今回は「大学生の休日の過ごし方」について紹介します。「休日」というと土日のことを指し、大学の授業はないのですが、大学2年、3年生になると、土日にインターンを入れる人が多くなります。
筆者も大学2年生からインターンを行っています。高校生の皆さんは「インターン」という言葉にあまり馴染みがない人も多いと思います。
いずれインターンをするであろう皆さんに向けて、インターンの紹介も兼ねて、「私の休日の過ごし方インターン編」をお伝えします!
休日であろうと早起き
インターンが始まるのは、朝の9時。そのため7時には起床します。7時に起床した後、朝の支度をしているとあまり時間がありません。
そのため、インターンがある休日は前日から勝負が始まっています。
前日にスーツとワイシャツにアイロンをかけ、革靴を磨きます。私が行っているインターンは人と接する事が多いので、このような準備が必要です。
高校で学校指定の制服がある人は、制服を毎日着ると思いますが、自分でアイロンがけをしている人は少ないと思います。
しかし、大学生になり一人暮らしをするとそうはいきません。
ワイシャツやスーツのアイロン掛けをはじめ、身の回りのことを自分で行わなければなりません。
当然といえば当然ですが、大学生になっていざ始めると難しく感じます。大学生になってから困らないように、今のうちから自分のことは自分でやるようにしてみましょう。
それはきっと将来の自分ためにもなりますし、親から褒められることも間違いなしです!
インターン先へ出社
身だしなみを整え、ネクタイを締めたら家を出発します。インターン先のオフィスは渋谷。休日は出勤する人が少ないと思いきや、この時間帯は多くのビジネスマンがいます。なんとなく休日出勤の感覚を味わいながら、渋谷へと向かいます。
オフィスに到着しました。9時より少し前に出社して、タイムカードを切ります。荷物の整理などしていると、あっという間に9時になり朝礼が始まります。
社員やインターン生が輪になって今日の抱負を宣言します。
小中高でいう「朝の会」みたいなものですね。呼び方の違いはあれど、毎朝授業が始まる前に、先生から連絡事項が伝えられた時間があったと思います。社会人になったら、一日の始まりに情報共有や抱負を述べたりなど、一日を有意義なものにするための時間をとることの重要性を感じます。
朝礼が終わったら、それぞれ業務に移ります。私の業務は、マーケティングや企画運営など、商品をどうしたら売ることができるかや、イベント等の運営を行っています。
インターンとは何か、薄々気づいている人もいるかもしれませんが、業務内容は社会人とほとんど同じことを行うといっても過言ではありません。つまり「インターン」とは、社会人の仕事を体験できるものという定義付けがあっていると思います。
もちろん完全に同じではありません。インターンのほとんどは時間給労働ですし、インターンへのコミット度合によっても変わりますが、権限と責任も少ないことが多いです。
しかし、学生のうちから社会人の仕事に触れる機会というのはとても貴重で、実際に社会人になってからのスタートダッシュにもなります。
また、インターンを行うことによって、各業種に対する漠然としたイメージが具体化されるので、いざ就活になり業種選択の場面で、より自分にあった業種を選択することができます。これにより、漠然とした興味で入社した企業が自分に合わずに数年もたたずに辞めるなんてケースも起こりにくくなります。
インターンはアルバイトに比べ、企業で実際に働いたり権限や責任も伴う分、通常のアルバイトよりも始めるにあたっての敷居は高いと思います。しかし、どうせ同じ時間を使うなら、インターンに挑戦してみてもいいかもしれません。
多種多様なインターン先のリアル
インターン先の業種は幅広くあります。コンサルティング、プログラミング、営業、メディア運営、ライターなど、選ぶのが大変なほど多岐にわたります。
きっと皆さんが興味を示すインターン先も多くあるはずです。
さて、私の業務の話に戻ります。企画書を作ったり、同じインターン先の学生や社員さんとの会議が主な業務内容です。インターン生を雇っている企業は風通しが良く、学生の意見や企画などが、しっかり反映されるので、とてもやりがいを感じることができます。
ここで筆者から皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、高校生のうちにWordやExcel、PowerPointをしっかり学ぶということです。
無理して勉強しろということではありません。中高のパソコンの授業をしっかりと受けて、一通りの使い方を覚えておくと、大学生になってから大きなリードなります。
中高で教えてくれる知識があれば、インターン先や、大学の授業などで困ることは格段に少なくなると思います。ぜひ意識的に学ぶことを心がけてみてください。
業務は上記のような企画書作成や社内会議が主ですが、一番緊張する場面は、他の企業との会議や打ち合わせです。
ただでさえ初対面の人との接触の場面で緊張が大きいにもかかわらず、言葉遣いや立ち振る舞いもより徹底します。しかし、今堂々と打ち合わせをしている社会人の方々も最初は緊張するものです。
こういった心への負荷が、自分を成長させるにあたって重要であると実感しています。
高校生のうちにもイベント等で他校の生徒や地域の方々と交流の機会があるかもしれません。とても緊張する場面だとは思いますが周り力を借りて、この機会を活用しましょう。
やっと来る自由時間
業務が一通り終わって終業時刻は17時。勤務中はずっと張り詰めているので、ここにきてやっと肩の荷が下ります。
ここから大学の作業スペースや図書館に向かいます。疲れた時は雑念が生まれにくく、作業や勉強、読書が捗るからです。
皆さんはどうでしょうか?もし同じ感覚を共有出来たらとても嬉しいです。
大学の施設は夜22時までやっている場所が多いので、インターン先をでたら、家に帰らず、そのまま図書館に直行します。一度帰ってしまうと絶対に寝てしまうので笑
ワセメシを堪能
ある程度勉強や、読書をした後22時頃に図書館出ます。この後は、お待ちかねの晩御飯です。22時ともなると普通の飲食店は閉店していることが多いですが、早稲田は違います。
さすがは学生の街といったところで、22時以降でも開いているお店がたくさんあります。早稲田の飲食店のことを早稲田生は「ワセメシ」と呼びますが、ワセメシの真骨頂は麺類にあります。つけ麺から油そば、家系ラーメン、いずれも強いインパクトを持っており、食べ盛りの大学生にはぴったりです。
インターンがあった休日は決まって、早稲田に住んでいる友人を誘って、麺を食べに行きます。
たくさんある中で、私のおすすめは、「武道家」というラーメン屋さんです。スタンダードのラーメンは700円程度と、非常にコスパがよく、味が濃くて、量も多い、まさに学生飯の定番と言えます。
私がいつも頼むのは500円のミニラーメンに50円の無限ライスです。濃厚なスープには麺も合うのですが、やはり米が食べたくなります。ライスはお代わりし放題なので、満腹になるまで食べつくします。
早稲田の麵屋は価格が良心的なのにも関わらず、量が多いという、高コスパのものばかりです。皆さんも大学生になったら、またオープンキャンパスなどで早稲田を訪れた時は、ぜひ寄ってみてください。大満足間違いなしです。
時間を使いこなせ!
お腹いっぱいになった後は、そのまま帰宅します。疲れた体に鞭を打って、着ていたスーツをしまい、風呂に入り、寝る支度を整えます。
しかし、このまま寝てしまっては、せっかくの休日がもったいないですし、まだ息抜きが足りていないと思いませんか?笑
私はシェアハウスをしており、友人と住んでいるので、こういった日は夜に映画を見るのが日課です。
シェアハウスの友人は、日本人がいるのはもちろんのこと、アメリカ人や、中国人もいます。こういったケースは別にとても珍しいことではなく、大学生の中にはシェアハウスをしている人、寮に入っている人は、一定数います。
私のシェアハウスは民営のシェアハウスですが、早稲田大学系列の国際学生寮もいくつかあるので、気になる人はチェックしてみてください。
留学で日本に来ている外国の学生は、日本語も話せるケースが多く、英語に自信がない人でも、日本語と英語の両方を駆使しながら日常生活を共に送ることは意外にも簡単です。
筆者も、高校生までは英語にはあまり触れてきませんでしたが、高校までの英語で日常会話はすることができました。
各々が自国の映画をお勧めしあい、毎週1作ずつ見ていくのが、私が今住んでいるシェアハウスの決まりです笑
日本人の私が触れる映画というのは邦画がメインで、たまに和訳された洋画を見る程度ですが、外国人が身近にいると、それ以外の作品にも触れる機会が格段と多くなるので、国際的な環境に自分の身を置くというのは、とても価値があることであると感じています。
家で友人と一緒に感想を言いながら見る映画もまた乙なものです。
パソコンの小さな画面を複数で見るという少し窮屈なものになりますが、それもまた大学生時代にしかできない貴重な経験であると感じています。
私の場合は、棚にパソコンを置いて高さを調整してみています笑
みなさんも大学生になったら、是非シェアハウスを検討してみてほしいです。
▶シェアハウス以上、インターンがある場合の私の休日をご紹介させていただきました。大学生は自分から機会を探せば、いくらでも忙しくなりうるので、意外と1日何もない休日よりも、インターンやボランティア等がある日の方が多くなります。
たまには1日なにもせずしっかりと休む日も大事ですが、大学生の4年間はあっという間ですので、休日も有効活用しましょう!