こんにちは立教大学経営学部国際経営学科のだにえるです!
高校3年生の皆さん。
勉強を始めたはいいけれど、実際今の時期どんな勉強を、その参考書を使って、どのくらいの時間、やればいいのかわからない!と悩んでいる受験生もすくナックないんじゃないでしょうか(実際私もそうだった。)
この記事では、MARCHくらいの大学を志望している受験生、あるいは最低でもMARCHくらいのレベルの大学には受かりたいなと考えている受験生向けに、
現役MARCH大学生の私の、高3 1学期にやっていた「勉強内容」・「おすすめ参考書」、そして「4月・5月・6月の勉強時間(スタディプラス)」をご紹介します。
目次
私の当時の実力
まず、高34月時点の私の学力について書いておきます。
高校は偏差値60くらいの自称進学校に通っていて、成績はクラスでだいたい40人中10番前後くらいでした。
定期テストは割と真面目にやるタイプだったけど、そんなに容量がいい方ではなかったのでめっちゃ成績がいいわけでもなかったです。
高34月時点の共通テストマーク模試は英語5割くらい、国語5割くらい、世界史3、4割くらいでした。定期テストとか授業とかちゃんとやってた割に世界史低いです。
周りのMARCH受かった友達も、当時同じくらいの成績の人が多かった気がします。
志望校は当時から立教大学経営学部国際経営学科と、中央大学国際経営学科でした。
受験勉強を特に意識し始めたのは高2の冬くらいで、高3の3月に集団授業の予備校(参考書学習推進型)に通い始めました。
合格大学

当時こんな成績だった私ですが、1年間頑張った結果合格をいただいた大学がこちら。
- 立教大学経営学部国際経営学科
- 中央大学国際経営学部
- 武蔵大学経済学部経営学科
- 東洋大学経営学部経営学科(共通テスト利用)
共通テスト利用を除き、一般受験で出願した大学全てから合格をいただくことができました!
最終的に全部英語試験の代わりに英検準1級のスコアを使う大学しか出願しなかったのですが、英検準1級に合格する高3の11月までは、英検の勉強と両立して普通の英語対策も塾等で対策していました。
英検がなかなか取れなかったのでね。(3回落ちた)
当時の勉強時間
4月

- 平日:3から5時間
- 休日:7、8時間(予定があるときはだいぶ少なめ)
元々体調やメンタルに波がある体質なことと、まだ生徒会や行事のリーダーなどなどの活動が地味に忙しかった関係で、毎日同じだけの勉強時間をとることはできていません。
ですが、元々自分の容量の悪さを自覚していたので、できるときはなるべく勉強に時間を割いていました。
特に休日は何も予定がないことが多かったので、塾や家、カフェなどで7、8時間くらいひたすら基礎を徹底していました。
不安症だったので、全然勉強できていない日は自己嫌悪でパニックになっていたのですが、大切なのは自分のできる範囲でたくさん勉強時間をとったり、量をこなすこと。
できなかったときは切り替えて、対策を考えたり、リフレッシュして勉強を再開するなりしていきましょう
5月

- GW:毎日8から11時間くらい。塾で1日ほぼ監禁生活(自習)
- 平日:5から7時間
- 休日:7,8時間(予定があるときはだいぶ少なめ)
GWでめちゃめちゃ詰め込みました。毎日塾に半強制で監禁されており、1日中自習をしていました。
しかしGW後、若干燃え尽きた?っていう日がちらほら見受けられます。5月病ってやつでしょうか。
ダメな日は全然勉強が手につかず、1日3時間未満とかになっちゃってた時もあります。
私ももちろんそうですが、この時期は周りの友達も燃え尽きて勉強時間が断然減っていたイメージです。逆にライバルがばててるチャンスともとれます。体調崩さない範囲でできる人は頑張りましょう。
6月

- 平日:3から7時間(波すごい)
- 休日:5から7時間
前半結構勉強時間減ってます。というのも当時の最愛の彼氏と別れてしまってご飯ものどを通らない状態だったんですね。
勉強どころじゃないって。
その時は中間テスト前でやらなきゃいけないことがあったので、それだけやってました。
勉強していれば気がまぎれるとも思いきや、なんか私、勉強してる時って常に頭の片隅にネガティブなことがよぎってしまうので一切手につかなかったです。

後半から少しづつでも巻き返してるのえらいですね本当に。
どんどん自分を褒めていきましょう。
今の時期やるべき勉強
この時期はとにかく基礎が中心!今の時期から過去問解きまくるとか、応用問題、入試問題を解きまくる必要はないと思います。
なんたったって、まだ3年間習った基礎の範囲すら曖昧な人がほとんどだと思うからです。
この時期にいかに基礎を固めたかで後々の伸びにかかわってくると思うので、赤本広げてドヤ顔してる同級生に精神を乱されるようなことはやめて、「基礎」を固める勉強に全振りしてください。
ちなみに、私が赤本を本格的に解き始めたのは10月くらい。それでも全然間に合うので、それまでは問題集などを使った勉強で基礎かために専念しましょう。
(夏休みに第一志望の傾向をつかむっていうていで何年分か解いてみるのはおすすめです。)
また、この時期は特に質よりも量を意識すべきだと思います。
まだ受験勉強始めたてで質とかよくわからない人も多いと思うので、なるべく多くの勉強時間をとって、基礎問題や単語系参考書などに触れる機会を増やすこと!
特にこの時期は基礎固め重視=暗記系が多いので、とにかく数触れる、長い時間触れることで力がついていきます。
具体的に基礎固めでやるべきことは、同じ基礎系の問題集を3周はやること!色々な問題集に手を出しまくる前に、漆を塗るように全問題ちゃんと暗記・理解して再現できるようになることが重要です。
その方が圧倒的に、かつ着実に基礎力をつけることができます。
高31学期にやるべき英語の勉強(参考書・勉強法)
使っていた参考書
ターゲット1900(単語)
毎週塾で小テストがあったので、電車や学校の休み時間などで見ていました。夏休み前までに最初の1500単語を何周かしていました。まずはこの1500単語をマスターするところから始まります。
Amazonで見る英熟語ターゲット1000
毎週塾で小テストがあったのでやってました。こちらも同じく、電車や学校の休み時間でやっていました。単語より苦手でしたね、私は。
Amazonで見る英語長文系(全レベル別英語長文1~3)
毎日1題解く!このルールを徹底していました。ここで重要なのが、問題を解いたら解きっぱなしにしないこと!間違えた原因を復習して、自分で解き方をちゃんと再現して正解できるようになることを意識していました。それぞれだいたい3周しました。
Amazonで見る英文解釈系(入門英文問題精講or入門英文解釈の技術70)
英文解釈っていう英文の構造パターンを覚える勉強です。これ以外と侮ってる人、意味ないんじゃない?って思う受験生が多いですが、英語長文を読むうえで重要な力を伸ばせるんです。
英語の長文をブロックごとに、構成で見られるようになると読むスピードもあがるし、正答率を上げることができると思います。
構造で読めるようになると、なんとなく意味で考えるより根拠をもって回答しやすくなると私は思います。
なんか知らないけど私は先生に両方やれって言われてやっていましたが、他の先生に聞いたらどっちかでいいって言われたのでどちらか片方を何周も回せばそれでいいと思います。
入門英文問題精講
Amazonで見る入門英文解釈の技術70
Amazonで見る高31学期にやるべき国語(現代の国語、言語文化)の勉強(参考書・勉強法)
私は大学受験で「現代の国語(現代文)」と「言語文化(古典)」を使ったので、この2つの科目の参考書や勉強内容について紹介します。
現代の国語
私が苦手だった科目です。現代文とかセンスでしょ!とか勉強いらない!とか考えて全然勉強しない受験生も多いですが、ちゃんと対策しましょう。
意外と模試や本番試験で足元救われるものですし、対策したらい案外伸びたりします。
現代文単語
意外と侮りがちだけど、難しい単語や横文字の意味をちゃんと理解しておくと、それだけで根拠をもって解けるようになるので重要。
漢字
学校や塾の週1テスト、学校のテストの勉強を中心にやってた。こればっかりやってはいない。
問題演習(全レベル別問題集1から3)
英語長文と同様、なるべく毎日触れるようにしていました。なんせ1番苦手な科目だったので、とにかく解き方を体にしみこませる作業を永遠にやっていました。英語より現代文の方が勉強時間長いくらいでしたね(そこまでする必要はなかったと思う。)
Amazonで見る言語文化
マジで基礎に専念してたらぐんと伸びた科目!!!最初は覚えることが多くて苦手視されがちですが、それを乗り越えたら得点源にもなりうる科目です。
基礎からのジャンプアップノート古典文法演習ドリル
これマジで神問題集です。
だまされたと思って塾の先生に3周してみろって言われて、実際やったら元々得意じゃなかったのに定期テストの点数爆上がりしました。
読解はそんなにやっていなかったので模試ではまだ超高得点が取れたわけではないかったのですが、文法問題はほぼ外さないくらいとれるようになりました。
まだ基礎が固まっていない自覚がある人はとりあえず6月まではこれを回しまくりましょう。
Amazonで見る古文単語
週1である学校や塾のテスト勉強として覚えていました。古典は単語わかると単語の問題や訳する問題も解けるようになるし、点数に直結するのでなるべく早く覚えちゃいましょう!
私はお風呂入ってるときは古典単語必ずやる!って決めてやってました。
高31学期にやるべき世界史の勉強(参考書・勉強法)
この時期(高3の4・5・6月)は、2年生の復習、現在進行形で学校の授業を中心にしていました!
特に習っていない範囲の予習は急いでしていませんでした。
夏休みに習っていない範囲も含めて通史を終わらせたのですが、全然間に合います。この時期は予習や通史に焦るよりも、今まで習った範囲や現在進行形で習っている範囲を確実に得点できるようにしましょう。
使っていた参考書
世界史B 10分間テスト
学校で配られた、世界史の教科書とリンクした問題集(一問一答)です。
結構易しめかつ問題数も少なめなのですが、とにかく広範囲(2年生の復習含む)を定期テストに出すぞ!っていう学校の先生の方針のもと、何周も回していました。
時代と流れで覚える世界史B用語
だいたい共通テストレベルって言われてるくらいのレベル感の問題集(用語集?)です。
左のページは図や表でまとめられていて、右のページは文章の穴埋め問題が載ってます。
最終的に秋頃これを終えて一問一答に乗り換えたのですが、個人的に最初から一問一答使ってればよかったかなって思っています。
資料集とか見ながらなら併用していけば図もまとめられてるし、わざわざ両方使って中途半端になっちゃったっていう反省があります。
共通テストレベルをマスターしたい人にはいいですが、それ以上を求める人はどっちみち後に一問一答に乗り換えると思うので、そんなにおすすめしません。
Amazonで見る動画
トライのyoutube動画で忘れちゃった範囲中心にさらっていました。ストーリー立てて楽しくまとめてくれてるので、わかりやすいしそんなにやっててストレスにならないので、休憩がてら見ていました!
英検準1級の対策
序盤で最終的には英検利用ができる大学にのみ出願したと書いたのですが、英検の対策については他の記事でまとめてあるのでこちらをご覧ください。
YouTubeで動画としてもまとめてあるので、こちらもおすすめです!
第一志望校で絶対英検が必要!とか、志望校英検使える場所でまとめます!って人はターゲットとかそういう英語対策はせず英検対策に全力を割くのもありだと思います。
まとめ
今回は、MARCHレベルを目指す受験生に向けて、現役立教大生の私が高3の1学期に実際にやっていた勉強法・参考書・勉強時間についてご紹介しました。
この時期に一番大事なのは、とにかく「基礎固め」と「勉強量」!
いきなり過去問や難問、応用問題等に手を出すのではなく、英単語・古典文法・世界史の通史など、土台になる知識を何度も繰り返して、自分の中にしっかり定着させることが合格への第一歩です。
裏を返せば、基礎にじっくり時間をかけられるのは今の時期が最後です。
毎日、毎週、毎月を大切に、頑張ってください。
また、調子の波やスランプがあるのも当たり前です。実際私も失恋で勉強が手につかない日もあれば、何でもないのに勉強が手につかないような日もありました。そんなときは無理せず休んで、しっかり切り替えること!
また前を向いて進むことが大事です。
何度転んでもその分起き上がればいいんですから!!!
「自分なりにやれることを、しっかりやる」
この積み重ねが、受験の結果につながります。
ぜひ今回の内容を参考に、自分の勉強プランを立ててみてください!