【大学紹介】筑波大ってぶっちゃけどうなん?

本ページはプロモーションが含まれています

皆さんこんにちは!筑波大生のあでりです。

4月から新入生が大学キャンパスに続々と増え、春だな~と思っていたらもう5月になりますね。進級した実感が全くありません…。

この時期、「進級したし、ちゃんと進路考えないとな~」と思う高校生も多いのではないでしょうか。そう思えているアナタは偉い!

「周りに認められる良い大学に行きたい!」と思って何となく偏差値のレベルだけで大学を選んでしまう高校生が少なからずいます。ただ、入ってから大学の雰囲気が思っていたのと違くて周りとなじめず、退学したい…なんてことになりかねないので注意が必要です!

「良い大学」とは、必ずしも偏差値の高い大学ではありません。アナタのやりたいことがやれる大学なのです。

さて、大学選びが大切だという話でしたが、私の通っている筑波大学について参考までにこの記事で語っていこうと思います。大学を知るには大学のオープンキャンパスに行くのがベストですが、正直そういう場では大学の魅力しか語られないので、ここではしょうもないことからぶっちゃけたことまでパンフレットには載っていなさそうなことに触れていくつもりです。なので、まずは大学のパンフレットで「公式」の情報を見てから、この記事を読んで頂けると良いかなと思います。

筑波大学の資料を請求する!

筑波大学の学生の雰囲気

つまらない答えを言えば、「いろんな人がいる」というのが一番正解に近いです。でも、これでは伝わらないのでいろんな人というのはこんな感じというのを書いてみます。あと、私は全筑波大生に会った訳ではないのでもちろん偏りがあることはご了承ください…。あとどうか筑波大生の皆さん気を悪くしないで…。

7割は所謂「大学生」

表現が非常に微妙ですが、高校生の方が思い描いている大学生像の大学生だと思って下さい。女子なら髪の毛を茶髪に染めていて、化粧もしっかりしていて、ためにスタバでお喋りしてて…みたいな。男女ともに勉強もそこそこ頑張るけど、ちゃんと遊んで大学生活満喫したい!という感じでしょうか。そういう方は他の大学同様うちの大学にも大勢います。

3割はちょっとおとなしめの人

こちらも表現に困りますが、真面目な人というべきでしょうか。Twitterにすごく浮上している人とかです。友達とワイワイというよりは少人数で行動している方が好きな人。

(余談ですが筑波大は一人暮らしの寂しさからかTwitterに浸る人が沢山います。Twitter上で情報が飛び交うので、大学の講義の情報もなどもTwitter経由で手に入れることが多いので、もはや1つの情報収集ツールとして必須アイテムになってます。)

7割と3割でここにカーストみたいなものが存在していると思われると嫌なので言っておきますが、私の大学において少なくとも私の学科ではカーストは存在しません。普段一緒にいることが多い人としてある程度のグループはできますが、それ以外の人と話す機会があれば全然話します。

また、以前全学向けの授業を受けていた時に教授が言った言葉も参考になるかもしれません。その教授はたしか筑波大と東大で授業をしている方で、こんなことを言ってました。たぶん。

「東大の大学生も筑波大の大学生も頭の出来はほとんど同じだよ。でも東大の学生は謎の自信に満ちた顔をしてるんだよねー。筑波大生はみんな純粋な目をしてるよね。」

これが真実かどうかは知りませんが、少なくとも教授にはそう見えたのでしょう(笑) 筑波大生は素直な子が多いというイメージがあるようです。

繰り返しになりますが筑波大は学類もかなりありますし、学生の数も1学年2000人はいるので本当に色んな人がいるんです。意識が高くて早期から研究室に入る子もいれば、単位を落としまくっている人もいます。その中で自分に合う雰囲気の同期と巡り合えるかは、ある程度運だと思います。

筑波大学に入って良かったこと

色んな授業が受けられて楽しい

専門ばかり時間割に詰め込むと流石に飽きるので、専門とは関係ない科目を取るのは思考が良い意味でリセットされて個人的にとても良いことだと思ってます!

筑波大学は、文系理系のみならず芸術系の学部や体育系の学部までそろっている総合大学です。

なので、筑波大学に入ると基本的にどの学部の授業でも受けることができ、かなりの数は卒業単位にもなります。他学部の学生が履修してもついていけるような初心者向けの講義もたくさんあるので、私も1年生の時に他学部の授業を取りまくりました。私の専門は生物学ですが、国際学の授業や留学生向けの日本語教育の授業は、生物学では身に着けられないような考え方や知識がつけられてとても良い刺激になりました。

また、大学も多様な専門性を活かし、専門分野と専門分野を融合させた学際的な講義・研究もさかんに行われています。私も学科のコース選択で「人間生物コース」というコースに進んだので、医学系の先生が開いている授業を勉強できています。(人体に興味があったけど血が無理すぎて医者は無理!と思った私には学問として医学が学べるという意味でピッタリのコースでした。)

「専門分野だけ勉強するのはなんか嫌」と思っている方や、「なるべくたくさんの分野のことが知りたいな」と思っている方にはピッタリなのが筑波大学なのです。

学食がそこら中にあって毎日選びたい放題

大学に入ると高校の同級生で「学食混みすぎしんどい」的な発言をよく耳にしますが、うちの大学には無数に食堂があり全然へっちゃらです。

スタンダードな食堂からパスタ屋、ラーメン、うどんそば、エスニックまでなんでもあります。たまにキッチンカーも出没します。しかも値段もお手頃。数えてみたら、なんと20以上もお店がありました。1つの大学に20以上お店が入っているって、単純にヤバくないですか?

先生と生徒の距離が比較的近い

これに関しては他大学の事情がよく分かっていないのですが、先生と気軽に話せるところが個人的に気に入っています。私の学科は20人単位のクラス制がとられていて、1クラスに担任の先生が1人つき何でも相談に乗ってくれます。大学生のクラスなんて先生も愛着無いんだろうな~と思っていたら、クラスの生徒のプロフィール帳を作って名前を覚えようとしてくれていた先生がいるという話を聞いてめちゃめちゃほっこりした記憶があります。

他にも授業の先生に気軽に質問しに行けるところや、「こういうことがしたい」と熱意をもって伝えれば大概のことに協力してくれるところがすごくステキだと思ってます。

この前も私がサークルで立てた企画で「研究室の取材に協力してくれませんか?」と特別顔見知りでもない教授にメールをしたところ、「良いですよ!」と快諾して頂けて「なんて良い教授なんだ、なんて良い大学なんだ!!」と感動してしまいました。

筑波大学に入って悪かったこと

必然的に一人暮らしを強いられる

地元の場所によりますが、筑波大学は交通の便が悪いので電車通学がしにくく、大学周辺のアパートや宿舎に入る人が多いです。現に、家から通学している人は全体の1割程度しかいなかったと思います。

私も最初の1年は東京から電車通学をしていたのですが、電車やバスの乗り換えが多く片道2時間かかるということで2年生の頃から1人暮らしを始めました。1人暮らしは自立のために良いことだと思ってますが、やはり寂しいし家事を全部自分でやるのが大変なので、その点若干地方大を選んだことを後悔しています。

1人暮らしのことを書いた記事は以下のリンクから過去の私の記事に飛べます。詳しく知りたい方向けですが良かったら読んでみて下さい。

遊び場とバイト先の候補が限られる

先程言ったように、つくばは交通の便が悪いので、周りに遊べる場所の候補があまりありません。いい感じのカフェとかショッピングモールはあるのですが、行ききれないレベルにあるかと言われるとそこまで多くはないです。

また、バイト先も同様の理由であまり候補がありません。塾講師、飲食、アパレルなど業種はそろっていますが結構限られているのでこだわりが強いと選ぶのに苦労します。

しかし私は理系でまあまあ忙しいので遊びつくせるほどの時間が無いし、バイト先も決まれば問題ないので今の不満度は低いです。

キャンパスが広すぎて移動が疲れる

筑波大学って、たしか日本の大学の広さランキングで2位だった気がします…。とにかく小さい国並みに広いので、時間割を組む時に移動のことを考えなければいけません。そして移動は基本的に自転車。筑波大学において必須アイテムの1つですね。

私の場合1年の時はいろんな分野の授業を取っていていろんな場所で授業があったので移動が大変でしたが、2年以降は専門の授業がほとんどで移動が少なくなったので今はだいぶ楽です。休み時間の15分で次の授業の教室までの3キロを自転車で移動していた時期もありました(笑)

授業内容は面白いんだけどこの人延長癖があるんだよな~みたいな先生は、移動教室ガチ勢にとっては要注意人物。逆に授業を早く切り上げてくれる先生とかは皆から尊敬されます(笑)

不満はあるけど全体的にコスパの良い大学。それが筑波大だ!

いかがでしたでしょうか。筑波大学に2年ちょい通ってきて思うところを語りました。書いてある通り、完璧な大学という訳ではもちろんないですが、校風や学生の雰囲気はすごく気に入っています。

また、最後に入試の話を付け加えておくと、筑波大の入試は偏差値とネームバリューの割に簡単です(少なくとも私が受験生の時までは)。筑波大生の塾の先生が高校生の私に言ったことが非常に印象的だったのでお伝えすると、

「筑波大ってすごくコスパの良い大学だと思う。」

私もこの意見に賛成で、入るのに必要なコストと入って受けられる恩恵を考えると、かなりお得な大学なんだろうなと思います。

もしこの記事を読んで「筑波大気になる!」と思った方は、是非下のリンクから公式HPを見てみて下さい!この記事を読んだ人は筑波大に入れ!とは言いませんが、少しでも進路を考える材料になっていればとても嬉しいです。

https://www.tsukuba.ac.jp/

では、次回の記事でお会いしましょう。それでは!

筑波大学の資料を請求する!
あでり

あでり

筑波大学 生命環境学群 生物学類 大学4年

この記事が気に入ったら
いいね!して応援しよう!

172+

この記事をシェアする