今回は「予備校の選び方」、そして私が東進ハイスクール・東進衛星予備校を選んだ理由についてお話しします。
受験を控えている方の中には
そろそろ予備校を探さなきゃ
と思い始めている人もいるのではないでしょうか。
自分に合った予備校ってどうやって見つけたらいいの?
どこも良さそうに見えるけど、何が違うんだろう?
私も当時、まさに同じように悩んでいました。
予備校選びは、「どんな環境で、どんなサポートを受けながら、自分の目標に向かって頑張るか」を決める、大切な選択だと思います。
だからこそ、「自分はどんなときに一番集中できるのか」「どんなサポートがあると続けやすいのか」を考えることが大切です。
私自身、いくつかの予備校を見比べたうえで、東進ハイスクール・東進衛星予備校を選びました。
私がどんな基準で予備校を選んだのか、そして最終的に東進を選んで良かったと感じた理由を、具体的にお話ししていきます。
目次
集団授業or個別指導
最初に悩むポイントのひとつが、「集団授業型」か「個別指導型」か。
私も最初は、「どちらの方が成績が伸びやすいのだろう?」と単純に考えていました。
でも実際に調べていくうちに、それぞれのスタイルが合うかどうかは、「どんな環境で頑張れるタイプなのか」によって全く違うのだと感じました。
他の生徒との関わりの多さと濃さ
集団授業では、数十人が同じ教室で同じ授業を受けます。
周りの生徒と話すきっかけも多く、自然と“仲間意識”のようなものが生まれます。
同じ授業を受けているという共通点もあるので、
「この問題難しかったね」「次の模試どうだった?」といった会話から勉強仲間ができることも。
特に、同じ志望校や似たレベルの人が集まっている環境では、お互いを刺激し合いながらモチベーションを高めていけるのが魅力です。
一方で、個別指導は先生と1対1、または1対2で行われることが多く、他の生徒との関わりはほとんどありません。静かで落ち着いた環境の中で、自分の課題に集中できるという点ではとても効率的です。周囲を気にせず、マイペースに学びたいタイプの人にはぴったりの環境だと思います。
自分のペースで学習を進められるかどうか
集団授業の場合、授業のスケジュールや進度はすでに決まっています。わからない部分があっても授業はどんどん進んでいきます。
もちろん、後で自分で復習して補うことはできますが、「少し置いていかれてしまった」と感じることもあるかもしれません。
ただし、そのぶん“ペースメーカー”としての役割も大きいです。毎週の授業があることで生活リズムが整いやすく、
「次の授業までにここを復習しよう」と目標も立てやすくなります。さらに、強制力があるからこそ、継続が苦手な人には心強いスタイルでもあります。
一方で、個別指導は自分の進度や理解度に合わせて授業内容を調整してもらえるのが大きな魅力です。
苦手な単元を重点的に取り組んだり、得意分野をどんどん伸ばしたりと、柔軟な対応が可能です。先生との距離が近いぶん、質問もしやすく、理解度に応じたサポートが受けられる点は大きなメリットです。
このように、集団授業と個別指導では、環境も、ペースも、人との関わり方もまったく異なります。
対面授業or映像授業
集団授業は基本的に「対面」で行われますが、個別指導の場合は「対面」か「映像授業」かを選べることが多いですよね。
私自身も最初は「映像授業って本当に集中できるのかな?」と不安に感じていました。
柔軟性
対面授業は、当然ながら決まった時間に教室へ行く必要があります。
スケジュールが固定されている分、生活リズムは整いやすいですが、「体調が悪い」「部活が長引いた」などの理由で授業に出られないと、どうしてもその分の遅れが生まれてしまいます。
一方、映像授業は自分のタイミングで受けることができます。
予備校のブースで視聴するのはもちろん、パソコンやスマホから家でも授業を受けられます。
「今日は天気が悪いから家で受けよう」
「学校の空き時間を使ってタブレットで授業を進めよう」
のように、その日の気分や予定に合わせて柔軟に学習を組み立てられるのが大きな魅力です。
授業の質
対面の個別指導では、先生が隣で直接教えてくれるので、わからない部分があればその場で質問でき、一人ひとりの理解度に合わせて授業を進めてもらえるのが大きな強みです。
ただし、個別指導では大学生のアルバイト講師であることが多いです。もちろん優れた先生もたくさんいますが、指導の質にばらつきが出やすいという面もあります。
一方、映像授業の場合は、予備校の看板を背負うプロ講師の授業を受けられます。
説明の構成やテンポ、板書の見やすさなど、完成度がとても高いです。
映像の中の先生に直接質問することはできませんが、多くの映像授業の予備校では、チューター(大学生スタッフ)が質問対応をしてくれます。「わからないことを誰かに聞ける」環境は、ちゃんと整っています。
私が東進ハイスクール・東進衛星予備校を選んだ理由
最終的に私が選んだのは「東進ハイスクール・東進衛星予備校」でした。
他人に惑わされたくなかった
私は昔から、周りの人の頑張りや成績を見て、つい自分と比べてしまう性格でした。
「どうして自分はあの人みたいにできないんだろう」と落ち込んだり、焦って無理なペースで勉強してしまったり。
そういう小さな揺らぎが、積み重なるほど自信を奪っていくのを感じていました。
集団授業の環境は、刺激も多く、競争心をかき立ててくれる一方で、私にとっては“他人のペースに引っ張られてしまうリスク”の方が大きかったです。
だからこそ、「自分のペースを保ちながら、静かに集中できる環境」を求めて、個別スタイルで学べる東進衛星予備校を選びました。
東進の映像授業は、他人の進度に影響されず、自分の理解度に合わせて進められます。
「昨日よりも少しでも前に進めたか」という自分との勝負に集中できたのは、本当に大きかったと思います。
家をメインの勉強場所にしたかった
私は比較的、家でも集中できるタイプでした。
静かな自分の部屋で、好きな文房具を並べて、落ち着いて勉強を始める。そんな環境が、自分にとって一番“心が安定する場所”だったんです。
そのため、東進の映像授業は自宅でも受講できるのが大きな魅力でした。
わざわざ予備校に行く準備をしたり、通学に時間を取られたりしない分、「時間と気持ちの余裕」が生まれます。
たとえば、1日30分の移動時間を短縮できれば、その分を復習や休憩にあてることができます。そんな小さな積み重ねが、勉強のストレスを確実に減らしてくれました。
また、私は自習室で周囲の受験生が勉強している様子を見ると、「もっとやらなきゃ」と無意識に焦ってしまうタイプでもありました。
家での受講スタイルは、そうした外的な刺激をシャットアウトできる点でも、私にとって理想的な環境でした。
有名講師の授業を受けてみたかった
東進では、受験界でもトップクラスの有名講師の授業を受けることができます。
テレビや書籍で見たことのある先生の授業を、自分のペースで繰り返し視聴できるというのは、他にはない魅力でした。
難しい内容でもわかりやすく解説してくれたり、「こういう考え方をすれば、どんな問題にも対応できるよ」といった本質的な思考法を教えてくれたり。
ただ知識を詰め込むだけではなく、“学ぶことの楽しさ”を感じられる時間でもありました。
東進で授業をどのように進めていったのか
入塾後
東進に入塾してまず最初に行ったのは、共通テストレベルの問題での学力チェックでした。
現時点での自分の得意・苦手を明確にすることで、どの科目をどのレベルから始めるのが最適かを判断するためです。
その後、志望校や学習状況に合わせて、1人の大学生チューターが担当についてくれました。チューターさんとは最初の面談で、どんな授業を取るかを一緒に相談しながら決めていきます。
「今の学力ならこのレベルから始めるのが良いと思う」
「この分野は早めに対策しておくと後が楽になるよ」
そんなアドバイスをもらいながら、講座を一つひとつ選んでいく時間は、少し緊張しつつも“自分に合った学習プラン”が形になっていくのを感じられてワクワクしました。

講義開始後
授業が始まってからは、2週間に1回のペースでチューター面談がありました。
この時間が、私にとって学習を継続する上でとても大切な支えになっていました。
面談では、次の2週間の学習計画を一緒に立てます。
「このペースで進めば〇月までにこの範囲が終わるね」
「最近の模試の結果から見ると、もう少し文法を強化した方が良さそう」
といった具体的な話をしながら、学習スケジュールを調整していきました。
また、面談では授業計画の確認だけでなく、英単語や古文単語の確認テスト、模試の振り返り、さらには学校の授業内容についての質問対応までしてもらえました。
このような部分からも、忙しい中でもしっかり伴走してくれている安心感がありました。
私は「せっかくチューターさんがサポートしてくれているのだから、計画をしっかり守ろう」という気持ちで日々の授業をこなしていました。チューターとの約束を守ることが、結果的に自分のペースを守ることにもつながっていたと思います。
東進の授業は1コマあたり約90分です。
そのままでも視聴できますが、私はよく1.5倍速で見ていました。
授業が終わると、確認テストを受験します。
ここで一定の点数を取らないと次の講義には進めない仕組みになっているため、自然と“受けっぱなし”にならず、理解を定着させながら進めることができました。
授業内容が頭に入っているかをすぐに確認できるこのサイクルは、「やった気になって終わる勉強」を防ぐうえでとても効果的でした。
普段の講義以外は?
高校3年生の夏以降は志望校対策講座を受けることができました。
今まで通り映像授業を見るタイプのものや、自分の志望学部の出題傾向をもとに、実力をつけるのに最適な問題を過去の様々な大学学部の過去問から提案してくれるものもありました。
もちろんたくさんの講座をこなすことは精神的にも体力的にも大変でしたが、「今この授業が、志望校合格に直結している」という実感があったので、不思議と前向きに続けられました。


東進に通って感じたこと
自分で進捗を管理する必要性の高さ
東進に通ってまず感じたのは、「自分で学習の進捗をしっかり管理することの大切さ」でした。
東進の授業は基本的に映像で、自分のペースで進められるのが大きな魅力です。ですがその一方で、チューターの方に「ここまで進めよう」と決められたとしても、強制力はあってないようなものなので、サボろうと思えばいくらでもサボれてしまいます。
だからこそ、自分でスケジュールを立て、日々どれくらい進めるのか、どの教科を優先するのかを意識して行動することがとても大切でした。
私は最初、自由度の高さに少し戸惑いました。部活や学校の課題との両立の中で、「今日だけはいいかな」と思ってしまうこともありました。
でも、映像授業の良いところは“やればやった分だけ進む”ということです。遅れを取れば取るほど、焦りも溜まっていきます。
そこで私は、チューターとの面談で立てた計画を必ずカレンダーに落とし込み、毎日どの授業をどの時間に受けるかを細かく決めていました。
目に見える形で「今日はここまでやった」と確認できると、小さな達成感が積み重なり、自然とやる気も維持できました。
東進で学んでいた期間は、単に受験勉強の時間ではなく、「自分で考え、管理し、実行する力」を身につける期間でもあったと思います。大学に入った今でも、このとき培った“自己管理の感覚”は生きていると感じます。
チューターのサポートの手厚さ
もう一つ感じたのは、チューターの方々のサポートの手厚さです。
チューターの方は、勉強の計画を一緒に立ててくれるだけでなく、模試の振り返りや、得点が伸び悩んだときの相談、時には精神的なフォローまでしてくれました。
私の場合、特に模試の結果が思うようにいかなかったとき、チューターさんが「ここからの伸びが一番大事だよ」と前向きな言葉をかけてくれたのが印象に残っています。その一言で、落ち込んでいた気持ちが少し軽くなり、「もう一度頑張ろう」と思えました。
また、受験を経験したばかりの大学生チューターだからこそ、リアルな勉強法や受験当日の話なども聞けて、「こういう人もこの時期は苦労していたんだ」と安心できることも多かったです。
さらに、生徒側を尊重してくれていたことも印象的でした。
私の教室では、「週に5日は自習室に来て学習する」ことが推奨されていたのですが、私は2週間に1回の面談の時しか東進の自習室に行っていませんでした。
しかし、無理にそのようなルールを守ることを強要せず、「自分のやりやすいように勉強すれば大丈夫だよ」や「授業をしっかり進められてて、模試の点数も上がってるからこのままで問題ない」のような言葉をかけてくれたため、自分のペースを乱すことなく勉強に取り組むことができました。
受験期はどうしても孤独になりがちですが、チューターの存在があったことで、「一人じゃない」と思える時間が増えました。単なる塾のサポートではなく、“伴走者”として支えてもらえたことが、最後まで走り切れた大きな理由の一つだと思います。
東進の仕組みは「自分で管理する力」が求められる一方で、チューターのサポートと明確な進行システムがあるからこそ、自立と安心が両立できる環境だと感じました。
「映像授業って一人で淡々と進めるだけなのでは?」と思っていた入塾前の自分に、「ちゃんと見守ってくれる人がいて、支えてくれる仕組みがあるよ」と伝えてあげたいです。

おわりに
受験勉強は、どうしても「努力」と「根性」で語られがちですが、実際には“環境をどう整えるか”がとても大きな鍵になります。
どんなにやる気があっても、自分に合わない学び方を続けてしまうと、いつの間にか疲れてしまうこともあります。
だからこそ、予備校選びは「どこが有名か」よりも、「自分にとってどんな環境なら続けやすいか」「どんなサポートがあると安心できるか」を軸に考えることが大切だと感じました。
私の場合、東進という環境は“自分のペースを大切にしながら、着実に積み重ねていける場所”でした。
もちろん、すべてが順調だったわけではありません。思うように成績が伸びずに焦る時期もありましたし、計画通りに進まないこともありました。けれど、そのたびにチューターの方と話しながら、自分に合った方法を探し続けられたことが、最終的に大きな成長につながったと感じています。
予備校を探している方はまずは体験授業や資料請求を受けよう
ここまで読んで、「自分に合った学び方を見つけたい」と感じた方は、まずは体験授業や資料請求をしてみるのがおすすめです。
実際に授業を受けてみると、先生の話し方や教材のわかりやすさ、チューターとの距離感など、文章だけでは伝わらない“空気感”が分かります。
東進ハイスクール・東進衛星予備校では、全国どこからでも無料で体験授業を受けられるので、気軽に一歩を踏み出せます。
体験授業や資料請求だけで無理に勧誘されることはないので、情報収集のためにもおすすめです。

