【大学受験】早稲田大・慶應義塾大の日本史を徹底解説・分析

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今回は早稲田大学・慶應義塾大学の日本史について、大学・学部別に解説します。

私が合格したのが、早稲田大学法学部・社会科学部・商学部・教育学部、慶應義塾大学法学部の5つなので、それ以外の学部に関しては、問題演習で解いた時の感覚や、実際に受験した友人の話をもとに解説します。

早稲田大学

政治経済学部

日本史の独自試験は実施されておらず、共通テストの点数を用いながら、学部独自試験として総合問題が課されます。

法学部

配点は40点、制限時間は60分、大問が4つあります。出題形式は、空欄補充、一問一答、正誤判定、時代整序、史料問題など様々な形式で問われます。また、基本的にはマーク式ですが、一部語句記述問題もあります。

特徴は、大問3で毎年出題されている日記問題です。この問題が法学部日本史の中では一番難しいです。史料としてある人物の日記が示されて、内容を読み取り問題に答えていきます。誰の日記かが明記されておらず、それを答える問題や、日記の日付が不明で自分で時系列に並べ替える問題などが、日記問題特有の問題だと言えそうです。

また、語句記述が出てきます。つまり、漢字ミスで点を落とす可能性があるということです。普段から、書かずに覚えることが多いと思いますが、自分が間違えそうな漢字や難しい漢字については必ず書いて確認しましょう。分かっていたのに漢字の間違いで点数を落としてしまうのはとてももったいないです。

大問3が難易度が高く、それ以外の大問でも所々絶対に受験生の知識の中では解けない問題が出てきます。それを鑑みて、目標点は28~30点くらいでしょう。

年によっては簡単ですし、法学部は英語・国語の方が配点が高いので、日本史では差が付きにくいです。とはいっても、絶対に落とせない科目なので確実に点が取れるように演習しましょう。

社会科学部

配点は40点、制限時間は60分です。以前は全てマークシート形式でしたが、2~3年前から、20~30字程度の短い論述問題が出題されるようになりました。

特徴は、問題のレベルが非常に高いです。基本的に正誤問題で構成されていますが、選択肢の難易度が高く、2択にすら絞れないこともあります。また、2つ選びなさいとの指定があり、その場合には完答正解となるので難易度がさらに上がります。

私が印象に残っているのは、相撲についての問題です。日本史では相撲について学ぶことはないので、全く分かりません(笑) こうなると、運に任せて答えを選ぶことになります。

また、全時代から満遍なく出題されます。近代ばかりやって、古代・中世の復習を怠っていると足をすくわれるので注意が必要です。

早稲田の日本史の中では一番難しいのではと私は思います。社会科学部では、国語の難易度が非常に低く、高得点勝負になり、社会は難易度が高くて差が付きにくいです。つまり、勝負を分けるのはやはり英語の出来具合ということになるわけです。なので、日本史は取れる問題で確実に得点して、あとは選択肢を吟味したうえで運に任せましょう。

商学部

配点60点、制限時間60分、大問は6つです。マークシートが基本ですが、法学部同様語句記述や、社会科学部のような短文論述も出題されます。

特徴は、商学部なだけあって、経済に関する問題が非常によく出題されます。特に日本の明治から昭和にかけての経済関連の問題が、大問5,6で一気に問われる印象でした。また、経済は政治や外交と一体のものなので、経済を中心にその周辺の政治、外交についてもしっかり聞いてきます。円安、円高、積極財政、消極財政など経済に関する用語の理解はしっかりしておきましょう。

教育学部

配点50点、制限時間60分です。教育学部は法学部と同じで、マークシートを基本としつつ、数問語句の記述をさせてきます。

特に大きな特徴はありませんが、単純に難しいのと史料問題も出題されます。文化史もいきなり大問1つで問われることがあるので注意が必要です。

教育学部は、英語、国語、社会の配点がすべて50点なので(一部学科は傾斜配点があるので注意)、英語・国語のどちらかで点数が振るわなくても、日本史で高得点を取ることが出来れば、何とかカバーすることが出来ます。ただ、英語・国語の方が点は取りやすいので、まずはその2科目が安定するようにしましょう。

文学部・文化構想学部

どちらも配点は50点です。法学部同様、マークシート、語句記述があります。

この2学部の大きな特徴として、文化史の問題が非常によく出題されます。さらに、作品が史料として出てきて、作品名を答えさせる問題も出題されます。

社会科学部と同様、全時代から満遍なく出題されます。全体として、古代や文化史など手薄になりがちなところから出題されるので、第一志望の人はもちろん、併願学部として、文学部・文化構想学部を受ける人は気を付けましょう。

国際教養学部

政治経済学部同様、日本史の独自試験は実施されていません。

人間科学部

配点は50点です。すべてマークシート形式です。

特徴は、該当するものがない場合は…という文言が問題文にあるため、選択肢を消去法では切ることは出来ません。なので、積極法で解くしかなく、知識が曖昧だと間違えます。

該当なしの選択肢がある分難しく感じるかもしれませんが、他の学部に比べて難易度は低いので、高得点を狙いましょう。

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慶應義塾大学

法学部

配点100点、制限時間60分、大問は4つです。全問マークシート形式です。空所補充が中心で、他にも、正誤判定や時代整序などが出題されます。

特徴は、とにかく難易度が高いことです。

私の通っていた予備校の先生も年によっては私立の日本史で最難関とおっしゃっていました。問われる知識が細かく、用語集の出題頻度が①の用語も普通に出題されます。特に、福澤諭吉とその周辺の人物については毎年必ずと言っていいほど出題されています。時代整序問題でも、選択肢に書かれている内容自体を知らないなんてことがよくあります。

では、こういった細かい用語や知識を覚えないといけないのかというと決してそんなことはありません。難問率は高めですが、それでも早慶レベルの知識を備えていれば十分戦うことができ、70点前後は安定して取ることが出来ると思います。70点以上を取れるかどうかは正直運要素もあり、仮に難単語を覚えていたとしても出題されない可能性は大です。なので、早慶レベルに必要な知識で解くことのできる部分はしっかりと得点して、あとは運に任せましょう。

経済学部

配点は150点、制限時間は80分、大問は3つです。記号問題と論述問題です。国立の論述ほど書く量は多くはないかもしれませんが、一問当たり50~150字書くことになるので、しっかりと対策をする必要があります。

特徴としては、前述した論述形式であることと、地図問題や年表問題が出題されます。年表問題は時代整序問題と大差はありませんが、地図問題に関しては資料集で確認するなどの対策が必要です。

経済学部は英語も英作文が出題され、社会も重めの論述が課され、国立を意識した試験となっています。法学部志望の人が併願で受けれるほど甘くなく、経済学部のための対策が必要なので、経済学部志望の人は早めに行動しましょう。

商学部

配点は100点、制限時間は60分、大問は3つです。マークシートと一部語句記述です。

特に大きな特徴はなく、早慶の日本史の中では易しい部類だと思います。基本的な知識が問われるので、記号問題も語句記述も点を落とせません。

商学部は英語の難易度も他に比べるとそこまで高くないので、英語・社会ともに高得点勝負が予想されるので、日本史で8割前後が取れると安心です。

文学部

配点は100点、制限時間は60分で、大問は5つです。マーク、記述、論述問題の形式です。経済学部と同様に、200字前後の論述問題が出題されます。

特徴は、初見史料問題が出題され、それに付随して論述問題が出題されます。記号問題も、正しい答えはない場合は…という文言があるので、消去法では解けないようになっています。

文学部も、経済学部と同じように英語も論述があるため、個別に対策する必要があるので注意してください。

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最後に

早慶の日本史の勉強をするときに、難しい問題が出題されるからあれもこれも覚えないといけないと思い込んでしまって、非常に細かい知識まで覚えようとして、時間をかけすぎてしまう人がいます。しかし、その覚えた細かい知識が入試で問われるかというと、確率はだいぶ低いです。ですから、暗記は入試で出題され得るレベルにとどめて、基礎的な問題は満点を取るつもりで、難問は潔く諦めましょう。合格する人はこうやってある程度踏ん切りをつけて勉強しています。

日本史はやろうと思えばいくらでも深堀出来てしまう分、時間をかけてしまいがちですが、英語・国語の勉強にその時間をあてましょう。

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ごま塩

ごま塩

慶應義塾大学 法学部

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