皆さん! 早稲田大学社会科学部、通称シャガク、知っていますか?
どんな勉強をしているのか。社会学の勉強でしょ?
いいえ、違います。
今日は私が4年間通っているシャガクについて、存分にお伝えします!
この記事を読むだけであなたも”シャガク博士”に!笑
早稲田大学の資料を請求する!それでは
意外と知らない社会科学部講座! はじまります。
☆この記事がおすすめの人☆
・早稲田志望の人!
・シャガクについてよく知らない人!
・シャガクについてもっと知りたい人
目次
シャガクってなぁに?
ひとことでいうとすれば、✨なんでも学べる学部✨
政治、経済、商学、政治、心理、数学、国際、環境、情報…なんでも学べちゃう学部になっています。
実際、学部のHPにはこのように説明があります。
“早稲田大学社会科学部の歴史は、1966年にさかのぼります。当時大学にはすでに政治経済学部、法学部、商学部といった学部において、社会科学系のそれぞれの専門分野に関する教育が分科された形で行われていました。社会科学部は、そうした社会科学系専門分野を統合的、学際的に一体化したカリキュラムを構築し、学生に社会科学に関する総合的知識能力を修得させ、各界に貢献しうる有能な人材を育成することを目的として、独立した学部として創設されました。”
(早稲田大学社会科学部HP参照 学部概要 – 早稲田大学 社会科学部 (waseda.jp))
ちょっと漢字多すぎて、???ですね。すみません。
要約すると、
いろんな学部を組み合わせて、総合的に学ぶことを目的に作られた学部
となります。
私がシャガクを選んだ訳
私とシャガクの出会い、それは私にとって人生で初めての一目惚れでした。
私は高校2年生の夏休み、大学説明会を回る中でこんなことを思っていました。
”政治も経済も法律も面白そう!!どうしよう……決められない…”
そんななかであったのがシャガクでした。
前述の通り、なんでも学べる学部。
全部勉強してみたい!と思っていた私にはぴったりの学部でした。
学部の説明を受ける中で、すぐに惚れた。絶対ここの学部に合格しようと強く思ったのをよく覚えています。
そこから偏差値を30あげて、シャガクに合格するまで、猛勉強の日々が始まりました。私の受験体験記はまたいずれあげますね。
そんなかんなで2018年早稲田大学社会科学部合格。そして進学。
ここからは、現在に至るまで4年間通い続けた私からみたメリットとデメリットをお話しします。
シャガクのGood Point!
自分の好きな分野・テーマと出会える
高校時代には存在すら知らなかった学問に出会えます。
私も実際高校の時には知らなかった環境学・開発学に出会い、今はそこを中心に学んでいます。
逆に高校のとき興味をもっていた経済学はとっても苦手で頓挫しました。笑
経済学部に進まなくてよかった、と心から思います。
多側面から学べる
具体的にどういうことか、実際私の学んでいる開発学を例に考えてみます。
開発学はひとことでいうと“多種多様な側面から開発について考える学問“です。
どういうことか詳しく説明すると…
そもそも開発とはなにか。
経済的に豊かになること!をいうイメージがあるかもしれませんが…
実際には、開発は貧困だけでなく、ジェンダー格差、環境問題といった社会課題も関連しています。
その解決にはなにが必要でしょう?
お金は必要ですよね。あとは教育。政治。技術。
“どうしてその問題が起きているか?”と考える社会学的なアプローチも必要だし、“そもそも何が起きているか?”現状を知るための自然科学からのアプローチも必要です。他にも何が必要か、あげたら切りがありません!笑
シャガクは前述したとおり、なんでも学べる学部!一つのテーマに対して、一つの学問に偏ることなく様々な側面からのアプローチを学べることで、知見をぐっと深めることができます!
楽に卒業できる
シャガクには実に多くの楽単※が存在します。オンライン授業となっている今、1500文字レポートを一つ提出するだけで単位がとれる科目もあるとかないとか…
さらにシャガクではゼミが強制ではありません!ゼミに入らなくとも卒業できる、ということは地獄の卒論を書かなくとも卒業できる!ということです。
卒論というのはそれだけで貴重な四年生の2-3か月を余裕で奪っていくほど大変なものなので、それがない!というのはとっっっっっても楽です。
こんなに楽な学部だからこそ、シャガク生は“シャガクズ”といわれるとか。
※楽単:楽に単位がとれる科目のこと。大学は授業を受けもらえる単位の累計で卒業できるかが決まります!
シャガクのBad Point!
深くは学びにくい
幅広く学べる一方で、深くは学びにくいというデメリットもあります。
シャガクに入り、学びたいことをみつけてそれを突き詰めていっても、卒業前にそこに関連する授業をすべて取得してしまい、とりたい授業がない!となってしまう可能性があるということです。
学びたいことが決まっているのであれば、その学部に行く方が深く学べます。
たとえば法学を学びたい、とすると、法学部のほうが深く法について学べるよ!ということです。
何も身につかない危険性あり!
シャガクはほとんどが自分で選択してえらぶ授業です。必須の授業が少なく、なにを学びたいかにあわせて好きな授業を選ぶことができます。
ただし、これを選ぶ際に、自分が学びたいことを考えずに、楽単ばかり取ってしまうと、授業ごとにばらばらのことを学ぶことになり、結局大学4年間なにも身につかずに終わってしまいます。
そしてシャガクにはそういう人が多いのが現実です…
学ぶために大学に行くのであれば、シャガクの学びを得るには、“自分自身が何を身に着けたいのか”を考え、楽単の誘惑に負けず自分を律することが必要です。
友達ができにくい
選択授業が多い、ということは授業を一緒にうけるメンバーが授業毎に違う、ということでもある。
それゆえ圧倒的に友達を作る機会が少ないです!サークル・部活・ゼミなどに入らない限り友達0の学生生活になります!
実際サークルにもゼミにも所属しなかった私が、在学中友達になれたのは2人……(安心してください!学外には友達います笑)
シャガクこういう人に おすすめ!
学びたいことが決まっていない人
今高校生で何を学びたいかわからない!という人には強くおすすめします!
大学での勉強は中高とはうって変わるものも多い。だからこそいろいろなことを学ぶチャンスがあるのは、学びたいことが明確になっていない人にはいいことだと思います◎
実際私の高校時代の友人に心理学部に進んだものの、入学後1か月で“心理学興味ない”“やめたい”となっていた子がいました。
そのようなミスマッチが怖い人にもなんでも学べるシャガクはおすすめです!✨
勉学以外に力をいれたいことがある人
卒業簡単!ということで、学業以外に時間を多く割くことができます!
私は学生時代に競技留学・ガチアルバイト・長期インターン・海外ボランティアなど多くのことを経験できました!
大学時代、勉学以外にサークル・部活・留学などに力をいれたい人はぜひシャガクへ✨
シャガクやめとき、って人
将来の夢が決まっている人
将来の夢が決まっている人… 弁護士・公認会計士・医者・看護師などなど…
ちゃんと夢をかなえるのに必要なことを専門的に学べる学部に行きましょう。
法学部受からなかったから、シャガクでいいや…と選択すると、だいたい周りに流されて、気がついたら夢をあきらめていることになります。笑
常に友人と一緒にいたい人
ぼっちとかマヂムリ…友達いないとか死んじゃう…という連れションタイプにはシャガクはおすすめしません。笑 死んじゃいます。
まとめ
シャガクとは…
- なんでも学べる学部!
- 楽に卒業できる学部!
- 選択授業が多い学部!
- 友達できにくい学部!
といったところでしょうか。
もしこの記事で少しでもシャガクいいな!と思ったら、志望校のひとつとして検討してみてください!✨
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