大学生はいくらお金を使う?生活費・遊び代・旅行費等を徹底解説

本ページはプロモーションが含まれています

大学生はいくらお金を使う?生活費・遊び代・旅行費等を徹底解説

こんにちは!早稲田大学4年のなおきです。

「大学生って毎月どのくらいお金を使っているの?」

高校生の頃、僕自身もずっと気になっていました。

仕送りやバイト代の使い道、友達との遊びや旅行にかかるお金など、リアルなところはなかなかイメージしにくいですよね。

実際に大学生活を送ってみて感じるのは、“使おうと思えばいくらでも使えるし、節約しようと思えば意外と抑えられる” ということ。

僕の場合は、普段の月はだいたい6〜8万円くらいの出費ですが、夏休みなど旅行やイベントが増えると12万円近くかかることもあります。

ありがたいことに家賃は親に出してもらっているので、これは純粋に自分で使う分のお金。

この記事では、そんな僕の体験をもとに、大学生の1か月の生活費のリアル、長期休暇の出費の増え方、バイトとの兼ね合い、そしてちょっとした節約術まで詳しく紹介していきます。

これから大学生活を控えている高校生のみなさんが、少しでも「大学生活のお金のイメージ」をつかめるようになれば嬉しいです。

大学生の生活費はどれくらい?【基本の出費】

平均的な大学生の出費感覚

大学生になると、毎月どれくらいのお金が必要になるのか気になる人は多いと思います。

僕自身、高校生の頃は「大学生ってバイト代とか仕送りで好きなだけ遊んでるんじゃない?」なんて漠然と考えていました。

ところが実際に入学してみると、思った以上にお金がかかる現実に気づきます。

一般的に、首都圏の大学生の生活費は家賃を含めると12〜15万円程度

ただし、家賃を親が負担してくれている場合や、実家から通っている場合は、僕のように6〜8万円程度で収まる人も多いです。

逆に家賃まで全部自分で払う人は、月20万円近くをやりくりしているケースもあります。

つまり「大学生のお金事情」は本当に人それぞれなのです。

僕の出費の内訳(1か月)

僕の場合は家賃を親に出してもらっているので、純粋に自分で管理するのは生活費と遊び代です。

ざっくりと分けると、次のようになります。

  • 食費:約3万円
     大学に入って一番実感したのは、食費の増え方です。早稲田周辺にはワセメシと呼ばれる名物飲食店がたくさんあり、ラーメンや油そば、定食などの誘惑に負けがち。特に授業後に友達と「ちょっとラーメン行く?」となることが多く、1回で800〜1000円飛んでいきます。僕は学食やスーパーの総菜で調整しながら、月3万円前後に落ち着かせています。
  • 交際費:約1.5〜2万円
     サークル仲間との飲み会や友人とのカラオケ代、誰かの誕生日会など、大学に入ると人付き合いが一気に広がります。飲み会は1回3000〜4000円、カラオケもフリータイムで1500円くらいはかかるので、数回参加すればすぐに2万円近くになります。僕は正直「すべてに参加していたら破産する」と感じたので、行く回数を自分なりに調整するようにしています。
  • 趣味・サークル関連:約1万円前後
     僕はアコースティックバンドサークル「ヨコシマ。」でギターを弾いています。ギターの弦は1か月に1回は張り替えるので1000円ちょっと、ピックはすぐになくなるのでまとめ買い。さらに「Ws.dolce」ではお菓子の材料費が必要で、チョコや生クリームを買っていると地味にお金がかかります。「趣味の充実=出費の増加」なのは避けられない部分です。
  • 雑費・学業関連:5000〜1万円
     大学は教科書代がかなり負担になります。経済学部では分厚い洋書を指定されることもあり、1冊5000円近いことも。学期の初めは2〜3万円飛ぶこともあります。普段はプリントのコピー代や日用品など、細かいものを含めて月5000〜1万円ほどかかります。

こうして合計すると、だいたい6〜8万円。月によって増減はあるものの、これが僕の生活費のリアルです。

高校生との違いを実感した瞬間

高校生の頃は「お小遣いの範囲」で生活していたので、出費の予測がある程度できました。

ところが大学に入ると、お金が動くタイミングが読めないんです。

たとえば、授業後に「今日はみんなでご飯行こう」と誘われればそのまま外食代がかかり、サークルでライブがあれば打ち上げ費用が必要。

突然の小旅行に誘われて、交通費+宿泊費で1万円以上飛ぶこともありました。つまり、大学生のお金の流れは「予定外の出費」がかなり多いんです。

僕自身、入学直後に何も考えずに全部参加していたら、1か月で10万円近く使ってしまったこともありました。そのとき初めて「これはちゃんと管理しないとマズい」と痛感しました。

家賃負担の有無が大きな差に

僕の場合は家賃を親に出してもらっているので、まだ余裕がありますが、友人の中には「仕送りなしで全部自分持ち」という人もいます。

そういう人は、バイトをかなり多めに入れて月15〜20万円稼いで、その中から家賃・光熱費・食費を払っています。

聞いてみると「遊ぶお金はあまり残らない」と言っていたので、大学生活の過ごし方は経済状況によってかなり変わるのを感じました。

夏休み・長期休暇はお金がかかる!

長期休暇で出費が一気に増える理由

普段の生活費は6〜8万円程度で収まっている僕ですが、夏休みや春休みなどの長期休暇になると、出費が一気に跳ね上がります。

特に夏休みは旅行やイベントが増えるので、月に12万円を超えることも珍しくありません。

理由はシンプルで、大学の授業がない=自由時間が増えるからです。

授業がある時期は毎日キャンパスに行くので生活のリズムがある程度固定されますが、長期休暇は1日フリーな日が多く、友人との予定も立てやすい。

その結果「旅行に行こう」「海に行こう」「飲み会しよう」といったイベントが重なり、気づけば財布の中身が一気に減っていきます。

旅行でかかるお金

大学生の夏休みといえば旅行。僕もサークルや友人とあちこち行きました。

  • 交通費:高速バスなら片道3000円程度で済みますが、新幹線や飛行機を使うと往復で2万円近くかかることも。
  • 宿泊費:安い民宿やAirbnbなら1泊3000〜4000円ほどですが、リゾート地や観光地のホテルに泊まると1泊8000円以上。
  • 食費・観光費:現地のグルメやレジャーにお金を使うので、普段より出費が膨らみます。

例えば去年の夏、サークルの仲間と軽井沢にグランピングへ行ったときは、交通費+宿泊費+食費+アクティビティ代で合計3万円ほど。

普段の生活費に加えてこれだけかかるので、夏はやっぱり財布が厳しくなります。

飲み会・イベントが増える

長期休暇中は、友達同士で集まる機会も多いです。
「久しぶりにみんなで集まろう!」という流れで昼から遊んで夜は飲み会、なんて日も少なくありません。

飲み会が月に4〜5回入るだけで、1万5000〜2万円は追加出費。さらにサークルの合宿やイベントも重なるので、普段よりもかなりの額を払うことになります。

実際、僕もサークル「ヨコシマ。」の山中湖合宿に参加したときは、合宿代と交通費で3万円ほど、さらに現地での買い物や飲み会代が重なり、1回のイベントで4万円近く消えました。

「時間はあるのにお金は消える」という矛盾

高校生の頃は「夏休み=ひたすら時間があるのにお金はそんなに使わない」だったと思います。でも大学生になると真逆で、時間があるからこそお金がどんどん減っていくんです。

これは僕の周りの友人も同じで、みんな「長期休暇はバイトを増やさないと赤字になる」と口をそろえて言います。

僕自身も夏休み前にはバイトのシフトを増やして、出費に備えるのが恒例になっています。

高校生に伝えたいこと

高校生のみなさんに伝えたいのは、大学の夏休みは楽しいけどお金もかかるということ。

遊びに行ける場所も自由に選べるし、時間もたっぷりあるけれど、気づかないうちに大きな出費になりがちです。

だからこそ、「旅行は本当に行きたいものだけに絞る」「飲み会は毎回参加せずバランスを見る」など、自分なりにルールを決めておくと安心です。

バイトと収入のバランス

大学生にとってバイトは“生活の柱”

大学生のお金事情を語るうえで欠かせないのがアルバイト。

僕の場合は、大学1年の春から2年の夏頃までは「お酒のカクヤス」で配達員をしていました。電動自転車で注文の品を配達する仕事で、時給は1200円ほど。

体力的には大変でしたが、週3~4で入れば1か月に10万円近く稼げることもあり、普段の出費をまかなうには十分でした。

その後はWebライターの長期インターンに切り替え、執筆を通じて収入を得ています。

こちら同じく時給1200円ほどで、忙しい時期は月に10万円を超えることもあります。

収入と出費のバランス

バイトをしていると「働いた分だけ使える」ようになるのは嬉しいのですが、その一方で出費も比例して増えてしまうことがあります。

僕自身も、カクヤスで安定して稼げていた頃は「ちょっと贅沢してもいいや」と思い、ワセメシで頻繁に外食をしたり、旅行に積極的に行ったりしていました。

逆に、ライターインターンに移ってからは仕事量の波があるので、収入が安定しない月もあります。そういうときは「交際費を減らす」「食費を抑える」など、自然と支出の調整を意識するようになりました。

試験前の“バイト不足=金欠”問題

大学生あるあるなのが、試験前になるとバイトに入れなくなる問題です。

僕も例外ではなく、テスト勉強やレポートに追われる7月や1月はシフトを減らさざるを得ません。

その結果、収入は普段よりも2〜3万円減ってしまうのに、友達との飲み会や打ち上げはむしろ増える。つまり、「お金が必要な時期に限って収入が減る」という矛盾が生まれるのです。

実際に、1年生の夏学期末にはバイトにほとんど入れず、収入が5万円程度しかなかった月がありました。その時は友達に誘われても泣く泣く断ったり、交通費を節約するために徒歩で帰ったりと、かなり節約生活を余儀なくされました。

今思えば「試験前用の貯金」を少しでも作っておけばよかったな、と強く感じています。

バイトと自由時間のトレードオフ

バイトは収入を得る手段であると同時に、大学生活の自由時間を削る要因でもあります。僕の周りでも「とにかく稼ぎたい」とバイトを入れすぎて、サークルや授業に参加できなくなる友人もいました。

逆に「自由時間を大事にしたい」と最低限しか働かず、いつも金欠に苦しんでいる人もいます。

僕自身は「出費をまかなえる程度に稼ぎつつ、サークルや学業とのバランスを取る」のが理想だと感じています。

無理に稼ぎすぎると大学生活そのものが楽しめなくなるし、逆に働かなさすぎると遊びにも行けない。

ちょうどいいバランスを探すのが、大学生活の大きなテーマのひとつだと思います。

節約&お金の使い方の工夫

学食・ワセメシを上手に使う

大学生活の節約の王道は、やっぱり食費をどう抑えるかです。

僕自身、最初の頃はコンビニでご飯を買うことが多かったのですが、気づけば1食700円前後、1日で2000円近く使ってしまうこともありました。これを毎日続けると、単純計算で月6万円以上。さすがに財布が耐えられません。

そこで活用するようになったのが、大学の学食。丼ものやカレー、定食が500〜700円程度で食べられるので、コンビニ弁当よりも済むんです。

味も想像以上においしく、友達と一緒に食べれば立派な交際の場にもなります。

また、早稲田周辺のワセメシも、工夫次第で節約の味方になります。ラーメンや油そばは一見高く見えても、量が多いので夜まで腹持ちが良い。

「昼にがっつり食べて夜は軽めにする」スタイルにすると、結果的に1日の食費が抑えられます。

僕も昼にラーメン二郎系でお腹いっぱいにして、夜は家でおにぎりだけで済ませたことがあります。

クーポン・学割をフル活用

節約といえば、クーポンと学割は使わない手はありません。

LINEやPayPayなどのアプリには毎週のように割引クーポンが配布されていて、ファミレスやカフェ、ファストフードを利用する時に活用できます。

また、マクドナルドやバーガーキング、松屋などのチェーン店はスマホアプリでクーポンを配信しているので、これも見逃せません。

さらに大学生限定の学割も強力です。僕は「Amazon Prime Student」を契約していて、年会費が通常の半額以下なのに、音楽・映画・送料無料などが全部使えます。

また、現在は新たに応募できませんが、以前はGoogleがGeminiというAIの有料プランを学生限定で15カ月無料にしてくれたこともありました。

こうしたお得情報をアンテナを張っていないと見逃してしまうので、テレビでもネットでもニュースを確認する癖は付けておいた方がいいです。

キャッシュレス決済でポイントを貯める

ここ数年で一番「節約につながっている」と実感するのは、キャッシュレス決済の活用です。

  • クレジットカード:僕は楽天カードをメインにしていますが、普段の買い物で1%のポイント還元があり、貯まったポイントを食費や日用品に使えるのは本当に便利。友人は三井住友カードNLを使っていて、コンビニやマックで7%還元を受けていました。現金払いだと何も残らないのに、キャッシュレスなら自然とポイントが貯まるので、今では現金はほとんど使わなくなりました。
  • スマホ決済:PayPayや楽天ペイも積極的に使っています。特にキャンペーン時は最大20%近く還元されることもあり、まとめ買いのタイミングで利用すれば数千円単位で戻ってきます。僕は一度、PayPayのキャンペーンで2週間ほどで2000円近く還元されたことがあり、「これはもう現金払いに戻れない」と思いました。

キャッシュレスをうまく使えば、節約というより「いつもの生活をするだけでお金が返ってくる」感覚です。

サークルやバイトを趣味にする

意外と大きいのが、遊びにお金をかけなくても楽しめる環境を作ることです。

僕の場合はサークル活動そのものが「趣味=遊び」になっています。ヨコシマ。でギターを弾いていれば楽しいし、ドルチェでお菓子を作ればその場でおいしいスイーツを食べられる。

特別なお金を払わなくても、サークル活動がそのままエンタメになっているんです。

また、バイトを「好きなこと」に寄せるのも一つの手。今やっているWebライターのアルバイトは、もともと文章を書くのが好きだった僕には「働いている」というより「趣味で記事を書いていたらお金が入ってきた」感覚に近いです。

遊びと仕事が重なると、結果的に出費も減り、収入も得られるのでかなり効率的だと思います。

旅行は計画的に

大学生活で避けられない出費のひとつが旅行ですが、ここも工夫のしどころです。

僕はサークルで合宿や旅行を企画することが多いので、早めに予約して安いプランを確保するようにしています。

例えば軽井沢のグランピング旅行では、数か月前に予約したことで1泊あたり2000円近く安く済みました。

また、友達同士で「割り勘システム」を徹底するのも大事です。

食材をまとめ買いして現地で自炊したり、カーシェアを使って人数で割れば、交通費もかなり削れます。

僕は8人でレンタカーを借りて上高地に行ったとき、1人あたりの交通費は2000円程度で済みました。大人数で行動すること自体が、最大の節約術になります。

節約は「我慢」ではなく「工夫」

大学生の節約というと「遊ばない」「外食しない」といった我慢をイメージする人も多いと思います。

でも実際は、ちょっとした工夫で楽しく節約できるのがポイントです。

  • 学食や学割をフル活用する
  • クレカやスマホ決済で還元を受ける
  • サークルや趣味を通じて低コストで遊ぶ
  • 旅行は計画的に行動する

こうした工夫を取り入れるだけで、毎月1〜2万円は変わってきます。僕自身、最初はお金が足りずに困ることもありましたが、工夫を覚えてからは「節約=窮屈」ではなく「節約=上手に楽しむ」という感覚に変わりました。

高校生に伝えたいこと

自由度が高い=お金の使い方次第で生活が変わる

高校生のみなさんにまず伝えたいのは、大学生活はお金の自由度がとても高いということです。

高校のときはお小遣いや定期券の範囲で過ごすことが多かったと思いますが、大学に入ると仕送り・バイト代・奨学金など、自分で使える金額が一気に増えます。

その一方で、外食・飲み会・旅行・サークル費など「誘惑」もたくさんあります。だからこそ、お金をどう使うかが大学生活の充実度に直結するんです。

家賃の有無で大きく違う

僕は家賃を親に負担してもらっているので、毎月の出費は6〜8万円程度で済んでいます。

でも友人には「仕送りなし、家賃も全部自分」という人もいて、その場合は月に15〜20万円を稼がなければなりません。

その友人は毎日バイトに追われてサークルにあまり来られず、「遊びより生活のために働いてる」と言っていました。

つまり、同じ大学生でも家計の状況によって生活スタイルは大きく変わる。高校生のうちから、自分はどんな生活になりそうかイメージしておくと安心です。

経験にお金を使うのがおすすめ

大学生活で後悔しないためには、ただ節約するだけでなく、お金を「経験」に投資するのが大切だと思います。

僕の場合、サークルの合宿や旅行にかけたお金は大きかったですが、その分「夜明けの富士山を見た」「仲間と徹夜で練習した」など、一生の思い出ができました。

逆に「無駄に毎日コンビニでお菓子を買っていた」なんて出費は、後から振り返るとあまり残りません。だから「これに使うことで自分に何が残るか?」を意識すると、お金の使い方が変わります。

高校生のうちに意識しておくといいこと

最後に、これから大学生活を控える高校生のみなさんにアドバイスをまとめます。

  • お金の流れを管理する習慣を少しずつ身につけておく
    (スマホの家計簿アプリを使うと便利です)
  • キャッシュレス決済やポイント還元を知っておくと大学に入ってから得する
  • バイトは学業・サークルとのバランスが命
  • 節約は我慢ではなく工夫
  • 使うときは思い切って経験に投資する

これらを意識するだけで、大学生活のお金との付き合い方がぐっと楽になります。

まとめ

  • 通常月は6〜8万円程度、長期休暇は旅行やイベントで12万円以上かかることもある
  • 家賃負担の有無で生活は大きく変わる
  • バイトの収入は心強いが、学業やサークルとのバランスが重要
  • 節約は「我慢」ではなく「工夫」で乗り切る
  • お金は「経験」に投資すると後悔が少ない

大学生活は自由で楽しい反面、お金の管理がしっかりできないとすぐに困る場面も出てきます。

でも逆に言えば、お金の使い方を工夫できれば、より充実した4年間を過ごせます。これから大学に進学するみなさんも、ぜひ自分なりの「お金との付き合い方」を考えてみてください。

急な出費でピンチな時に!単発バイトは「プチジョブ」

なおき

なおき

早稲田大学 政治経済学部 政治学科

この記事が気に入ったら
いいね!して応援しよう!

2+

この記事をシェアする