TOEIC800点台に到達するための必勝法 -リーディング編-

1年半で10回受験して、400点から815点までアップした筆者による、TOEIC800点台に乗せる戦略です。

今回はリーディング編です!パート5~7までの解き方や対策について紹介します。リスニングは、前回の投稿「800点台に到達する解き方-リスニング編-」ご覧ください。

必勝法!とは書いていますが、私の実力も815点までの成績なので、満点近くを目指している場合はこの記事の勉強量だと少し足りないかと思います。

#まだ2~3回しか受けたことがない
#英語力というよりは、TOEICで点さえ取れればなんだっていい
#正直、900点までなくても…。

#800点近く取れれば、大学生活や就活で役立つから、そこまでは上げたい!

そんな学生向けの、TOEIC点数アップに特化した英語勉強法をまとめました。

TOEIC初心者でも、読んですぐ試せる勉強法&解き方です。当てはまる方はぜひ!最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

TOEICリーディングおすすめ参考書

TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2

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私はこのシリーズのおかげで点数がべらぼうに伸びました!この本は5回分の演習問題が別冊として入っており、本誌が丸ごと問題解説になっています。すべての設問ごとの解説がついており、本番と同じ問題数を解く練習が何度もできるので、初心者におすすめの1冊です。

使い方として、まずは点数関係なくTOEICの問題の量に慣れるために最後まで解き切ってみましょう。800点前後を目指すためには、この本で解けなかった問題の出題形式をチェックしてみると、実は同じパターンの問題に引っかかっていたんだ!ということに気づけたりします。

TOEIC(R)L&Rテスト文法問題でる1000

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この本の著者であるTEX加藤先生の参考書はどれもわかりやすく、最速で点数アップに繋がります!

こちらは、リーディングのパート5だけに特化した問題集です。実は、「パート5を制すものは全パートを制す」と言われているくらいに、TOEICでは短文穴埋めのパート5対策が重要なのです。この本に出てきた問題とほとんど同じ形の文章が本番で出てくることも多々あります。

1000問すべてに丁寧な解説付きなので、いつも同じような間違いを繰り返しがちな学生にはぜひ使ってもらいたい1冊です。各問いにチェックを付けたりできるので、私はまちがえた問題にしるしを付けて、2周目はそこだけ徹底的に勉強しました!

TOEIC(R)L&Rテスト レベル別問題集 860点突破

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この問題集は私の学校の指定教科書だったので最初はしょうがなく買ったのですが、800点に乗せるためにはどのくらいの難易度の問題を解けるようにすればよいのか?という疑問はこの問題集のおかげでわかった気がします。

特に、そんなTOEIC対策だけに時間割けないよ…という学生必見!
1日10分、リスニングとリーディングあわせて数問解くことを続けることで、TOEICの問題を脳に定着させてくれます。この問題集は470点レベル~990点レベルまでシリーズ展開しているので、自分の力に合わせて使ってみてください!

リーディングパートの解き方

TOEICでは、受験者平等にリスニング問題を解いて、残りの75分間でリーディングパートを解きます。私がこの75分間で全問解き切った時の時間配分は、10:8:57でした。

質より量!1問20秒で点を稼ぐパート5

リーディングの最初は、短文の穴埋め×30問です。ここも、リスニング界のパート2と同様、迷う時間を極限まで減らすことが800点への近道です。ここでは、パート5頻出の語彙、品詞、前置詞、動詞、接続詞問題の解き方を解説します。

4択を見ればすぐわかる!パート5の問題種類分析

理想としては、1問あたり20秒以内に解答して次に進む!というイメージです。つまり開始10分以内にパート5を終わらせる感覚です。これ、20秒と聞くだけだと行けそうな気がすると思いますが、試しに下に出てくる例題を20秒で解いてみてください。とても短いことがわかると思います…

①単語力が問われる語彙問題

パート5では単純に語彙力が問われる問題が1番多いです。だからこそ、高得点を取るためには単語集を使った対策を怠ってはならないということです!

正直、TOEICには頻出単語というものが決まっていて、新出単語を見つけたらすぐに意味を調べるクセを付けておけば、それに比例して確実に点数が上がります。成績を伸ばすのに1番手っ取り早い、得点源となるのがこの語彙問題です。1回のテストにおいて(パート5内で)10問ほど出題されます。

例題:To ensure the health of our employees and customers, the air-conditioning units need to be serviced ( ).

従業員とお客様の健康を確保するため、空調は(  )修理が必要です。

(A) biannually
(B) rarely
(C) usually
(D) seldom

ここでは空調を修理する頻度について問われているようですね。
多くの人が(A)以外の単語の意味はなんとなく分かるのではないでしょうか。そうなったら、もう消去法で(A)!と答えても良いのですが、この方法による正答率は高くないですよね。

biannuallyが「半年ごとに」という意味をもつ単語だと知っていれば、4択に迷うことなく即答できるということです。

例題:Clearly the project failed because we didn’t ( ) sufficient funds to it.

十分な資金を(  )しなかったため、明らかにプロジェクトは失敗した。

(A) devolve
(B) devise
(C) devote
(D) device

このように、非常に似た形の4択問題が出題されることも。泣

②品詞問題

品詞問題は、語彙問題の次によく出る問題形式です。語幹や意味は同じですが、主に名詞、動詞、形容詞、副詞の形の単語が4択にあり、適切なものを選びます。下に例題を載せます!

例題:They plan to make some fairly ( ) renovations to their new office before moving in.

彼らは引っ越す前に、新しいオフィスにかなりの(  )改装を計画している。

(A) extend
(B) extent
(C) extensive
(D) extension

ちなみに、(A)が動詞、(B)が名詞、(C)が形容詞、(D)が名詞です。空欄の前後を見てみると、まずfairly(副詞)がありますね。副詞の後に続くのは名詞以外です。ここで、名詞という選択肢(B)と(D)が消えます。

そして、後ろのrenovations(名詞)を修飾できるのは、形容詞のみです。よって、答えは(C)のextensiveになります。fairly extensive renovations(大規模改装)

品詞問題の大半は語末の形によって判別可能です。800点を目指す中で、~tionが語尾にあれば名詞!~siveは形容詞!~lyは副詞!のような規則は把握している人が多いとは思いますが、今一度そういった接頭辞、接尾辞についての知識を深めるのも良いと思います。

なぜかというと、~lyは副詞←これ、例外があるからです。

例えば、timely(ちょうど間に合った)、friendly(親しみやすい)、elderly(年配の)、lively(元気のいい)などは -lyで終わるにもかかわらず全て形容詞です。

空欄が動詞の前にあるから -lyのやつだ!と解き急がず、TOEICのことだ、こんな簡単な4択問題は出さないだろうくらいに考えておくのが良いです(笑)

③コアな知識が必要!?前置詞問題

例題:We have decided to rent an office in the building ( ) 74 North Street.

私達は74番北通り(にある)オフィスを借りることを決めた。

(A) at
(B) on
(C) in
(D) to

前置詞問題、私は苦手でしたが、これはもうこのケースにはこれ!と暗記するのが1番早いです。ちなみにこの例題に関しては、アメリカ英語ではon the streetで、イギリス英語ではin the streetが主流だとかいう、使い方が違うだけでどっちも正解!みたいなところがありますが、そういったあやふやな問題は世界的TOEICでは出ませんので安心してください。

ということは、もうonとinで迷うことがそもそも違うということです!私もこれ調べてみました!最大のヒントは74 North Streetで、このように正確な所在(住所)が書かれている場合はまさかのatを使うそうです!!

④後続はing?to不定詞?動詞問題

こちらもしつこく出題されますが、進行形、受動態など、1つ規則がわかればあとはパズルのようにはまって解けるものでもあります。

ですが、語彙問題に引き続き単語力も必要です。空欄前の単語に続くのは進行形なのか、to不定詞なのか。なかには両方あり得る場合もあって、それじゃあ文の意味を考えて…という作業もあったりと、一筋縄ではいかないのが動詞問題の難点です。

例題:I will finish the report before I ( ) for my vacation.

私が休暇に(  )する前にレポートを終わらせる予定だ。

(A) leaves
(B) to leave
(C) will leave
(D) leave

みなさんは高校生の時に「時・条件節は未来ではなく現在形!」みたいな法則をひたすら覚えたりしませんでしたか?この例題も、文中にbeforeがあるので答えは原形の(D)になるわけですが、これはまだ簡単な方ですよね。

例題:They avoided ( ) any new assistants and instead did all of the work themselves.

彼らは新しいアシスタントの(  )を避け、全ての作業を自分たちで行いました。

(A) hire
(B) hired
(C) hiring
(D) to hire

この問題では、avoidがどういう意味なのか、そして後に続くのは進行形なのかto不定詞なのかそれとも…といった語彙的な知識が必要になります。「避ける」という意味をもつavoidは後ろに-ing形をとって「~するのを避ける」になるので正解は(C)です。

⑤これはもう暗記もの!接続詞問題

例題:Mr.Clark has an excellent background, ( ) we have decided to give her job.

クラークさんは素晴らしいバックグラウンドを持っていて、(  )私たちは彼女を採用すると決めました。

(A) because
(B) even though
(C) so
(D) since

接続詞問題で1番大切なのは、繋がれている2つの文の関係を知ることです。「だから系」なのか、「にもかかわらず系」なのか、どちらかに絞るだけでも解きやすくなります!

例題では、(B)のみが「にもかかわらず系」の接続詞ですね。前の文のexcellent backgroundからの、後にあるwe have decided to give her jobの間に、逆説の要素は読み取れないので、(B)ではないということがわかります。

次に「だから系」のbecause、so、sinceの違いですが、若干単語力にも絡んできます。どれも順接としての役割を果たすのですが、ヒントとなるのは空欄の直前にコンマ(,)で文が切れていることです。これで答えが(C) の soだとわかります。

なぜなら、becauseとsinceはコンマの直後には使えないからです。

2つとも用法としては、① ~ because ~. (切らずに1文で繋ぐ)② Because ~, ~.(文頭に出す)

の2択しか方法がありません。接続詞問題で似た意味の選択肢が残ってしまった場合に、この考え方を実践してみてください!

コツさえ掴めば全部読まなくていい!パート6

パート6は4つの文章に対して設問が3つあり、全部で12問のパートです。理想としては8分間で解き終わりたいです(1パッセージ当たり2分、実質1問20秒)。

「これで合ってるかな、、自信ないから最初から読もう」という不安さえなくなれば秒で片付けられるのがパート6。とはいえ筆者は最初から読むクセがなかなか直せませんでした。

一見、げ!長文だ!とも思うのですが、上のように設問になっている文章だけ抜き取ってみたら、さきほどのパート5の穴埋めと何も変わらないことに気づきます。特に1つ目の問題は動詞問題、2つ目は接続詞問題ですね。

3つ目が語彙問題になるのですが、ここだけは、場合によってはもう少し問題文を読み込まないと答えがわからないこともあります。。

別にどの単語を入れても意味が通るな…と思ったときには、2つ前、2つ後の文章を読んだり、文章の冒頭を確認することでこの文が何について書かれているのか(多いのは企業への手紙、メール、パーティーの招待状、商品の返品交換についてなど)を把握すると正答率が上がります。

文章量にめげるな!取捨選択が命のパート7

本当にこの見出しの通りで、ここまで来るともう頭も体も限界を迎える人が多いです。しかしここからが800点を突破するための本番とも言えます!

今まで、パート5、パート6を1問20秒という厳しい制限時間のなかで解くようにしていたのは全て、このパート7を解く自分に出来るだけ猶予を残すためです!パート5を10分、パート6を8分でこなすと、パート7で57分(約1時間!)使うことが出来ます。頑張りましょう!

最後から解き始めるのもアリ

パート7だけで、なんと48問あります。解き方だって人それぞれあっていいと思うんです。

Eメールや新聞記事、Webページ、広告、手紙、LINEのようなチャット画面など、出題ジャンルはリスニングパートと同様に幅広いです。序盤は語数が少なめの長文に対して2問程度の設問からスタートして、徐々に文章量、難易度、問題数が増えていきます。

順番通りにやるのがやりやすい人、逆に200番の問題から解き始めてだんだん楽になっていくやり方を好む人もいると思います。

あるいみTOEICの利点である「どの問題も配点が同じ5点である」というところからも、解ける問題からどんどんアプローチしていってほしいです!

トリプルパッセージに負けるな!

前半はシングルパッセージ(長文1つに対して2~4つの設問)ですが、後半に突入するとダブルパッセージ(長文2つを行き来しながら設問5問)、ラスボスはトリプルパッセージ(まさかの長文3つと設問5問)が出てきます!涙

パッセージの数によって読み込むポイントが変わってくるので、ここからはシングル、ダブル、トリプルそれぞれ解説していきます!

目線は設問→文章

長文を読み始める前に、まずは設問に目を通してください。何が問われていて、4つの選択肢は何かまで把握してください。設問にはキーワードがてんこ盛りです。

①シングルパッセージ

だいたい、1問目は文章の前半、2問目は後半に答えがある。逆転することはほぼないので、2問目の答えは必ず1問目を解くヒントとなった文よりも後ろに書いてある。

②ダブル・トリプルパッセージ

1問目は1つ目の長文の概要もしくは全体のメインテーマを聞かれる
(例:1通目のメールでメアリーさんは何を要求していますか? このポスターは何の告知ですか? トムが買った商品が故障したのはなぜだと書かれていますか?)

2問目~5問目は、どちらか片方、もしくは複数の文章を同時に読みながら答えを出す問題です。基本的には複数のパッセージを行き来しなければいけないのは1~2問で、残りは1つの文章の中から答えが見つかります。

片方読めばいい問題の判断はすぐにできます。問題文に、~ at ABC Inc e-mail? ~ at this web page? など、「~によると」という聞き方がある問いに関しては該当する片方のパッセージを読めばいいです。

メール差出人と送信日、@以下をチェック

メール形式のダブルパッセージ問題や、手紙と添付資料、さらにその返事のトリプルパッセージなどは、あれ?これは誰の発言だ?と迷わせることで誤答を増やそうとするTOEICの手口です。

そうしたミスを避けるためには、メールや手紙系の問題が来たらまずは差出人(from 誰)と宛先 (To 誰)の確認、送信日(date)の確認、件名や出だしの文章から概要を読み取ることが必須事項です!

また、メールの場合は差出人、宛先ともにメールアドレスが書かれていますが、アットマーク(@)以下も見てみてください。2人とも@以下が同じであれば、彼らは同僚であることがわかり、社内で起きている何かについて話していることが多いです。@以下が異なる場合は、企業と顧客のやりとり、もしくは企業と取引先とのやりとりであると仮定して読み進めることが出来ます。

↑アットマーク戦法は、800点台を目指すために役立つ戦略の1つです!

また、特に手紙問題や広告・告知系問題に多いのが、活字ではなく手書きのような、筆記体のようなフォントで書かれた長文です。これが読みづらいと感じる人も最初は一定数いると思います(私がそうでした)。これに関しては慣れで、演習問題を解き続けることでトリッキーなフォントでも気にせず読み進められるはずです!

新聞記事は常に5W1Hを確認

「1980年に、○○市長は ”~~~”と言った。そこで、20年後となる今年、○○市と××建設が協力して市民ホールを設置しました。そして来年には、ホールの増設工事が行われる予定です。」みたいなのが頻出します。

要するに、いつ・どこで・誰が・何をしたかを把握することで得点アップが見込めるのが新聞記事問題です。

5W1Hが頭の中で整理できれば、設置したのいつ!?誰が建てたの!?来年何するの!?とパニックになることはありません。

チャットでの話し合いはLINEだと思って

メール問題の解き方と似ていますが、チャット形式の問題でも誰が何時何分に送信したのかを見ておくとやりやすいです。登場人物は2人以上いるわけですが、複数人いる場合は、誰が何役なのかを把握しましょう。主人公は大体、問題に直面している人や、何かをしようとして皆を誘っている人です。それに対して実際に会いに(助けに)行くアクションを起こす人や、チャット内で助言をいう人がいます。簡単な例をあげます。

Tom 10:00am 誰か会議室のプロジェクターに詳しい人いない!?
Kate 10:02am どうしたの?
Tom 10:02am 急にフリーズしちゃって。11時から会議で使うのに。
Mary 10:05am 私の同僚が機械に強いから、今手伝いに行かせるわ。10分くらいで着くと思う。何階にいる?
Tom 10:07am ありがとう!3階の第2会議室だよ。午前中いっぱいエレベーターが工事中だから、階段をつかって来てと伝えて。
Tom 10:45am おかげさまで直ったよ!ありがとう。
Kate 10:47am 良かったね。ところで、会議の時間が変更になったのは知ってる?部長の都合で、2時間遅らせるそうよ。
Tom 10:48am えー!それならこんなに必死にならなくてよかったんだ…。そうしたら、先に地下の食堂で軽く食べてから準備しようかな。2人も一緒にどう?

こういったパッセージに対して、会議は何時から始まりますか?とか、エレベーターは何時には使えますか?とか、トムはこの後何をしますか? 答え:地下に降りる のような問題が出るわけです。

ここでは主人公がトム、助けのアクションを出した(行かせた人)がメアリー、チャット内での助言者がケイトです。誰がどうしたのかを把握するのは、先ほどの新聞記事問題を少しカジュアルにしたもので大きくは変わらないです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。これらはあくまで、TOEICに特化した解き方のブログです。

ここまで書いておいて何なのですが、リーディングパートは、数をこなしている人でも、最後まで解き切るのが難しいほど問題数が多いです。今回紹介した時間配分(10:8:57)でも、その日のコンディションによってはギリギリだったりします。時間内に解き終わりそうにない!それはほぼ当たり前に起こりうることなので、残り1分くらいになったら、潔く諦めて残りを全部(B)とかに塗りつぶしてください(笑)

そうすることで20点くらいは上がります!!ほんとです!
ただ、それは自分の良心が許さない!という人はそのまま空欄でもいいです(誰目線)。

過去にリスニングのパート1~4の解き方も投稿しているので、そちらもぜひ読んでみてください!

ゆうき

ゆうき

東京外国語大学 言語文化学部 スペイン語専攻

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