: 経営学科の学生でも海外で働けますか?
A: もちろん可能です!経営学科でも希望すれば留学プログラムに参加できるほか、国際的な視点を学ぶ授業も充実しています。自分次第で道は広がります。
• Q: 国際経営学科に行くと必ず外資系企業に就職しますか?
A: 必ずというわけではありませんが、外資系や海外志向の企業に就職する学生が多い傾向にあります。ただ、国内企業に進む学生も少なくありません。
• Q: 経営学科と国際経営学科、起業を目指すならどちらがいい?
A: 起業を目指す場合、どちらの学科でも必要なスキルを学べます。起業したい人は授業をとって云々というよりは、課外活動として外部の団体で精力的に活動している人が多い印象です。
• Q: 国際経営学科は必ず留学しないといけませんか?
A: 以前は国際経営学科の必修留学プログラムがありましたが、現在は希望する学生のみが行くようになっています。コロナの影響だと思われるので、そろそろ必修プログラムが再開するかもしれません。
また、経営学部は学科問わず交換留学や短期留学などのプログラムが他学部より充実しているので、自分に合ったプログラムを選ぶことができます。
• Q: 経営学科でも留学はできますか?
A: もちろん可能です。学科問わず立教大学の経営学部は交換留学やダブルディグリープログラムなど多くの選択肢があります。国際経験を積みたい人にはおすすめです!
• Q: 英語力に自信がないけど、国際経営学科を目指しても大丈夫?
A: 入学後頑張る意志があれば基本大丈夫です!1年次は基礎力をつけられる手厚いサポートもありますし、本人の努力次第で英語スキルを伸ばすことができます。
• Q: 国際経営学科の授業はどれくらい忙しいですか?
A: 1年生の秋学期以降はプレゼンやグループワークが多くなり、課題も多めです。スケジュール管理や体調管理必要ですが、それが成長につながるという考え方もできます。
• Q: 経営学科で暇になりすぎることはありませんか?
A: 1,2年生の間は必修が多いので決して暇になりすぎるようなことはないと思いますが、3年生以降は必修科目が少ない分、何もしなければ時間が余ってしまうという声もあります。自分で興味のある授業や課外活動を積極的に選ぶことをおすすめします。
• Q: サークルや部活はどちらの学科が盛ん?
A: 学科による違いはありませんが、国際経営学科は忙しい中でも英語系、国際交流系のサークルに参加する学生が多いです。一方、経営学科は自由時間を使って幅広い活動を楽しむ学生が多いです。
• Q: 経営学科・国際経営学科の学生の雰囲気は?
A: 人によるので何とも言えませんが、個人的に経営学科の学生は比較的落ち着いていて、興味のある分野を自分で深める人が多い印象です。また、国際経営学科の学生はチャレンジ精神旺盛で、明るく活発な印象があります。
• Q: 国際経営学科の友達作りは簡単ですか?
A: 必修授業が多く、グループワークも盛んなため、自然と友達が増えます。友達を作りやすい環境と言えます。ただ、そもそも経営学部自体がグループワーク多めな学部なので、経営学科も友達作りにはあまり困らないと思います。