受験生の息抜きにおすすめの映画3選

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受験生のみなさん勉強お疲れ様です。

受験後半戦は精神的にも身体的にも、自分をケアしながら戦っていくことが重要です。

息抜きには何が良い?

みなさんは勉強のモチベーションをどのように保っているでしょうか。

モチベーションを高く持ち続けて、高い集中力で勉強し続けることが理想です。しかし、モチベーションの波は誰にもありますよね。

モチベーションが低い状態で勉強し続けることは、志望校合格には最適ではない場合もあります。時には体と心を休める必要があります。

そこで重要なのが「息抜き」です。

今回は、私が受験生時代に実践していたおすすめの息抜き方法をお伝えします。

私が受験生時代に息抜きをするときに大事にしていたことは、時間が決まっているもの、そして、ただ休むだけではなくモチベーションアップにつながるものを選ぶことでした。

友人と遊びに行ってしまうと、帰りたくなくなってしまいます。夜更かしして次の日の勉強に影響が出るなんてもってのほかです。

そこで、私が実践していたのは映画観賞です。

時間も2時間ほどと決まっていますし、映画にはメッセージが込められているので、モチベーションアップにもつながります。

受験生時代に見て良かったと思う映画を皆さんに紹介します。

「ショーシャンクの空に」で友情の大切さを実感しよう!

1つ目は

「ショーシャンクの空に」

です。

1994年に公開されたもので、少し古い作品です。

あらすじ

若くして銀行の副頭取を務めるアンディ―が、妻とその不倫相手を殺害した罪で、終身刑で刑務所に入ります。最初は周りに馴染めないでいましたが、刑務所内の古株であるレッドとの出会いを通じて、周囲に馴染み始めます。

周囲に馴染みつつあるなか、元銀行頭取ならではの金融知識や教養の高さから、刑務官たちにも一目置かれた存在になり、刑務所内の中枢業務に携わることになります。

あるとき、刑務所に新たな青年が入所してきます。その青年は、前に別の刑務所にいたことがあり、そこで出会ったある受刑者の話をアンディーたちにします。

その受刑者は、女性と不倫相手らしき男性を殺害したが、捜査から逃れることができ、代わりにその女性の夫である人物が逮捕されたと、高らかに武勇を話していたというのです。

アンディーはこの話を聞いてすぐに、刑務官らに再審の請求をしますが、刑務官らは聞く耳を持たず、刑務官に逆らったとして、懲罰用の独房に閉じ込められてしまいます。

独房から出てきたアンディーは心身共に疲弊し、二度と刑務所の外に出ることができないと絶望します。そのような中、同じく終身刑として数十年刑務所にいるレッドが声を掛けます。

レッドは長年の刑務所生活により、外に出る希望は半ば失いかけていました。しかし、アンディーは絶望しながらも、自己が求めるすべての希望は刑務所の外にあるとして、「頑張って生きるか、頑張って死ぬかだ」と決意を固めるのでした。レッドもそれを受け、希望を見つめなおします。

辛い状況下で希望を見出し続けるということは簡単ではありません。

優秀なアンディーでさえも懲罰の後は、希望を失いかけてしまいました。それでもなんとか希望を持ち続けることができたのは、レッドという友人の存在です。同じ境遇を共有する仲だからこそ、打ち解けられる苦しみや悩みがあるのです。

これは受験生の皆さんにも通じるものがあるのではないでしょうか。

受験という長い期間の中で挫折を経験しない人はいません。この挫折や困難を、全員が味わうからこそ、受験の合否は、どう乗り越えたかで決まるのです。

乗り越え方は人それぞれですが、全員に共通することは友人の存在です。一緒に努力している友人の言葉はとても響くものです。

自分がつらい時は思い切って相談して励まされ、友人がつらそうなときには声をかけて鼓舞する。そんな関係性をもった友人を持つことが、合格への近道だと思いました。

アンディーとレッドの掛け合いは、終盤になるほど熱くなっていきます。皆さんもぜひ、息抜きとしてご覧ください。

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「2つの人生がおしえてくれること」で計画の重要さに触れよう!

2つ目は、

「2つの人生が教えてくれること」

です。

2022年に公開された比較的新しい作品です。

あらすじ

ナタリーという大学生の人生を取り巻く物語です。

ナタリーはキャリア形成を重要視しており、将来に向けて長きにわたって努力を続けてきました。

題名にある、2つの人生とは、そんなナタリーが大学を卒業する際に、妊娠した場合と妊娠せずにそのまま就職をする場合の2つを指します。

物語は常に2つの軸で進行していき、2つの人生の違いや、互いの良さ悪さを見て取ることができます。最終的には、2つの人生ともナタリーにとって満足する結果になるのですが、2つの人生において成功要因となったのは、ナタリーの計画性でした。

大学生の頃から長期的な計画を立てて、目標にむかって進んできたナタリーですが、卒業後も同様に継続します。もちろんすべてが計画通り進むわけではなく、挫折も経験しますが、計画は人生の方針となり、あらゆる選択を取るうえで有用なものになります。

その計画とは、近年ビジネス用語でも頻繁に耳にするような「PDCAサイクル」を意識したものです。ナタリーは「5か年計画」ベンジャミンフランクリンの「計画なくして成功なし」という名言を大切にしており、これらの名言を自分の中に落とし込み、計画的な人生を送っています。

この映画の中で皆さんにお伝えしたいのはまさに計画の重要さです。

皆さんは膨大な量の学習を、計画的にできているでしょうか。惰性で学習してはいませんか。

受験は、毎日が勝負で気を抜くことができる瞬間はありません。その中で計画を立てることに抵抗を感じることや、面倒くさいと感じている人は少なくないと思います。

しかし、少しの労力を惜しまずに計画を立てることによって、長期的に見ると、大きな差が生まれるのです。

そこで今まで計画を立てたことがない人はぜひ、計画を立てることを強くお勧めします。

筆者が実際に使用していた計画の立て方もご紹介します。

計画の立て方

受験生時代、手帳に計画を立てていました。

計画の大きさを3種類に分けることから始まります。

大目標、中目標、小目標です。

大目標

共通テストや、志望大学の2次試験などを設定します。この試験日までにどの科目のどのテキストを終わらせる、どの程度のレベルの学力をつけるなどを目標とします。

中目標

学校の試験や、外部の模試などを設定します。ここでは、大目標で掲げた達成したい事項をかみ砕いて、何パーセントの進捗が必要かを設定します。

小目標

毎日のタスクを設定します。これも大目標、中目標をさらに細分化したものに加え、日々の学習で+αで必要だと感じたことを適宜追加して設定します。

この3段階の設定により、実際の学習の進捗を感じることができ、また適宜修正が可能な柔軟な目標を設定することができるのです。また長期間の努力というのはモチベーションが保ちづらいですが、毎日のタスクを可視化することによって、継続的な取り組みが可能になります。

ぜひみなさんも息抜きとして「2つの人生がおしえてくれること」をみて、計画を立ててみてください。皆さんの学習に役立つこと間違いなしです!

「フォレストガンプ」で忍耐力の必要性を感じろ!

次にお勧めする作品は

「フォレストガンプ 一期一会」

です。

この作品はかのトムハンクスが主演を務め、20年以上にわたって愛され続けている作品です。

あらすじ

フォレスト・ガンプという少年の人生を追った物語です。ガンプは生まれつき知能が低く、幼少期は学校で周りから嫌がらせを受けてしまいます。そこで唯一の理解者である、ジェニーという女性に出会います。ジェニーはガンプに寄り添い、ガンプが次第にジェニーに思いを寄せていきました。

ガンプは決して賢くはありませんが、1つのことに努力ができるという才能を持っていました。

ガンプは昔から走ることが好きだったので、いつももように学校を走っていると、高校のラグビー部の監督の目に留まり、ラグビー部にスカウトされ、その走力でチームに大きく貢献します。その成果が認められ、当初はあきらめざるを得なかった大学もラグビー推薦によって進学することができました。

しかし、この頃よりガンプの思い人であるジェニーとのすれ違いが生まれてきます。ジェニーは自分の意見をもった芯の強い女性で、知能が低く単純なガンプとの将来を見出せずにいたからです。

そんななかガンプは大学卒業後、陸軍に入隊します。陸軍では決められたことを毎日行い、上司に従順であることが求められましたが、それはガンプの得意分野でした。ガンプは戦争の成果から勲章を得るまでに至ります。

その後も、1つのことにたいする愚直な努力で、さまざまなことを成し遂げ、次第に人々がガンプを見る目も変わっていきました。ジェニーも例外ではなく。ガンプとの将来を考えるようになります。

最終的に、ガンプがどうなったのか、ジェニーと結ばれたのかは作品を観てみてください。

以上から受験生の皆さんにお伝えしたいのは、努力の大切さです。

ガンプは決して賢くはありませんが、努力によって、さまざまな物事をなしとげます。これはガンプが賢くないからこそ、現状を疑わないということに由来します。

受験に置き換えてみると、今学習している内容が、本当に必要なのかを疑い、いろいろなものに手を付けてすべてが中途半端になってしまう、のではなく、やると決めたことは最後までやり通しているのです。

効率的な学習は確かに必要です。しかし、効率性にとらわれ過ぎてしまい、目の前の重要な事項をなおざりにしては元も子もありません。

受験に楽な道はありませんから、効率性を意識しながらも、やるときはやるという意識を持つことも肝要です!

筆者は受験生時代にこの映画を見てすぐに、タイマーで2時間セットしてこの時間は何があっても集中して勉強しきると意気込んで勉強したのを覚えています。この忍耐力は、受験を振り返ってみると、合格への鍵になったと実感しています。

ぜひ皆さんも「フォレストガンプ 一期一会」を見て、まっすぐに生きるガンプの生きざまを感じてみてください。きっと今後の皆さんの受験生活の励みになります。

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以上3つの映画を紹介させていただきました。いずれも受験生の皆さんの今後において役に立つメッセージを伝えてくれるものであると考えています。ぜひ息抜きの一環として、見ていただけたら嬉しいです。

息抜きまでも受験に役立てて、合格を目指しましょう!

ぱおちゃん

ぱおちゃん

早稲田大学 文学部

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