私は今、アメリカの、カリフォルニア大学アーバイン校 (UCI)に留学しています。
カリフォルニアを拠点に暮らすなかで、「せっかくアメリカにいるなら、まだ知らない都市にも行ってみたい!」と思い訪れたのは、イリノイ州にある“風の街”シカゴ。
実際に歩いてみると、1泊2日という短い滞在にもかかわらず、想像以上に“自分のペースで楽しめる”街であることに気づきました。
目次
- 1 シカゴってどんな街?
- 2 Day1-1|スタバロースタリーで始まる、五感が目覚める朝
- 3 Day1-2|ハリポタファンじゃなくてもワクワク!魔法の世界に迷い込む
- 4 Day1-3|Navy Pierで過ごす、青と風の時間
- 5 Day1-4|Stan’s Donutsで出会った、アメリカっぽい甘さ
- 6 Day1-5|シカゴリバーと、ビルの谷間の風景美
- 7 Day1-6|The Beanで体感する、“観光地っぽさ”の魅力
- 8 Day1-7|シカゴピザ、これはもはや“食べる凶器”だった
- 9 Day1-8|夜景とシカゴ劇場、光と静けさが混ざる時間
- 10 Day1-9|シカゴの夜に溶け込む、小さなバーでの時間
- 11 Day2-1|カルチャーと静けさに包まれる、シカゴ文化センターへ
- 12 Day2-2|Cafe dekoで出会った、静かな満足感と自分時間
- 13 Day2-3|チャイナタウンで旅を締めくくる
- 14 今回のシカゴ旅行、かかった費用は?
- 15 シカゴの交通事情ってどうだった?
シカゴってどんな街?
時差とアクセス
ロサンゼルスからのフライトはおよそ4時間。アメリカ国内の移動にしては少し長旅です。
ちなみに、シカゴは中央時間(Central Time)に位置していて、ロサンゼルスより2時間進んでいます。
また、シカゴは日本とも時差が大きく、マイナス15時間(サマータイム中は−14時間)。日本から直行便も出ていて、成田や羽田からなら12〜13時間ほどでアクセスできます。
治安は?女の子2人でも大丈夫だった?
実際に訪れてみると、観光の中心地は、整備されていて清潔感があり、人通りも多く安心できる雰囲気でした。今回は女子2人での旅行でしたが、滞在中に特段危ない思いをすることは一度もありませんでした。
地元の人たちはフレンドリーで、ちょっと道に迷っていると「どこ行きたいの?」と声をかけてくれたり、レストランではスタッフが親切におすすめを教えてくれたり。
公共交通機関を使っているときには、電車やバスで様子のおかしい人に出くわすことがありました。私たちは、少しでも「怖いかも」と感じたら迷わず違う車両に移動するなど、できる範囲での対策をしていました。
もちろん、夜遅くに人通りの少ない道を歩かない、荷物を体から離さないなど、基本的な防犯意識は必要です。でも、そういったポイントさえしっかり押さえておけば、シカゴは十分に安心して楽しめる街です。
Day1-1|スタバロースタリーで始まる、五感が目覚める朝
旅の最初に向かったのは、いきなりテンションが爆上がりするスポット。
シカゴの旅の一発目にして、思わず「来てよかった…!」と口にしてしまった場所――
そう、“あのスタバ”です。
シカゴ・マグニフィセントマイル沿いにあるスターバックス・リザーブ・ロースタリー。
スタバファンなら一度は訪れてみたい“聖地”のような場所。というのも、なんと世界にあるスターバックスの中で最大規模を誇る店舗なんです。
外観は、私たちがよく知る“スタバ”のイメージとはまったく異なります。ガラス張りで曲線を描く近未来的な建物が印象的で、遠目からでも「あれが例のスタバか!」とすぐにわかるほど。エントランスに立った時点でもうテンションが上がります。
館内はなんと5フロア。
今回はまだ朝の時間帯だったので、まずは2階のベーカリーフロアでゆっくり朝ごはんをとることに。
注文したのは、ちょっと豪華なラインナップ。
- Eggs in Purgatory(煉獄の卵)
- スモークサーモンとクリームチーズのコルネッティ
- Chicago Roastery Microblendのコールドブリュー
- アイス・ウベ・ココナッツラテ(季節限定)

ドリンクは、友達と1杯ずつ頼んでシェアしました。
ひとつはシカゴ店限定の「Chicago Roastery Microblend」のコールドブリュー。ローズのような香りと、ベリー系の甘酸っぱさ、さらにほんのりハチミツのような後味が感じられて、まろやかで飲みやすいのに香りはしっかり残る、特別感のある1杯でした。
もうひとつは、見た目の可愛さに惹かれて選んだアイス・ウベ・ココナッツラテ。紫色のウベフォームがたっぷりのっていて、ココナッツミルクのやさしい甘さとよく合います。写真映えもばっちりで、味も見た目も満点。
シカゴ旅の1日は、こうして“味も空気も特別な朝ごはん”からはじまりました。スタバでここまで満足感を味わえるとは思っていなくて、うれしい意味で予想を裏切られたスタートでした。
Day1-2|ハリポタファンじゃなくてもワクワク!魔法の世界に迷い込む
向かったのは、シカゴの中心部にある「Harry Potter™: Magic at Play」という体験型のショップ&展示施設。
「Harry Potter™: Magic at Play」は、よくある“グッズ販売メインのショップ”とは少し違います。ここには、ハリーポッターの世界に実際に入り込んだような、体験型の展示エリアが広がっています。
入り口を抜けた瞬間、目の前に広がるのはホグワーツの世界。4つの寮カラーがずらりと並び、それぞれの特徴やマークが丁寧に展示されていて、ファンなら一瞬でテンションが上がるはず。
実は私、ハリーポッターのガチファンというわけではなく、“にわかファン”レベル。映画もすべて観たわけではないし、キャラクターや呪文の名前もちゃんと覚えてるわけではありません。そんな私でも、この空間に入った瞬間、なぜかテンションが一気に上がってしまいました。
でも、もちろんここで終わりじゃありません。むしろここからが本番。
次に向かうのは、シカゴの街らしさをぎゅっと詰め込んだウォーターフロントスポット——ネイビーピア。
ハリポタの余韻に浸りながら、バスに揺られること約15分。次に向かったのは、シカゴ観光の王道スポット Navy Pier(ネイビーピア) です。
ネイビーピアは、シカゴの中心地からアクセスしやすい場所にあり、全長約1kmにわたってミシガン湖に突き出た巨大な桟橋。
歩いているとまず気づくのが、「あれ、潮の香りがする?」という感覚。そう、シカゴは 五大湖のひとつ「ミシガン湖」 に面した街なんですが、この湖……ほんとうに巨大で、視界の限界まで水しか見えないんです。
「え、これ湖って言っていいの?」と突っ込みたくなるスケール感で、個人的には“湖”というより完全に“海”でした(笑)。波も風もしっかりあって、ボートが走ってたり、浜辺でくつろぐ人がいたりと、海辺の街に来たような気分になります。
私は横浜出身なので、つい「ちょっとみなとみらいっぽいな〜」なんて比べてしまいました。
通路には、ポップコーンやホットドッグの屋台が並び、バターの香りやソーセージが焼ける匂いが風に乗ってふわっと届いてくる。色とりどりのグミや綿あめが並ぶお菓子屋さんもあって、大人でもついつい立ち止まってしまうような誘惑がそこかしこに。
そんなゆるゆる時間をしばらく満喫しているうちに、ふとお腹が鳴って——
次は、シカゴ名物のドーナツ屋さん「Stan’s Donuts」で、ちょっと甘くて幸せな小休止をすることにします🍩
Day1-4|Stan’s Donutsで出会った、アメリカっぽい甘さ
お店はダウンタウンの至るところにあるんですが、私たちが立ち寄ったのは、ミレニアムパーク近くの路面店。
Stan’s Donuts のショーケースには、まるで宝石のようにカラフルで多彩なドーナツが所狭しと並んでいて、見ているだけでテンションが上がります。
イートインスペースもありますが、せっかくならシカゴの街並みと一緒に楽しむのもおすすめ。今回は次の目的地がすぐ近くだったので、テイクアウトして再び街歩きスタートです。
Day1-5|シカゴリバーと、ビルの谷間の風景美
向かった先は、シカゴの中心を東西に貫く「シカゴ川(Chicago River)」です。
この日は晴れていて、ビルの隙間から陽の光が差し込み、川面がきらきらと反射してとてもきれいでした。川沿いにはリバーウォークと呼ばれる散歩道が整備されていて、観光客はもちろん、ランニング中の人や昼休み中にくつろぐビジネスパーソン、カフェでパソコンを広げる人など、それぞれが自分らしいペースで過ごしているのが印象的でした。
また、建築好きにはたまらない「建築クルーズ」も有名で、川から見上げると、アール・デコ様式やポストモダン、超モダンな高層ビルなど、異なる時代の建築がひとつの川に沿って並んでいるという、ちょっとした美術館のような眺めが楽しめるのもポイント。
川沿いのベンチでひと休みして、リフレッシュ完了。再びシカゴの街を歩き出します。
Day1-6|The Beanで体感する、“観光地っぽさ”の魅力
シカゴといえばこれ!といっても過言ではないのが、ミレニアム・パークにある「The Bean(ザ・ビーン)」。
SNSやガイドブックで何度も目にしていたこの巨大オブジェ。正直なところ、「一応行っておくか」くらいのテンションだったのですが、ミレニアム・パークの中に歩いて入り、その姿が遠くに見えた瞬間から、テンションは一気に上昇。
近づくにつれて、その異様な存在感がどんどん迫ってきて、間近で見たときは思わず「でかっ!!!」と口から出ました(笑)
このBeanのすごいところは、ただ見るだけじゃなく、「自分が映り込むこと」も含めて作品になっているところだと思います。
自分の姿が巨大な曲面に歪んで映って、それを友達と見て笑ったり、写真を撮ったり。“見る芸術”というより、“体験する芸術”としての魅力が詰まっていました。
面白いのが、その場にいる全員が、無意識に同じリアクションをしていること。カメラを構える人もいれば、ぴょんとジャンプしてみたり、両手を広げてポーズを取ってみたり——。言葉が通じなくても、“この空間を面白がる気持ち”だけで、なんとなく通じ合える。そんな、ちょっとした一体感みたいなものも感じました。
でも、まだまだ1日は終わりません。街歩きの締めくくりに向かうのは、シカゴを語る上で欠かせない“あのグルメ”。
次は、ピザの常識を覆す——シカゴ名物ディープディッシュピザとの勝負です🍕🔥
Day1-7|シカゴピザ、これはもはや“食べる凶器”だった
向かったのは、Giordano’s(ジョルダーノズ)という老舗の人気店。シカゴ市内に何店舗かあるけど、私たちが行ったのはMagnificent Mile(マグニフィセント・マイル)近くの観光に便利なロケーション。
店内へ通されて、メニューを開くと目に飛び込んでくるのが「STUFFED DEEP DISH PIZZA」という文字。そう、ここGiordano’sのピザはただの分厚いピザではなく、生地の中にチーズや具材がぎゅうぎゅうに詰まった“詰め物系ピザ”なのです。
ちなみに注文してから焼き上がるまでに45分ほど。
そしてついに、運ばれてきたディープディッシュピザ。頼んだのは、Giordano’sの定番メニュー「Cheese Stuffed Deep Dish Pizza」。サイズはSmall(2〜3人前)で約27ドルほど。ピザにしては少しお高め?と思ったけど、そのボリュームを見て納得。
直径よりも“厚み”に目を奪われる見た目で、カットされると中からどろ〜〜っとチーズが流れ出す様子に二人とも大歓声。「これ、もはやグラタンじゃない!?」ってくらい、中はチーズとソースでパンパン。一口食べると、濃厚なチーズとフレッシュなトマトソース、香ばしいクラストの三重奏。ただのピザとは、明らかに違う食べごたえ。
私たちは2人でSmallサイズを1ホール注文しましたが、それでも十分お腹いっぱいになる量でした。むしろ「これで本当にスモール!?」と驚いたほど、厚みとボリュームがすごい。1〜2切れ食べた時点で、「これは残す人が多い理由がわかる…」と実感(笑)
でも、残しても大丈夫。というか、それが正解。店員さんに聞いてみたところ、Giordano’sでは“食べきれなかったらテイクアウトする”のがごく普通のことなんだそう。実際、まわりのテーブルでもお持ち帰り用のボックスをもらっている人が多数いて、全く気兼ねなく「To-go box, please!」と頼める雰囲気です。
しかも「翌日また温めて食べるのが地元民の定番スタイル」なんだとか。冷めても味が落ちず、むしろ“チーズとソースがなじんでちょうどいい”という声も多くて、“翌朝ディープディッシュ”を楽しみにして持ち帰るのもまたひとつの旅の楽しみ方。ちなみにテイクアウト時は、冷めたピザの温め方も軽く説明してくれました(オーブンで焼き直すのがベストですが、電子レンジでもOKとのこと)。
Day1-8|夜景とシカゴ劇場、光と静けさが混ざる時間
ピザでお腹が満たされて、再びゆるゆると動き出した私たち。まだ消化しきれていない重たいお腹を抱えながら、夜のダウンタウンを歩きはじめました。
昼間にあれだけ歩き回った街なのに、同じ場所とは思えないほど、夜のシカゴは“別の顔”をしていました。
昼間は“見る街”、夜は“溶け込む街”。そんな風に感じられたのは、たぶんこの日ずっとシカゴの空気の中にいたからこそ。ライトアップされた街並みに包まれながら、私たちは次の目的地へ向かいました。
──そう、映画のポスターやSNSでよく目にする、あの美しいネオンの場所へ。
シカゴのシンボルとも言われる名建築、「シカゴ・シアター(Chicago Theatre)」の縦長サイン。まさに“映画で何度も見たアメリカの劇場”そのものでした。

昼のシカゴは「動」の魅力があったけれど、夜のシカゴには、「静」の美しさがあった。光が強いぶん、その中にある“人の静けさ”が際立つ——それが、夜のシカゴの魔法なのかもしれません。
Day1-9|シカゴの夜に溶け込む、小さなバーでの時間
自然と足が向かったのは、街角にぽつんと灯る、小さなバーの明かり。観光客向けの派手なバーでも、高層ビルの上にあるようなラグジュアリーなラウンジでもなく、通りすがりの人しか気づかないような、隠れ家みたいな場所でした。
ガラス越しには中の様子が見えず、少しだけ勇気を出してドアを開ける。すると、ふわっと暖かい空気と、ウッド調の落ち着いた内装、スロージャズが流れる静かな空間が迎えてくれました。
カウンターにはスーツ姿の男性が静かにグラスを傾けていて、奥のソファ席ではカップルがゆったりと会話を楽しんでいる。
注文したのは、バーテンダーさんが「今夜にぴったりだと思うよ」とすすめてくれたカクテル。一口飲んだときの、あの「ふぅ…」と肩の力が抜けていく感じは今でも忘れられません。
一日の終わりに、ちょっと静かな場所で、ただぼんやりする時間。それは、旅を自分の中にしっかり刻み込むための、かけがえのないひとときでした。
バーを出たのは、たしか夜の11時すぎ。外はもうすっかり静かで、ふたりとも少し眠たかったけど、心はどこかすっきりしていて。夜のシカゴは、昼間のようなキラキラした派手さはないけれど、そのぶん街の鼓動みたいなものが静かに伝わってきて、ホテルへ向かう足取りさえも、ゆったりと心地よく感じました。
Day2-1|カルチャーと静けさに包まれる、シカゴ文化センターへ
軽く朝ごはんを済ませて、ゆっくりと支度をして向かったのは、シカゴ文化センター(Chicago Cultural Center)。ここは、“無料で入れるとは思えないほど美しい場所”として知られている文化施設で、観光ガイドでも“穴場スポット”としてたびたび紹介されています。
外観は、どちらかというと地味で落ち着いた印象の石造り。でも、その扉を一歩くぐった瞬間、思わず息を呑みました。
高く広がる天井、重厚な大理石の柱、モザイク模様が施された壁面。そして何より圧巻だったのが、世界最大級とも言われるティファニー製のステンドグラス・ドーム。ドームは直径約12メートル、約30,000枚のガラス片からできていて、天井から差し込む自然光が、青・緑・金の繊細なガラスを通して広がり、空間全体にやわらかな光をまとわせていました。
しかも、入場はなんと無料。文化イベントやギャラリー展示が行われる公共の施設として解放されていて、誰でも自由に入れるというのがまた驚きです。
館内には、アート展示のエリアや資料の閲覧スペース、小さなギャラリールーム、音楽ホールなど、複数の空間がゆったりと配置されています。
私が訪れたときには、2階のギャラリーで現代アートの展示が行われていて、壁いっぱいに書かれた言葉や、シンプルな構成のビジュアル作品が並んでいました。
Day2-2|Cafe dekoで出会った、静かな満足感と自分時間
シカゴ文化センターの静けさと美しさを味わったあと、たまたま見つけたのが「Cafe deko」
観光ガイドに載っているような有名店ではないけれど、外観からして雰囲気がよく、「きっとここなら、この余韻を壊さずに過ごせる」と直感で入ってみました。
注文したのは、カフェラテと抹茶ラテ。それに合わせてクロワッサンとブルーベリースコーンも頼みました。
店員さんもとても穏やかで、観光客っぽい私にも自然な距離感で接してくれて、「ここって、街の中にぽつんとある休憩室みたいだな」と思いました。
カフェを出たあとは、いよいよ最後の目的地へ。向かうのは、チャイナタウン——異国の中の異国、旅のしめくくりにふさわしい場所です。
Day2-3|チャイナタウンで旅を締めくくる
旅の最後に選んだのは、シカゴのチャイナタウン。
私自身、最初は「せっかくなら最後にちょっと違う雰囲気の場所を歩いてみたいな」と思って地図を眺めていて、ふと見つけたのがこのエリア。正直、あまり期待せずに向かったのですが……いい意味で、完全に裏切られました。
地下鉄のRed Lineに乗って、「Cermak-Chinatown駅」で下車。駅を出た瞬間、そこはもう“別の国”のような空気感。赤いゲートに漢字の看板、どこからともなく漂ってくる香辛料の香りに、「わ、思ったより本格的……!」と一気にテンションが上がりました。
通りにはアジア系のスーパーや薬局、雑貨屋さんが並び、レストランのメニューには北京ダックや四川料理の文字。
中でも楽しかったのが、ローカル感満載の雑貨屋さん。風水グッズ、十二支のぬいぐるみ、お守り的なアイテムから、よくわからないけど可愛いキャラクターのキーホルダーまで。見ているだけで飽きませんでした。
お腹はそこまで空いていなかったけれど、チャイナタウンの通りに漂う、あの香ばしい匂いを前にして、立ち寄ったのは、Triple Crown(トリプルクラウン)という人気の点心レストラン。
せっかくなので、私たちも数種類の点心とチャーハンをオーダー。海老餃子、焼売、小籠包といった定番はもちろん、顔のついた可愛らしい饅頭まであって、思わず「これ何?かわいい!」とテンションが上がってしまいました。
今回のシカゴ旅行、かかった費用は?
1泊2日の旅で、詰め込みながらもコスパ重視。食も観光も妥協せず楽しんだけど、思っていたよりもリーズナブルに収まりました!
✈️ 交通費
- ロサンゼルス〜シカゴ 往復フライト ¥27,870
- 市内移動(バス、Uberなど)) 約¥3,000
🏨 宿泊費(ホテル1泊・2人でシェア)
- 1人あたり ¥4,485
🍽 食費
内容 | 金額 |
スタバ(朝食) | ¥3,000 |
ドーナツ | ¥1,000 |
ピザ | ¥2,000 |
バー | ¥2,000 |
カフェ(Cafe deko) | ¥2,000 |
チャイナタウン中華 | ¥3,000 |
- 合計約¥13,000
🎁 お土産・ショッピング
- スタバグッズやチャイナタウン雑貨など ¥5,000
総額まとめ(1人あたり)
項目 | 金額目安 |
フライト | ¥27,870 |
宿泊費 | ¥4,485 |
移動費 | ¥3,000 |
食費 | ¥13,000 |
お土産 | ¥5,000 |
合計 | ¥53,355 |
︎ 思ったよりお手頃で、思った以上に濃かった
正直、もっとかかると思ってました。
無料で楽しめるスポットが多かったのと、食事もコスパが良かったのが大きなポイント。
贅沢をしすぎず、でも「ちゃんと旅した感」はしっかり残る——そんな“満足度の高いプチ旅行” になりました◎
シカゴの交通事情ってどうだった?
私が実際に使ってみた移動手段と、体感ベースで感じたメリット・注意点をまとめてみました!
🚇 地下鉄・バス
シカゴの公共交通機関は「CTA(シカゴ交通局)」が運営していて、地下鉄とバスが連動して1日中使えます。料金は1回あたり $2.50〜、事前にVentraカード(ICカード)やモバイルアプリを使うと乗り継ぎもラク。
💡使ってみた感想
- 地下鉄は本数も多く、観光地にも割と近くまで行ける
- 駅によってはホームが古く、表示が見づらいことも
- バスは便利だけど、時間どおりに来ないことが多め&ちょっと気まぐれ
- Google Mapsで出発前に位置と時刻をチェック
✔︎おすすめ
- ミレニアムパーク、シカゴ劇場、チャイナタウンなどへは電車1本でアクセスできて便利
- ネイビーピアなど、微妙に駅から遠い場所へ行くときはバスかUberの併用が◎
🚗 Uber
今回は治安の面での心配もあったため、夜遅くホテルに帰る時などに使いました。金額は距離にもよりますが、近ければ1回あたり $10〜$20(約¥1,500〜¥3,000)程度でした。
💡使ってみた感想
- アプリひとつで完結するから楽。チップも自動。
- シカゴ市内ならどこでもすぐつかまる
- 夜でも安全に移動できる
✔︎おすすめ
- 時間と安全を優先したいときはUber一択
- ただし距離によっては結構高くつくので、短距離なら公共交通+徒歩でも十分。
👟 徒歩
シカゴ中心部(特にループエリア〜リバーサイド周辺)は徒歩圏内に観光地が密集しているので、かなり歩きやすいです。初日は「スタバ→ハリポタ→ネイビーピア→リバー→ビーン」までほぼ徒歩移動でOKでした!
✔︎おすすめ
- リバーウォークは歩いてこそ気持ちいい!昼も夜も景色が◎
- ダウンタウン周辺は道も広く、信号も日本よりゆったりしていて歩きやすい