初めての台湾一人旅:自由と発見に満ちた私の3日間(後編)

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夏休み中に行ってきた台湾一人旅の記録の後編です!

まだ前編の方を見ていない人はそっちもぜひ見てみてね!

この記事がおすすめな人

  • リアルな大学生活に興味がある高校生
  • 海外旅行初心者だけど、海外に行ってみたい人
  • 一人旅をしてみたい人
  • 大学生になったら旅行に行ってみたい人

【筆者の紹介】

ペンネーム:だにえる(一人称たまにだにになります。)

学校:立教大学経営学部国際経営学科

学年:1年生(2024年現在)

受検方式:一般受験(英検利用)

サークル:軽音系サークル、ベリーダンスサークル

2日目:がっつり台湾観光!

・台湾の原宿、「西門町」でお土産探し

思いのほか1日で色々な場所に行けていて、我ながらびっくりしているところではありますが、やっぱり台湾って観光地が電車ですぐ行ける範囲にあるのが大きいと思います。

台湾シャンプーを体験してから、お土産を買いに台湾の原宿と呼ばれる「西門町」に行きました。

赤と黄色と水色の街灯がある3つの大通りで主に構成されています。

お店は主にアパレルショップかお土産屋さんか、レストランです。

アパレルショップは主に若い女の子向けの洋服で、特にKーPOP系の服が多かった印象です。めちゃめちゃ安いわけでもないけど、日本で同じような服を買うよ1000円から2000円くらい安かったと思います。トップスもボトムスもバッグも1000円から5000円くらいでした。

私は日本で普通に過ごしていたらおそらく出会えないであろう、黒いレザーの激短ミニスカートを買いました。

洋服を買った後はお土産屋さんへ。台湾の地図が乗っているか、中国語が入っているか、千と千尋の神隠しのキャラクターのカオナシが描かれているものがほとんどです。(カオナシは許可とってんのかなほんとに)

とりあえず友達や家族に、カオナシが台湾ビールを飲んでいる絵が描いてあるマグカップやトートバッグ、あと中国語で「私は罪なほどにイケメンです」と書かれたキーホルダーを買いました。

淡水での夕陽とロマンチックな時間

西門町で買い物をした足で、台湾の有名な湖、「淡水」を訪れました。淡水もMRTで1本で行けるので、台北駅から1時間ほどかかるもののそんなに体力を奪われるようなことはなかったと思います。

ちょうど夕暮れ時が1番の見ごろだと友達から聞いていたので、それに合わせて行くことに。到着時間が確か17時から18時頃でした。

湖沿いの道をふらふら歩いていると、バイオリンや笛の演奏をしているストリートミュージシャンをたくさん見かけました。特に、夕暮れ時の少し霧がかかったオレンジの空と湖の景色に、バイオリンの優雅な演奏が相まってロマンチックでした。

残念ながら少し曇っていた関係で、ネットで紹介されていたような日が沈む瞬間を見ることはできなかったのですが、また違った雲が温かいオレンジの色に染まった様子を見ることができたのでそれはそれでよかったです。

台湾人の観光客の方が話しかけてくれて、私の写真を撮ってくれました。

少しだけ日本語がしゃべれるようで、お店の店員さん以外の現地の人と話すことができました。1人旅だとどうしても景色の写真か、自撮りくらいしか撮影できないので、本当にありがたかったです。

帰りがけに淡水近くのレストランでワンタンスープ?を食べました。

薄いコンソメ系のスープに肉団子と、もちもちしたワンタンが入ってました。

なかなか箸でつかみにくくとるのが大変でしたが、台湾って感じの味でおいしかったです。

・韓国式プリクラで初めての1人プリクラ

あと、淡水駅へ戻る最中に無人の韓国式プリクラ専門店を見つけたので、記念に撮ってきました。一切台湾要素ないじゃん、と思いきや、無料で借りられる小道具は中国語のカチューシャがあったりと、若干台湾要素もありました。

韓国式プリクラが全体的にそうなのかはわかりませんが、もし撮ろうと思った人は注意してほしいことが一点ほど。

韓国式プリクラはあんまり盛れない!!っていうか、カウントダウンからシャッター音なるまでのテンポ感と実際撮影される瞬間絶対かみ合ってない!!!!

韓国式プリクラの惨状

おかげで私のかわいいお顔もこの通りですよ。ひどいもんだ( ;∀;)

いい思い出にはなりますが、盛れはしないということだけ念頭に置いて撮りに行ってほしいと思います。

・台湾名物、マンゴーかき氷

写真だとわかりにくいですが、どんぶりサイズ。

帰り道にちょうど有名なマンゴーかき氷屋さんがあったので寄ってみました。

どんぶりサイズのかき氷にマンゴーがどっさり乗せられていて、小さなプリンが一緒にトッピングされています。

店内のお客さんはほとんど全員日本人でした。周りには出張かなにかで来ているのでしょうか、スーツを着てこてこての関西弁を話すおじさんたちや、20代くらいのカップル、同じく1人旅であろう30代くらいの女性などがいました。

有名な観光スポットではたいてい日本語がそこらじゅうから聞こえてくるので、やっぱり台湾は日本人にとって観光しやすい国なんだなあと改めて思います。

お土産がそろう?台湾で有名な文房具屋さん

かき氷をたらふく味わった後は、お土産屋さんとして有名な文房具屋さんを訪れました。

さすがに夜も遅いし次の日にしようとも思っていましたが、調べてみるとなんと私の泊っていたホテルのすぐ裏側にあったのでちょろっと行って帰ってくることに。

1階は電気屋さん、2階と3階が文房具屋さんだったので2階と3階をメインでお土産を探したのですが、ほとんど日本の商品で、キャラクターものもほとんど日本のキャラばかりが使われていたので、あんまりめぼしいものを見つけることはできませんでした。

父親が仕事の関係でよくアジア圏に行くのですが、「お土産選びってって難しいんだよ???」って言ってた理由が何となくわかった気がします。

3日目:温かさに触れる旅の終わり

朝ごはん:再びお気に入りのお店へ


旅の最終日の朝は、2日目に訪れた朝ごはん屋さんをもう一度選びました。

2日目は台湾式揚げパンを頼みましたが、今回は小籠包とホット豆乳を注文。注文システムは2日目で学んだので、スムーズにクリア。

小籠包は鼎泰豊には劣るものの十分美味しく、ホット豆乳はほんのり甘さがあり、とても飲みやすかったです。

お気に入りのお店で、旅の終わりにふさわしい穏やかな時間を過ごせました。

・占い:ツッコミどころまみれの行天宮

悪そうな顔してますが、優しい人です多分。


次に向かったのは占いで有名な行天宮

駅を降りてしばらく歩くと、地下に占い屋さんが並ぶエリアがあります。

どのお店も、スーツケースをガラガラひいている私を見るなり「うちがいいよ!」と積極的に話しかけてきますが、特に日本語で話しかけてきたおじさんのお店を選ぶことに。

お店は小さな部屋のようになっていて、なんというか、大型家電用品に併設されている携帯ショップ各店の窓口みたいな感じで並んでいました。

私が選んだ占いは、7つの選択肢から3つを選ぶスタイル。私は「性格診断」「適職診断」「ラッキーカラー診断」を選びました。中国語で占いをするおばさんと、それを通訳してくれるおじさんのタッグで占いが進行。

おばさんは私の顔をじっくり見たり、私の生年月日をタブレットに打ち込んで占ってくれました(ずいぶん現代的。水晶とか手相とかそういうのを使うのかと思ってた。)


結果、性格は「心が優しく知恵があり、人間関係が良好」とベタ褒めされ、適職は「心理学者、医者、弁護士、教師など、どんな専門的な仕事でも適している」とのことでした。いいことまみれ!なんでもなれるじゃないか!!

果たして当たっているのか…と思いつつ、妙に励まされました。


ラッキーカラーは「赤と黄色」。逆にアンラッキーカラーは黒。私1番ファッションに取り入れがちな黒がアンラッキーカラーだったのはショックでしたが、これからの買い物で意識してみたいです。

おしゃべり好きでとにかく早口な通訳のおじさんは、どうやら東京の大崎駅の語学学校で昔日本語を学んでいたそうです。私が通っている立教大学の最寄り、池袋と同じ山手線が通っている駅なので、おじさんも立教大学知ってました。

彼はとにかく早口で多分癖でガンガン話を進めていくタイプなのですが、そのたびに占い師のおばさんが「ちょっとは落ち着きなさいよ!」と制止していて面白かったです。2人とも優しい人であることは間違いないと思います。

本来3つだけ占ってもらう予定だったのですが、サービスで成績が上がるために効果的な、勉強中に向くべき方向や、彼氏との相性なども占ってもらいました。

彼氏との相性(生年月日参照)は散々な結果。しかもどうやら私は2024年モテモテだそうで、2024年から2026年の間に新しい彼氏ができるとのこと。

ひどすぎて思わずおじさんと爆笑してしまいました。

占いを終えて記念撮影をした帰り際、のどが渇いたので、占い師さんたちにおすすめの飲み物が買えるような場所を尋ねたところ、「セブンイレブン」といわれました。そりゃそうだけど!!!!!

セブンイレブン、すごいですね。

モスバーガーで一息


占いの後、なにか飲み物を買うために近くにあったモスバーガーに立ち寄りました。

本当は台湾らしい何かを買えるような場所に行きたかったのですが、台湾系のカフェだとコーヒーやミルク系のメニューが多く、炭酸が飲みたかった私の気分ではなかったので仕方なくモスに行くことに。

そこで頼んだのはぶどうスパークリング(ノンアルコールの炭酸ジュース)。想像より炭酸が強めで驚きましたが、リフレッシュできました。

台湾のモスバーガーは、日本のそれとほとんど変わらない印象でしたが、店内は地元のおばあちゃんたちの集会で大賑わい。台湾の日常を感じるひとときでした。

・空港でお土産選び
余裕を持って空港に到着し、お土産探しへ。やはり空港のお土産屋さんはその辺の街のお土産屋さんで買うよりコストはかかりますが、安心感があり、喜ばれるものが揃っています

店員さんが日本語を話せる方だったので、おすすめを聞きながら家族にはパインケーキとジャスミン茶を購入しました。王道のお土産ですね。

帰国:空と旅の終わり


夕方のフライトで帰国。窓際の席だったので、青空や雲、夕焼けが広がる美しい景色を楽しむことができました。

隣に座っていた50代のご夫婦が何かと気にかけてくださり、機内食やその他のサポートをしてくれました。ありがたくて心が温まりました。

成田空港に近づくと、見えてくる日本の景色に「帰りたくない、ずっとここにいたい」と思い、自然と涙があふれてきました。

大学生活の中で苦しい時期が多く、一時期笑えなくなってしまうくらい思い詰めた時期もありましたが、台湾での3日間は久しぶりに自然と笑顔になり、人の温かさを感じ、心が満たされる経験でした。ずっと口角上がっていましたし。

この旅は、私にとって一生の宝物になると思います。

感想と学び


• まずどこでも困ったときには助けてくれる人がいます。台湾の人々の温かさが心に残りました。


一人旅の気楽さ、自由さは格別です。誰にも気を遣わず、好きなときに休めて、自分の気分や体調に合わせて自由に行動できるのは大きな魅力です。

迷っているなら行動すべきだと学びました。正直はじめは一人旅なんてできるのか心配でしたが、助けてくれる人がたくさんいるし、旅先での出会いが、人生に新しい視点をくれるからです。

だに

だに

立教大学 経営学部 国際経営学科

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