こんにちは!大阪府立大学工学域物質化学系学類4年生のもりもりです。
最近何かと耳にする「留学」
英語で会話できるとか、かっこいい!
就職活動のアピールとしても使える!
と、大学生の間で人気です。
しかし、留学は時間もお金もかかるものです。
大学の学費に加えて海外で勉強する費用、滞在費、食費…などなど考えなければならないことはたくさんあります!
文系学部は、留学が単位の一つとして考慮されていますが
理系学部で長期間留学したい場合は、ほぼ休学しなければなりません…。
短期間で、費用がかからず、自分の英語力を向上させたいという私のわがままなお願いを叶えてくれるプログラムが
…ありましたっっ!!!!!!
その名もWork & Travel in USA !!!!
今回は、私が大学3年時に短期間で、黒字で、アメリカ滞在にて語学力を上げてきたストーリーをシェアしたいと思います!
Work & Travel とは?
このWork & Travelは大学2年生以上で、大学生又は大学院生を対象としたアメリカでアルバイトができるプログラムです。
現地の生活を体験でき、給与がもらえ、海外の友達もたくさん作れ、語学力も高まります!
アメリカでは、カナダやオーストラリアのようにワーキングホリデーの制度がないため、J1visaという、就労できるビザをアメリカ大使館で事前に取得して渡米しました。
J1visa取得のために様々な書類を揃える必要があったので、私はIntraxという会社にお願いして準備を進めていきました。
アルバイト先
アミューズメントパーク、ウォーターパーク、大リーグ球場など様々なアルバイト先があったのですが、私はアメリカモンタナ州に位置するグレーシャー国立公園という自然が豊かな場所を選びました。現地で雇ってくださる会社のことをホストカンパニーといい、事前にホストカンパニーの人事の方とskypeで英語面接を行いました。面接内容は、大学で何を専攻しているのか、なぜこの国立公園で働きたいのか、現地ではどのような職種に就きたいか、等でした。
渡米準備
4月: Intrax(仲介会社)とskypeでやりとりし、プログラムの概要を伺いました。
5月: アメリカのホストカンパニーとskype面接しました。
6月: 航空券の取得をしました。(HISに行き、航空券飲のみ購入しました。悪天候による航空券の補償など、自分でネット購入することが怖いなら、旅行会社で補償代の入った航空券を購入するのもありです。)
7月: 大阪の淀屋橋にあるアメリカ大使館に諸々の書類とパスポートを持ってJ1visaを申請しました。
8月: いざ渡米!
実際働いてみて良かったこと
シンプルに自分の英語のスピーキング力が向上したのを感じました。
レストランのホールで働いていたため、キッチンで働いている方、国立公園にお越しのお客様などたくさんの人と英語で喋らなければなりませんでした。初めの方は慣れずに苦労したこともありましたが、環境に慣れてくると自然に仕事を楽しむことができました。
お給料については、自分が予想していた金額よりもかなり稼げました。
仕事のポジションは、レストランのホール、ホテルの清掃員、キッチンワーカー(料理を作る等)、カフェ店員など様々でしたが、レストランで働くと、基本給に上乗せでチップがお給料に加算されるため6週間滞在で30万円弱程度稼ぐことができました。
また、国籍が多様な友達を作ることができました。(トルコ、台湾、中国、モンテネグロ、アメリカ、エクアドル等。)
その中でもトルコ出身の子と意気投合し、アメリカから帰国して5ヶ月後にはトルコ行きの航空券だけ買って友達に会いに弾丸トルコ旅行をしました!
(トルコは英語があまり通じませんでした。トルコ人の友達がいたのでスムーズに、快適に旅行を楽しむことができました。)
そして、働いたことで就活に強いエピソードを作ることができたな、と思います。
ただの語学留学とは異なり、自分の英語能力で渡米し、働いてお給料をもらうことは簡単なことではないので、英語やコミュニケーション能力をアピールする際など、自信に繋がりました。
また、お仕事がお休みの時に仲間と行くハイキングは最高でした!
苦労したこと
向上した能力は英会話力なので、TOEICやTOEFLのスコアは劇的に伸びませんでした。
積極的に外に出て様々な体験をするのも大事ですが、座学の大切さも改めて感じました。
また、現地では寮で生活していたので生活習慣の違いからズレが生じてイライラすることもたまにありました。
お客様からのクレーム対応も初めは精神的にきつかったです。しかし、何度か同じようなクレームに対応していくうちに英語の言い回しや心の準備などもできるようになりました。
また、帰国後にアメリカで稼いだ分の給与をネットで確定申告しなければならなかったのですが、短期間日本の学生がアメリカでアルバイトしたという体験談が少なく、十分な情報が無かったので苦労しました。
帰国してから
現地で実際に英語を使って働いた経験が自分の自信に繋がり、日本でしていたツアーガイドのお仕事の評価も良くなりました。
また、行動力が高くなり新しいことにチャレンジする意欲やそれを実現することが多くなったと思います。
最後に
最初にお伝えした通り、このプログラムは学部に関係なく大学生、大学院生ならば参加することができます。
短期間で、黒字で帰国し、英語力を向上させることができたことは、私自身とても誇りに思っています。しかしながら、このプログラムはまだまだ知られておらず、情報不足で私もしんどいと思う瞬間が何回もありました。
もっと多くの方がこのプログラムに参加して日本がさらにグローバル化することを願っています!