立教大学、池袋キャンパスの学食といえば「ハリーポッターに出てきそうな学食」を想像する人が多いと思います。
たしかに、あのおしゃれな建物は立教大学の代名詞といっても過言でないくらい有名で人気です。
しかし、実は池袋キャンパスには学食が4つあり、それぞれ異なるテイストの料理が食べられるんです。意外と知らない人が多いんですよね。
本記事では、現役立教生のわたしが、学内の4つの食堂を徹底比較し、さらに立教生御用達の池袋グルメスポットをご紹介します!
記事の最後には、現役立教生(同級生や先輩)に聞いた人気メニュー&好きな学食ランキングも載せているので、最後まで是非お楽しみください!
目次
1.第一食堂

まず最初にご紹介するのが、1番有名な「第一食堂」。立教大学といえば!のあの学食です。
某ハリーポッター食堂とも言われています。
第一食堂は、立教大学池袋キャンパスの中心部に位置し、歴史的な建築と広々とした空間が特徴です。
少し暗めの照明、そして洋風な建物の雰囲気は第一食堂ならでは。
一番歴史がある学食です。
メニューは丼ものから麺類、定食までバリエーションがとても豊か。安いメニューはカレーとうどん。300円出せば食べられます。
逆に、「シェフのおすすめ」という名前の、学食にしてはちょっとお高めのメニューもあるんですよ。名前の響きがおしゃれでいいですよね。
よく立教大学は休日にOBOGや高校生、一般の方向けのイベントを開催しているのですが、やはりそういった訪問者はみんな第一食堂にこぞってやってきます。
平日も一般の人向けに解放されているので、意外と学生以外にも、大人の方のお客さんや、子連れのお客さんも見かけたりするんですよ。
また、どうやら教職員の方からも愛用されているみたいです。

筆者だにえるのおすすめメニューはカレーうどんです。
第一食堂のカレーうどんは、多くの学生に愛される定番メニューです。
普通のうどんよりも50円高いですが、だいぶゴージャスな味わいになります。心なしかカレーうどんの方が、普通のうどんよりもおなかにたまるような気もします。
私は第一食堂のカレーはそんなに好きではないのですが、カレーうどんは第一食堂を訪れる人全員におすすめしたいです。普通のカレーの方は150周年記念でグッズ化されているみたいですが、グッズ化するならカレーうどんにしてほしいです。
・・・いや。第一食堂のカレーがあれば、それをうどんに入れれば第一食堂のあのカレーうどんが再現できるってことですよね多分。
さすが立教大学そこまで見越して・・・!
第一食堂への訪問が難しい人はネットでも売ってるみたいなので、ぜひチェックしてみてください。
<雰囲気と設備>
第一食堂の内装は、伝統的な雰囲気を持ちながらも清潔感があり、落ち着いた空間となっています。大きな窓から自然光が差し込み、落ち着いた開放的な雰囲気が漂います。4月から7月くらいまでの春学期期間は新入生が殺到こともあってなかなか席がとりにくい時間帯もありますが、土曜日や秋学期からは人が少なくたいていいつ行っても席をとることができます。
<営業時間>
第一食堂の営業時間は、平日は午前10時30分から午16時までとなっています。
土曜日は午前10時から午後16時まで、日曜日は定休日です。
学期やイベントにより変更される場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
時々留学生のウェルカムパーティーや、部活等の貸し切りイベントが定期的に開催されて、来場者無料の食事が提供されるんですよ!
在校生や、立教大学に進学予定の人はぜひ、ホームページやメールなどで告知される第一食堂のイベントを定期的にチェックしてみてください!
2.第二食堂

第二食堂は、池袋キャンパスの9号館1階にあります。
第一食堂よりは大きさも小さいものの、メニューは豊富で根強いファンがいるのが特徴。端っこの方の席では軽音サークル(?)の人たちが良く楽器を弾きながら話し合いをしています。
第二食堂の特徴は、麺類・パスタ系・ボウル系のメニューが豊富なところ!
比較的おしゃれなメニューが多く、筆者の周りの女子から人気です。
ちょっとした軽食も食堂内で販売しています。アイスや飲み物などです。
おすすめメニュー:
第二食堂のおすすめメニューは、パスタ系のメニューです。毎日異なるメニューが提供され、栄養バランスの取れた食事を手軽に楽しむことができます。
麺類やパスタ系・ボウル系のメニューが主流ですが、和食や洋食、中華などもあり、バリエーション豊かなメニューが魅力です。
<雰囲気と設備>
第二食堂は、第一食堂に比べてモダンでカジュアルな雰囲気が特徴です。
明るい色調のインテリアと開放的なレイアウトが、学生たちのリラックスした時間座席数も十分にあり、グループでの利用にも適しています。
お昼時以外はたいてい空いているので、私は課題の消化や友達との雑談等にもよく使います。
<営業時間>
第二食堂の営業時間は、平日は午前11時から午後8時までとなっています。土曜日は午前10時30分から午後14時までで、土曜・日曜・祝日は休業です。(土曜は食堂自体は開いていますが、その場でご飯を買って食事をすることができません。
私もよく土曜授業の日に間違えて行ってしまいがちです(笑)
気を付けてください。
レストランアイビー

5号館の1階にあるレストランアイビーは、池袋キャンパスにある食堂の中でも特に学生や教職員に人気がある食堂です。
レストランアイビーの特徴は、なんといってもリーズナブルでとってもおいしい定食メニューが豊富なことです。
池袋キャンパスの中で1番おいしい学食ともいわれて言われており、立教生の中で評判です。
メニューは日替わり定食、からあげ定食、生姜焼き定食などといった定食メニューの他に、ラーメン・うどんなどの麺類、丼ものなどのメニューもあります。
定食は500円でご飯、主菜、お味噌汁の3点セットを食べれてしまうので、かなりお得です。最も健康的なメニューが多い食堂でもあると思います。
あと、アイビー内の奥の方にはパン屋さんがあり、揚げパン等の少し珍しめでおいしいパンも食べられます。揚げパンなんて私は中学校の給食以来食べてなかったので、初めて見つけたときは超テンション上がりました。
おすすめメニュー: アイビーランチ
アイビーランチは、メインディッシュにサラダ、スープ、デザートがセットになった贅沢な日替わりランチセットです。
日によって主菜が変わり、季節の食材を使用したメニューは、味だけでなく見た目も華やかで、特別なランチタイムを演出します。
時々企画メニューや、外のお店とのコラボメニューがあり行くたびにわくわくできます。
ちょっとしたおやつやアイスの自販機があるので、がっつり食事をしたくない時でも利用できます。
私はよく友達と課題をするために食事時以外も利用するのですが、リラックスするためにアイスを食べたり、グループワークではジャン負けでお菓子おごりゲームをしたりと、ちょっとしたコミュニケーションのきっかけになっています。
<雰囲気と設備>
レストランアイビーの内装は、THE・食堂といったフードコートのような雰囲気が漂います。
テーブル席のほか、カウンター席もあり、一人でも気軽に利用できます。パソコン用の電源もあるので、課題に集中したいときにピッタリです。
とにかく席の数が多いのですが、やはりおいしくてリーズナブルだからかお昼時は激混みです。
多分1番混んでる学食だと言えると思います。
<レストランアイビーの営業時間>
レストランアイビーの営業時間は、平日は午前10時から午後16時までのランチタイムのみの営業となっています。
土曜・日曜・祝日は休業です。こちらも第二食堂と同じく、土曜日は営業していないので、気を付けてください!
食事を買うことはできませんが、スペースだけは開放しているので、自習などに使うことができます。
特別なイベントや学内行事により営業時間が変更される場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
東京ハラルデリ&カフェ(旧:山小屋)

東京ハラルデリ&カフェは、部室がたくさんある14号館の2階にあり、カレーなどのメニューが提供されてるレストラン(学食)です。
以前は山小屋という名称で別のお店があったみたいですが、今はこちらのお店にリニューアルされています。
ハラル認証を受けた食材を使用した料理を提供しており、ムスリムの学生や教職員にも配慮した食堂なのが特徴。それだからか、留学生を多く見かけます。
メニューは、カレー・ナンおよびライスのセットや、ロコモコ丼・ガパオ丼等の海外風丼ものが主流です。
ナンは出来立てのものを食べることができ、とても柔らかくておいしいです。
ライスは「サフランライス」と呼ばれる黄色いライスで、本格的です。
おすすめメニュー: カレーナン1種セット(カレーはキーマ)
このセットは、スパイシーなキーマカレーと焼きたてのナンがセットになった一品です。お値段なんと450円!
ハラル対応でありながら、本格的なインドカレーの味わいを楽しむことができます。
ボリュームも適度で、ランチタイムにぴったりです。テイクアウトもできるのですが、他の食堂でみんなご飯を食べているときでもわざわざハラルでテイクアウトして食べるくらい好きです。
比較的すいている上、営業時間が1番長いのでよく筆者も利用します。
店員さんたちは全員インドやバングラデシュなどそっちの方から来たであろう人ばかりで、たまにスマホで電話していたり、音楽を流しながら談笑したりしています。
この緩い感じの雰囲気も好きですね。ワークライフバランス保てていて(?)
たまに営業時間より早めに追い出されることもあります。
<雰囲気と設備>
東京ハラルデリ&カフェは、明るい日が良く入る、落ち着いた雰囲気が特徴です。
店内は清潔感があり、ムスリムの学生だけでなく、さまざまな国籍の人々が訪れるため、国際色豊かな空間となっています。留学生からも人気です。
営業時間が長いため、授業のグループワークでもよく利用されます。
部室棟にあることもあってサークルの休憩時間などに訪れる学生も少なくありません。
<営業時間>
東京ハラルデリ&カフェの営業時間は、平日は午前10時から午後19時まで。土曜日は午前10時から午後15時まで、日曜・祝日は休業となっています。
提供されるメニューは日替わりのものもあり、リピートしても飽きがこない工夫がされています。
カレーは基本5種類から選べます。チキンカレーは野性味の感じられるワイルドなチキンが入っており、野菜カレーは具沢山でゴロゴロ大きめの野菜が入っています。筆者がお気に入りなのはキーマカレーなのですが、ほとんど液体で、ひき肉が少し入っている程度なので、多くの日本人が想像するものとは少し違って面白いです。
気になった方はぜひ行ってみてください。
日比谷松本楼 セントポール会館店
学食というくくりには入らないかもしれませんが、校内にあるレストランです。
ランチだけ営業をしており、オムレツやビーフカレー、ハヤシライスといった洋食メニューが提供されています。ワインやビールなどのアルコール飲料も提供されているんです。
学生はもちろん、教職員や卒業生からも愛されるレストランです。
ランチにしては少し値段が高級目なので、どちらかというと特別な日や、大人向けのレストランなのかもしれません。
2階は宴会場になっており、特に卒業生からも愛されているそうです。
50人に聞いた!立教生の人気学食ランキング
周りの現役立教生に好きな学食アンケートをとってみました。
結果は、
1位:レストランアイビー
2位:第一食堂
3位:第二食堂
4位:東京ハラル・デリアンドカフェ
となりました!
アンケートを取っていた当初は第一食堂が人気なのかなーなんて思っていましたが、ダントツでレストランアイビーが人気でした。
やっぱり一番おいしいと言われるだけありますね。ボリュームも味も、メニューのバリエーションも全要素網羅しています。
東京ハラル・デリアンドカフェが意外と人気低いのは予想外でしたが、これはアンケートに答えてくれた人の多くが、あまりサークルに所属しない傾向がある経営学部だから、といった要因もあるのかもしれません。
東京ハラル・デリアンドカフェがあるのは部室棟がある場所なので、部活やサークルにいそしむ学生からは人気があるんですよ。
立教生御用達?池袋キャンパス近くのレストラン
池袋といえば、駅内や東口の方にたくさんレストランや個人店があるので有名ですが、池袋キャンパスがある西口にもたくさん素敵なお店があるんです。
今回は立教生が特に好んで食べに行く、リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられるお店、「セントポールの隣」をご紹介します。
セントポールの隣り

セントポールの隣とは、立教大学の正門を出てすぐ隣にあるレストランのことです。
立教大学は、別名セントポールユニバーシティとも言われており、立教大学のすぐ隣にあることが名前の由来だと考えられます。
メニューが豊富で、ハンバーグ、かつ丼といったボリューミーながっつり系メニューから、トーストやサンド、ケーキといった軽食・デザートも取り扱われています。
このセントポールの隣、すごいのが、大学の授業の時間を気にしてくれたり、留学生用にちょっとしたメニューの工夫をしてくれるんです。
何度か私も利用したことがあるのですが、お昼時に来店したときは、「3限授業ありますか?」とメニューを注文するとき、授業の時間を気にしてくれていたんです。立教生が多く利用することもあって、そういった気遣いをしてくれるのがすごくありがたいですね。
また、留学生を連れて行き、名物の「白いかつ丼」を注文したときは、かつ丼の上に載っていたとろろを別の皿に移した状態で持ってきてくれました。
とろろって日本人でも好き嫌い分かれますし、留学生ならなおさらですよね。
そういった心遣いも、立教生や留学生から愛される理由の1つです。
名物:白いカツ丼
セントポールの隣りの名物・定番メニューは「白いカツ丼」。芸能人のマツコ・デラックスさんに絶賛されたそうです。でかでかと店内に書かれていました。
白いかつ丼は、通常のカツ丼の上に白いとろろが載った一品です。
カツととろろの相性はよく、ご飯も絡めて飲み込めます。
<店の雰囲気>
昔ながらの定食屋の雰囲気を持ちつつ、どこかアットホームな空間。
店内はそれほど広くありませんが、学生でにぎわい、活気があります。
リーズナブルな価格でお腹いっぱいになれるため、お昼時や夕食時は混むことも多いです。
窓にはたくさん立教大学の部活やサークルの大会や発表会告知のポスターがあり、立教生を全面応援してくれています。
少しレトロで落ち着く店内の雰囲気は、映画や小説にも出てきそうなTHE・大学生のたまり場といったもので素敵です。
<営業時間>
セントポールの隣りの営業時間は、平日は午前10時30分から午後21時まで。夜遅くまで営業しているため、授業終わりやサークル活動後にも立ち寄りやすいのが魅力です。
しかし、定期的に立教大学内のゼミや、サークル・体育会等で貸し切りの日があるので、お気を付けください。
まとめ
立教大学池袋キャンパス内には、個性豊かな4つの学食と1つの高級めなレストランがあり、それぞれが異なる魅力を持っています。
伝統的な学食の雰囲気を楽しめる第一食堂、おしゃれなメニューが魅力の第二食堂、リーズナブルかつ健康的な食事を楽しめるレストランアイビー、ハラル対応で留学生人気も高い東京ハラルデリ&カフェ、少し贅沢をしたいとき、宴会向けの日比谷松本楼 セントポール会館店。
学生や卒業生たちのニーズに応える多彩な選択肢がそろっています。
また、キャンパス周辺には、立教生御用達のグルメスポットも多数。特に「セントポールの隣り」の白いカツ丼は、一度は試してみる価値がある逸品です。
立教大学の学食は学生でもOGOBでもない、一般の人も利用できます。
池袋エリアは飲食店の選択肢も多いですが、立教のそばに用事がある人は学食と併せてお気に入りの店を見つけてみるのもおすすめです。
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